お酒

2010/01/21

笑亀酒造 & 湯川酒造 信州の蔵元を訪ねる 湯川編

塩尻の笑亀酒造を後にしたワタシたち。


作業着のままの笑亀の丸山社長を乗せて、バスは木祖へ向かいます。





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ちょうどお昼頃に藪原の湯川酒造に到着。

この日はやはり暖かく、藪原の気温は0℃。

悔しいくらい暖かいそうです。




何回目の湯川酒造だったか?


2009/03/18 木曽路 湯川酒造へ
http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/03/post-3f65.html

2008/01/22湯川酒造 鷲澤捨男杜氏を囲んで おぎのや 木祖
http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2008/01/post_67d3.html


blogには2回しか書いてないけど他に数回来てる気はします。





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湯川さんではこの日の作業はほとんど無いよう。

麹屋さんが行っているのは添の掛け米の準備でしょうか。






湯川酒造店の酒は「酵母に無理をさせない」酒。
先代の鷲沢杜氏からの教えを頑に守って、時間をたっぷり使って醸しています。目には見えないところで贅沢に造られているんです。

たぶん、どんなに飲んでも飲み疲れないのはそんなところが影響してるような気がします。




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元々、会社員をしていた尚子さん。
蔵に戻って酒造りを始めたときに整備した麹室はとてもキレイ。
最初の年は木の香りが強かったそうですが今は木の香りも抜けて良い感じだそうですよ。




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蔵内をいろいろ見て、広間に移ってプチ試飲会。
皆さんアレが良いとかコレが良いとか。


参加者の中には日本酒全く飲めないという方もいましたが、「尚子ちゃんの酒は飲めるんだ」と言って結構飲んでました。
やはり造り手の顔が見えると苦手なものでも好きになっちゃったりするものですね。




ここから参加者一行は湯川酒造店の斜向いの蕎麦 おぎのや さんに移動します。

おぎのやさんは翁の高橋氏のお弟子さん。
とても繊細で喉越しの良い蕎麦が信条です。

このblogでも2度登場しています。


2009/05/04 蕎麦 おぎのや 木祖 藪原

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/05/post-39d6.html


2009/03/19 すんきせいろ蕎麦  おぎのや 木祖村

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/03/post-62a7.html





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このおぎのやさんで懇親会。




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笑亀さんと湯川さん。
楽しい先輩としっかり者の後輩。
丁々発止のやり取りに大笑い。
楽しい会になりました。




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おぎのやさんの囲炉裏で作ったきのこ汁は最高。





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蕎麦は悶絶するほど美味しい。

あまりにも美味しかったのでお替わりをしちゃいました。



山の料理には山の酒が合いますねー。

何だかすんきがあるうちにもう一回行ってしまいそうです。



とても楽しかった蔵元見学会。

主催者の gelee blanche はチーズ専門店なんですけどね。

酒にチーズは良く合うのでこんな見学会は有りですね。

また、開催して頂きたいと思います。







湯川酒造店    http://www.sake-kisoji.com/

木曽 おぎのや   http://www.kiso-oginoya.jp/

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2010/01/20

笑亀酒造 & 湯川酒造 信州の蔵元を訪ねる 笑亀編

信州は松本のチーズ専門店 gelee blanche 主催の蔵元見学会に混ぜてもらいました。

見学したのは 塩尻 の 笑亀酒造 と 木祖 の 湯川酒造店


近年、純米酒の愛好家たちに「上がってきたね」なんて言われている蔵元。
長野県の蔵元の酒は全体的に良くなっているのですが、その中でも特に良い酒を醸している蔵です。




しかし、松本は寒いです。
集合した駅前の9時半の気温は -5.5℃。
松本の皆さんは「今日は緩んだね」なんて言ってましたが。







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まずは先月に伺った笑亀酒造。

『 蔵祭れ!! 』は強烈でした。

(参照:2009/12/15 蔵祭れ !! 笑亀の酒はメチャ旨い






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笑亀さんでは作業の真っ最中。

ちょうど米が蒸し上がったところ。
湯気が充満しています。




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米の香りがイイ感じ。






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米は麹室へ。

大忙しです。





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枯らし。

こんなとこまで見せてもらえるとは思いませんでした。






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酒母。

乳酸の香りを感じます。

blogでは香りが伝えられないんです。

なんとももどかしい。



幾つかテクニカルな事を聞いてみたかったのですが今回はそんな雰囲気ではありません。
また次回の訪問時にいろいろ伺いたいです。

(再々度、訪問する気満々です。)


次の目的地、木曽藪原の 湯川酒造店 へ向かいます。






笑亀酒造   http://www.syoki.com/

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2010/01/10

純粋と純米と ウルウルされちゃうと困っちゃう.... by 怪獣

ワタシやお食事番長と比べると彼らは随分と若いので友人と言うには可哀想な気がするのですが....。

それでも一方的に友人だと思っている飲み友なKちゃん&Mちゃん夫妻。
Jrが誕生してからなかなか会う機会が無かったのですが、久しぶりに季織亭2階の酒処で一緒に飲む事が出来ました。


実際のところ季織亭は1階の麺処だけでなく2階の酒処も家族連れを受け入れているので子供を連れてきても問題はないのです。お座敷もありますし。
しかしながら、やはり小さな子を酒の席に連れて行くことには他のお客さんへの心苦しさがあるのでしょう。

この日、2階の酒処は古い常連だけだったので心配は杞憂。
少しの間だったけど2歳半の純粋さに触れることができて楽しいひと時でしたよ。


ただ、ワタシを見ると目がウルウル。泣き出しそう。
怪獣と思われているのは間違い有りません。
ワタシとて純粋を泣かせるのは本位ではありません。
近寄らない方が無難です。
もう1年もすると怪獣退治のパンチやキックを頂く気はするのですが....。


Mちゃんがちゃんと母親をやっていることに驚きます。
なにせ、試飲会に来た龍神酒造杜氏から半纏を取り上げて着てしまった大酒飲みです。
人は役割に応じて変われるものですね。
Mちゃんの母親ぶりはちょっとキラキラして見えます。
もっともこの日は二日酔いでテンションが上がらないようでしたが....。





さて、楽しいことがあると食べたものや飲んだものの記憶がなくなるワタシ。
この日飲んだものだけでもとつぶやいておきました。





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遊穗のしろ 無濾過生原酒おりからみ。微発泡ながらトロトロ。甘み強し。シャープな酸。コハク酸がかなり強い。香りもあり乾杯に良いぞ。 #sake #junmai




 



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超☆房島屋 純米厳選槽場汲みno.9 シャープな酸。塩味。苦味。変わってんなー。房島屋はスミレのイメージなんだけど、コレは別物。ハッ‼ 日本酒のソルティドックだ‼ #sake #junmai



   







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丹澤山 特別純米雄町六拾アタックが優しい。酸が際立つ。ボディは薄いがバランスが良い。ブルゴーニュとかのミネラリーなワインみたいだ。いつもながら旨いよー。 #sake #junmai






丹澤山 特別純米雄町六拾。燗冷ましがまた旨い。 キレイな酸。はにかむような甘み。18 9の女の子みたい。





#sake と #junmai の ハッシュタグを付けてのつぶやき。


例えば、 #junmai のハッシュタグを検索すると、同じ #junmai の ハッシュタグを付けているつぶやきを共有することが出来てなかなか面白いんですよ。

最後のつぶやきには #sake も #junmai も付いてないので酔っぱらっていたこともわかりますし。





兎にも角にも、楽しかったKちゃん&Mちゃん&Jrとのひと時。
小田急沿線の幾つか気になっている店への訪問を含めてまた会いたいものです。

結局のところ、旨いだのマズイだの言うよりも、楽しい人と飲むこと自体が旨いのです。

ただ、今後は怪獣退治のキックやパンチの雨に当たる覚悟は必要です。
もちろん、甘んじて受け止める覚悟をしているワタシです。

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2009/12/15

蔵祭れ !! 笑亀の酒はメチャ旨い

先週の土曜日、ご近所の忘年会から会社に戻り23時まで働いたワタシ。

金曜日からお食事番長は東北へ取材に行っていたので急いで帰る必要もなかったのです。

多少なりとも酔っぱらっていたのでグダグダ。
やっぱり飲んでから仕事ってムリですね。

それでも幾つかの宿題は終わらせたので日曜日は休めることになりました。



帰宅して、長湯して、ベッドでPowerbookを開きます。

いつも楽しみにしているtakeさんのblog 『TAKE on me ! by 四季酒の会』 を 開くと妙なタイトルが飛び込んできました。



笑亀蔵祭れ!なう。

なんスか? コレ。


目をこすりながら読むと、塩尻の笑亀酒造で 『蔵祭れ!2009冬の陣』 と題した蔵解放が行われているとあります。


ムムムムム。

蔵祭れ!! と 言われてしまっては仕方ありません。



翌朝、塩尻に行ってみました。

駅前の気温計は4℃。
けっこう寒いです。
徒歩で30分らしいのでタクります。



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蔵に着くと大歓迎です。





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松本 gelee blanche の常連さんと遭遇。
ワタシの乗ってきたタクシーに乗って帰っていきました。

さて、入口でお土産の酒を貰います。




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更に酒が振る舞われます。

少し乳白色に濁っているのわかるでしょうか?

そのまんまの酒だそう。

とっても旨い酒。度肝を抜かれました。




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試飲は自由。

何度も飲んじゃいます。





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蔵の中には自由に入れます




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質問も出来ます。




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造りが始まっているこのナイーブな時期。蔵に入れるってスゴイです。




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こんなところも見せてくれます。

発酵が始まる直前です。



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今、まさに酒が造られている蔵です。




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一粒の米もおろそかにするべからず

皆辛苦労作の汗なり


とても良い言葉。

しみます。

(ゴム手袋が乗ってるのは見ないでね)






ところで、この蔵には来月も訪れる予定なので社長さんにご挨拶しようかと。

社長さんを探します。




まさか....。


takeさんと gelee blanche さんに確認したところこの人で間違いないと....。





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ショーキmanは子供たちのヒーローでした。








笑亀酒造    http://www.syoki.com/

TAKE on me! by 四季酒の会   http://ameblo.jp/take9243/

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2009/10/29

酒と酒器とチーズの関係 湯川酒造試飲会 gelee blanche

ちょっと前に話しになってしまいました。

ワタシが応援している蔵 湯川酒造店 の試飲会がお馴染みの松本 gelee blanche であったのです。



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今回のお題は

チーズ酒器の宴


酒とチーズの相性。

酒と酒器の関係。

いろいろ試してみようという試み。




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いつも陣取っているカウンターには 酒器道楽 佐々木さんの酒器。

様々な作家さんの酒器が展示されています。




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手に取って触ってみて良いという事なので片っ端から触ってみます。




酒は 湯川酒造店

十五代 九郎右衛門 純米吟醸 ひやおろし

十五代 九郎右衛門 特別純米 9号酵母

十五代 九郎右衛門 特別純米 長野酵母

木曽路 純米吟醸

このblogではお馴染みですね。





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チーズは gelee blanche

(12時のところから時計回りで)

ピエールロベール 白カビ

カブラレス 青カビ

ブリケット デ ゴール 山羊

ニュイドール ウォッシュ

コンテ18ヶ月



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他に地の野菜がどっさり。


美味しい酒。

その酒を支える酒器。

マリアージュの楽しいチーズ。

土地の新鮮な野菜たち。

内容が濃過ぎます。




試飲会が始まり、十五代九郎右衛門を飲んでいた時、参加者のどなたかが良いことを仰った。


『ソービニョンブランみたい....。』


ワタシはいつでもこの酒の奥に夏の稲の香りを感じるのですが、思わず膝ポン。確かにソービニョンブランみたいな香りを感じます。

野菜たちにソービニョンブランみたいな酒はよく合います。

もちろんチーズにも。


20BYは19BYに比べるとやや甘みが強く表現されていますが、この甘みは青カビチーズにとても良く合っちゃいます。
また、ソービニョンブランのような香りには山羊のチーズも良く合うのです。
チーズに合わせるには九郎右衛門は非常に順応力の高い日本酒と言えると思います。




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この日面白かったのは酒器によって味の感じ方が変わるということ。

形がほぼ同じ酒器が2つ。

1つは釉薬がかかっているもの。

1つは素焼きのような釉薬がかかっていないもの。

この2つの酒器で木曽路 純米吟醸 を飲み比べてみたのです。

木曽路 純米吟醸 は36日間醸されて造られた酒。
やや酸が強く、酒としては少々異色な出来。
まるでマルクペノさんのミュスカのよう。

この酒を釉薬のかかった酒器で飲むとよりのキレを感じます。

素焼きのような酒器で飲むと不思議とコハク酸にフォーカスするように感じます。

ワインはグラスの形状で味や香りの感じ方がかわりますが、酒も酒器によって感じ方が変わるものですね。

(余談ですが焼酎も酒器の素材で感じ方がかわります。芋焼酎には鉄分の多い土で作られた素焼きのそば猪口くらいの器がベストだと思います。)


酒器道楽 佐々木 さんのミニ講座。カッコイイ酒器の持ち方。
これって上手く書けないけど、とても良いことを教えて頂きました。
腕の筋肉の動きを考えて、カッコ良く酒器を持ちましょうという提案。さっそく実行しています。




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この試飲会で是非マネをしたくなった肴が1つ。

リコッタに海苔の佃煮を合わせたメニュー。

これ、乗せるだけなのでメチャメチャ簡単に出来るのですが、なんとも言えない旨さ。

しかし、チーズと海苔ですよ....。

チーズを知ってるからこそ、この発想。

簡単だけどなかなか思い浮かばないですよね。
霜田さんの引き出しってスゴイです。




楽しいアイデアでいっぱいだった湯川酒造店の会。

最後にもう1つアイデアが。




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厳選した優しい素材だけの手作りプリンで著名な春夏秋冬さんのプリン。
なんと湯川酒造の大吟醸を使っているプリン!!

gelee霜田さんのアイデアを春夏秋冬さんで形にした大吟醸プリンはやさしいプリンに酒の旨味が合わさって素晴らしい美味しさ。
甘みをぎりぎりまで抑えているのがポイント。
素晴らしい美味しさでした。

酒造りが始まる、その時に開かれた湯川酒造試飲会。
またまた大盛況で楽しい会になりました。


今回はワタシたち2名以外にも東京から4名の新たな尚子ファンが参加。
この酒に魅せられる尚子ファンが確実に増えているのは嬉しいです。

実は荻窪あたりの飲食店では十五代九郎右衛門を置く店が急増中。
ちょっとウワサになっている酒だったりします。
ワタシたち尚子ファンは少し鼻が高い気分を感じています。


さて、今回も楽しかった松本。
次回は年が明けた寒い日になりそう。
どーやら gelee blanche 主催の 湯川酒造店 蔵見学会があるらしい。

これはもう必ず行きたい。
gelee霜田さんに頑張ってもらうしかありませんよ。






湯川酒造店     http://www.sake-kisoji.com/

酒器道楽      http://www.drink-style.com/

gelee blanche    http://love.ap.teacup.com/geleeblanche/

春夏秋冬      http://www.purin-shop.com/

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2009/10/05

日本酒と十五夜を楽しむ会 湯川酒造試飲会

荻窪に茶房コトというカフェがあります。

昨年まで 茶のイ だったところです。

そのコトさんで先週の土曜日に日本酒の会、日本酒と十五夜を楽しむ会 が開かれました。





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今回、酒を持って来てくれたのは湯川酒造店。
ワタシが心酔している木祖村の酒です。

酒造りが始まる直前、準備でとっても忙しい蔵から尚子さんがやってきてくれました。




この日の酒は....

十五代 九郎右衛門 純米吟醸 ひやおろし

秋に収穫した米を醸し、春、夏、秋と季節を越えたひやおろし。
旨味が乗ってホントに良い味になりました。
しかし、熟成したほうが酒造りにつかう水木沢の伏流水のニュアンスを感じるのは不思議な気がします。
アタックの優しい酸。
エンドレスで飲み続けても飲み飽きない素晴らしい酒です。


十五代 九郎右衛門 特別純米 長野酵母

やや直線的な長野酵母。
湯川の酒としてはややワイルド。
ガッツリしたものに合わせると良いかも。
甘辛く煮た味にも合いそうな気がします。


十五代 九郎右衛門 山廃純米 17BY

ヤクルトのような乳酸の香り。
熟成された旨味。
キュートなようで複雑な香り。
その香りと逆方向の旨味。
クセになる美味しさ。
常温熟成した酒って熟成香があるものだけどこの酒にはそれがない。
優しいけど力強い。"たおやか"という言葉がぴったり。


木曽路 三割麹純米酒

麹を通常より多く使った酒。
麹の香りがやや立つけど気になる程でない。
旨味のレンジが広い。
他の発酵食品とガチで合いそう。




なんだか、少しぎこちなく始まったこの会。
酒が進むにつれ、和やかな雰囲気に。



参加の方々もポツリポツリと語り出し、やがて驚きの事実が明らかになります。
なんと、今回の参加者の皆さんは半数が試飲会に馴染みのない方々。
しかも、数名のかたはほとんど酒が飲めないそう!?

皆さん楽しそうに飲んでいたのでまったく気付きませんでした。
ホントにビックリです。


そんな皆さんからは....

「”ひやおろし”というのが美味しい」

「お酒は全く飲めないはずなのにこのお酒は飲める」

「お酒を飲むといつも頭が痛くなるのにこのお酒はならない」

「同じ酒ばかり飲んでいるのに飲み飽きない」

等々。

反応が良く、正直少し驚きました。



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コトさんの料理が酒を引き立てます。




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優しい味。




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キレイな色。






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申し分なくマリアージュ。




野菜の旨味を素直に感じる料理たち。

コトさんはこの店で料理教室やお菓子作り教室もやっているのですが、もしかしたらワタシも教室に参加したらこんな風に作れるようになるのかな。
コンテ協会のエプロンで参加しちゃおうか。


皆さんと楽しく語らいながら、酒と料理と新しい出会いが楽しめて、とても良い時間。


造り手の顔が見える酒って美味しいでしょ?


日本酒愛好家が少し増えたかも。

楽しい十五夜になりました。






茶房コト      http://blog.goo.ne.jp/coto12

湯川酒造店    http://www.sake-kisoji.com/

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2009/09/08

酒は未来を救う

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日曜日、駒場エミナースのチャリティ試飲会。

酒は未来を救う  今、私たちに出来ること

 

http://ameblo.jp/sakewamiraiwosukuu


参加させて頂きました。



普通に書いちゃいましたけど、 チャリティ って不思議な組み合わせ。馴染まない言葉同士です。


この日の試飲会の収益の一部や会場内で寄付されたお金は、武蔵野赤十字病院の小児病棟の子供たちのクリスマスや七夕節分などのイベントに充てられるという企画。




子供の頃、大けが(複数箇所の内蔵破裂と大腿骨骨折)で長期入院していたワタシ。
自宅療養も合わせるとほぼ1年、悶々と床に伏しておりました。
子供にとっての入院生活がどんなものかよくわかります。

オトナなら1年先には元気になれると言われれば理解もできますが、子供はそうはいきません。
子供の時間の感覚ってオトナよりズーッと長いじゃないですか。明日の朝だって遠い先のことです。
まして、来週、再来週、一ヶ月先、三ヶ月先、半年先、一年先。とんでもなく遠い時間です。

1時間、1時間、1時間....。
我慢、我慢、我慢....。
ため息ばかりだった毎日を思い出します。

ベッドで暴れて、看護婦さん(当時はそう呼んでいました)、医師、家族、皆を困らせたこと、良く覚えています。

ショックとストレスから4年間普通に話すことが出来ず、ずいぶんイヤな思いをしました。(ケンカで負けなかったのでイジメにはあいませんでしたが)

いつか健康になるといわれても、健康になったとしても、子供にはなかなか耐えることって難しいのです。

一時だけでも気分転換できたなら....。その一瞬はホントに幸せでしょう。

今回はその一瞬のイベントの費用に寄付される。酒を飲むことで子供の役に立てるという夢の様な企画です。
威張って飲む必要はありませんがテンションは上がります。





会場内は大盛況。

正直、集中して酒を利くことや蔵元さんに酒の詳細を質問する余裕はないのです。





参加蔵元は.....

陸奥八仙     八戸酒造
あずまみね    吾妻嶺酒造店
阿部勘       阿部勘酒造店
一白水成     福禄寿酒造
天青       熊澤酒造
大那       菊の里酒造
鳳凰美田     小林酒造
来福       来福酒造
浅間山      浅間酒造
尾瀬の雪どけ   龍神酒造
結人       柳澤酒造
鶴齢       青木酒造
佐久の花     佐久の花酒造
豊香       豊島屋
遊穂       御祖酒造
白岳仙      安本酒造
小左衛門     中島醸造
播州一献     山陽盃酒造
賀茂金秀     金光酒造
天寳一      天寳一
宝剣       宝剣酒造
美和桜      美和桜酒造 

焼酎

けいこうとなるも えびす酒造
常徳屋      常徳屋酒造場
赤鹿毛      柳田酒造
朝日       朝日酒造
芋麹芋      国分酒造
やきいも黒瀬   鹿児島酒造

泡盛

多良川      多良川



協賛の蔵は....

屋守       豊島屋酒造
開運       土井酒造場
相模灘      久保田酒造
鍋島       富久千代酒造
奈良萬      夢心酒造
萩乃露      福井弥平商店
村祐       村祐酒造
山形正宗     水戸部酒造

焼酎

さつま寿     尾込商店




会場内には知人がたくさん来て楽しんでいました。

以前、お世話になった蔵元さん。
酒の会でお世話になった方々。
幾つかの酒販店さん。
飲食店さん。
gar.netチーム。
ご近所の酒飲み。

知人と知人、強制的に名刺交換させちゃいます。

楽しいこと、ムダなこと、いろいろと情報交換。


企画を実現させた主催者に感謝と賞賛を贈りたい。

手放しで素晴らしいと思います。

誘っていただいた 旅々さん にも感謝。

是非、次回も参加させて頂きたいと思います。                   

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2009/07/28

SAKEとCHEESE ~大人の夏のお愉しみ~

日曜日、チーズラボさん主催の酒とチーズのイベントに行ってきました。

チーズラボさんは以前行った世田谷区主催の大人の夜の食育講座から注目しているシュバリエさんです。

(参照:2008/06/22 大人の夜の食育講座 チーズをいっぱい食べよう


その後も1度、イタリアチーズとイタリアワインのマリアージュの会に参加させて頂きました。

(参照:2008/10/27 チーズとワインの相性 原産地呼称制度を考えた




そのチーズラボさん、今回は日本酒とのマリアージュを探ります。


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酒は姫路の龍力 本田商店。

5代目、龍祐氏自ら3本の酒を持って来てくれました。






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酒器はなんとアクリル製の枡。
masmasというんだそうです。
割れないし軽いし、イベントにちょうど良い酒器です。
友成工芸という会社が作ったようです。


さらに塩の楽天内のショップ 食の泉 TAIYO SHOP から塩が出品。
6種類の塩を食べくらべることが出来たりも。

盛り沢山な内容です。







さてこの日のチーズは



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雪印乳業 小淵沢チーズ工房 ブルーチーズ

雪印乳業 小淵沢チーズ工房 ゴーダ

三友牧場 グランド・マ・チーズ(北海道標津町)

鶴居シルバーラベル(北海道鶴居村)

クリームチーズにオカカをふった和風クリームチーズ

こちらも低予算にもかかわらず盛り沢山。
楽しみです。





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さて、姫路あたりの酒というとワタシは明石の太陽酒造を思い出してしまうのです。

太陽酒造が分厚いボディに強い酸。旨味や甘みもとても強いマッチョな酒。余韻もかなり長い酒でした。
その割にはアフターに不思議な清涼感があり、飲み疲れないのです。

(参照:2008/08/12 太陽酒造試飲会 角打ち石丸商店 大宮



この 龍力 本田商店 の酒にも似たような傾向があります。

ボディが厚めで酸が強い。
かなりがっちりした味わいです。
旨味や甘みも強く余韻も長い。

このあたりの味わいは地域性なのかもしれません。


ただ、この龍力のほうが少し優しくってスマートな印象です。

聞いてみると「おダシに合うように造っている」そう。

なるほど、少しシャバいカツオと昆布の合わせダシに合わせたら旨味を補完しあうような予感がします。

酵母は全て9号。
米の産地としての優位性を生かし、優良な田畑から収穫された山田錦だけを厳選して使っているそう。




大吟醸 米のささやき
40%精米。
タンクに対し50ℓから120ℓくらいの極少量の醸造アルコールを添加。
この隠し味的なアルコール添加により米の香りはファッと感じられるようになるそう。
確かに米の香りが良い酒です。
上品な甘みと旨味も好印象です。
さらにミネラル感も感じます。
この日の3本の中でもっともミネラルを感じました。



特別純米 無ろ過生原酒 山田錦
やや野暮ったい印象の生原酒。
シジミなどでお馴染みの旨味成分、コハク酸を強く感じます。
ホントはミネラル感も大吟醸より強いはずですが、他の旨味も強いのでソコだけフォーカスされる大吟醸よりはミネラルを感じない構造になっています。



純米ドラゴン 緑
この酒だけ米が五百万石です。
やや熟成香が有り(あえて熟成香と書きます)、潜在的なポテンシャルを感じます。
残念ながら、この日の会には『燗酒』が用意されていないため、この酒の本領は半分しか感じることが出来ませんでした。




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『酒』は『ワイン』と同じ醸造酒ですが、『燗』という方法で酒の奥行きや広がりなどの空間を造ることが出来ます。

これは『酒』の強力なアドバンテージなのですが、なかなかこれを上手く使おうという発想がチーズの世界の人には難しいようですね。

設備や時間など制約もあるでしょうし、お燗番が1人必要になったりと難しいことは理解できますが、『酒』と『チーズ』のマリアージュを探るならこのアドバンテージは是非生かすべきではないでしょうか?

実際に燗酒をやってみるとそんなに難しくないし、なにより楽しいです。

夏でも燗酒を楽しんでいる人は意外なほど多いので、そんな提案をするのも良いと思いますよ。





続いてチーズです。



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雪印乳業 小淵沢チーズ工房 ブルーとゴーダ
ブルーチーズはゴルゴンゾーラドルチェに近い軽やかなチーズ。



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ゴーダチーズも軽い凝縮感のチーズ。
大手のメーカーは万人受けする商品を作らせるとホントに上手です。
このブルーは甘みもありとてもおいしいです。





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三友牧場 グランド・マ・チーズはミルキーなウォッシュタイプのチーズ。
優しい食感はクセになります。





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鶴居シルバーラベルも優しいミルキーなセミハード系チーズです。

日本のチーズは製造から熟成、流通から保存まで、それぞれの場面で温度管理が行き届いているのでフランス産チーズのようには塩分濃度を上げる必要がありません。

なので『いい塩梅』

欧州産には欧州産の、日本産には日本産の良さがあります。

どちらもそれぞれにおいしいチーズです。





『酒』と『チーズ』がマリアージュすることは既にわかっています。

それぞれのチーズと酒のマリアージュも人それぞれ。

以前、 BON BON FROMAGE の 大和田百合香さんの尽力で開催できた『sakeとcheeseで和もうかい』でも、それぞれに美味しいと思うマリアージュは異なり、味覚は人それぞれという当たり前のことを再確認することになりましたし。

(参照:2007/12/11 『年の瀬にsakeとcheeseで和もうかい』ご報告




たとえば、おしるこに塩を入れるように『旨味を補完』するおいしさ。

こってりした味を酸で軽く流すような『転換』するおいしさ。

甘さと辛さのような『対称的』なおいしさ。

ワタシが単純に考えただけでもこんな合わせ方が思いつくのですから、これはホントに人それぞれ。正解はありません。

なので、こんな酒とチーズのマリアージュを探るイベントは永遠にネタ切れにはなりません。
今後もどんどん開催されると良いと思いますし、それをきっかけに日本酒やチーズの販売拡大に繋がれば良いと思います。





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更にこの日は塩が6種類。




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愛媛 漁師伝説 黒め塩

宮崎 満潮の塩

静岡 天然塩



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長崎 五島のあら塩

新潟 越の塩

小笠原 島塩





塩をなめながら酒を飲み始めるとワタシは長いです。

旨味のある藻塩の 漁師伝説 黒め塩 は旨味と甘みが絶妙。
なめる塩の最高峰ですね。

高足ガニでお馴染み、西伊豆戸田の天然塩。
鯖でお馴染み五島のあら塩。
この2つはそのまま豆腐にかけると甘みが引き立つ美味しい塩。

宮崎の満潮の塩は枝豆に良さそう。

小笠原の島塩は魚の塩焼きとかに使ってみたい塩。

新潟の越の塩は煮物なんかが良く合いそうです。


塩と酒のマリアージュも楽しめて大満足。

とても楽しい時間でした。


チーズラボ主催『SAKEとCHEESE~大人の夏のお愉しみ~』

一度では消化しきれない、盛り沢山の会でした。

是非、またこんな会を開いて頂くと良いと思います。


しかし、昼酒はききますねー。

帰ってからは何もしようとは思わず、結果的にとても贅沢に時間を使うことになりました。

たまにはそんな日曜日も良いものですね。

温泉行ったのと同じくらいリフレッシュできました。







チーズラボ       http://cheese-labo.cocolog-nifty.com/blog/

龍力 本田商店          http://www.taturiki.com/

友成工芸(アクリル)      http://www.tomonari.co.jp/

TAIYO SHOP(塩)  http://www.rakuten.ne.jp/gold/taiyo-shop/

テーブルスタジオタキトー   http://www.table-studio.jp/

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2009/06/11

湯川酒造店の会 『色々飲み比べ』

と、いうワケで....。


松本市美術館から向かったのは今町通り、いつもの gelee blanche です。


今回の訪松の目的である 湯川酒造店の会、『色々飲み比べ』に参加です。





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湯川酒造店からは尚子さんがいらっしゃいました。







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さっそく利き酒。




まず、生と火入れを楽しみます。



1. 十五代 九郎右衛門 純米吟醸 ひとつ火

2. 十五代 九郎右衛門 しぼったまんまの純米吟醸


1、2、共に美山錦。

火入れの1は1回だけ火入れしたものだそう。
時間も極めて短時間です。


1は火入れによって旨味の交通整理がされていてお行儀が良いです。
透明感を楽しめます。

2はワイルド。旨味があっちこっち向いています。
コハク酸を強く感じます。





次は酵母の違いを楽しみます。


3. 十五代 九郎右衛門 特別純米 9号酵母

4. 十五代 九郎右衛門 特別純米 長野酵母


3、4、共にひとごこち(新美山錦)

4が面白いですね。直線的な印象です。
何と言うかコアがしっかりした感じ。
でも柔らかいものに包まれているよう。

長野酵母はまだ若い酵母なのでどうしても過保護に醸してしまうそう。
以前のC酵母よりワタシは好きです。




次は熟成期間の違いを楽しみます。


5. 木曽路 特別純米 生原酒 20BY

6. 木曽路 特別純米 特別純米 18BY

18BYになると熟成香があります。
そもそも木曽路の特別純米が大好きなので、これはもう、どちらも甲乙付け難い美味しさ。
熟成に耐える逞しさを持っているのに、どこか少しユルく癒しを感じます。
出来たら燗が良いですね。




最後は木祖村産のヨネシロで造った酒です。


7. 燦水木(さんみずき)

この酒はワインラバーの皆さんに大好評。
譲ってほしいとの声が其処此処から上がりました。
ワタシ的には氷結させて飲んでみたいです。








geleeさんの肴。

さすがgeleeさん、酒飲みが好きな肴でいっぱいです。







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12時のインゲンとエゴマから時計回りで。


チーズはデンマーク産のマリボー。

リコッタチーズが3種類。
それぞれウニ、パプリカ、ふき味噌が乗っています。

干しホタルイカ

うるめ鰯

干しイカ

板粕

ワラビの味噌漬け

いぶりガッコ


中央の2品は

もろキューなめ味噌添え

粒ウニ


酒飲みの恋人みたいなプレート。クラクラします。







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更に、マグロとカマンベールチーズの煮込み。

なにげに美味しいのですが、マグロの鉄臭さが全くないのが素晴らしい。とても良く出来ているんです。
いろんな旨味成分があって、その旨味が酒の旨味を呼びます。
このblogを見て下さっている皆さんに食べさせたいです。





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やはりチーズの盛り合わせも。

12時から時計回りで。

白馬村産の山羊のチーズ。

カマンベールAOC。

タレッジョ。

グラナパダーノ。

楓の葉に包まれている青カビ、ヴァルデオン。


酒にチーズを合わせると酒を甘く感じますよね。
チーズの塩分が酒の甘みを補うような。お汁粉に塩みたいな効果です。
これがお互いの味わいを高めるのです。

あまり知られていませんが山羊のチーズは日本酒に良く合います。
塩分と酒の関係ではなく、山羊チーズの酸と酒の酸が対比するような感覚です。是非、お試しあれ。






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更にネギとゴマだれの冷やし麺。
酒飲みなら〆は麺です。






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別腹で甘いもの少々。

十五代 九郎右衛門 の塩と酒のボンボン。

外掛けに塩が乗り、中のガナッシュに十五代 九郎右衛門な練り込んであります。

このショコラも素晴らしい美味しさ。
ショコラと酒が見事に一体化していて何とも良いようがないマリアージュ。

これは市販して頂きたいですねー。




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木祖村の朴葉巻き。

米粉を捏ねた求肥のような餅で餡が包んである餅。

餡が甘くなく、むしろ外皮の求肥が甘いんです。

この求肥には朴葉の香りがあって何ともいえない美味しさ。
これは病み付きになりそうです。






実はお酒が苦手でワインしか飲めないと言われた方が複数名いらっしゃいましたが、飲んでみたら湯川の酒なら飲める事が確認されました。


前杜氏の鷲沢さんは「オレの酒はどんなに飲んでも頭が痛くなったり悪酔いしたりしない」と言われていましたが、その酒質の良さは20BYにもしっかり受け継がれています。

でも、苦手なものにチャレンジして受け入れちゃう姿勢は素晴らしいです。ワタシも見習いたいと思います。






この会には酒器販売を生業になさっている方が参加されていまして酒器に付いてのミニ講座も開かれました。

酒器と酒は切っても切れない間柄。

近々、geleeさんで酒器と酒の会が開催されるようです。







さて、とても盛り沢山の楽しい会でしたが、ワタシたちは帰りのあずさの時間になってしまいました。


後ろ髪引かれる気持ちで松本駅へ。

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6月30日に松本市民球場で開催されるベイスターズvsスワローズの看板を眺めながら次はいつ来れるかなーと思いました。





さてさて、この日はダブルヘッダー。

世田谷に帰ったらもう1つイベントが待っています。

急いで帰らねば!!

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2009/06/01

welcome to 相模灘 WORLD!

相模灘でお馴染み、久保田酒造の会に参加させて頂きました。




相模灘は数年前からちょっと通な酒飲みさんたちに「上がって来たねー」なんて言われている注目の蔵。

ワタシも居酒屋なんかにあれば必ず頼んでいる酒です。




この興味深い蔵元さんと会う機会はないものか、と、以前から密かに思っておりました。

そんな折、四季酒の会(よきさけのかい)さんの主催で開かれる会  『welcome to 相模灘 WORLD!』 に 晃 氏 & 徹 氏 が招かれると聞いて、図々しくも混ぜて頂いちゃいました。





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写真は 晃 氏です。






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場所は新大塚の 酒味処 きの字 。

10分遅れて入った店内は満員。
すでに熱気でムンムンしていました。




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この日の酒は10本と焼酎1本。



酒は基本的に9号酵母。

しかし吟醸香は控えめ。全く気になりません。
米本来の香りが前に出ています。



麹米と掛米は同じ品種の米で仕込んでいます。
なので美山錦は100%美山錦。雄町は100%雄町です。




どの酒もアタックが柔らかく、しかしながら、まるで素性の良いシャルドネみたいな酸があります。

この酸は神奈川の酒に共通して感じる酸です。

晃さんに聞いてみたらこの酸は神奈川の水の影響だそう。
少し硬い水が酸味の源だそうです。



さて、酒を飲みましょう。




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1. 純米吟醸 雄町 50%精米 生酒 20BY

アタックの優しい酸がなんとも心地よい酒。
相模灘の特徴が最も良く表現されている酒です。


2. 特別本醸造 美山錦 60%精米 20BY

この酒は相模灘の香りの部分をフォーカスしたような酒。
やや旨味が薄い印象ですが、それ故に香りに注意が向く気がします。


3. 特別純米 美山錦 55%精米 20BY

ややアタックが強くキレを感じます。
シャルドネのよう。
マルク ペノ 氏のミュスカのような深みをも感じます。






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ここから純米吟醸の米違いが3本。


4. 純米吟醸 美山錦 50%精米 20BY

やさしいけど酸が際立ちます。


5. 純米吟醸 雄町 50%精米 20BY

旨味、コハク酸を強く感じます。
リースリングみたい(?)な酒です。
1.の火入れバージョンです。


6. 純米吟醸 山田錦 50%精米 20BY

やさしい。甘みと旨味のバランスが良いんです。






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ここから2本、70%精米。7号酵母。



7. 純米酒 山田錦 70%精米 20BY

雑味があるが旨味も多い。
様々な旨味に気が行ってしまうからか甘みを感じません。

山田錦は飽きたなーと思っていましたが、こんな酒ならとことん飲めます。


8. 普通酒 柏 楽水 加工米 70%精米 20BY

燗で。少し水っぽく感じます。
けど意外と旨みが多い。
1600円位だそうだが2000円までなら出しても良いかも。



ここから2本、酒造年度違い。2本共 19BY。


9. 特別純米 美山錦 55%精米 19BY

メチャメチャ旨い。味が乗っています。

エンドレスで飲めちゃいます。


10. 純米吟醸 雄町 50%精米 19BY

これもメチャメチャ旨い。

冷やから熱燗まで、どの温度でも旨いです。





どの酒も9号酵母なのに吟醸香が控えめ。

夏の若い稲の香りがとても清々しいです。

この清々しい夏の稲の香りについて話したら晃さんはソーヴィニョンブランのような香りとおしゃっていました。

先に『シャルドネのような酸』云々とワタシが言ったからだと思いますが、この清々しい稲の香りをソービニョンブランに例えるたのはなかなか的確だと思います。

誤解されないように言っておきますが、このソーヴィニョンブランのような香りを感じるのはアフターノーズ。飲んで返ってくる香りです。

ワタシはこの香りの酒がとても好き。

酵母の働き以外のところにこの香りの源はあるような気がしています。


また、冷やでも燗でも美味しいのがとても良いと思います。

酒質の良さは、燗にするまでもなく感じます。






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最後は焼酎。


11. 粕取り焼酎 喜楽

粕取り焼酎。

戦後のカストリとは意味が違います。

農民が農作業の合間に栄養補給の意味もあって氷砂糖を入れて飲んだと言われているのが粕取り焼酎だそう。

シチリアの醸造家 Frank Cornelissen や、高畠ワイナリーの醸造家 畑貴嘉さんも、農民が農作業の合間に栄養補給するようなワインを造っていたり造りたいと思っていたりします。

人々の生活に寄り添うようなものを造る。鑑評会で金賞を取ることよりもそちらの方がセクシーです。






最後にワタシ的サプライズが1つ。




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久保田ブラザースの兄 晃氏 手製のトリュフが振る舞われました。
中にはみかんの蜂蜜で甘みを付けた粕取り焼酎が入っていました。

これがとても美味しかった。

いろいろ試したそうですがみかん蜜が1番相性が良かったそう。
確かにリキュールを使ったオランジェみたいでとても美味しかったです。

しかし、ショコラ作りまでするとは!!
おもしろい杜氏です。






この日の会場になった酒味処きの字。


良く有るメニューのようですが、ちょっとした工夫がある。
そんな料理でワタシたちを楽しませてくれました。



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献立は.....


枝豆

ポテトサラダ(山椒風味)

冬瓜と鶏つくねの煮物

アサリと夏野菜の酒蒸し

カツオのたたき(セロリ風味)

ナスの刺身

ズッキーニの寿司

らっきょうの天ぷら

イワシの梅干し煮

トマトと三つ葉のだし巻き

鯖の焼おにぎりのお茶漬け

モロヘイヤのおひたし



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30余人分の料理を1人で作ってたいへんだったと思います。

しかし、どのメニューも手抜き無し。
味がとても良く、酒にも良く合いました。






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写真は 徹 氏。


美味しい酒たちに大満足。

こうなるとどんな所で造っているのか見たくなります。

一度、蔵に行ってみたいです。


ってか、帰りの山手線で蔵に行く約束をしちゃったんですけどね。

どこかで時間を作って久保田酒造に行ってみたいと思っています。







久保田酒造  http://www.tsukui.ne.jp/kubota/

四季酒の会  http://ameblo.jp/take9243/

きの字     http://www.sakeaji-kinoji.com/

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