お食事遠征 #08. 中国

2006/12/18

瑞冠 山岡酒造 を訪ねて甲奴町へ 広島

千代田ICから中国自動車道に入り三次ICで一般道に。

小さなレンタカーで更に約30分走って甲奴(こうぬ)町へ。


Kounu025
2004年にわだち草で飲んでからすっかり気に入ってしまった山岡酒造を訪れてみました。(参照:2005/10/18 『瑞冠』 岩本商店 千歳烏山2005/11/01 瑞冠 袋搾りしずく酒 山田錦 再飲)

もちろん酒造りに忙しい時期なので長いは無用。

Kounu180

簡単に説明をして頂いてから幾つかの酒を購入しました。


Kounu216

今、飲んで欲しいと言っておられた酒、『瑞冠 一番しぼり 2006年 秋あがり生』を飲んでみました。



Kounu220

微発泡の生酒です。
下に澱のように搾りかすが溜まっています。



Kounu221

グラスに長い足がつきました。
ドロッとした酒ですが発泡しているのでむしろ軽くかんじます。


バナナ香がスゴイです。
蔵付酵母恐るべし。


他蔵の発泡性生酒と比べても特別に甘いです。
新千本って広島の米なんですねぇ。

なんだかバナナジュースみたいな酒ですねぇ。

水が軟水だからか柔らかいのも印象的。


これは生酒好きのあおひーさんに飲ませたい。
倒れちゃうかも!?



千歳烏山の岩本商店に行って在庫が有るかきいてみよっと。




瑞冠 一番しぼり 2006年 秋あがり生
広島産・山田錦20%、新千本80%
蔵付1号酵母
アルコール度 16.8%
日本酒度 ~4
酸度 2.0
アミノ酸度 1.2
杜氏 畑中裕次



山岡酒造
http://www.fuchu.or.jp/~zuikan/
広島県三次市甲奴町西野489-1
0847-67-2302

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/15

翁 達磨 雪花山房 高橋邦弘氏の蕎麦 広島

高橋邦弘氏の蕎麦、一度は食さなければならないとずーっと思っていました。

何度か小淵沢の『翁』に行く機会は有ったんですけどね。
その度にナゼか都合が悪くなり行けなかったんです。

小淵沢なんて大した距離じゃないし、いつか行けるだろーと思っていたんです。そーしたら小淵沢の店をお弟子さんに任せて高橋邦弘氏は広島に....。

いよいよ高橋邦弘氏の蕎麦が遠くなってしまったんです。


2004年に広島に来た時もココに来たかったんですけど、その月は2日しか営業していなくって予定が合わずに諦めていました。


しかし、ついにその時が....。


2006年12月は第1週の土日、第2週の土日、第4週の土日と延べ6日間営業。
ちょうど、営業日にあたってラッキーでした。




広島市内を10時ちょっと前に出てからレンタカーで約1時間。



Daruma015
大丸峯山の麓、竹林の奥に高橋邦弘氏の蕎麦道場『達磨 雪花山房』はありました。

Daruma005

店内は満席。

しばらく待ってカウンター席に案内されました。



メニューはもりそばのみ。

とりあえず1枚頼んでみました。



Daruma002

最初の蕎麦。

美しい。

二八蕎麦。

新蕎麦です。



蕎麦つゆを少しつけて食べてみました。

これが高橋邦弘氏の蕎麦。美味しい。



蕎麦の香りを確かめたい。


蕎麦つゆをつけずに食べてみることにしました。

蕎麦の甘い香り。清廉な香りが脳をくすぐります。


北海道と茨城と長野の蕎麦をブレンドしているそうです。


そのまま蕎麦つゆをつけずに食べ続けます。


少し水分が飛んでいる気がします。
喉をすべらない。

蕎麦の素晴らしい香りは確かめられるけど水分が欲しいのでそばつゆを使います。

やっぱりこの方が良いのかも。





2枚目を頼みました。


今度はお弟子さんではなく高橋邦弘氏が運んできてくれました。

この2枚目は瑞々しい。モソモソ感が無い。

再度、そばつゆ無しで食べてみます。

やはり清廉な甘い香りが脳をくすぐります。
官能的。

今度はそばが喉をすべります。

蕎麦の甘い香りに溺れそうです。






Daruma004

3枚目を頼みました。



3枚目も2枚目と同じく瑞々しい。

今度は積極的に蕎麦つゆを使います。


蕎麦つゆは現代的なドライなもの。

甘さは控えめ。辛さも控えめ。軽い感覚。


鰹の香りも控えめ。蕎麦の香りを支配しない。

ただし余韻が恐ろしく長い。細く長い時間香る蕎麦つゆ。


薬味は柔らかい香りのもの。
ワサビの水分が多く爽やかな味で印象的。


この蕎麦つゆは蕎麦から甘みをぐんぐん引き出します。

どーしたらこの絶妙な蕎麦つゆを作れるんでしょうか?


蕎麦の香りを殺さず、蕎麦から甘みを引き出す。

蕎麦と蕎麦つゆだけで『1つの小宇宙』を成しているんです。

この感覚はずーっと昔、小笹寿司の先代である愛すべき頑固親父 岡田周蔵氏に叱られながら(行く度に無粋なことをしていつも叱られていました。でも叱ったあとで「待ってな。今、あなご焼いてやっから」といって絶品のあなごを丹念に焼いてくれました。優しいひとでした)口に寿司を放り込んで以来の感覚。






自分の中に蕎麦の基準ができました。

たぶん一生忘れない基準になるでしょう。


達磨 雪花山房に行ってホントに良かった。

もしも、再度訪れることが出来たなら、違う面から高橋邦弘氏の蕎麦の美味しさを見いだせる気がします。


その時点での自分のお食事スキルの成長度をはかる尺度になる気がするんです。

ドライだけど官能的。

2006年のワタシは高橋邦弘氏の蕎麦をそう感じました。





達磨 雪花山房
http://www.9638.net/daruma/

〒731-1713 
広島県山県郡北広島町長笹636-1
0826-83-1116

営業日はオフィシャルサイトで確認できます
酒は四季桜を置いています

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/12/12

小麦を育てる 自然派うどん わだち草 広島 

夕方の岡山市内、街の中心部から放射状にのびる道路はたいして混んでいないのですが、環状道路はかなりキツイ渋滞。高松市内の環状道路と同じくらいのキツさです。抜け出すは大変でした。


目指す目的地、広島は芸備線玖村駅に近い 地粉うどん『わだち草』に着いたのは20時になるちょっと前でした。

Wadachi162

予定では市内に車を置いて電車で来るはずだったんですけどね。酒はあきらめましたよ....。



この『わだち草』は2004年の11月以来、2度目の訪問です。

その年の夏に荻窪にある有機八百屋『グルッペ』の広報紙、ぐるっぺ通信で存在を知りました。

グルッペのスタッフの方が結婚を期に帰郷してから始めた店と書いてあった気がします。ご実家が農家で、お母様が有機栽培した小麦で息子さんがうどんを打つと紹介されていて興味津々だったんです。



2004年の訪問時も美味しさに驚いたんですけど、今回もやっぱり美味しかった。


Wadachi166

まずは じゃこじゃがコロッケ
ほっこり自然な甘みのジャガイモをジャコの塩分で食べます。付け合わせのポテトサラダが何とも言えない美味しさで、ジャガイモ料理の2品盛り合せになっています。





Wadachi167

地あなごの天ぷら。
東京者にとってアナゴは江戸前のネタですが、実は瀬戸内海でとれるアナゴを地アナゴと言い広島付近の名産です。

わだち草の地あなごは絶品。
中がホワッ、外がサクッ。甘みのつよい穴子です。
粉と油が良いからか、コロモにほんのり甘みと香りがあって美味しかったりします。





Wadachi173

お食事番長は広島の酒 いい風-花- を飲んでいます。
これは瑞冠という酒を作る山岡酒造の酒です。
山岡酒造は 酒米 亀の尾で酒造りをする酒蔵グループ 亀の尾サミット のメンバー。
2004年にココで初めて いい風 を飲みましたが、すっごく美味しくって驚きました。それから山岡酒造に勝手にシンパシーを感じています。(参考:2005/10/18『瑞冠』 岩本商店 千歳烏山  2005/11/01 瑞冠 袋搾りしずく酒 山田錦 再飲)






Wadachi168

番長が酒を飲んでいるのは良いんですけど、なんだか間が持てないので おろしざるうどんを食べました。
かなり黄色いうどんです。自家栽培の ふくさやか と 群馬産 農林61号 のブレンドだそうです。

讃岐うどんのようなノド越しで食べるうどんではありません。ワタシは何度か讃岐にうどんを食べに行っていますがこのタイプのうどんに出会したことはありません。

噛み締めて食べていくと旨味がジワジワ滲み出てくるうどんです。粉の香りと甘みが堪りません。このうどんはココでしか食べられない唯一無二のうどんだと思います。




Wadachi169

温泉たまご
黄身の旨味が強いタマゴ。赤鶏の有精卵だそうです。
ダシがスッキリ美味しいのが良いです。化学調味料を使わないダシはそれ故にイヤなエグみが無くってホントに美味しい。







Wadachi170

茄子と餅の揚げ出し
自家栽培の米で出来てる甘みの強い餅を揚げて、繊維がみっしりとしっかりしている茄子と合わせています。揚げ浸しのような味です。







Wadachi174

クルミだれ釜揚げうどん
うどんの美味しさも然ることながら、クルミの香りが最高!!  






Wadachi176

えび天うどん
ダシが惚れ惚れする美味しさです。昆布と鰹が主のダシです。いりこは少量の使用か、あるいはエグ味のもとになる頭を1つづつ取って使っていると思います。讃岐のダシとは旨味の表現が異なります。洗練されているんです。
食べ過ぎで、お腹の限界はとっくに超えていたんですけど完食。





Wadachi178

はったい粉プリン
別腹です。なつかしい麦菓子の味。




Wadachi164

どの料理も化学調味料を一切使わずに食材の旨味を生かした透き通った美味しさ。

やっぱり 地粉うどん わだち草 は無理してでも行く価値のある店だと再認識しました。

帰りがけに厨房からまだ若いご主人が出てきました。2年ぶりに来たと言うと「○○さん(番長の本名)ですよね」と....。
なんてことでしょう!? 名前を覚えていてくれたんです!! これには大感激!!

店に入って来たワタシたちを見てスグに気付いてくれたらしいのですが、「間違ってたら失礼だし」と躊躇していたそう。

無理もありません。2年の間にずいぶんと顔が丸くかりましたからねぇ。




次に訪れる時も思い出してもらえるように、育ち盛りの身体の成長を止めないといけませんねぇ。




地粉うどん店 わだち草

http://www.geocities.jp/wadachisou/
〒739-1731 広島市安佐北区落合5-3-17
082(845)6501

平日   11:00-16:00
土日祝  11:00-16:00
     17:00-20:30
木曜定休
店内は完全禁煙です

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/12/11

パールデザンジュ しみじみ美味しい珈琲 岡山

この週末、ちょっとした野暮用ができて岡山へ。
野暮用が済んだらレンタカーで広島まで足を延ばす予定です。

もちろん岡山でも広島でもお食事探訪をするつもりでした。

ところが野暮用に予定以上に時間がかかってしまい岡山でのお食事活動を断念。広島に移動することになりました。




その前にちょっとだけ岡山でお茶。冷たい雨に降られ身体が冷えてしまったので、気になっていた珈琲の店に寄り道をしました。



パール デザンジュ(Part des anges)は『岡山 禁煙』で検索して見つけた店でした。どの街でも『禁煙』で引っかかったところは美味しいことが多いんです。
この岡山の珈琲専門店もとびきり美味しい珈琲を楽しめる店でした。



Partdesanges160

路面電車が走る大通りから少し入ったとこにありました。



店内に入るとあたり前だけど豆の良い香りがします。
清潔感のある空間に好感が持てます。


焙煎してある豆は10種類くらいありました。
その中からお勧めの珈琲を中深煎りと深煎りで貰いました。


豆の産地を忘れちゃった。エチオピアのドコか。

中深煎りはお茶のような香り。深煎りはオランジェ(オレンジの皮をチョコレートでコーティングしたお菓子)のような香りを感じました。どちらもアタックが柔らかくしみじみ美味しい珈琲でした。



若いマスターはちょっと気難しい感じ。警戒させちゃったかな?

ネットでの豆の購入方法を聞くのが精一杯でした。



珈琲がとびっきり美味しい良い店です。
近所にあったら間違いなく毎日通っちゃいますねぇ。



身体が暖まったところで広島へ移動です。






パール デザンジュ (Part des anges)
http://www.coffee-pda.com/
岡山県岡山市野田屋町1-9-1
086-226-9678
営業時間 10am-8pm
日曜定休

店内は完全禁煙です。         

| | コメント (4) | トラックバック (0)