タバコ吸うヒト達の店

2010/01/06

うなぎ 味治 

週に1度か2度ほど通っている荻窪の小料理 和庵

無農薬の野菜、無添加の食事、店内禁煙、三拍子揃った飲食店は中央線沿線といえど数えるほど。

しかも、食材が残っていれば23時までやっているので、残業で遅くなると迷わず駆け込むお助けお食事処です。



この和庵にナゼか夕方に行けた晩夏の頃のこと。(ワタシはいつも遅番なのでこんなことはホントに珍しいのです)

カウンターに祭り半纏の旦那さんがいまして上機嫌で飲んでいました。

話してみると神輿を担いだ帰りだそう。

見た事無いくらい手が込んだ小紋の半纏。うっとり見とれてしまう見事なものです。
ひけらかすワケでもなくサラッと着こなして....。

気取らない立ち居振る舞いは古い東京の人そのもの。

一家言持ちながら、それを押しつけるワケでなく、飄々としている。
ワタシが子供の頃はこんな旦那さんまだたくさんいたんですよ。


いろいろ話してみるとお店をやっているそう。

「つまんない店やらせてもらってんだけど、ま、そんな事はどーでもイイんだ。」なんて良いながら、深酒するワケでもなく、酒の飲み方もキレイ。

ナゼか上高田少年少女合唱団の話しなんかしながら、少しの間一献傾けたのです。



あとから和さんに聞くと、中野のうなぎ屋の旦那さんだと。

よくよく聞けば、漫画 美味しんぼで紹介されたうなぎ串焼きの店の旦那さんだそう。

もっともその紹介された店 うなぎ串焼き 川二郎 は甥御さんに譲られて、今はその近所で違う店をやっているそう。


お食事番長が田舎から帰京したこの正月5日。
「うなぎが食べたい」と唐突なつぶやきに驚きながらも、アノ旦那さんの店に行ってみるかと。

(ここまで前置き。いやー、長いですね。)





中野駅北口からバスのロータリーを廻り、トリハイで有名なBRICKの前を通り抜け、ふれあいロードを突っ切って。

(参照:2009/01/20 トリハイ 210円 良き日本のBAR BRICK 中野






その店 味治 は確信が無いと通ることのない、商店街から少し外れたところにありました。




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この日が仕事始めの味治でしたが、串物も全部出来るそう。

しかし、最初の訪問でいきなりスペシャリテに手を延ばさないのがワタシ流。

この日はランチなので食べる方を中心に。
短冊焼き、薫製、白焼き、うな重。うなぎ尽くしにしました。

焼物のうなぎの部位全部はまたあらためて、夜に来てゆっくりやりましょう。






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まず、薫製。
控えめなスモーク香。
食感はプリプリッ。
皮の食感が素晴らしい。






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続いて短冊焼き。
タレと塩、1本づつ。
これは皮と身の間の甘みが良い。
なんてことない串焼きなんですけどね。
なんでだろ。やはり焼きでしょうか。
塩のほうに特に甘みを感じます。






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白焼き。
たぶん養殖のなんてことないうなぎでしょう。
形も少し小さい。
しかし、なんとも言えない旨さ。
軽いのに旨味が、それもイヤミにならない程度の旨味があります。
旨いなー。





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最後はうな重。
実は脂に弱いワタシとお食事番長。ここまでうなぎを食べると正直厳しくなることが多いのです。
数年前、浜名湖畔の舘山寺でうなぎ三昧した時はワタシもお食事番長も途中で気分が悪くなって厳しかったりしたのです。

味治のうなぎはジューシー。
脂はたっぷりあるんです。
でも、軽い。旨味がありながらさっぱりしています。

相矛盾する2つの美味しさが器の中に同居しています。

タレも多すぎず、微妙に少なめなのがちょうど良い。
(ワタシは器の底にタレが残るような野暮ったいものは好きではありません)



ワタシは『美味しんぼ』とか『夏子の酒』とかのグルメ系漫画に出てくる人だけをベストだと過信するオッチョコチョイではありません。
他にも素晴らしい人がいる事を知っています。
むしろ、この手の漫画に出てくる人はアピールの上手い人として割り引いています。

正直、うなぎ自体大したものではないと思います。
美味しくないと言う人がいても不思議ではない。関西味の方には物足りないかもしれません。

しかし、そんなことを鑑みても余り有る 蒸し焼き の美味しさ。

いやいや、納得の美味しさでした。


是非是非、ここは再訪問しなければいけません。
うな丼なんか1000円ですし。ワタシの小遣いでも通えます。




でもね、なんとなく思うんです。

旦那さん、美味しいなんて言われたくないんじゃないかって。


「つまんない店やらせてもらってんだけど、ま、そんな事はどーでもイイんだ。」

そんな風に言うような気がします。



なにげに美味しい 味治 の うなぎ。

ホントに絶品の美味しさなのは内緒にしときましょう。





味治  東京都中野区中野5-57-10
日曜日定休

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2009/06/01

welcome to 相模灘 WORLD!

相模灘でお馴染み、久保田酒造の会に参加させて頂きました。




相模灘は数年前からちょっと通な酒飲みさんたちに「上がって来たねー」なんて言われている注目の蔵。

ワタシも居酒屋なんかにあれば必ず頼んでいる酒です。




この興味深い蔵元さんと会う機会はないものか、と、以前から密かに思っておりました。

そんな折、四季酒の会(よきさけのかい)さんの主催で開かれる会  『welcome to 相模灘 WORLD!』 に 晃 氏 & 徹 氏 が招かれると聞いて、図々しくも混ぜて頂いちゃいました。





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写真は 晃 氏です。






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場所は新大塚の 酒味処 きの字 。

10分遅れて入った店内は満員。
すでに熱気でムンムンしていました。




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この日の酒は10本と焼酎1本。



酒は基本的に9号酵母。

しかし吟醸香は控えめ。全く気になりません。
米本来の香りが前に出ています。



麹米と掛米は同じ品種の米で仕込んでいます。
なので美山錦は100%美山錦。雄町は100%雄町です。




どの酒もアタックが柔らかく、しかしながら、まるで素性の良いシャルドネみたいな酸があります。

この酸は神奈川の酒に共通して感じる酸です。

晃さんに聞いてみたらこの酸は神奈川の水の影響だそう。
少し硬い水が酸味の源だそうです。



さて、酒を飲みましょう。




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1. 純米吟醸 雄町 50%精米 生酒 20BY

アタックの優しい酸がなんとも心地よい酒。
相模灘の特徴が最も良く表現されている酒です。


2. 特別本醸造 美山錦 60%精米 20BY

この酒は相模灘の香りの部分をフォーカスしたような酒。
やや旨味が薄い印象ですが、それ故に香りに注意が向く気がします。


3. 特別純米 美山錦 55%精米 20BY

ややアタックが強くキレを感じます。
シャルドネのよう。
マルク ペノ 氏のミュスカのような深みをも感じます。






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ここから純米吟醸の米違いが3本。


4. 純米吟醸 美山錦 50%精米 20BY

やさしいけど酸が際立ちます。


5. 純米吟醸 雄町 50%精米 20BY

旨味、コハク酸を強く感じます。
リースリングみたい(?)な酒です。
1.の火入れバージョンです。


6. 純米吟醸 山田錦 50%精米 20BY

やさしい。甘みと旨味のバランスが良いんです。






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ここから2本、70%精米。7号酵母。



7. 純米酒 山田錦 70%精米 20BY

雑味があるが旨味も多い。
様々な旨味に気が行ってしまうからか甘みを感じません。

山田錦は飽きたなーと思っていましたが、こんな酒ならとことん飲めます。


8. 普通酒 柏 楽水 加工米 70%精米 20BY

燗で。少し水っぽく感じます。
けど意外と旨みが多い。
1600円位だそうだが2000円までなら出しても良いかも。



ここから2本、酒造年度違い。2本共 19BY。


9. 特別純米 美山錦 55%精米 19BY

メチャメチャ旨い。味が乗っています。

エンドレスで飲めちゃいます。


10. 純米吟醸 雄町 50%精米 19BY

これもメチャメチャ旨い。

冷やから熱燗まで、どの温度でも旨いです。





どの酒も9号酵母なのに吟醸香が控えめ。

夏の若い稲の香りがとても清々しいです。

この清々しい夏の稲の香りについて話したら晃さんはソーヴィニョンブランのような香りとおしゃっていました。

先に『シャルドネのような酸』云々とワタシが言ったからだと思いますが、この清々しい稲の香りをソービニョンブランに例えるたのはなかなか的確だと思います。

誤解されないように言っておきますが、このソーヴィニョンブランのような香りを感じるのはアフターノーズ。飲んで返ってくる香りです。

ワタシはこの香りの酒がとても好き。

酵母の働き以外のところにこの香りの源はあるような気がしています。


また、冷やでも燗でも美味しいのがとても良いと思います。

酒質の良さは、燗にするまでもなく感じます。






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最後は焼酎。


11. 粕取り焼酎 喜楽

粕取り焼酎。

戦後のカストリとは意味が違います。

農民が農作業の合間に栄養補給の意味もあって氷砂糖を入れて飲んだと言われているのが粕取り焼酎だそう。

シチリアの醸造家 Frank Cornelissen や、高畠ワイナリーの醸造家 畑貴嘉さんも、農民が農作業の合間に栄養補給するようなワインを造っていたり造りたいと思っていたりします。

人々の生活に寄り添うようなものを造る。鑑評会で金賞を取ることよりもそちらの方がセクシーです。






最後にワタシ的サプライズが1つ。




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久保田ブラザースの兄 晃氏 手製のトリュフが振る舞われました。
中にはみかんの蜂蜜で甘みを付けた粕取り焼酎が入っていました。

これがとても美味しかった。

いろいろ試したそうですがみかん蜜が1番相性が良かったそう。
確かにリキュールを使ったオランジェみたいでとても美味しかったです。

しかし、ショコラ作りまでするとは!!
おもしろい杜氏です。






この日の会場になった酒味処きの字。


良く有るメニューのようですが、ちょっとした工夫がある。
そんな料理でワタシたちを楽しませてくれました。



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献立は.....


枝豆

ポテトサラダ(山椒風味)

冬瓜と鶏つくねの煮物

アサリと夏野菜の酒蒸し

カツオのたたき(セロリ風味)

ナスの刺身

ズッキーニの寿司

らっきょうの天ぷら

イワシの梅干し煮

トマトと三つ葉のだし巻き

鯖の焼おにぎりのお茶漬け

モロヘイヤのおひたし



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30余人分の料理を1人で作ってたいへんだったと思います。

しかし、どのメニューも手抜き無し。
味がとても良く、酒にも良く合いました。






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写真は 徹 氏。


美味しい酒たちに大満足。

こうなるとどんな所で造っているのか見たくなります。

一度、蔵に行ってみたいです。


ってか、帰りの山手線で蔵に行く約束をしちゃったんですけどね。

どこかで時間を作って久保田酒造に行ってみたいと思っています。







久保田酒造  http://www.tsukui.ne.jp/kubota/

四季酒の会  http://ameblo.jp/take9243/

きの字     http://www.sakeaji-kinoji.com/

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2009/03/13

豊富なチーズと 丹沢山 不老泉  純米酒 吟雅 阿佐ヶ谷

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モッツァレラとタマゴのココット。

お銚子が無ければ居酒屋を連想することは困難です。




久しぶりに阿佐ヶ谷の 純米酒 吟雅 に行ってみました。

blogにエントリーしたのは随分前ですが、ホントはもーちょっと行ってたりするんですけどね。

(参照:2008/02/10 純米酒 吟雅 上原浩氏へのオマージュ 阿佐ヶ谷

(参照:2008/02/16 純米酒の最右翼 マルセウ本間商店の酒しかない 純米酒 吟雅 阿佐ヶ谷 一番街



実は店主の近藤さんは母校の先輩にあたり、初めてそのことを知ったときには思わず2人で校歌を歌ってしまったり....。

熱心に通う常連とは言い難いワタシなのにすっかりホームとしてのびのびさせて頂いています。






少し来なかった間に酒が数種類増えています。

メニューも増えましたね。


この店のメニューにはA面とB面があり、A面は和風メニュー、B面は洋風メニューになっているのですが、フレンチっぽかったB面のメニューがイタリアンぽいメニューに少し変わっています。



チーズメニューが豊富。
常時7種類のチーズがあったりします。
何屋だろうか?と思うことがあるそうです。




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空豆のソフォルマートを食しながら 丹沢山 山廃純米 山田錦 。


丹沢山 山廃純米 山田錦 は 酸が効いていて鮮烈な酒。

しかし、不思議と優しさも併せ持っていて、なんというか先日お会いすることが出来た マルク ペノ さんの ミュスカデみたいなニュアンスを感じる酒です。

(参照:2009/02/21 マルク ペノ(Marc Pesnot)氏 来日記念パーティー




全ての酒がマルセウ本間商店の酒だった吟雅ですが、遂に本間さん以外の酒が置かれました。

それが 不老泉 山廃純米吟醸 山田錦 うすにごり。



不老泉 山廃純米吟醸 山田錦 も 丹沢山 のように酸が効いている酒。

やはり優しさを併せ持っているのが印象的ですね。

コハク酸が強く旨味の厚みが良いですね。

ジュラール シュレール のワインを連想してしまう酒です。




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アボカドとパンチェッタの温製サラダを食しながら頂きます。







この後、2組のお客さんが入れ替わり、ワタシもおしゃべりに混ぜて頂きました。

玉寿司で小布施ワインを飲んだとか、ある蔵の内輪話しとか、本間商店の人となりとか。いろいろネタを仕入れて。

先細る日本酒市場。新規ユーザーを獲得する仕掛けがない現状とか話したような気がします。

ワインは小さい市場だけど自然派という仕掛けで新規ユーザーが増えているとかも。




いろいろ話しながら、更に諏訪泉などなど....。

5合程度だったでしょうか?





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最後の〆でゴルゴンゾーラのペンネを食した気がしますが記憶がさだかではありません。


酔うのではなく、楽しくなると記憶が無くなります。

よほど楽しかったんでしょうね、ワタシ。



吟雅では本間さん以外の酒第2弾で群馬泉が入るそう。

食べてみたいメニューも激増したのでまた行かなくてはと思っています。







純米酒 吟雅

杉並区阿佐ヶ谷南2-20-2
03-3312-9813
18時から1:30位まで 祝祭日は少し早く終わるそう
日曜定休

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2009/02/15

おいしい親子丼 焼鳥かなめ 奥沢 備忘ログ #6

多忙につき、備忘ログ #6。

記憶の断片だけでも記録しておこう。


野暮用で久しぶりの緑が丘。
東急大井町線の緑が丘のほう。





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焼鳥かなめ と いう店でランチ。

ランチは月曜から木曜まで。
メニューは焼鳥丼と親子丼。

親子丼をオーダーしてから店内の冷蔵庫に ボルク ドドン が入っていることに気付く(!!)

カウンターの上にはアヒルストアのショップカード。

そっち方面の方には良く知られている店なのかも?






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サッと出てきた親子丼。なかなかと言うよりかなり美味しい。

少し甘く軽い味付け。

鶏が鶏臭く、イヤな感じは皆無。

もしかしたら焼き鳥もかなり美味しい店なのかも?
そんな予感がする。要チェックかも。

機会があったら夜に確認に来てみたい。

とりあえずランチとしてはヒット。


残念ながら隣でオジサン1名が喫煙。
喫煙可の店だ。
だけど換気が良く、あまり気にならなかった。











焼鳥かなめ
世田谷区奥沢2-23-2
03-5701-0092

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2009/01/20

トリハイ 210円 良き日本のBAR BRICK 中野

中野の路地にそのBARはありました。

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BAR BRICK

Iさんたちに教えてもらいました。



店内はなんとなく『昭和』な感じ。

お世辞にもキレイとは言い難い店です。


ここの流儀がわからないので皆さんと同じものをお願いしました。




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『トリハイ』


手に収めるには少し大きい、タンブラーを細身でスマートにしたよなハイボールグラスに、ソーダと1jigger(45ml)のトリス。仕上げにレモンピールを絞ってあるよう。




トリスのハイボール?


ハイボールと呼ぶのはちょっと違う気がします。
レモンの甘みが強くハイボールとは趣きがやや異なる感じなんですよね。

『トリハイ』は『トリハイ』で良いんじゃないかと思う味です。




アテにオイルサーディンも頼んでみました。



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なんと缶のまま!!

でもこの店の風景には違和感はありません。




カラダに優しいものしか口にしないワタシ。正直、この店のメニューはアルコールもフードも少し厳しいものばかりです。

でも、不思議とイヤな感じはしません。


それは、バーテンさんやホールのお店の方がとても礼儀正しいから。

誇りを持って仕事しているのが良くわかります。



トリハイは確か210円。
2杯とオイルサーディンでたぶん1000円位。

そんなお客のワタシたちにも敬意を持って接してくれます。
敬意には敬意をもって接しないと失礼にあたります。

こちらも思わず背筋を延ばしてしまいます。

安いからと言って粗末にしてはいけない、そんな店です。

超低価格にも関わらず高級店そのままの持てなし。

こんなBARはなかなかありません。





トリスってなんだか懐かしいですよね。
特にワタシの父親世代には懐かしいものだと思います。


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正直、ほとんど飲んだことはありません。

むしろ白黒のテレビCM、アンクルトリスの方が断片的ではありますが記憶に残ってたりします。





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そー言えば、かなり前になりますが、トリスのCMキャラクターである『アンクルトリス』を描いていた柳原良平さんのミュージアムに行った事がありました。



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尾道からクルマで40分くらいだったかな。結構遠いです。




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そこにはトリスバーが併設されていて、『こんな雰囲気のBARで父親世代は飲んでたのか』と思ったものですが....。







レトロではなく、そのまま続いているということ。

そんなBARが中野に佇んでいます。



何だかまた行きたい BAR BRICK。

日本の良きBARです。








BAR BRICK  
中野区中野5-61-3
17:00 - 24:00
日曜定休





柳原良平ミュージアム アンクル船長の館
http://www.ukiuki.co.jp/uncle/

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2008/09/02

癒されちゃうなぁ ぶどう畑Cafe Casa da Noma 勝沼

大吉園からぶどう畑を見ながらテクテク。



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歩いて行ったのは近所の原茂ワインです。



11時半の原茂ワイン駐車場は既にクルマで賑わっていました。



ワタシたちのお目当ては2階のカフェ Casa da Noma 。
雑誌などで紹介されることの多いぶどう畑を見下ろすカフェ。

ちょっと早めのランチです。


と、思ったら、既にカフェは満席。
40分待ちの大賑わい。

日曜日は予約必須ですね。



このカフェの特等席はバルコニー。
ぶどう棚の上に張り出した席は楽しそうです。
この席は特に人気なので休日は予約しないと無理みたいです。



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ワタシたちは残念ながら奥まった席。
でも、窓からの風景は何だかいい感じです。




パンの気まぐれブランチとグラスでワインを。

ちょっと気を抜いたので記憶が曖昧。
ワインの名前を忘れてしまいました。

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赤ワインは縁が少しレンガ色になっていて数年経過してると思います。
メルローが主体でブラッククィーンorベリーAのどちらかとのブレンドかな?
若干、山ぶどうっぽい感じもあったかも?



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ブランチプレートは1つにして良かったァ。
2人でシェアしてちょうど良いボリューム。
1600円のこのプレートはホントにお得です。

ジャガイモのポタージュ、カボチャサラダ、地物マイタケのソテー等々。

まぁ、詳細が曖昧だけど気にしない。



こんな気分が良いカフェではユルい空気に癒されたほうが良いです....よ....ね。






原茂ワイン  http://www.haramo.com/

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2008/07/14

気まぐれ肉処 やっちゃん  ナマで新鮮な牛を頬張る 江古田

いろんな人から行った方が良いと聞いていたこの店。

いつか訪れる機会があると思っていました。

いつも季織亭で会うグルマンI嬢。

このやっちゃんの常連でもある彼女に誘われて初めての訪問です。


10日木曜日、総勢7名で出陣。お食事番長は急な会議で欠席です。




聞くと初訪問のワタシ以外の方々は定期的に来ているそう。

この夜は第19回やっちゃん生肉祭りなのだそうです。




満席のやっちゃんに乗り込んだのは20時ちょっと前。


隣のテーブル席にはバスケットボール往年の名センター岡山氏が。
2m何cmだっけ?
以前、西新宿の地下を首を横に曲げながら歩いてるのを見かけた事があるけどやっぱり大きい。
なんだか見るとありがたい感じがします。

どーやら常連さんみたいです。




さて、初めてこの店を体験するワタシとしては勝手がわかりません。
ここはお姉さんたちにお任せ、成り行きに身を委ねることにしました。



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テーブルには塩を添えたキャベツ。これがデフォルトらしい。

酒類はほとんど有りません。

瓶ビールが2種類。
酒は大信州(これは美味しい酒ですよ)と銀盤。
焼酎はイモ、麦、米など。

ビールで乾杯の後はひたすらさつま白波です。
天文館で飲んでるみたい。ジョカのお湯割りではありませんが。




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まずは煮込み。
ありがちですけどね。

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臭みは皆無。甘い(ホントに甘い)内蔵。
脂っぽい感じはなく、軽いあっさり味。

予想外の味付けだったので少し驚きました。
期待値がグンと上がります。




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なま肉の刺身。

上段左から時計回りで
レバー、ガツ、生センマイ、松坂牛の内モモ、松坂牛のハラミ、松坂牛の外モモ。

レバーにI嬢が興奮。「このエッジ見てよ。角が立ってる。」って。
おおっ。確かに新鮮そう。実際プリプリで素晴らしい。

ガツは驚き。素晴らしい味。
釧路で食べたアノ北寄貝みたいな歯ごたえです。
カプッと、果物みたいな歯ごたえがたまりません。
秀悦!!





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焼ユッケ
ユッケを焼いてもらったそう。
火加減が絶妙。甘い甘い甘い。ヤバいっス。
卵を2個絡めて。
これは経験に無いおいしさ。



この店は旦那さんと奥さんと焼き専門の職人さんの3人で切り盛りしてるそう。

焼き場専門の職人さんが凄腕なのがわかります。
余熱が入って1番旨い絶妙な火加減。
侮っちゃいけません。



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レバー刺しをアンコール
プリプリ。
うー、と唸ってしまいます。





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テールの煮込み
以外と優しい味で気に入りました。
聞くとこによると化学調味料は使わないそうです。






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ハラミのワイン煮(?)
店のチリワイン飲みながら。
出来たらボーペサージュに合わせたいなぁ。






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煮込みハンバーグ
只々、甘いです。
これはお持ち帰り出来るのでお土産にもしてもらいました。




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つくね(塩)&つくね(タレ)
これは鶏と豚の合挽らしい。

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つくねなのに肉の甘みが強烈!!
有りそうで無い味かもしれません。




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最後に松坂牛内モモとハラミを握りで頂きフィニッシュ。
甘み、旨味、文句の付けようが無い美味しさでした。






今まで食べて一番美味しかったのは、ずーっと昔に岩手で食べた前沢の偉大な種牛、紋次郎の仔。
リクルートの一件の前、リクルートが開発した安比グランドのメインダイニングで、近くのテーブルにいらっしゃった江副さんに「この前チャンピオン取った肉があるよ」と薦められて食したもの。レアでも焼けない脂肪交雑の牛でした。値段は当時で15000円位だったかな。それは安かったのですがワインが2本で15万。バブルの末期でしたが総額20万オーバーでした。でも、あの味は今も夢にみるくらい美味しかったです。



あの美味しさ程ではないかもしれないけど、なにしろ値段が違います。

この日の勘定は7人で28000円。
人数で割ったら1人4000円!! 激安です。




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激安価格で美味しい肉が食べられる店やっちゃん。
くいしんぼうで店内は常に満席。
店に入った時には一杯だったネタケースも、帰る頃にはこんな感じでした。


住所は江古田ですが新井薬師のほうが近いかな。
哲学堂公園(昔、ここで週に2回野球やってました)の近所。
もー覚えちゃったもんね。

これは夏バテする頃に再訪問確実ですね。

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2008/03/20

豚八戒 餃子が美味しいご近所中華 阿佐ヶ谷

いつも楽しみにしているblog、神澤柚実子さんのウチごはん&ソトごはん

3月17日の記事で阿佐ヶ谷の餃子が紹介されていました。


ウチではもっぱら潮州なのですが、何だかココも楽しそう。
早速、翌18日に行ってみました。




一足先に帰宅していたワタシとお食事番長は阿佐ヶ谷駅前の交番で合流。ゆるゆると駅の脇の細い道をバードランド方向に歩いて行くとそこに豚八戒はありました。

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小さいけど角地なのは良いですね。



小さなカウンターは6席。
スゴク急な小さな階段があって2階にも8席ほどあるそう。


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カウンターの一番奥に座ってさっそく紹興酒と生ビールで乾杯です。



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セロリとピーナッツの和え物をつまみながら面白い仕掛けに気づきました。




小さな棚の横に雨樋のような円筒のものが付いています。
この筒に向かって何やら話しかけるんですよ。
すると筒から返事が帰ってきます。


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この筒は2階のお客さんとのインターホン!?

2階にいるお客さんに声をかけるツールです。
オーダーは筒を通って伝わります。



ここで棚の中に箱があることに気づきました。
その箱には紐がついていて、更に良く見ると滑車が付いています。



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なんと、この箱は2階へのリフト。

注文の品が出来ると2階に声を掛けてから紐を引っ張ります。

2階のお客さんは箱からお皿を受け取ります。

狭い店ならではの面白い仕掛けです。






餃子は焼き餃子、水餃子、蒸し餃子。
それぞれ味わいが大きく異なります。




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まず、焼き餃子。
これは1人前。2人前は隙間にも餃子が入っています。

焼き餃子って数年前から水溶き粉で羽根を付けるのがスタンダードになりましたね。ココのは極端に大きいフライパン大の羽根が付いています。


でもね、形はどうでもイイのです。
あくまでも味。味が良くなければ見栄えなんて意味ないです。

ところが、味もおいしい!!
八角が効いていてスパイシー。
ちょっと塩っぱいけど食べ飽きない美味しさです。




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水餃子はエビと豆腐の2種類。
エビ水餃子はエビと椎茸が入っています。
椎茸の旨味がエビのプリプリ感と相まって素晴らしい美味しさ。
これは少し優しい味です。




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蒸し餃子は準精進料理。
干しエビだけ動物性の食材が入っています。
小さく角切りにした厚揚げ(?)と干し椎茸(?)と干しエビかな。
これは少々塩っぱいけど、動物性の旨味が干しエビだけなので、あえてパンチのある味にしているのかと思います。


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更に揚げワンタンで紹興酒。


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最後はちまきで〆。



生ビール1杯と紹興酒6合で6000円。激安です。

少しジャンクな塩っぱい味だけどお値打ち。


地球一美味しい中華は西武池袋線東久留米の枉駕でキマリですが、ご近所にちょっとイイ中華が1つ増えたのは嬉しいです。



すこし残念なのは2階が喫煙可なこと。
1階は禁煙らしいのですが2階で吸う人がいると無意味です。

狭い店なのでとても悲しい思いをすることになっちゃいます。

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2008/02/16

純米酒の最右翼 マルセウ本間商店の酒しかない 純米酒 吟雅 阿佐ヶ谷 一番街

仕事を早めに切り上げて、またしても阿佐ヶ谷の純米酒 吟雅へ。


ここは純米酒にこだわる店の中でもおそらく最右翼。
なにせ、マルセウ本間商店の酒以外置かない徹底ぶりです。


マルセウ本間商店といえば、店主自ら蔵に出向き、しっかりティスティングしてからタンクまでをも指定して買い付けるというウワサの酒屋です。他店と同じ銘柄でも中身はひと味違うそう。


つい最近、本間商店店主自ら吟雅に。自分の納めた酒がどんな風に扱われているかチェックしに来たそうです。徹底しています。





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糀風味の塩辛をつまみながら『悦凱陣 オオセト』

やはり本間商店の酒に合わせるには肴も旨味を強くしないと負けてしまいます。糀の甘みが塩辛にもう1つ旨味を加えます。





『るみ子の酒 袋搾り』を飲みながら鮪の盛り合わせ。



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鮪は築地の仲卸 内藤から仕入れてるそう。

下の赤い方が大間産の鮪。
上のヅケは赤身なのに下の大間産よりも仕入れ値が高かった紀州産。
酒に負けないよう強めに漬けてあるそう。「邪道ですが」と、言いながら、酒に良く合いました。



お酒のメニュー、左側には火入れの酒を別枠でのせています。
そこから諏訪泉の火入れを。

「純米の酒が好きな人は火入れの酒を軽視する傾向が強いけど、火入れも正当に評価してお客様に提案していきたい」と、店主。





肴3品と酒3合で4000円行くか行かないか。

入り辛いドアだけど、勇気を出して入ってしまえばマッチョな酒が気楽に楽しめます。ちょこっとづつ丁寧に頂ける濃厚な旨味の肴も良いですよ。



鮨屋か蕎麦屋にでも行った帰り、何かちょっと物足りない気分の時に寄るには良いかも。



正直、ワタシは薄味なので本間商店の酒たちは毎日飲みたい酒ではありません。お食事番長の手料理にはちょっと強過ぎるんですよね。


ウチでは『木曽路の特別純米』と『あら玉 改良信交』なんかの優しい酒か、少しミネラリーな『雪の茅舎』と『富久長』があれば良いです。

あとはヴィナイ オータさんのワインと、小布施さん、金井さん、城戸さんなどの日本の自然派ワインが有れば最高。

っと、やっぱり『侍士の門』か『五番隊』あたりのスパイシーな芋焼酎も欲しいか。


でも、たまに旨味の強い酒って欲しくなったりします。
少しで良いんですけどね。

そんな時には迷わず行きそうな予感の阿佐ヶ谷一番街 『純米酒 吟雅』

話すと意外なほど気さくな店主が丁寧にもてなしてくれますよ。


まだまだ、人に知られていない秘密の店です。




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2008/02/12

絵理花で08シーズン野球会議 日暮里

ワタシは見た目に合わずお肉類があまり得意ではありません。

さっぱり味に調理された鶏や豚は美味しく頂きますが、牛はほとんど食べないんです。

だから焼き肉にはまず行かない。

油っぽいものは苦手なんですよ。



そんなワタシが年に1度か2度食べに行く焼き肉があります。

日暮里の絵理花です。


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1階にはエリカというちょっとセピア色した喫茶店があり、その2階。

今日の目的地、焼き肉絵理花はそこにあります。




まぁ、なんてことない下町の焼き肉屋なんですけどね。

ただ、この店、ある種の人たちには特別な店。


遥々、北海道からこの店を訪れる方も少なくありません。




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そう、この絵理花はファイターズの1番打者、森本稀哲選手の実家なんです。



入口から入るといきなり2階に上がる急な階段。その階段は厨房まで真っすぐ伸びる廊下になっています。

その廊下の右側、一段上がったところが細長くお座敷になっています。4人がけのガス直火式無煙ロースターが7台くらい縦に並んでいます。

入口の真上だけ横に2台並んで広くなっています。ワタシたちはそこに陣取りました。



この日、ご一緒したのは常に外野席で声を出し続けるO夫妻、常にワタシたちをリードしてくれるK嬢、ワタシ、お食事番長。


2008年シーズン開幕前の野球会議です。


この店、1番奥の厨房に近いテーブルは森本家の席。
この日も父上が道新スポーツを読んでいました。




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カルビ、ロース、タン塩。

焼き肉クリーンアップを焼きながら下らないことばかり話します。



K嬢 「わたし、お風呂はちょっと熱いけどガマンして44度なんだ」

一同 「なんで!?」

K嬢 「上田だから!! 背番号44だから!!」

一同 「....(絶句!!)」

K嬢は中日に移籍した上田佳範選手の大ファンだっだんです。
だからって44度にしなくても....。

O旦那 「それならウチは稲葉ですね (背番号41)」

O旦那 「夏には1度下がって金子洋 (背番号40)です」

すごく、クダラナーイ!!



こんな話ししている間にどんどん夜は更けて....。



次回の会議はサッポロで、という事になり閉会。

楽しい時間はアッという間に過ぎてしまうものですね。


年に1度か2度の貴重な焼き肉。

ゲラゲラ笑った楽しい時間になりました。

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