小布施ワイナリー

2009/04/26

小布施ワイナリーの植樹....雨天中止

金曜日の夜、仕事から大急ぎで東京駅へ。


なんとか新幹線に飛び乗り向かったのは長野。

今回の長野は25日土曜日の小布施ワイナリーの植樹イベントに参加するためでした。



しかし、このイベントは朝の時点で中止との連絡がきていました。

雨と低温が理由です。




東京から小布施に朝9時半に集合となると最低限長野に前泊しなければならないのでホテルの予約なんかもしています。

ウチでジーッとしてるくらいなら中止であっても行くほうが良いんです。



ぶっちゃけちゃうと雨天でも決行して頂きたかった。
ウチでは雨の作業を覚悟して長靴もポンチョも用意してあったし。
雨の中の作業も実は馴れているんです。



残念だけど仕方ありません。

雨の長野を楽しむことにしましょう。

小布施には8月か10月に行こうかな。




あさま545号は21時08分に長野に着きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/05

お食事番長 カワイイぶどうを踏み潰す(!!)  小布施ワイナリー

カベルネ ソービニョンの収穫を楽しんだワタシたち。

畑で一旦解散してから、15時半にワイナリーに再集合です。



Obuse0503

地下の貯蔵庫を見てから1階の醸造所に入ります。




4月、醸造所見学に訪れた時にはタンクはカラでした。

(参照:2008/04/29 小布施ワイナリー 醸造所見学




今回、タンクは発酵の真っ最中。
興奮します。


因に、曽我さんのタンクはホーロー。
熱伝導が良く、温度のコントロールが容易だそうです。





赤ワインは除梗した後で、粒を潰して丸ごとタンクに入れます。


やがて発酵が始まるとどーいうワケか果実と液体が上下に分離します。
炭酸ガスが出て分離させてしまうらしいんです。


この上に浮いた果皮や果実を1日に1回か2回押し込んでやる必要があります。

これがピジャージュという作業で、ワタシが自宅で密造している自家製ワインも毎日1回か2回上から箸で沈めています。これをやらないとワインにならずに酢になっちゃうんです。




Obuse0517

このピジャージュをホンモノのタンクでやってみることになりました。





Obuse0508

まずは酵母を添加したタンク。

果実の層が堅くなかなか櫂を押し込むのが大変です。
かなりの重労働。ミシミシと重い櫂を全身で押し込みます。
馴れない作業に背中が軋みます。






Obuse0516

次は酵母を添加せず果皮に付いている天然酵母のみで発酵させているタンク。

発酵が緩やかなのか上の果実の層がユルいです。
櫂もグングン押し込めます。
ウチの密造ワインと似た感触です。
ムキになるとジュースがボチャっとはねるので注意です。





次に、手作業でワイン造りをしていた頃の方法を幾つか体験してみることになりました。



Obuse0536

まず、除梗機を使わずに手で除梗してみます。

粒を手で摘むのは楽しいです。
しかし、仕事と考えると効率が悪いですね。
収穫してきたぶどうが傷まないうちに行うには、昼間に収穫したぶどうから夜通し粒を取るしかないような気がします。


ぶどうは酸が強く手が荒れるのも悩ましいです。
翌日、ワタシの指はひび割れてました。





次にぶどうを潰すのですが....。


これも昔の方法ってことで。






Obuse0550

女性参加者が脚をアルコール消毒してから踏んで潰します。

もちろん番長もぶどうをシバキあげました。




「若い娘さんでなきゃダメ!!」と、番長を阻止したかったのですが....。

もっともワタシが踏んだワインなんて絶対飲みたくないので仕方ないです。


番長には責任とってこのワインを飲んで貰わなくてはなりませんね。
2年後に発売されるカベルネソービニョンは要注意です。





番長は「ぶどう踏みは冷える」と。

「若い娘(コ)にさせとけ!!」と。



ワタシが阻止するまでもなく、冷えに負けた番長。
2度とぶどうを踏む事はないでしょう。




9時半の収穫から16時のぶどう踏みまでホントに楽しい1日。
貴重な体験が出来ました。

小布施ワイナリーへのシンパシーは一段と強くなりましたよ。
(このblogにも小布施ワイナリーというカテゴリーを作りましょう)



1月、4月、11月と今年3回訪れることができた小布施ワイナリー。
また、機会をつくって小布施に来たいものです。





小布施ワイナリー  http://obusewinery.com/

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/11/04

収穫って楽しい!! 小布施ワイナリーでぶどうの収穫

ワイン用ぶどうの収穫で小布施ワイナリーへ行って来ました。



金曜日、何とか仕事を抜けて20時半の新幹線で長野に前泊。

早朝に通り雨があったので、「もしかしたら中止?」とちょっと心配しました。



Obuse0445_2


集合場所のムラサキ第1農場に着いた9時半にはスッキリ晴れ。
山からそよぐ風は奥志賀高原のゲレンデで感じる山の匂い。
気持ち良い収穫日和になりました。



今回の収穫はムラサキ第3農場全部とムラサキ第1農場に残されていた1部分のカベルネソービニョン。


朝露対策の新しい長靴をボコボコ言わせながらムラサキ第3農場まで移動です。




ぶどうの樹のオーナー制度』で『ワタシの樹』ということにさせて頂いてる樹が2本ある第3農場。


春の芽吹きの頃にも一度見に行ったその樹を収穫できるとお食事番長は興奮です。
(参照:2008/04/28 小布施ワイナリー 第3農場へ




Obuse0451

曽我さんのレクチャーを受けてからプラスチック製のケースを持ってその『樹』めがけてまっしぐら。




Obuse0461

そして収穫!!

楽しいぃぃぃ。





Obuse0458

カベルネソービニョンは房が大きくなると下半分が枯れて、甘い上半分だけを残す性質があるそう。

そんなワケで枯れた下半分をばっさり、他の枯れた部分も切り落とします。

甘くて美味しい粒だけを選果。
美味しいワインになりますように。




また、収穫しながら粒を食べて、果皮、果肉、種、熟成した房、未成熟な房(収穫はしません)などの味を確認。
マセラシオンの味や香りへの働きを想像します。
ワインに種がもたらす香りが少し掴めた気がします。



Obuse0473

第3農場が終わったら小休止。
近所の皆さんが作ってくれたおにぎりやお焼きを頂きながらワインです。




Obuse0468

曽我さんの同級生さんたちが早朝からリンゴの枝でスモークしてくれてたソーセージやチーズも頂きながらさらにワインが進みます。



他の参加者の皆さんたちと語らったりして楽しい時間。

無農薬、無化学肥料、無除草剤。ビオロジックで草生栽培の畑で食べるランチは最高です。

子供達も大勢参加。楽しそうに畑を走り回っていました。





Obuse0475

第1農場の残りのカベルネを収穫して終了。
日々のストレスが吹っ飛ぶ楽しいイベントでした。







この日、ワイナリーとムラサキ農場間を初めてお会いする参加者の方のクルマに乗せて頂いたのですが、この方が参加者と言うよりスタッフみたいな方で、いろいろ他も案内して頂いちゃったりしてラッキーでした。




Obuse0487

面白かったのは第4農場のバルベーラ。
収穫せずにそのまま枯らしてありました。



Obuse0491

このしわしわのバルベーラは狙い(?)通り凝縮された甘みと旨味。
面白いワインになりそうです。





また、町に帰る途中で、ワイン醸造に乗り出している建材メーカー(株)角藤の広大なぶどう畑を案内して頂きました。
(翌日、この畑のぶどうが県内某ワイナリーで商品化されていることを知るワケです)

こちらの会社は強力な資本と行政の後押しで急成長中。
案内して下さったかたの話しでは「このあたりの畑を全て接収して行くのでは?」と噂されているそう。
「地道に少しづつ作付け面積を増やしてきたけど、小布施ワイナリーには太刀打ち出来ない資本力。今後は難しいかも」ってことらしいです。




いろいろ興味深い情報を掴みつつ小布施の町に戻りました。

夕方からの醸造体験まで一旦解散。



Obuse0500


レンタサイクルでゆるーく町内散策。

虹も出てなかなかでした。








小布施ワイナリー http://obusewinery.com/

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/29

小布施ワイナリー 醸造所見学

『ちょっとだけ晴れ男』なワタシ。

ポカポカといい陽気の紫農場を楽しんでいる間は晴れ。

小布施に戻る頃になると急に雲が広がり始め、ワイナリーに着くころにはポツポツと雨が降り始めました。




さて、お昼からは醸造所見学です。
予め、メールでお願いしていました。

曽我さんの話しを聞くのはbongout nohでの試飲会以来2度目です。
(参照:蔵出しワインの夕べ 日本ワインとその造り手たち)




Obusewinery0678

まだまだ現役の古い搾り機の前から醸造所見学は始まりました。


塩尻の城戸ワイナリーも古い機械が現役でしたね。


熱意と工夫があれば美味しいワインは造れると曽我さん。

機械や道具が古くっても何も問題ないのはワインを飲めばわかります。



Obusewinery0680

まず、1階の貯蔵庫へ。


ここはボトムレンジのワインを寝かせているところです。
ワインの香りが満ちています。



ここでの話しは、

ぶどうの100%自社栽培を目指しているということ。

ビオロジックでぶどうを栽培すること。

農民としての曽我さんの考え方が中心です。




やがて、醸造家としての立場の話しに変わっていきます。

古代から長い年月をかけて人々が培ってきた醸造法。その知恵や工夫にはしばしば驚きを感じるそうです。

そんな古代からの知恵の1つとして、亜硫酸塩(二酸化硫黄)はワイン造りには欠かせないそうです。もちろん使い過ぎは良くないと付け加えてもいますが。


Obusewinery0681

写真はタブレット状の亜硫酸塩。

右の針金の先に差し込んで、火をつけてから空の樽の中に入れます。

燻すことでワインに有用でない菌を抑え、また、ワインを樽に入れた時に作用するのだそう。






次は泡もの。

伝統的なシャンパーニュ製法のスパークリングワインに話しは変わります。

Obusewinery0684

伝統的なシャンパーニュ製法で造ったスパークリングは長期保存がきくそう。半世紀くらいの保存を視野に入れているようです。



今、日本ワインはちょっとしたブームです。
どのワイナリーも販売は好調。在庫切れは珍しくありません。

やがてブームが去っても小布施ワイナリーのような美味しいワインは売れ続けるのは間違い有りません。

でも、もしも売れなくなってしまった時も畑からぶどうは毎年出来るのです。そんな時のリスク回避の意味もあってスパークリングにも力を入れているそうです。

経営者としての曽我さんの一面を見ました。



Obusewinery0694

この後、貯蔵庫の2階に上がり、スパークリングの栓を入れる作業を見て醸造所見学は終了。

Obusewinery0688

かなりの時間を費やしてくれた曽我さんに感謝です。



Obusewinery0690

1階に降りるとき、同じフロアにあるタンクが目に入りました。
聞くと蒸留酒の竃が奥にあるそう。
道楽で造っているという蒸留竃にはこの日も火が入っていました。




いつも思うことですが、知ったかぶりをせずに造る人から直接話しを聞くのはやっぱり良いもんです。

話してくれる人の表情から伝わってくるニュアンスは活字よりも説得力があります。


実際にその地を訪れ、その人に会って話しを聞く。

今後もワタシのお食事活動の基本はコレです。




今、思い出しながらMacBookを叩いていたら、畑と醸造のことで幾つか聞いてみたいことが湧いてきました。

次に行ったときに質問しなくては。

夏か秋にもまた時間を作って訪れたい。
その日の為にメモっとかないと。

先のことはわかりませんが何とか時間を作りたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/28

小布施ワイナリー 第3農場へ

さて、混沌の長野駅前から次に向かったのは小布施ワイナリーです。


前回来た時は雪で真っ白でした。

(参照:2008/01/16 小布施ワイナリー 悪酔いしない優しいワイン)



その時は見に行けなかった畑を見てみたい。



駅でレンタサイクルを借り小布施ワイナリーへ。
ここで畑に行く地図を貰って自転車で行く予定だったのです。




ところがスタッフの方から紫農場は遠いし登りが続くので自転車はヤメた方が良いとアドバイス。

少し迷いましたが、忠告を受け入れタクシーで畑まで行くことにしました。



行ってみると確かに遠い。
サイズの小さくってカラダに合わないレンタサイクルでは確かに厳しかったと思います。




それから目的の畑を探してウロウロ。

運転手さんがある畑でクルマを停めてくれました。

Obuse0645

でも、なんかヘン。どーもオカシイ。

畑の図面と実際の畑では垣根の方向が違うんです。

タクシーの運転手さんが連れて行ってくれた畑が目的の畑と違うとは思いもしないワタシたち。



Obuse0652

自分を納得させようと答えを探していた時、たまたま曽我さんが通りかかり正しい畑を教えてくれました。






そこから数百メートル移動した所にお目当ての畑がありました。
運転手さん、人の良さそうなおじさんでしたがテキトー過ぎ。

「ごめんねー、土地の人間でも畑は解りにくいんだよ。」

まぁ、表札が有るワケでもないので間違っても仕方ないんですけどね。




目的の畑、紫第3農場。



国内国外を問わずブドウの木のオーナー制度を取り入れているワイナリーは結構ありますが小布施ワイナリーにもそんな制度があります。

ワタシたちも1本づつ、一応ワタシたちのブドウの木ということにさせて頂いている木が有りまして、その木を見ることが今回のミッションの1つでした。


今度は垣根の方向が図面とピッタリ一致です。

その図面を良く見て見つけましたよ。


Obuse0656

左のマッチョな木がお食事番長の樹。

右の少し寂しいコがワタシの樹。

偶然とは言え、力関係が正しく投影されています。

どちもカベルネ・ソービニョンです。





下草が芝からタンポポなどに数年かけて変わったよう。



原始的なボルドー液以外、一切の薬を使わないビオロジックの畑です。

健康で美しい畑は土がフカフカ。



歩くと気持ちがとっても良い。

足元からの感触が脳に癒しを伝えます。



この場所で何時間でも過ごせるような気がします。

とってもいい気分。



Obuse0669

4月末のこの日、この地域の畑はまだ芽が出ていませんでした。

しばらくうっとりとしながら畑の風景を愉しんでから、もう一度ワイナリーへ戻りました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)