お食事遠征 #06. 関西

2008/12/05

パンもやっぱり粉モンです Le Sucre-Coeur (ル・シュクレ・クール) 吹田市

このエントリーも随分前の話しです。

11月23日のことになります。(書いたのは12月9日です)

自分のためのお食事日記なので気にせず記します。






大阪といえばなんと言っても『粉もの』です。

『粉もん』と言う方が良いのかな。

そー言えばコナモン協会なんてありますよね。
(一度、協会の人と出くわしてステッカーを貰ったっけ)



当然、パンも粉モンです。

大阪には驚くほど美味しい店があるので要注意です。




ワタシが好きなのは ル シュクレ クール(Le Sucre-Coeur)というブーランジェ。

2005年の12月以来の再訪問です。

(参照:2005/12/07 『Le Sucre-Coeur (ル・シュクレ・クール)』 大阪






大阪の少し郊外になる岸辺駅から徒歩15分。

大阪に行っても時間的なことからなかなか行けません。




信じられないくらい長い地下道を歩いて行くワケですよ。



Kishibe0203

やっぱり向こう側は見えません。






Sucrecoeur0209



ここのパンは生地が美味しいパン。

派手な演出はない素朴なパンです。

素材が良いのか、しみじみ美味しいです。

手間を惜しまないことも何となくパンから感じます。






この日は

パン・ボジョレー

クレーム・オ・ブール


Sucrecoeur0392

パン・クール




Sucrecoeur0355

マンダリン・マロン

シャンピニオン

ラルドン



Sucrecoeur03555

パン・オ・ゾリーブ



Sucrecoeur0390

プラリネ・パリ


セーグル・マロン・バルサミック

等々。






Sucrecoeur0356

特に好きなのはやはりセーグル・マロン・バルサミック。

バルサミコでキャラメリゼした栗が入ったライ麦のパン。



バルサミコの香り、セーグルの酸味、栗の甘み。
全部が溶け合って甘酸っぱくて美味しいんです。



ホントはショーケースの前でこのパンを探してしまいました。

数年前に食べた時から持ち続けていた印象と実際の大きさが違っていたんです。

もっと大きかったと思ったんですけどね。




お店の方に聞いたら、ちょうど今年も販売を始めたところと教えて貰いました。

もう10日早く来ていたら食べられなかったようですね。

タイミングが良くてラッキーでした。




Quaimontebello0207

さて、前回の訪問と違うのは隣にパティスリー Quai Montebello を出店していたことでしょう。

しかし、生菓子は旅の途中では購入できません。


Quaimontebello0211

イートインも出来るのですが時間がなく断念。

仕方ないのでボンボンショコラのアソートとコンフィチュールを購入しました。



これはまだ食べてません。

ボンボンショコラは生ものなので超ヤバいです。

今夜こそ食べてみなくては。






Le Sucre-Coeur
http://www.lesucrecoeur.com/

大阪府吹田市岸部北5-20-3
06-6384-7901
8:00-19:00
水曜 及び 木曜 定休



Quai Montebello
http://www.quaimontebello.com/

住所はLe Sucre-Coeurと同じ
06-6339-8880
10:00-20:00
水曜 及び 第3木曜 定休

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2008/12/04

ワインが楽しい有機野菜のビストロ キュニイット 北新地

またまた、blogが滞ってしまい記憶が風化しています。

今回のエントリーは11月22日の話しです。(書いたのは12月9日です)
まぁ、自分の為に書いてるお食事日記なので気にせず記しておきましょう。



東京ではそろそろ『自然派ワイン』とか『ビオワイン』なんて言い方が気恥ずかしくなってきました。(dancyuが少しそちら側に舵を切ってからかも)

でも、『自然派ワイン』とか『ビオロジック』とか『ビオデナミ』ってキーワードを打ち出したのは新しい購買層を獲得するのに良いアイデアでした。

AOCとか、難しい事を知らなくても簡単に美味しいワインに辿り着けます。ワイン愛好家の裾野が少し広がりました。

一方、日本酒は『燗酒』『生もと』などマニアックなキーワードでコアになるエンスージアストを増やし日本酒愛好家を拡大したような気がします。

底辺を拡大してピラミッドを大きくしたのが『自然派ワイン』
頂点を強固にして底辺を拡大したのが『燗酒』『生もと』
販売量拡大へのアプローチが違うのが面白いです。



大阪は『自然派ワイン』なんて店の前に掲げている店が結構多いです。『ビオワイン』なんて提灯が下がってたりしてる寿司屋もあるそうです。







伊丹の空港から梅田近くのホテルに着いたのは21時半。

ちょっと疲れていたのでホテルから近いキタへ。



最初に向かったのはチーズとワインの店マルシェ。
でも、残念ながらちょっと入れませんでした。




そんなワケで、すぐ近くの Bistro Cugnette へ。

『大阪』『自然派ワイン』で検索して見つけた店の1つです。




因に、こんなポータルで見つけました。

http://eonet.jp/gourmet/sp/meets20/wine/

どのお店も面白そうでしょ?




Bistro Cugnette は重厚なカウンターと4人がけテーブルが4つかな。



「今、片付けますから少々お待ち下さい」

そう言った色黒のおにーさん。



イスを手でポンポンって叩いて

「どーぞ」 って!!

カジュアルな店に確定です。 (^-^;



「当店のワインは普通じゃないんですけど、よろしいですか?」

笑いました。

もちろん望むところです。


ジビエのパテや有機栽培の野菜などを貰ってワイン。



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Catherine et Claude Marechalのワイン。




Marechal01977

Savigny-les-Beaune Blanc 2003

濃い感じの白で、安かったけど美味しいワイン。
結構濃い色だったので赤ワインのように果皮ごと醸したのかもしれません。

メモしなかったのでblogに記せるほど味や香りを覚えていないのが残念。

なにせイスをポンポンだったので軽くみてしまったんですよ。
もう1度集中して飲んでしっかり利きたいワインです。





サービスをしてくれた色黒くんが実はこの店のオーナーソムリエ。

見た目が元ヤンそのものなので大丈夫かと思いましたが、ワインの事になるととても真摯。なかなかの好青年です。


フランスの畑で2年ほど働いていたそうで、畑や醸造など経験に基づく知識が豊富。

薦められるままに頼んだワインにハズレはありませんでした。





お食事遠征の際、気に入った人や店には東京から来た事を告げるワタシ。(気に入らない店では言いません)


この店の色黒くんにも「東京からリストアップして来た」と、言うと、「フランスの畑で一緒だった人の店が広尾にあるので行ってみてください」と、教えてもらいました。



お食事番長が「その店って!? 大和田百合香さんに教えてもらった店じゃない?」


BON! BON! FROMAGE の大和田百合香さんのHPにリンクされてる店ですよ。



「なんだか繋がっちゃったなー」なんて言いながら深夜のミナミへ向かったのでした。







帰京後、大阪事情に強いOさんにその色黒くんの事を話したら


「その彼、じゃがいも君じゃない?」

「えええ!? 知ってるの?」


聞くと色黒くんはマルシェの出身で、マルシェ時代はじゃがいも君と呼ばれていたらしいのですよ。

「じゃがいも君は若かったから独立すると聞いた時は皆で心配したんだよ」



雑居ビルの4階のけっして入りやすいとは言えない店ですがワタシたちが入った時はほぼ満席。心配無用の人気店なんだと思います。




できたら、テーブルクロスを少し綺麗なものにかえて、壁もそろそろ塗り替えて、少しさっぱりさせたら良いような気がします。




少し軽くみたけど、ワインも料理も予想以上の美味しい店。
会話も楽しいビストロでした。
ここは来年にでも再訪問したい店です。






Bistro Cugnette
大阪市北区堂島1-3-16 堂島メリーセンタービル4F
06-6345-0890

18:00-5:00
定休日 日曜 及び 祝日の月曜

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2008/12/03

ランチにも行ってみた 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山

ディナー編から時間をおいてしまいました。

(前編はこちら 2008/11/28 野性味あふれる野菜たち 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山

かなり曖昧になってしまいましたが記憶を辿ってみましょう。





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前夜の楽しい時間に続き、翌日のランチもAiDAに行ってみました。
和歌山城近くのホテル---タクシー---JR---タクシーで、ちょうど30分。

夜は良くわからなかったのですがAiDA付近の道は結構な交通量。クルマが多くはないけど途切れることもなく通ります。

その道から小さな路地に入るとそこがAiDAです。

町中でもないけど田舎と言えるほど田舎でもない。
微妙なロケーション。
夜の訪問だけではわかりませんでした。



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周囲にはイチジクの畑があります。

日が当たるように枝を工夫して栽培しています。
金井醸造さんのシャルドネみたいです。



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店の横にある菜園を見てみました。


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厨房からすぐの小さな畑はハーブなどを栽培しているようです。


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ニンジンやダイコンなどの野菜もありました。
ホントはこの菜園の先にハーブ園があるらしいのですが、その畑には気付きませんでした。



井川直子さんの記事によると自家栽培の野菜と宮楠農園という農家の野菜を使っているそう。

宮楠農園は雑草抜かずに作物と競わせて栽培しているそうで、なんと我が町経堂の東京農大出身だとか。一度行ってみたい場所がまた1つ増えました。





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時間は11:30。1番乗りでランチに挑みました。



ランチは3000円と5000円のプリフィックスだったかな?


前夜と幾つかのメニューが似てしまうとのことで、こちらの予算に合わせてメニューを作って頂ける事になりました。

ワタシは中途半端に4000円でお願いしました。
こんなところにワタシが『小さいねー』と言われる所以があります。


お任せランチ4000円です。




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ルッコラと黒ダイコンとラルドのピザ。
黒カブだったかも知れません。

軽いピザは粉が美味しい軽い味。
ラルド(豚脂の塩漬け)の塩っけが野菜と合って美味しかったです。

ルッコラは厨房横の畑のものでしょうか。
土の香りが良い感じです。



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このメニューが何だったのかが完全に記憶にありません。
何かのハーブのパンナコッタだったか。
ポワロだったかも知れません。

スープにはアワビを使ってありました。
野の美味しさと海の美味しさが絶妙。

フワフワのパンナコッタもスープもとにかく優しい味でした。




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牛ほほ肉と芽キャベツのペンネ。

このほほ肉の焼き加減が絶妙。
たぶん焼けた面を削いで真ん中だけを使っているのでしょう。

申し分ない美味しさ。
このシェフのスペシャリテはパスタですね。

この店のパスタを食べるためだけに和歌山に行っても良いと思うほどの価値がある美味しさです。




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白金豚のロースト。

お馴染みの白金豚。
軽い味わいの豚です。

脂が軽いのがランチにはちょうど良い....と、思ったらこのボリューム。大変なことになりました。

マンプク王子と呼ばれたワタシ。
食事は試合です。

もちろん完食。
しかし、ノックアウト寸前のボリュームです。



なんの、なんの。

ここから別腹です。




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別腹1 自家製ヨーグルトのクレームブリュレ。




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別腹2 柑橘のパンナコッタ

柑橘のパンナコッタの果物にかかっているのはカカオと柑橘のコンフィチュール。

コンフィチュールにカカオを加えるって有りそうで無いような気がします。果物をチョコで包むのですからこれはアリですね。





さてさて、夜と昼に行ってみたVilla AiDA。
気付くと店内は満員。

小さな子供を連れたファミリー、友人グループ、母と娘、父と娘、様々な皆さんがカジュアルに楽しむ店でした。




ワタシ的にはこの店のパスタに感動。
そのためだけに和歌山に行っても良いと思うくらい美味しかったです。

また、鴨と牛ほほ肉の焼加減にも感心。
今、思い出しながらヨダレが出そうです。



地産地消の利点は安全と美味しさ。
無農薬や有機栽培でなくても地産地消の農産物ならポストハーベストの心配はほとんどないという話しもあります。

それにも増して有機や草生栽培の野菜を使う安心の店です。


また、ワインも畑や醸造に薬を使わないものばかり。

ここまで安心で美味しい店はなかなかありません。


喫煙可か不可なのかは不明。

ワタシたちが伺った夜と昼の時間は店内満席でしたがタバコを吸う人は1人もいませんでした。

もしかしたら店内禁煙?
たまたま会わなかっただけかもしれませんが。
気分良く食事が出来ました。



是非とも再訪問したいとこのエントリーを書きながら思っています。

次回は夏野菜の季節に来たいですね。

食の神様が再びここに誘ってくれると信じています。






Villa AiDA  http://www.ristorante-aida.com/

0736-63-2227

和歌山県岩出市川尻71-5

11:30-14:00
18:00-21:00
月曜日定休(月曜が祝日の場合は火曜日)

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2008/11/28

野性味あふれる野菜たち 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山

大阪は玉造のフレンチ Le pilier が閉店したと誰かから聞いたのはいつのことだったでしょうか? 

とても美味しくって安くって。(しかもスタッフは皆女性)
評判の女性シェフの料理はなかなかのものでした。

一度しか行かなかったワタシの記憶にも今も残る店です。

(2005/12/09 『Le pilier (ル・ピリエ)』 玉造 (閉店しました)










一昨年くらい前からでしょうか?
地方のイタリアンがちょっとしたブームです。

弘前の オステリア エノテカ ダ サッスィーノ や山形の アル ケッチァーノ などなど。TVや雑誌にもよく出ていますよね。



ウチでもお食事番長が昨年の夏にサッスィーノに抜け駆けたり、チーズスペシャリストの尾崎さん夫妻に紹介してもらった諏訪の DANLO に行ってみたりと注目しています。

(2008/06/03 清水牧場 山のチーズをサクサクモチッと絶品ソテー DANLO 上諏訪




このブームを作ったのはDancyuや料理通信の特集記事。

井川直子さんの書いた記事に間違いありません。




昨年、チーズスペシャリストの大和田百合香さんに紹介して頂いたのがこのライター井川直子さんと某出版社池本編集長と尾崎さん夫妻。

その後も何度かご一緒させて頂いたりして、ワタシは図々しくも勝手に皆さんを飲み仲間と思っていたりします。




その井川さんに薦められたのが和歌山のイタリアン Villa AiDA

自家菜園を持つ素晴らしい店と聞いて興味津々。

更に、その Villa AiDA のシェフ氏のお嫁さんが Le pilier の女性シェフさんと聞いてちょっと驚いたりしちゃいました。


そんなことも有って、いつかアイーダに行ってみたいなーなんて漠然と思ってました。




そんなこんなしてたら、いつだったかワタシの好きなインポーターヴィナイオータさんのblogで アイーダ夫妻 が紹介されていまして。

オータさんに聞いたら「ワイン、ウチのなんですよ」なんてね。


もう『行ってこい』と背中を押された気がしましたよ。 妄想ですが。







そして、この連休。
ちょっとした事情があって関西に。

その用件が済んでから和歌山に行っちゃいました。





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Villa AiDA は和歌山駅からJRとタクシーで20分。
大阪からならJR阪和線快速とタクシーで70分くらい。

遠いと言えば遠いけど、そんなに遠くないと言えばそんなに遠くない。
新宿から鎌倉のレストランに行く感じです。




玄関で出迎えてくれたマダムはあの名店 Le pilier の女性シェフさんでした。




結構広い店内は4人掛けのテーブルが5台。2人掛けが2台。

ワタシたちは一番奥の4人掛けに案内されました。


すぐ近くに小さな台がありレーヴィのグラッパたちが並んでいます。



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クロスが可愛らしいテーブルには小さな野の花とノンフィルターのオリーブオイル。

ワクワクします。


メニューは5000円と8000円のプリフックスのコースが2種類。

ワタシたちは野菜のコース(5250円)を選びました。




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まずは野菜のパーニャカウダ。

赤かぶ、ニンジン、ラディッシュ、フェンネルの茎。



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フェンネルの茎はフィノッキオと言うそう(gar.netタケダのblogで知りました)。
セロリの歯ごたえにフェンネルの香り。クセになりそう。

食感、味、香り、鮮度。素晴らしい野菜たち。

野菜の甘みと香りが強いので、アンチョビの旨味を合わせただけで美味しい逸品になってしまいます。





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ここまで泡ものをグラスで頂いてましたがワインを1本。

Longariva の Gramine 。


この後のメインが鴨とスズキだったので赤とも白ともとれるワインを選びました。



色でわかるように白ワインに使うピノ グリージョを赤ワインを醸すように果皮ごとピジャージュしたワイン。

もちろんインポーターはヴィナイオータ


オータさんのワインでワタシたちが飲んだ事がなかったものを薦めてもらったのでちょうど良かったです。


a-iuto! や、このワインのように果皮ごと醸す白ワインが好きです。
果皮の甘さと渋みが溶け出して、少し野暮ったい感じ。
洗練されたワインではないけどハートにしみる気がします。

個人的には日本の甲州もピジャージュしたら面白いのでは?と思っています。(今年の自家製ワインはその実験です)




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蕪のローストと牡蠣のタルタル

蕪の焼加減が良い感じ。歯ごたえと甘みがとても良かったです。

葉はさすがに食べられないと思ったらほうじ茶みたいな美味しい味。ちょっとした薬味みたいな効果がありました。

タルタルは牡蠣とサラミ(自家製)を合わせたもの。
蕪のピューレの上に乗せてありました。

牡蠣の旨味、サラミの甘みと香り、蕪の甘み。
海の美味しさと山の美味しさが絶妙です。





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野菜のココット

野菜スープの上に半熟に卵とクルトンがのっています。
優しい味わいの野菜スープと黄身の甘み。スプーンが止まらず一気喰いでした。





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ブロッコリーのオレキエッテ

不思議と甘味があるオレキエッテ。
粉の甘みを感じるオレキエッテってありそうでなかなかありません。

粉の香りも野菜の香りもとっても良い。
このパスタも優しい味付けでとても美味しいです。




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スズキのハーブ焼

自家栽培のハーブが美味しいお皿です。

焼加減が写真から伝わるでしょうか。

フワフワ、サクサク。シビレます。

ハーブが効いていますが味自体は優しい味です。
ワインと合うか心配でしたがなかなか上手くいきました。






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ゴボウと鴨のロースト

素晴らしい食感の鴨。

肉の繊維を噛むことが楽しいんです。
鴨肉の焼加減が絶妙です。

野菜の焼加減も絶妙。

圧倒的な根菜の土の匂い。

根菜の食感と香りが鴨と相まって素晴らしさ倍増。

コレを食べる為に和歌山に来たんだなと思うほど美味しかったです。

このお皿は絶品。

ワインとも良く合いました。
山のワインは土臭いものに合わせると美味しいですね。





そー言えば、先日参加した佐野加奈さんのチーズラボもイタリアの山のワインでした。偶然に山のワインを飲む機会が続きますね。少しこの地域のワインを探ってみましょうか。

(2008/10/27 チーズとワインの相性 原産地呼称制度を考えた








すっかり満足なワタシたちですが、甘いものを見過ごすワケにはいきません。




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みかんのソルベ。




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カカオのアイスに和栗のソース。




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富有柿とアイス。ソースはハチミツです。




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さらにリンゴのタルトに輪切りのサツマイモを乗せて。


みかん、栗、柿、りんご。
和歌山っぽい感じが旅行者にはたまりません。
果物の大産地ですもん。



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甘いワインも。




この店で使われている野菜は雑草を抜かずに競わせるように栽培されているそう。

その野性味あふれる野菜たちをそのまま楽しむことができる優しい味付けにが素晴らしいです。


『素材を生かす味付け』

既に慣用句になってしまった言葉ですが、ホントに素材を生かしている味の店ってそんなに多くないと思いませんか?


畑に恵まれていることがアイーダの強みですね。



大満足の和歌山 Villa AiDA。

産地の利点を生かした、力強い野菜たちが待ってます。


想像以上の素材と味に魅せられた楽しい夜になりました。



もちろん夜だけで終わるはずがありません。

翌日のランチも予約済み。

Villa AiDA 訪問記は #2 ランチ編に続きます。







Villa AiDA  http://www.ristorante-aida.com/

0736-63-2227
和歌山県岩出市川尻71-5

11:30-14:00
18:00-21:00
月曜日定休(月曜が祝日の場合は火曜日)

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2005/12/10

『うずら屋』  京橋 大阪

大阪で最後に行ったのが京橋駅から10分程歩いたところにある『うずら屋』です。

何屋さんだかよく解らない状態で行きました。

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たどり着いてみると外観がまんま居酒屋じゃないですか。
そーいえば居酒屋も何軒かピックアップしていたんです。まぁ居酒屋もイイかって思って入ってみました。

狭ーい!! 

中に入ると驚く程狭い!! 聞いてみたら5坪だそうです。
カウンターに6席、4人掛けのテーブルが1つで10人座れます。
畳1枚分のキッチンで1人が炭火で焼き、もう1人がお酒を注いだり調理をアシストしたりします。

カウンターの両端に店の外に出る引戸があります。
炭火で焼いたものを奥の席のお客さんにだすためには、1度こっち側の引き戸から店の外に出て、今度は向こう側の引き戸から店内に入ってこなくてはなりません。
お客さんは1度カウンターに座ったらもう誰も動けません。

2階があるようです。梯子のような急な階段があります。
屋根裏があってそこにも10席あるそうです。

1階と2階合わせて10坪。20人が入れる? ホント?

凄いトコに来ちゃいました。

さらに驚くのがメニューです。

フランスシャロン産鴨胸肉、イベリコ豚スペアリブ、鳩、フランス産うずら半身焼き、白金豚のパンチェッタ、白金豚ソーセージ、比内地鶏、ホロホロ鳥などたくさんの種類があります。

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居酒屋ではなく炭火焼の焼き鳥屋さんでした。
炭火で焼く為のスペースとカウンターは向かい合っていて、キッチンの半分を占めています。

片っ端から頼みたかったのですが東京へのAirの時間が迫っていたので、焼き物10品とサイドオーダー3品、焼酎5銘柄をそれぞれお湯割り。ここまででやめておきました。

アルバイトらしき女性に注文をしたらその女性が焼き場に入り鳥を焼き始めました。
「あら? バイトちゃんが焼いちゃうのかよ?」って思ったのですが、まあ食べてみることにしました。

「すっげー美味しいじゃん!!」
うずらの半身焼きに驚喜しました。

話しかけてみたら、このバイトちゃんと思った女性がなんとオーナーシェフでした。
あえてシェフと言います。真っ当な料理を出してきたからです。
知らなかったとはいえ、失礼しました。

帰京してから調べたらフレンチでシェフをやってたんですんねぇ。
どーりでねぇ....。業態は炭火の焼き鳥屋さんですが、出てくるものはヌーベル-キュイジーヌを感じるものでした。

次から次へと予約の電話がかかってきます。
私は飛び込んで入ってしまったのですが予約しないとまず入れないとの事。
ラッキー!!

ランチで『Le Pilier』に行ったことを話しました。
すると『Le Pilier』の女性シェフもココに来ると教えてくれました。
しかも、あそこも予約しないと週末はまず無理だとのこと。
飛び込んで行ったのがたまたま良かったようです。
知識が無いのが良い方に出ることってあるんですよねぇ。

私はワインには疎いのでよくわからないのですが、30種類ほどあるリストは主に仏産で、産地の特徴あるものをバランスよく置いているようです。

焼酎もたぶん60種類くらいあったと思います。
佐藤、なかむら、村尾など、ややブランドよりかな?
大海酒造は海があったな。東酒造は無かったようでした。

『○西』という芋があり、見た事なかったので飲んでみました。
ちょっと甘さが強いかな? 線が細い感じ。
すっきり感があって軽い飲み口で女性向きかな。

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食べたものではツクネがとても美味しかった。
外がパン粉になってるんです。ジューシーで旨味があるツクネにサクサク感が加わり美味しかった。

大好物のセセリもおいしかったし、胸肉のたたきもおいしかった。

失敗したのは『天王寺かぶら』を頼まなかったこと。
次回への宿題ですね。

必ず再訪しようと心に誓いました。

手元に雑誌『pen』の12/1号がある方はp114&p115を見て下さい。
『いま注目の6人 女性シェフの店』という特集記事。
p114に『Le Pilier』が、p115に『うずら屋』が出ています。
つまり、大阪の地図買って、夜中に眠い目を擦りながらマーク付けて持って行ったりせずに、最初っから『pen』を持って行けば良かったってーことですよ。あーあ。

うずら屋
大阪府大阪市都島区都島中通3-5-24
06-6927-3535

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2005/12/09

『Le pilier (ル・ピリエ)』 玉造 (閉店しました)

大阪ではパン屋さんの他にも2つの店にいくことができました。

しかし、選び方がいいかげんだったんです。でもいいかげんな選択が実は大当たりだったりするんですよねぇ。

テレビ&雑誌やwebで見たり調べたりした中から、琴線に触れたお店を20件位ポケットサイズの大阪の地図に店名と営業時間だけ書き込んで、その中から時間的に移動可能なところに行ってみるという方法をとりました。

店名から業態が推測出来そうな気もしたのですが、出発前夜に慌てて書き込んだのが良かったのか悪かったのか、曖昧な記憶のおかげでシャッフル状態になってしまいました。

結果的には pen12/1号の女性シェフの特集ページで、向かい合って書かれていたお店2件を選ぶ事のなったんです。この2つのお店が面白かったのでラッキーでした。

ランチに行く事が出来たのが『Le Pilier (ル・ピリエ)』。大阪環状線玉造駅から徒歩10分。
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新進気鋭の美しい女性シェフ、石田有巳さんのビストロです。
ランチは1000円と2000円の2コースです。

2000円のコースはプリフィクスでいくつかのメニューの中から2品選択します。
私はチーズのキッシュと鴨のローストの2品選びました。

まずカボチャのポタージュスープが来ました。
めりはりの効いた味です。塩加減とカボチャの甘みが程よく美味しい。

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チーズのキッシュはお皿にサラダと一緒に乗せられてきました。
キッシュなんて大抵つまんないものだったりすることが多いのであまり期待してなかったのですが想像以上に美味しくいただくことができるものでした。
タマネギの甘さとチーズが良く合いました。

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鴨のローストは、付け合わせの茄子を皮を剥いてから煮詰めた際の煮汁をそのままソースにしたもので食べました。すっきりした甘みとハーブの香りが絶妙でした。

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デザートに蜂蜜の香りが堪らないアイスクリームと堅いカリカリした食感が楽しい柿をキャラメリゼしたものがでました。

これにエスプレッソを頼んで2000円。安いなぁ。
3000円で良いんじゃないかと思いました。

オープンキッチンのなかでテキパキ仕事するシェフの料理は、ケレン味の無いハツラツとした大胆だけど繊細な味でした。

たまに調理しながらチョット後ろを振り返りミネラルウォーターを一口飲むのですが、その仕草が色っぽいっのも何だかイイんですよ。

夜はアラカルトで、何人かでお皿を分けながらワインを楽しむカジュアルなビストロなのだそう。

実はこのランチもワインを飲まずにはいられない味でガマン出来ずにカプカプ飲んじゃったんですよ。

この店、東京に有ったらイイなぁ....。



Le Pilier
大阪市天王寺区清水谷町1-2 メゾン新大和1F
06-6762-1802



2006年末に閉店したそうです。

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2005/12/08

『Four de h』と『Le Sucre-Coeur』

今回の大阪ではもう1店 『Four de h (フール・ド・アッシュ)』というパン屋さんにも行きました。

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いろいろ用事を済ましてからしか行けなかったため、売り切れ間際の17時にやっと行けました。
少しだけど残っているパンや焼き菓子を何とか手に入ることができました。

じつはまだシュトーレンやガレットなどはまだ食べてません。
これは食べたら感想を書きましょうか。

右手に『Four de h』のクロワッサン、左手に『Le Sucre-Coeur』のクロワッサンと、両手に1つづつ持って食べ比べてみました。

croissant003 croissant004  
『Four de h』のクロワッサンは上質なバターが濃厚に口で爆発します。
派手なおいしさ。食べた瞬間に「お い し い!!」って感じます。
それからほんのりした甘みが広がります。

croissant001 croissant002
『Le Sucre-Coeur』のクロワッサンはジワッとおいしい!! 
食べるとひと口目は「んん?」、二口目は「おや?」、三口目は「うむむ!!」、と、
だんだん凝縮された旨味が解放されていく感じです。繊細なおいしさと香りが湧き出てきました。

どちらもおいしかったです。
だから、どっちのお店もまた行きたいと心底思います。

強いて言うなら食べ比べの結果は、毎日食べるなら『Le Sucre-Coeur』かな?
『Four de h』は私にはややクドく感じます。

もしも、東京の、しかも経堂あたりのひとに聞かれたら『Four de h』は美登利寿司(梅ヶ丘のではナイ、経堂のほうです)のような店、『Le Sucre-Coeur』は鮨処喜楽のような店だと答えましょうかね?
ワタシは小笹すし派ですが....、ありゃりゃ!? 話がそれてしまいましたねぇ。

Four de h
大阪市中央区本町2-6-5
06-6243-1330

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2005/12/07

『Le Sucre-Coeur (ル・シュクレ・クール)』 大阪

大阪にちょっと用事があって行ってました。
で、空き時間を使って気になるところに足を延ばしてみました。

最初に行ったのが『Le Sucre-Coeur』です。
いろいろ検索してみたのですが、あるブログの記事を読んで行く事に決めたパン屋さんです。

新大阪から京都方面へ東海道線で3つ目の岸辺駅から20分位歩いたところにあります。

駅の改札を出て反対側に行くのですがアンビリーバボー!!な地下道を歩いて行きます。
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向こう側が見えないんですよ。500歩近く歩いた気がします。
なんだかテリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』って映画を思い出しましたよ。

さらに15分程歩きます。
道を間違ったかな?って不安になったころにやっと着きます。
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なかに入ってみるとショーケースの中においしそうなパンが程よい数入ってます。
対面販売の店のようです。

すっごく迷ったあげく幾つかのパンを買いました。

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プティ・パン・グリ・そば粉  だったかな?
そば粉は味としては主張しないんだけど、アズキがしつこくならないようスッキリ感を演出しています。今回
昔、近所にあった製餡工場を思い出しました。お汁粉用に粉末状になったこしあんをK藤君のお母さんに買ってくるように言われて一緒に買いに行ったっけ。

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ア・ラ・ディジョネーズ
オリーブの程よい塩加減が良い。
外側がカリッとしつつ中にモチモチ感があります。生地が粒立っている感覚があります。

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セーグル・マロン・バルサミック
黒糖とバルサミコで栗を味付けしてセーグルのパンに入れてるようです。
そーか、バルサミコが黒糖の苦みやエグみを抑えてさっぱりした味にしちゃうのかな?

栗とリンゴのクック
この栗はセーグル・マロン・バルサミックの栗とは趣きが違う栗です。
うっかり写真を撮る前に食べてしまった。おいしかったっス。

遠くまで来た事が美味しさに拍車をかけてるのかも知れませんがこのレベルのパンは東京ではなかなか食べられないように思います。


Le Sucre-Coeur (ル・シュクレ・クール)
吹田市岸辺北5−20−3
06-6384-7901

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