グルメ・クッキング

2009/03/11

モッツァレラ の しゃぶしゃぶ!? チーズが主役になるメニュー

と、いうワケで、即売で入手した 酪恵舎 の モッツァレラ で さっそくウチでもやっていました。





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モッツァレラの しゃぶしゃぶ !!




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まず豆乳と牛乳で薄味のスープを作ります。


この時、乳のスープは温度が上がると噴くこと(当たり前なんですけどね)に気付いたお食事番長。


季織亭で試したように大きな鍋ならば温度が安定するのですが、ウチは2人ですからねー。

小さいもので充分なんです。

しかし、小さい器は温度調節が難しいんですよ。


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このスープに入れる野菜を用意。

少し欲張りすぎかとも思いましたが野菜は大正解。

入れることで温度調整が簡単です。



ただ、ほうれん草はちょっとアクが強くて失敗だったかも。
キシキシしちゃうんですよね。

白菜と根菜が良い感じです。





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モッツァレラはすぐに火が入るので要注意。
溶けたらもう箸では無理です。

注意深く、しゃぶ、しゃぶ。



タレは最初はポン酢でしたがやや単調。

このスープを加えると少しいい感じになりました。

ただ少し豆乳の青臭さが気になります。

そこでオリーブオイルを加えてみたら....

豆乳の青臭さが無くなり、同時にモッツァレラの甘みを引き出すことにも成功。
美味しさが倍増しました。

タレはポン酢とスープとたっぷりオリーブオイルに決定です。

少しタレの温度を上げても良いかもしれません。

モッツァレラの表面が縮む感じがなくなるはずです。




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合わせたワインはコレ。

『ぶどう品種は新井順子』といった感じのワインです。

少し軽めで酸の強いワイン。

ポン酢にはこの位酸が強いワインで良かったです。





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いつもはカプレーゼなどで名脇役なことが多いモッツァレラ。

しゃぶしゃぶなら主役です。

モッツァレラが少し威張ってる気がします。





白糠 酪恵舎   http://rakukeisya.jp/

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2008/06/10

大人の夜の食育講座 世田谷区

三軒茶屋のキャロットタワー内 生活工房ワークショップAルームで開かれた大人の夜の食育講座に参加してきました。



この夜のテーマは蕎麦。


『そばに学ぶ』というタイトルで、芝公園の『蕎麦 案山子』のご主人 山田健人さんの出張そば会です。 




山田健人さんは『安曇野 翁』で修行を積み、この4月芝に 蕎麦 案山子 を出店したそうです。『翁 達磨 雪花山房』の高橋氏の孫弟子になるんですね。



いつも楽しみにしている江戸そばリエ しゅうちゃんのblog 新・飲み食いブログで『蕎麦 案山子』の記事を読んでから気になってましてね。


ホントはお店に行ってみたかったんですけどね。せっかく近所に来てくれるのですからこれは参加しないワケに行かなかったんですよ。




蕎麦屋で蕎麦打ちを目撃したことならモチロンありますけど、それはガラス越しに向こう側の打ち場を見る程度。


蕎麦粉がかかる至近距離。足もとが薄らと粉が付くところで見るのは初めてです。



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山田さんの蕎麦は二八。
蕎麦粉8割に対し、小麦粉2割。

ワタシは広島の『翁 達磨 雪花山房』に高橋氏の蕎麦を食べに行くまで正直二八に偏見を持っていました。

(参照:2006/12/15 翁 達磨 雪花山房 高橋邦弘氏の蕎麦 広島)


十割の方が言葉として本格感あるじゃないですか。

でも高橋氏の蕎麦を食べて、十割だけがホンモノと言うのは間違っていると知りました。それは妄想です。

打ち手次第なんですよ。打ち手の表現したい蕎麦次第。

打ち手にとっての美味しい蕎麦を表現する為の1つの要素。それ以上でも、それ以下でもありません。




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水回しという作業は鉢に蕎麦粉を入れそこに水を加え均一に馴染ませます。

水を数回に分けて少しづつ入れる職人が多いらしいのですが、山田さんは一気に水を入れます。

大胆迅速に、しかしながら力は加えず。

力づくでなく、800m走のランナーのように、呼吸とリズムをシンクロさせて、水と駆け引きしながら一気に駆け抜ける感じ。



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やがて水が全体に馴染むと自然と粉がまとまってきます。


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菊練りという捏ねる作業に入ります。


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やがて円錐状にしながら空気を抜きます。


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その蕎麦を丸く伸していきます。



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丸く伸したら対角線に伸し四角くして行きます。


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四角くなったら12枚にたたみます。
で、いよいよ蕎麦を切っていくワケです。



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腕のいい職人という意味合いで「蕎麦の角が立つ」という言いかたをすることがあるのですが、翁ではあえて角を立てないで切るそうです。


これは少し角が丸いほうが蕎麦つゆに絡みが良いからだそう。

本や雑誌やテレビなど、様々な情報から受けていた『良い蕎麦』の概念。それらが『絶対』ではなく、あくまでも表現方法の1つでしかなかったことを知り、正直驚きました。


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やがて蕎麦は完成。


手際の良さ、素早さ、美しさ。まったく無駄がありません。
所作の美しさに感動すら覚えます。

この人の蕎麦をまた食べてみたいと強く思いました。



この講座中、具体的な蕎麦の勘所やつゆのレシピなど、結構大胆に手のうちを惜しげもなく披露してくれた山田さん。

短い時間の中で、最大限に蕎麦のことを伝えたいという真摯な姿勢が素晴らしい。

もちろん、聞いたところで同じようには作れませんけどね。



大人の夜の食育講座。第1回 『そばに学ぶ』
食についての興味を喚起しようという目論みにパックリ喰いついてしまいました。




次回は週末の14日。『チーズを知る』というテーマで開催。
これも楽しみなテーマです。

参加費は1500円。世田谷区在住在勤のかたは是非。

申し込みは 世田谷保健所健康推進課 03-5432-2440 まで。


ワタシですか? 聞くだけ野暮ってもんですよ。



参考:

広報せたがや 2008年6月1日号7面
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/koho/koho/2008/080601/p07_001.html

蕎麦 案山子 http://sobakakashi.ikidane.com/ 

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2008/02/20

いよいよ最終日 大学はおいしい!! 新宿 高島屋

新宿 高島屋で開催中のイベント『大学はおいしい!!

いよいよ最終日になってしまいました。


もう一度行きたかったんですけどね。残念ながらちょっと無理です。



季織亭のママさんに話したら「そんなのO.B.とかが昔を懐かしんで行けば良いのよ」と、バッサリ。

そりゃそーかもしれないけど、祭りは参加してナンボじゃないですか。



なぜ再び行きたかったかと言うと、鹿児島大学のブースで販売していた芋焼酎が欲しかったんです。

試飲したときの印象は甘みが強くて香りが良かったんです。
なんと言うか『明るい農村』の『赤芋仕込』に似ているかな。余韻を更に長く、甘みをもっと強くした感じだったような気がします。もう一度飲んで確認したかったぁ。



まぁ、無理なものは仕方ない。




先日の戦利品を幾つか。

(参照:2008/02/17 大学は美味しい!! 24大学の美味しいもの集合 新宿 高島屋)




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東京農大のブースで入手したエミューの卵で作った生どら焼き。

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エミューの卵自体を食べたことが無いので何とも言いようが無いのですが、強いて言うならエミューの卵の味(!?)と言うか、鶏卵よりもコクが強かったような気がします。





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愛媛大学のブースで入手した安心米。

なんと酒米で使われる松山三井(まつやまみい)です。

これはまだ試食程度しか食べてないので何とも言えませんが、外が堅くて中が柔らかい酒造りに適した米の特徴そのものです。
酒にするとほんのり苦みがあることが多いのですが、焚いた米には苦みは感じません。冷やメシでも美味しい予感がします。




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北海道大学大学院のブースで職人さんが薄く漉いていたガゴメ昆布。

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これもまだ試食程度した食べていませんが、粘りがメチャメチャ強く、旨味が強い昆布です。
お吸い物なんかに一つまみ入れたら凄い美味しさになると確信しています。




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山梨大学のブースで入手したベリーAのワイン、山梨マスカットベリーA 遅摘み2005。

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これが結構美味しかった。

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蜂蜜の香り、ユリ科の小さい花を連想する香り、トーストの香り、 スミレの香り。
ミネラル感が強く、甘くて少し塩っぱい感じ。なかなか侮れない美味しさでした。




まだまだ気になるモノがたくさんあった『大学はおいしい!!』


今日18時までに新宿に行く時間があるなら行った方が良いと思います。

想像以上に美味しいものが有りますよ。

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