生産者に会いに行く

2010/01/21

笑亀酒造 & 湯川酒造 信州の蔵元を訪ねる 湯川編

塩尻の笑亀酒造を後にしたワタシたち。


作業着のままの笑亀の丸山社長を乗せて、バスは木祖へ向かいます。





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ちょうどお昼頃に藪原の湯川酒造に到着。

この日はやはり暖かく、藪原の気温は0℃。

悔しいくらい暖かいそうです。




何回目の湯川酒造だったか?


2009/03/18 木曽路 湯川酒造へ
http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/03/post-3f65.html

2008/01/22湯川酒造 鷲澤捨男杜氏を囲んで おぎのや 木祖
http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2008/01/post_67d3.html


blogには2回しか書いてないけど他に数回来てる気はします。





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湯川さんではこの日の作業はほとんど無いよう。

麹屋さんが行っているのは添の掛け米の準備でしょうか。






湯川酒造店の酒は「酵母に無理をさせない」酒。
先代の鷲沢杜氏からの教えを頑に守って、時間をたっぷり使って醸しています。目には見えないところで贅沢に造られているんです。

たぶん、どんなに飲んでも飲み疲れないのはそんなところが影響してるような気がします。




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元々、会社員をしていた尚子さん。
蔵に戻って酒造りを始めたときに整備した麹室はとてもキレイ。
最初の年は木の香りが強かったそうですが今は木の香りも抜けて良い感じだそうですよ。




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蔵内をいろいろ見て、広間に移ってプチ試飲会。
皆さんアレが良いとかコレが良いとか。


参加者の中には日本酒全く飲めないという方もいましたが、「尚子ちゃんの酒は飲めるんだ」と言って結構飲んでました。
やはり造り手の顔が見えると苦手なものでも好きになっちゃったりするものですね。




ここから参加者一行は湯川酒造店の斜向いの蕎麦 おぎのや さんに移動します。

おぎのやさんは翁の高橋氏のお弟子さん。
とても繊細で喉越しの良い蕎麦が信条です。

このblogでも2度登場しています。


2009/05/04 蕎麦 おぎのや 木祖 藪原

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/05/post-39d6.html


2009/03/19 すんきせいろ蕎麦  おぎのや 木祖村

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/03/post-62a7.html





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このおぎのやさんで懇親会。




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笑亀さんと湯川さん。
楽しい先輩としっかり者の後輩。
丁々発止のやり取りに大笑い。
楽しい会になりました。




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おぎのやさんの囲炉裏で作ったきのこ汁は最高。





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蕎麦は悶絶するほど美味しい。

あまりにも美味しかったのでお替わりをしちゃいました。



山の料理には山の酒が合いますねー。

何だかすんきがあるうちにもう一回行ってしまいそうです。



とても楽しかった蔵元見学会。

主催者の gelee blanche はチーズ専門店なんですけどね。

酒にチーズは良く合うのでこんな見学会は有りですね。

また、開催して頂きたいと思います。







湯川酒造店    http://www.sake-kisoji.com/

木曽 おぎのや   http://www.kiso-oginoya.jp/

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2010/01/20

笑亀酒造 & 湯川酒造 信州の蔵元を訪ねる 笑亀編

信州は松本のチーズ専門店 gelee blanche 主催の蔵元見学会に混ぜてもらいました。

見学したのは 塩尻 の 笑亀酒造 と 木祖 の 湯川酒造店


近年、純米酒の愛好家たちに「上がってきたね」なんて言われている蔵元。
長野県の蔵元の酒は全体的に良くなっているのですが、その中でも特に良い酒を醸している蔵です。




しかし、松本は寒いです。
集合した駅前の9時半の気温は -5.5℃。
松本の皆さんは「今日は緩んだね」なんて言ってましたが。







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まずは先月に伺った笑亀酒造。

『 蔵祭れ!! 』は強烈でした。

(参照:2009/12/15 蔵祭れ !! 笑亀の酒はメチャ旨い






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笑亀さんでは作業の真っ最中。

ちょうど米が蒸し上がったところ。
湯気が充満しています。




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米の香りがイイ感じ。






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米は麹室へ。

大忙しです。





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枯らし。

こんなとこまで見せてもらえるとは思いませんでした。






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酒母。

乳酸の香りを感じます。

blogでは香りが伝えられないんです。

なんとももどかしい。



幾つかテクニカルな事を聞いてみたかったのですが今回はそんな雰囲気ではありません。
また次回の訪問時にいろいろ伺いたいです。

(再々度、訪問する気満々です。)


次の目的地、木曽藪原の 湯川酒造店 へ向かいます。






笑亀酒造   http://www.syoki.com/

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2009/12/15

蔵祭れ !! 笑亀の酒はメチャ旨い

先週の土曜日、ご近所の忘年会から会社に戻り23時まで働いたワタシ。

金曜日からお食事番長は東北へ取材に行っていたので急いで帰る必要もなかったのです。

多少なりとも酔っぱらっていたのでグダグダ。
やっぱり飲んでから仕事ってムリですね。

それでも幾つかの宿題は終わらせたので日曜日は休めることになりました。



帰宅して、長湯して、ベッドでPowerbookを開きます。

いつも楽しみにしているtakeさんのblog 『TAKE on me ! by 四季酒の会』 を 開くと妙なタイトルが飛び込んできました。



笑亀蔵祭れ!なう。

なんスか? コレ。


目をこすりながら読むと、塩尻の笑亀酒造で 『蔵祭れ!2009冬の陣』 と題した蔵解放が行われているとあります。


ムムムムム。

蔵祭れ!! と 言われてしまっては仕方ありません。



翌朝、塩尻に行ってみました。

駅前の気温計は4℃。
けっこう寒いです。
徒歩で30分らしいのでタクります。



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蔵に着くと大歓迎です。





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松本 gelee blanche の常連さんと遭遇。
ワタシの乗ってきたタクシーに乗って帰っていきました。

さて、入口でお土産の酒を貰います。




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更に酒が振る舞われます。

少し乳白色に濁っているのわかるでしょうか?

そのまんまの酒だそう。

とっても旨い酒。度肝を抜かれました。




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試飲は自由。

何度も飲んじゃいます。





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蔵の中には自由に入れます




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質問も出来ます。




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造りが始まっているこのナイーブな時期。蔵に入れるってスゴイです。




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こんなところも見せてくれます。

発酵が始まる直前です。



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今、まさに酒が造られている蔵です。




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一粒の米もおろそかにするべからず

皆辛苦労作の汗なり


とても良い言葉。

しみます。

(ゴム手袋が乗ってるのは見ないでね)






ところで、この蔵には来月も訪れる予定なので社長さんにご挨拶しようかと。

社長さんを探します。




まさか....。


takeさんと gelee blanche さんに確認したところこの人で間違いないと....。





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ショーキmanは子供たちのヒーローでした。








笑亀酒造    http://www.syoki.com/

TAKE on me! by 四季酒の会   http://ameblo.jp/take9243/

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2009/12/09

家族で営むマイクロワイナリー フェルミエワイナリー

ワタシは意外と慎重な人で、blogにアップする店などは初めて行ったように書いてあっても実は3回目だったりします。
遠くは仕方ないので1回でもアップしちゃったりするのですが。

初めての時は単純に訪問。
2回目で『ヘンなヤツ』と思ってもらって。
3回目でやっと話しを聞く感じ。

相手方との良い距離感を作るにはそれなりの時間が必要。
少々まわりくどいけどワタシはそう信じています。

しかし、近いなら問題ないのですが遠いときは大変。それなりのモチベーションが必要です。

ただ、ここで言う”遠く”というのが曖昧で、例えば月1回行く松本は近いけど....馴染みが無い京急や京成、うっかりすると西武沿線も『遠いなー』なんて。かなり歪な距離感覚だったりします。



新潟はかつて”近い”場所でした。

ワタシは今は酒やワインを利くことが至福なのですが、10年前まではskiを利く人でした。
次のシーズンや2年後のシーズンに発売される板のテストキャンプに参加させてもらっていたのです。

こう書くと、ワタシが爆テクのskierと思われるかもしれませんが、いつまで経っても後傾グセが抜けないヘタっぴ。
仲のよろしくない指導者たちがキャンプ中に揉めぬよう緩衝剤として『人柄(?)』で参加させて貰っていたのです。

ただ、皆さんに迷惑をかけぬようそれなりに練習はしておりました。
良い指導者が多かった新潟県内、ぶっちゃけちゃうと浦佐駅周辺のスキー場には足繁く、何度か危うく仕事をクビになりかけたくらい通っておりました。

今は残念ながら遠い。

特にこの5年は病気やケガなどもあって滑走日数0です。
ホントに遠い場所になってしまいました。


そんなワタシが再び新潟を近く感じれそうな場所を見つけました。

新潟は越前浜という場所にあるフェルミエワイナリーです。

(長いフリでスミマセン)



2007年の暮れに大和田百合香さんにお願いした『酒とチーズで和もうかい』用の酒を探してるときに狛江の酒屋で平積みになってたワインと出会ってからズーッと気になっていたワイナリーです。

(参照:2007/12/11 年の瀬にsakeとcheeseで和もうかい ご報告





新潟から強風で徐行運転の越後線に揺られ越後曽根駅へ。
さらにタクって15分(約3000円)。




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その場所はカーブドッチというワイナリーの敷地内にありました。






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砂地に畑が広がっています。





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ワイナリーの先にある砂防林の向うは日本海です。





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木と木の間隔はおよそ120cm。




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垣根と垣根の間は230cm位かな。
ゆったりと作られています。

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どこがどうとは言えないのですが、何となく他所のワイナリーと仕立てが違って見えます。

予備枝も種枝と同じ長さで残して剪定しているようです。

なので、北方向に伸びる種枝にもう1本南に伸びる枝があり、種枝が2本あるようになっています。

なんとなく不思議な垣根です。

この日は電車が止まるくらいの猛烈な強風。
砂が目に飛び込んできます。
慌ててワイナリーに避難しました。


フェルミエワイナリーはピッツェリアを営んでいます。




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折角電車で来たのでワインを飲みつつピザを食します。





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このピザは味噌とナスのピザ。薄い生地のほう。
因に、ピザの生地がクリスピーな薄型かもっちりな厚い生地か選択できます。

なす田楽がピザ生地に乗ってるよう。
石釜で焼かれた香ばしいピザです。
これは美味しい。
味噌の甘みが生地と良く合います。




食後にオーナーの本多氏にワイナリー見学をお願いしたらお昼時の忙しい時間だったのにもかかわらず快く引き受けて下さいました。

ところが、本多氏と話したのはほとんどスポーツの話し。
お互いマニアなので話しが展開して面白い。
たぶん2時間くらい話せそう。
短い時間でしたがホントに面白かったです。

この場所は佐渡の陰になり降雨量が少ないそう。
また、一年中風が吹いているお陰でぶどうが病気にならないそう。

ただ、このワイナリーのぶどうはまだまだ若く自社畑のワインはまだ発売されていません。
ワインに使っているぶどうは北海道と新潟県内で栽培されているそうです。

ワインの方向としては日本人の食生活にあうワインを造りたいそうです。(そう思うと味噌とナスのピザにも説得力が出てきます)

今回はここまで。

また、来年訪れそうな予感で一杯です。


このフェルミエワイナリーはカーブドッチというワイナリーの敷地内にあるのですが来年はもう1軒この場所にワイナリーが出来るそうです。




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カーブドッチはなかなかの『やり手』
敷地内に温泉施設もあり観光にかなり力を入れています。

他にもソーセージとビールのレストラン、ガラス工房、石釜パンなどがこの敷地内の分譲地に出来ています。典型的な観光農園ですね。


越前浜が大産地になるのか、観光地になるのか、少し見ていきたいと思っています。

(一部加筆 12月16日)








Fermier Winery & Restaurant
   http://fermier.jp/

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2009/11/08

2009のワインは超弩級  金井醸造場

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かつぬま朝市の帰りに山梨市へ。

金井醸造場に行ってみました。





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金井さんの店の前。

いつもと少し趣きが違います。

収穫用のケースが山になっています。






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Caneyのサイン。

なんだかカワイイ。

奥様のセンスでしょうか。

好感度がグッと上がりました。




金井さんと少し話しながら試飲をさせて頂きました。

ちょうど前日にリリースされたデラウェア万力+2009。

昨年までもこのワインはとても美味しいワインだったのです。
甘いデラをしっかりアルコール発酵させて、料理にも合わせられるようなしっかりした味わい。

ワタシは数年前にこのワインを飲んで山梨のワインを再評価したのです。


今年はそれにも増して特別美味しい。

ことしのデラ万力+はしっかりした酸が骨格になり、奥行きや広がりのスケール感はかつて経験したどのデラよりも素晴らしい。なんとも堪らない美味しさです。

金井さんによると、雨が多くて果実に酸が入り、やがて日照続きで糖度が上がったと。

かつぬま朝市のワインセミナーでつよぽん氏も同じ事言ってましたよと言ったら「雨続きの頃はどーなるのか?心配だったんですけどね。剛士くんのところとウチのはホントに甘みと酸が良いぶどうになったんですよ。」

(参考:2009/11/06 四恩つよぽん登場 かつぬま朝市ワインセミナー #3


金井さんは生産量が少ない為にいつもは少しづつ購入するワタシたちなのですが、少し在庫量に余裕があると金井さんに仰って頂いたので今回はケースで購入させて頂きました。


良いワインがあると思うだけで帰宅の足が早くなります。
日々の暮らしが楽しくなるワインです。






金井醸造場  http://web.mac.com/caney/iWeb/caneywine/Welcome.html

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2009/08/24

城戸ワイナリーでぶどうの除葉 

首の廻りが日焼けでヒリヒリ。

ワタシのなかですっかり恒例行事になってしまった城戸ワイナリー除葉作業。
今年も先週末の土曜日に城戸さんの畑で楽しい作業です。

(参照:2008/08/26 今年も参加 城戸ワイナリー 除葉作業

(参照:2007/08/20 城戸ワイナリー 除葉作業体験会 塩尻






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簡単なレクチャーを受けてから始めます。



ぶどうの成長が進み不必要になった葉を取り除きます。
果実に直接日をあてるための作業です。






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今年は7月の日照が少なく大変だったそう。
ホントにしつこい梅雨前線でしたよね。
塩尻でも8月10日頃からやっと天気が良くなったそう。
少し成長が遅れたけどぶどうは急成長しています。


実際、新梢から除く葉の範囲は毎年違います。
今年は少し。まだ光合成が優先です。


果実のヴェレゾン(色づき)が始まったら除葉。
それ以前は果実が日に焼けてしまうので除葉は出来ないそうです。





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メルローです。キレイに除葉できました。






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シャルドネも。




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作業が一段落したので畑でランチ。

この日参加した方の中にはご自身でもぶどうを育てている方が多く、栽培のノウハウを城戸さんに質問なさっていました。



帰り道は棚式のmasumi畑に寄り道。




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垣根をそのまま棚にしたようなスマートマイヨルガー方式の畑。
歳をとっても作業しやすいよう少し低めにしたと以前伺った気がします。



ピノノワールは結構な糖度になっていました。
なんだか収穫の日を想像するだけでワクワクします。






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城戸さんのワイナリーには結構大きな熟成庫が完成しました。

この熟成庫からさらにおいしいワインが生まれる気がします。
そしたらまた皆さんと一緒に楽しみたいですね。





城戸ワイナリー   http://www6.plala.or.jp/kidowinery/






追記:先日、gar.netに集った皆さんにシェアで飲んで頂いた06のプライベートシャルドネ。その時に皆さんから頂いたコメントを城戸さんに読んで頂きました。
アナタの意見が造りにフィードバックされるかも。
今後とも城戸ワイナリーを応援して下さいね。

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2009/08/16

日本のヴィニュロンたち Cu-Cal 軽井沢

今回も長いです。頑張ってスクロールしてやって下さい。


先週末のことです。

ワタシとお食事番長は9amの新幹線あさまで軽井沢へ。

アウトレットで買い物した後に向かったのは Cu-Cal

Cu-Cal は夏の間だけ開かれるレストラン。
スターシェフが2~3日づつ来店して腕をふるう実験的なスペースです。

この Cu-Cal で日本ワインの造り手が集まるイベントがあったのです。

昨年も、城戸さん、曽我さん、岡本さんがこのCu-Calに集まるイベントが有って、もちろんワタシも参加したかったのですが、その日はあの太陽酒造試飲会に行くことが既に決まっていたので、Cu-Calには参加出来ませんでした。

(参照:2008/08/12 太陽酒造試飲会 角打ち石丸商店 大宮)

今年は何も無くってラッキー。
(土日で予定がないのはこの日とあとは12月の何週目かだけです)





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Cu-Calのイベント『日本ワインの会』は今年は鹿取みゆきさんと目黒のキッチンセロが関わっていて、昨年よりも賑やかな顔ぶれになっています。


造り手の皆さんがそれぞれの地元の食材を持ち寄り、自慢のワインに合わせちゃうという楽しい趣向です。




では、ワインと1品。

まずはウエルカムドリンク

クレマチス ロゼ 2008 ----- つよぽんの育てた桃のサラダ
甘い桃をマリネにしてあるのですがこの塩分がロゼの甘みともマリアージュ。
桃とぶどう、甘みと塩気。旨味の二重螺旋構造。
最初からマリアージュ炸裂です。



ここで鹿取みゆきさんから今回の趣旨。

日本にもこの10年でヴィニュロン(=ぶどうの栽培から行う醸造まで自分で行う生産者)が現れ、また、農薬に頼らない自然農法を実践している生産者の品質がこの数年で急上昇している現状を報告。

この日の会はそんな日本のヴィニュロンたちと自由に語り合える貴重な機会。
造り手の皆さんとどんどん話して欲しいと。




鹿取みゆきさんから参加ワイナリー(ヴィニュロン)の紹介。




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中澤ヴィンヤード(北海道岩見沢)より、中澤一行さん。
ココファームで醸造した栗沢ブランは衝撃的でした。この日も栗沢ブランで参加です。




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ドメーヌ タカヒコ(北海道余市)は、曽我貴彦さん。
ご存知、曽我ブラザース弟さん。ココファームを円満退社した彼は新天地で頑張っています。




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タケダワイナリー(山形県上山)からは、岸平典子さん。
日本のビオロジックワインの先駆けです。





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酒井ワイナリー(山形県南陽)からは、酒井一平さん。
初めてお目にかかります。






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ルミエールワイナリー(山梨県一宮)からは、小山田幸紀さん。
今までの山梨のワインが持つ『負のイメージ』を払拭して頂きたい。





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四恩醸造(山梨県牧丘)から、つよぽん こと 小林剛士さん。
甲州種はマセラシオンさせるべき。ワタシも同感です。
ウチで寝かせて、たぶん瓶内二次発酵した窓辺は凄まじく旨かったです。






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小布施ワイナリー(長野県小布施)から、曽我彰彦さん。(右は弟の貴彦さん)
全量ビオロジック。自社栽培100%にこだわるホンモノのヴィニュロン。
彰彦さんには毎度ワイナリーイベントでお世話になってます。
今年の植樹イベントは雨天中止。残念でした。





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城戸ワイナリー(長野県塩尻)から、城戸亜紀人さん。
全量天然酵母。酒質の強さはピカイチです。
今年は大きな貯蔵庫が完成。更に質の高いワインが味わえそうです。
城戸さんにもワイナリーイベントでいつもお世話になっております。




ワインとのすごいマリアージュが続きます。





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乾杯は、タケダ サンスフル デラウエア 2008。





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タケダ サンスフル デラウエア 2008-----タケダ会長のきゅうりと鮎のパテ。

デラの甘みと青みが鮎の青みと苦みに良く合いました。





続いて3本。



中澤 栗沢ブラン 2008 ----- あぶり帆立と芹のオレンジ風味

ワインの持つ柑橘の香りとオレンジ&セリの風味がバッチリ。すばらしいマリアージュでした。



酒井 小姫 2008 ----- 山形名物 芋煮をコロッケに

このマリアージュは素晴らしかったですねー。
芋煮の醤油の甘辛さとワインが良く合いました。
コロッケの衣が触媒になっていたと思うんです。



ルミエール 南野呂甲州 2008-----白茄子の味噌漬け 塩尻とのコラボ

甲府あたりの居酒屋で一升瓶といえば酒でなくワインなのですが、そんな1升瓶ワインって『ブドウで造った日本酒』みたいなニュアンスの味。これはなかなか言葉では伝えられません。
このワインもそんなニュアンスのワイン。
お食事番長は味噌漬けの麹がこのワインの甘みと上手くマリアージュしていたと語っています。




次のセットは



ドメイヌソガ シャルドネ 2e 2007-----おばあちゃんのタマネギムースと曽我さんのシャルドネ

ややバリックなワインってクリーム系と良く合います。
タマネギの甘みとシャルドネの酸が調和していました。




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城戸プライベートリザーブ シャルドネ 2007-----塩尻のトウモロコシの冷たいスープ

樽が強く効いているワイン。
この樽の使い方に関しては賛否があるところ。
でも、ミルキーなものと合わせるととても良い。
城戸さんのワインは食中酒としての可能性が大きいワインです。





ここから赤に。


四恩醸造 窓辺 赤 2007-----煮穴子と菊池さんの自然農わさび

お食事番長絶賛!!
ワインのフレッシュさ。煮詰めた甘辛さ。ワサビの鮮烈さ。
三位一体で素晴らしかったと....。


ルミエール 南野呂マスカットベリーA 2008-----サーディンの鰹まぶし 小山田さんのトマト

これは残念ながら未食。
なぜかワタシのところにはまわってきませんでした。
お食事番長が言うには、ワタシが話しに夢中で勝手にスルーしたと....。
そーだっけー? 






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キュムラ ピノ・ノワール2008-----鴨の薫製と貴彦さんの育てたサクランボ

このワインに付いては鹿取さんからblogに書かないようにと言われましたが....。
Cu-Calのこの会の告知に書いてありますからねー。
既に日本ワインLoverの多くが、(ワタシでさえも)昨年の秋にはこの情報は持っていますし、春には試飲した方の感想も頂いていましたし。
内緒にする必要性を感じません。

でも写真はヤメておきましょう。

まだ熟成がすすんでいないフレッシュなピノにサクランボはピッタリ。
鴨にも良く合いました。

熟成が進むとジビエに合う予感です。





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みんなのパエリア

お食事番長によると目黒のセロのスペシャリテがパエリアだそう。
でも今回の方が段違いに美味しいそう。
そりゃそうです。
造り手の皆さんがこの日の為に厳選した食材たちを使っているのですから。





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千代幻豚のロースト

旨味の強い豚です。
個人的には安曇野放牧豚のような野趣がある豚が好きですが、この千代幻豚は洗練された美味しさでなかなか美味しい。
ジューシーだけど脂が軽い、にもかかわらず旨味も強い。
焼き加減の良さもあってとても美味しかったです。






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ルヴァン ナチュレル ド ドメイヌソガ カベルネフラン2007-----小布施の茄子のお焼き風
これはお焼きが旨い。ワインが旨い。
マリアージュより各々の旨さを楽しんだのです。






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城戸プライベートリザーブ メルロー 2007-----信州牛モツのワイン煮込みとライスクラッカー
これは文句なし!! ライスクラッカーの香ばしいさもアクセントになってました。




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酒井 バーダップ スペシャルブレンド 2007-----高畠産の豚肉でスパイシー叉焼




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マスカットベリーA古木 2007-----マトンの山形バジルソテー
少しマトンが勝ちましたがベリーAが上手くマトンの香りを受け止めていました。






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料理とサービスは目黒キッチンセロ。素晴らしいマリアージュでした。

日本ワインの会のエントリーなのでワイン中心に展開させなきゃダメなんですけどね。マリアージュ主体になってしまったのはキッチンセロが素晴らしかったからです。

醤油や味噌を当たり前に食べ生活してる造り手のワインは日本の食に良く合う。食の傾向が造りに反映されるのは自然なことです。

キッチンセロのマリアージュはそんなことを気付かせてくれる良い提案でした。



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生産者の皆さんからアレコレいろいろ話しが聞けてワタシ的には大収穫。
とくに初めての酒井さんの人となりがわかって良かったです。

また、つよぽんの『映画への想い』には笑いました。
良いキャラだなー。

中澤さんのご近所(100km単位)には小さなワイナリーが出来ているそう。

タキザワのことかな? 松原農園だけじゃいないんですね。奥尻にもワイナリーがあるし。

北海道は注目ですね。

曽我タカヒコさんは余市はむしろ信州より冬が温かいと。

確かにニセコあたりは湿雪です。信州の方がシルキーですもん。ゲレンデとは違いますか?

産地はこれからどんどん北上するでしょうね。品種もドイツ品種からフランス品種に変わりつつあります。

参加者の皆さんとの会話も楽しかった。

東京で飲んでると良く合う方々。
松本で飲んでると良く合う方々。

ここでもバッタリ合っちゃったりして。
皆さん日本ワインに感心があるんですねー。



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この朝4時までgar.net連中と戯れていたメリメロ宗像シェフは飯田橋に帰ります。



ワタシたちも長野経由で松本へ。

とても有意義で楽しい一日でした。

日本ワインが益々身近になりました。






Cu-Cal    http://www.cucal.net/2009/

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2009/05/08

若いイタリア野菜生産者 斉藤農園を訪問

いつもワタシを楽しませてくれるワインギャラリー gar.net 。


ここではたまに野菜の共同購入があって、それもイタリア野菜だったりして....。

そんなこともあったりする楽しいワインバーです。

で、そのイタリア野菜を生産している農園が埼玉にありまして。

いつものgar.netメンバーで行ってみました。






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北本駅からタクシーで15分。

まだ水が入っていない田んぼの中に斉藤農園さんはありました。





ぶっちゃけて言うとベテランの農家さんを想像していたんです。

でも、斉藤農園のご主人はとっても若くってビックリ。

しかも、とっても華奢で、どこか中央競馬の若手ジョッキーのようでもあります。

奥様もとても若くてまだ女子高生のような感じです。







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ペットの白いクジャクが羽根を広げて歓迎してくれました。






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畑はカルチョーフィ(アーティチョーク)が結構良い感じで育っています。





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この畑はカエルだらけ。



農薬は食品添加物として登録されているものだけしか使っていないそう。

本格的な農薬は使ってないので虫がたくさんいます。
その虫を補食するためにカエルが多いらしいのです。



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てんとう虫もいたりします。

けど、てんとう虫はとっても少なくってカエルのいないフェンネルの葉にいるくらい。

てんとう虫もカエルに補食されちゃってる気がします。




ハウスでは黒キャベツ。ルッコラセルバチカ。イタリアンレタス。ラディッキオ。ロメインレタス。ワイルドチコリ。フェンネル(フィノッキオ)。サンチュ。等々。






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ルッコラセルバチカはまだベビーリーフです。

このくらいで食べちゃうととっても美味しいです。







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サンチュ。

イタリア野菜でない野菜も育てています。


畑のほうにはちょうど食べ頃の葉タマネギがありました。






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ロメインレタス。






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ラディッキオ。






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黒キャベツはそろそろ終わりです。






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中央がワイルドチコリ。

右は種を採る予定の黒キャベツ。

左はやはり種を採る予定のルッコラ。

F1ではないので種から育つはずです。









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フェンネルの茎、フィノッキオ。

先日おいしく頂いたのはこのフィノッキオです。

(参照:2009/02/23 フィノッキオのバーニャカウダ






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イタリアンレタス。



草を好んで食むワタシには天国です。
ごちそうだらけで興奮しました。





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庭にブルーシートを敷いてランチ。

外で飲むゆるいワインは格別です。






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採れたての野菜を奥様に料理して頂きました。

シャキッとした歯応えと野菜本来の濃い味わい。
なんとも贅沢な時間です。




実は少し前から体調がイマイチ思わしくなく、このGWは全ての予定をキャンセルして静養していたのです。

でも、来て良かった。
気持ちがリセット出来て体調もスッキリと回復しました。





この斉藤農園のご両親は農業を営んでなく、お祖父さまが農家をやっていたそう。

若い園主はまだ手探りで作物を育てています。



収穫は農協に出荷せず、知り合いに分けている程度。

それ故に農薬を使わずに生産出来るそう。




ぶっちやけて言うと農協を通さないこのイタリア野菜にはなかなか買い手が見つからないようです。


せっかく良いものを作っているのでもう少し多くの人に知って頂きたい。

今後はネットでの販売を考えているそうなので簡単に購入できるかも。


でも、高価なショッピングサイトは作らずに、畑の作物の様子をHPかblogにアップ。注文はメールかファクシミリで良いのでは?

素朴な方が手作り感もあって良いと思うのですが。


いづれにせよ、あまり気張らずに少しづつやっていったほうが良いような気がします。





帰りがけに結構なボリュームの野菜たちを収穫して購入。

帰ったら早速頂くことになるでしょう。






発展途上のイタリア野菜生産者 斎藤農園。



既に大御所の生産者ではなく ”これからの人” に出会えたことがとても嬉しい。

造り手と消費者で対等な関係を作るのはなかなか難しいのです。




ここに来るきっかけを作り、この日、引率までして下さったF川さんに感謝です。


次の共同購入が楽しみですね。

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2009/05/02

春の雪が降る 清水牧場 奈川

ちょっと前の話しです。

4月26日に奈川の 清水牧場 にまたまた行ってきました。



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レンタカーが奈川に入ったころから雨は雪に変わりました。






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牧場は3℃。

さすがに寒いです。






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暖かいミルクを入れて頂いて。

ちょっとの間、奥様とおしゃべり。





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フォトアルバムに八王子の 磯沼牧場 の磯沼さんを見つけました。

磯沼さんが独身のころからお付き合いが続いているそう。



また、白糠 酪恵舎 の井ノ口さんがまだチーズ工房を始める前に会ったこともあるそう。

なにやら大変な好青年だったそうですよ。


美味しい人はどこかで繋がっていることが多いです。






清水牧場  http://www.avis.ne.jp/~svarasa/

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2009/04/06

カベルネ ソーヴィニョン の 植樹  安曇野ワイナリー

日曜の朝、松本駅に集合。


オトナたちが遠足の朝の子供のようにバスに乗り込み、お菓子を分け合いながら向かったのは安曇野ワイナリー。


ワタシは昨年の11月以来の訪問です。

(参照:2008/11/07 りんご畑の向こうにあるワイナリー 安曇野ワイナリー





今回の訪問の目的は植樹。

1500平米の土地にカベルネソーヴィニョンを植えるのです。



参加者は 松本 gelee blanche の常連さんたち と 佐久平のイタリアン ヒロッシーニ のスタッフさんたち。総勢50人(!!)です。




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植える間隔、位置、高さ、芽の方向、根の広がり。

エノロジストの戸川さんと加藤さんから植樹のポイントを教わります。






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とは言うものの、樹と樹の間隔=80cmと地表から接ぎ木部分までの高さは大まかではありますが予めキメて下さっていたんですけどね。





ワタシたちが気をつけるのは....

ツルが伸びたときにワイヤーに上手く固定出来るよう中心をキメる。

接ぎ木部分を地表から10cmの高さになるよう最終調整。

芽が南北方向に伸びるよう芽の方向をキメる。

根っこが重ならぬよう均等に広げる。

こんなところでしょうか。







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4人1組で1班。



まず1人が苗を持ち、ゲージを確認しながら大まかに位置と高さを決めます。





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支柱の側面にワイヤーは固定されています。支柱幅は4cmなのでワイヤーから2cm内側が中心です。



もう1人がワイヤー延長上の少し離れたところから見て2cm内側の中心に苗が来るように誘導します。



更に違う1人がワイヤーに沿って枝が伸びるよう南北方向に芽が向いていることと地表からの継ぎ木部分の高さをチェック。




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スコップを持った1人は根っこが重ならぬよう広げながらスコップでそっと土を入れるワケです。

あーだ こーだ と言いながら12本の苗を植えました。


と、思ったら、1本にダメが出てやり直し。


もう1度掘り返し、2cmほど苗を中心に入れて、再度植えてお終い。


最後に全体を整地して終了です。



こんな簡単な作業なのですが、大切なのは『子供騙し』と思わずに実際に手を汚してみることだったりします。

本や写真から得た知識が手と繋がってより生きた知識になる気がします。





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この地ではカベルネは難しいかも知れません。

そもそも良い実はつくのでしょうか?

病気にならずに健康に育つのでしょうか?

育ったとして、霜が降りる冬までに完熟するのでしょうか?

未知数なことが多いのです。

なんとか根を張って3年後に良い実をつけて欲しいと願っています。

額に汗して作業したこともあって自分の樹のような気持ちになっています。

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