飲み過ぎ

2009/09/08

酒は未来を救う

Sake0240



日曜日、駒場エミナースのチャリティ試飲会。

酒は未来を救う  今、私たちに出来ること

 

http://ameblo.jp/sakewamiraiwosukuu


参加させて頂きました。



普通に書いちゃいましたけど、 チャリティ って不思議な組み合わせ。馴染まない言葉同士です。


この日の試飲会の収益の一部や会場内で寄付されたお金は、武蔵野赤十字病院の小児病棟の子供たちのクリスマスや七夕節分などのイベントに充てられるという企画。




子供の頃、大けが(複数箇所の内蔵破裂と大腿骨骨折)で長期入院していたワタシ。
自宅療養も合わせるとほぼ1年、悶々と床に伏しておりました。
子供にとっての入院生活がどんなものかよくわかります。

オトナなら1年先には元気になれると言われれば理解もできますが、子供はそうはいきません。
子供の時間の感覚ってオトナよりズーッと長いじゃないですか。明日の朝だって遠い先のことです。
まして、来週、再来週、一ヶ月先、三ヶ月先、半年先、一年先。とんでもなく遠い時間です。

1時間、1時間、1時間....。
我慢、我慢、我慢....。
ため息ばかりだった毎日を思い出します。

ベッドで暴れて、看護婦さん(当時はそう呼んでいました)、医師、家族、皆を困らせたこと、良く覚えています。

ショックとストレスから4年間普通に話すことが出来ず、ずいぶんイヤな思いをしました。(ケンカで負けなかったのでイジメにはあいませんでしたが)

いつか健康になるといわれても、健康になったとしても、子供にはなかなか耐えることって難しいのです。

一時だけでも気分転換できたなら....。その一瞬はホントに幸せでしょう。

今回はその一瞬のイベントの費用に寄付される。酒を飲むことで子供の役に立てるという夢の様な企画です。
威張って飲む必要はありませんがテンションは上がります。





会場内は大盛況。

正直、集中して酒を利くことや蔵元さんに酒の詳細を質問する余裕はないのです。





参加蔵元は.....

陸奥八仙     八戸酒造
あずまみね    吾妻嶺酒造店
阿部勘       阿部勘酒造店
一白水成     福禄寿酒造
天青       熊澤酒造
大那       菊の里酒造
鳳凰美田     小林酒造
来福       来福酒造
浅間山      浅間酒造
尾瀬の雪どけ   龍神酒造
結人       柳澤酒造
鶴齢       青木酒造
佐久の花     佐久の花酒造
豊香       豊島屋
遊穂       御祖酒造
白岳仙      安本酒造
小左衛門     中島醸造
播州一献     山陽盃酒造
賀茂金秀     金光酒造
天寳一      天寳一
宝剣       宝剣酒造
美和桜      美和桜酒造 

焼酎

けいこうとなるも えびす酒造
常徳屋      常徳屋酒造場
赤鹿毛      柳田酒造
朝日       朝日酒造
芋麹芋      国分酒造
やきいも黒瀬   鹿児島酒造

泡盛

多良川      多良川



協賛の蔵は....

屋守       豊島屋酒造
開運       土井酒造場
相模灘      久保田酒造
鍋島       富久千代酒造
奈良萬      夢心酒造
萩乃露      福井弥平商店
村祐       村祐酒造
山形正宗     水戸部酒造

焼酎

さつま寿     尾込商店




会場内には知人がたくさん来て楽しんでいました。

以前、お世話になった蔵元さん。
酒の会でお世話になった方々。
幾つかの酒販店さん。
飲食店さん。
gar.netチーム。
ご近所の酒飲み。

知人と知人、強制的に名刺交換させちゃいます。

楽しいこと、ムダなこと、いろいろと情報交換。


企画を実現させた主催者に感謝と賞賛を贈りたい。

手放しで素晴らしいと思います。

誘っていただいた 旅々さん にも感謝。

是非、次回も参加させて頂きたいと思います。                   

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2009/02/09

ヴァーヌ ロマネ 垂直 オルヴォー試飲会 備忘ログ #1

多忙につき、備忘ログ #1 ヴァーヌ ロマネ 垂直テイスティング。

覚えていることだけでも記録しておきたい。


gar.netにて、インポーター オルヴォー(ORVEAUX)さんの試飲会。

オルヴォーの語源は『Val d'Or』=黄金の谷。







まずは7で喉を潤してから。


7.Cremant d'Alsace Demi-Sec NV, Rene Mure
クレマン。グレープに上白糖を掛けたよう。ジュースみたい。




Orveaux0350


後は1から順番に。


1. Santenay Blanc Sous la Roche 2006, Domaine des Bachey=Legros

白。樽がやや効いている。獣臭がある。やや苦みがある。


2. "Fleur de Pino" Marsannay Rose 2005, Domaine Sylvain PATAILLE

ロゼ 軽いけど質の良さを感じるロゼ。美味しい。
あくのようなニュアンス。ややスモーキー。




3から6までヴァーヌロマネ、Pierre Guyonの垂直。

98、99、00、06の4ヴィンテージ。


3. Vosne Romanee 1998, Pierre Guyon

がっしりしたワイン。ワイルド。やや雑な感じが良い。
厳しい年だったそうだが嫌いじゃない。


4. Vosne Romanee 1999, Pierre Guyon

酸があって3とは様相が一変。するする系。


5. Vosne Romanee 2000, Pierre Guyon

これはまたちがうニュアンス。ゆるゆる系。
熟成が進むと抵抗感なくカラダに染み込む。
豊潤な感覚がいかにも村名ワインだなー、と。


6. Vosne Romanee 2006, Domaine Guyon

やはり若くハツラツ感がある。
味覚的には美味しいがカラダが抵抗する。
荒々しいアルコール飲料。
熟成してないからか亜硫酸塩を強く感じる。
悪酔いに注意したい。


ヴィンテージによる違いは予想以上に顕著。
村名ワインらしいのは2000かなと思うが、個人的には1999が良い。






Orveaux0352


8. "Carabas" Touraine 2006, Domaine de la Garreiere

白。甘み、酸、ストレート。乾いた梅。


9. "Cours Toujours" VdT Blanc 2005, Domaine du Possible

白。忘れてしまった。


10. "Domaine du Boiron" Vin de pay l'Agenais 2005, Domaine du Boiron

やさしいタンニン。ナイーブなワイン。
昨年フランスで一番売れたというミュージシャン Francis Cabrel は兄。


11. V.d.T des Coteaux de Baronnies 2007, Domaine la Roche Buissiere

青い香り。けど、嫌いじゃない。
休日の午後に飲むならこんなワインが良いな。


12. "Degustez Moi.." VDQS Cotes de Malepere 2005, Le Mas de Mon Pere

これも青い香り。やっぱり嫌いじゃない。火打ち石。
もう1度、飲んでみたい。


13. "Couma Aco" Cotes de Roussillon 2006, Domaine du Possible

忘れた。ビオロジック


14. Riesling Rangen de Thann GC 2004, Domaine Martin Schaetzel

白。干し芋、モスカートみたい。アタックが優しい。
とっても美味しい。


15. Pinot Noir Clos St Landelin 2002, Rene Mure

ミント、カラメル。



オルヴォーの田中つねひろ氏は物腰が柔らかく実直な印象。

また、お会いする機会がありそうなので次回はテイスティングも然ることながらお話を伺いたい。

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2008/12/30

季織亭 年末恒例おでん会

月曜日、静岡からたった4時間でトンボ帰りしたワケは。

ワタシのホーム、拉麺 季織亭 年末恒例になりつつある おでん会の為。


皆さんと語らいながらおでんを食べ酒や焼酎を飲み続ける....、まぁお客と季織亭の忘年会というワケです。




急いだ甲斐あって、なんとか19時半に到着。
慌てたのでやはり汗でびっしょりでした。



久しぶりの皆さんと楽しく過ごしました。


おでんと酒類たちの写真がありません。

話しに夢中になってしまい、ほとんど撮ってません。
とても楽しかったので写真には気が回りませんでした。





Kiori0655



11月に行くつもりだった太田酒造場の辨天娘。

シミケン君の差し入れ。


ワタシもお食事番長もどーしても仕事が終わらずキャンセルしちゃったんですよね。鳥取行き。

ホテルは許してくれたけどやっぱりANAはキャンセル料許してくれませんでした。

太田酒造場に見学のお願いをしなかったのが不幸中の幸い。
仕込みで忙しい時期なのでそっと訪問するだけの予定だったのが良かったです。

まぁ、いづれまたチャンスがあるでしょう。





Kiori0659

この日の〆の麺は茶そば。
ただし、そば粉は使っていません。

小麦粉、それも全粒粉の粉で手打ちした麺です。

蕎麦とは違いますがしっかりした麺。
経験に有りそうで無い麺料理です。






季織亭はラーメン屋です。

でも、来年のいつか。ラーメン店という業態と決別し、小麦で打つ麺料理という新しい業態を立ち上げるそうです。

ラーメンというワクに縛られずに新しい麺を表現したいのだそう。



実は11月に某県某村で季織亭が使う可能性がある小麦の種まきが行われました。

もちろんこの小麦は無農薬で育てられます。
上手くいけば来年の夏にはこの小麦で麺が打てるでしょう。

小麦が上手く育ち、季織亭の麺に使えるようにと願っています。



もちろんワタシは季織亭を支持しつづけます。

型にハマらない新しい麺を作ってほしいです。


長い時間をかけお客を育ててきた季織亭。

この店に通ううちに収穫された農産物の素の旨味が利けるようになる方は多いです。

もちろんワタシも育てられた1人です。


そんな季織亭だからこそできる新しい冒険。

とても期待しています。





今年もこだわりのオトナたちを楽しませてくれた季織亭。

年内の営業はこの日で終わり。



新年は3日から。

恒例のお雑煮拉麺が待ってます。




季織亭  http://www.kyodo-suzuran.com/shop/7/25/index.html

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2008/12/23

神楽坂 Wine ギャラリー gar.net 忘年会

神楽坂の隅っこに夜毎現れるワインの砦。
ワインギャラリー gar.net の 忘年会が今年も盛大に開催されました。


昨年の忘年会ではカラダに優しいワインでも呑み過ぎたらダメという当たり前の事を学ぶことになったワタシたち。

翌早朝に脂汗を浮かべながら乗り込んだ羽田-福岡便で番長共々猛反省したアノ日からもう1年が経ちました。

(参照:2007/12/23 神楽坂 ワインギャラリー gar.net 忘年会





今年の会場は牛込北町の『鼎』という店。

焼酎と焼き鳥の店に筑波よりヴィナイオータ社長とそのワインを迎えて乱暴狼藉をはたらくことになるワケです。




ヴィナイオータのスペチアーレなワインたちが勢揃い。




Kanae0354


抜栓状態で雑然と放置してあるこのワインたちにオータワインの真骨頂が見て取れます。

健康な畑から採れた力強いぶどうでつくられたワインたちは更に天然酵母の力強さを持っています。少しラフな扱いで弱ってしまうようなものはありません。

ワタシたちはワインの扱いなんて気にしないでアレコレ語らいながら楽しく呑めば良いのです。




また、ワインショップなら別の扱いをされる高価だったり低価格だったりするワインが分け隔てなく無造作に置かれています。

ここに集まった皆さんはワインを価格で捉えることはありません。
2000円のワインも10000円のワインも同じ農産物です。
造り手が大切に育てたぶどうの価値は同じです。

グランヴァンとかテーブルワインなんて区別には意味がありません。
同じ価値観を持った仲間たちとワインを語ることが出来るのはホントに楽しいことです。



今年もヴィナイオータのワインたちはワタシたちを楽しませたり支えたりしてくれました。

また、秋に訪問した和歌山のAiDAさんではVinaiOtaストーカーと言う事で大歓迎して頂きました。
ワインも野菜も同じ農産物として美味しく頂けたAiDA。
ワタシ以外のVinaiOtaストーカーの皆さんにも是非足を運んで頂きたいです。関西方面に出張の際はご一考下さい。

(参照:2008/11/28 野性味あふれる野菜たち 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山

(参照:2008/12/03 ランチにも行ってみた 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山






久しぶりに会う方もいて店内の其処此処で話しに花が咲きます。



Kanae0382


ヴィナイオータの扱うワインの中でも特にレアなワインが景品(!!)の大ビンゴ大会。
会場内のテンションが一気に上がります。


途中、矢来美容室(!?)のライブもあり店内の室温は真夏のよう。



アッという間に楽しい時間が過ぎていきました。





この後、一旦お開きになり、二次会は gar.net で。




ワタシ、そこから先の記憶がサクッとありません。



ワイン飲みながら「旨いー」「旨いー」と、「旨い」を連発してたのは確かなのですが、何のワインがどう旨かったかが不明です。

もしかしたら「楽しいー」「楽しいー」と、「楽しい」を連発してたかも。







さて、今年も gar.net はトバシてくれました。



以下、ワタシが参加してblogにアップした gar.net の イベント。



2008/02/26 Angiolino!! Angiolino!! Angiolino!! gar.net1周年 神楽坂


2008/03/03 MAGMA垂直テイスティング 神楽坂 gar.net


2008/05/26 がちんこ ブラインド祭り gar.net 神楽坂


2008/07/01 第1回 クラモチ祭り  北米カルトワイン試飲会 gar.net


2008/11/11 野村ユニソナイト 凄まじく美味しい19本のワイン gar.net 神楽坂


2008/12/08 2つの専門店のマリアージュ Alpage in gar.net 神楽坂






また、店を出て筑波のヴィナイオータ新社屋まで遠足にも行きました。

2008/09/09 イタリアワインの VinaiOta (ヴィナイオータ) さん 新社屋落成記念パーティー 筑波




この他にもワタシが参加出来なかったイベントが数回ありました。

blogには書かなかったけど銀座のヘレンベルガーホーフ試飲会への出張 gar.net 等、出張企画も数回ありましたよね。




そー言えば、ミニコンサートもありましたね。




いやぁ、やっぱスゴイよ、gar.net !!

労力のいることを事も無げに...。
多少なりとも稼げれば良いのだろうけど、どう見てもお金とは縁遠い店だし。



この店に集う皆さんもスゴイ。

gar.netの投げる球をバシバシ受けちゃうし。
守備範囲が広い方ばかりです。


この店に集う皆さんとおつき合いできるのはとても嬉しいことなんです。
また、来年も楽しく語らいたいですね。

また来年も面白いことが待ってる気がします。




新年は5日から営業なのだそう。
ちょっと待ち遠しいですね。
また来年も gar.net を 楽しみましょう。




Wine Gallery  http://blog.livedoor.jp/garnet1009/

Vinai Ota    http://www.vinaiota.com/

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2008/12/15

ご町内の皆さんとオトナの遠足 熊澤酒造 茅ヶ崎

ご町内の遠足で茅ヶ崎の熊澤酒造へ行ってきました。



熊澤酒造はお酒とビールを造っている小さな酒造メーカー。

酒、ビール、共に一昨年あたりから評価が高まっています。



特に天青という酒の評価がうなぎ上り。

ワタシ的には天青と相模灘が神奈川県産の酒の2トップと思っています。




JR相模線は乗るとき降りるときにスイッチを押してドアを開けるスタイル。あまり経験がないのでドキドキしながら乗車しました。



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2つ目の香川駅から徒歩7〜8分で熊澤酒造。




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レストランやベーカリーが併設された遠足向きの施設です。





見学におつき合い頂いたのは社長と五十嵐杜氏。

2班に別れ酒蔵とブルワリーの見学です。





まずは酒蔵の方から。




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4.8tのタンクが14本。
ここで500石の酒が造られています。


米は山田錦と五百万石。

水は丹沢伏流水。

米と水だけで造る酒です。




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五十嵐杜氏は小さな蔵と言ってましたがもっと小さな蔵(湯川酒造とかです)を見て来たのでなかなか立派な蔵だと思いますよ。(尚子さん ゴメンナサイ)

大まかな酒造りの工程を熱く説明して頂きました。







続いて、ブルワリーに移動。






Kumazawa0253

このブルワリーではホップと麦と酵母と水だけでビールを造っているそう。副原料は使わないそうです。


また酒造免許がビールなので(発泡酒ではない)ベルギービールのように果汁やハーブを加えることもないそうです。




使っているホップは大体8種類。麦も大体10種類。酵母は4〜5種類くらい。

2tのタンクで年間80回から90回の仕込みをするそうです。


レギュラーで造るビールは上面発酵が6種類。下面発酵が5種類。

あとは季節ごとにイレギュラーなビールを造っているそうです。




元々ビールを造り始めたのは酒造りが行われない夏場の仕事を作る為だったそう。

この蔵には出稼ぎさんがいないんです。

酒造りに携わっているのは社員。

夏は休んでってワケにはいきませんよね。

夏はビール。冬は酒。上手い事考えたものです。





工場内のイタリアンMOKICHI TRATTORIAに移動。




Kumazawa0263


ここから試飲と言う名の宴会が始まります。




Kumazawa0265

ビールが4種類と酒が2種。


レストランで使われている野菜も隣の畑や近所で採れたものばかりだそう。

ピザを焼く窯もあって結構本格的です。




お食事番長がいなかったためブレーキがかからず、五十嵐杜氏を捕まえていろいろ酒造りの事を聞き続けました。





Kumazawa0259

正直、飲み始めると食べないワタシ。

ゴクゴク飲み続けちゃって料理にほとんど手を付けなかったのでちょっと勿体なかったですね。



楽しかったオトナの遠足。

たまにご町内の皆さんと小旅行の出かけるのも良いものです。

家族やグループの小旅行に熊澤酒造はお薦めです。




おおっと、宅配を頼んでいた湘南ビールが届きましたよ。

熊澤酒造のベーカリー、茂吉ベーカーのパンと合わせて頂きましょう。






熊澤酒造 http://www.kumazawa.jp/

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2008/11/20

季織亭の皆さんと屋形船 あみ幸 お台場

いやぁ、楽しかったぁ。屋形船!!


仕事に後ろ髪ひかれながらも無理無理行って大正解。
この一週間、悶々としてた気持ちが晴れました。



いつもの季織亭主催 第3回屋形船に参加しました。



会社を17:50分に出て約1時間、5分遅刻で大江戸線勝どき駅着。
既に怪しい皆さんが改札前に集まっていましたが主催者のチーム季織亭が来ていなかったのでセーフ。


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駅から5分ほど歩いた朝潮小型船桟橋から出航です。





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水門をくぐりお台場フジテレビ前に着く頃にはすっかり宴が始まっていました。

やや風が強かったのですがお台場のあたりの内海は穏やか。

ここなら乗り物に弱いかたも安心です。




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この日のお酒のラインナップ。
皆さんの持ち寄ったお酒です。
この舟は飲み放題ですが持ち込みました。


勝駒 大吟醸

農家の嫁 イモ焼酎

ソガ ペール エ フィス美山錦 J(9号系酵母)2007  
ソガ ペール エ フィス美山錦 J1(7号酵母)2007

作田 特別純米酒

龍神 亀の尾

十文字 純米活性生原酒(この夜の主役です)


ワタシたちは小布施ワイナリーが醸した酒を献上。
収量を抑えて栽培した美山錦はテロワールを感じるミネラル感たっぷりの酒。

その効果かはわかりませんが甘塩っぱくって美味しい純米酒です。(この酒とは関係ないのですが竹鶴の石川杜氏と米の収量制限について話したことがあったりします)





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この時点でもモヤモヤした気持ちがワタシを支配。
あまり楽しくなれないような感じ。
無理にいつものように振る舞っていましたが。




さて、問題の十文字です。

活性生原酒は噴く可能性大です。


季織亭ママからは再三再四「外で抜栓して!!」と声がかかっていました。
ワタシもヤバいとは思ってたので「外で開けよう」と何度か言ったんですけどね。

お食事番長も「女性の力では抑えられない」と警告。

確かにおっしゃる通りです。

しかしながらナゼか船内での抜栓が強行されることに。


ワタシ、被害を最小限にしようとダスターを用意して前にでました。

「ブシュッ!!」と噴いたところで抑えようと身構えました。

30%くらいの噴出かと思っていたんですけどね....。


『バシュッ!!!!!』

大噴火!! 

瓶内の酒が一滴残らず天井に噴いてしまいました。

100%の損失。もう酒浸しです。wave

いやぁ、凄いガス圧。
ワタシ的にも想像以上です。

ゆっくり抜きながら上から抑えて解放しないとね。
(この抜栓は、池尻大橋『つくしのこ』のとおるさんが上手いです)

ダスターで抑えるどころではありませんでした。

もう全身酒まみれ。
廻りの皆さんからは「言ったのにー」の大合唱。

何だかよくわからないのですが笑いが止まらなくなりました。



復旧作業が大変。
1.8lですもん。

廻りは皆酒まみれ。

屋形舟さんには大変なご迷惑をかけてしまいました。

しかし、さすが百戦錬磨の屋形船のスタッフの皆さん。
何事も無かったかのようにアッという間に復旧してしまいました。



シャンパンファイトならぬ酒ファイト。

結果は残念でしたが、これのおかげでモヤモヤ感から解放されたのは事実。
また、この日初めて会った方とも一気に親しくなれたりして。

いつものよう森羅万象を心から楽しむポジティブ思考のワタシになっていました。

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飲んで歌う麺打ち職人F田くん。





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船の屋根も気持ちいい。



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皆さんも子供のようにはしゃぎます。




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ナゼか抱擁するオトコ達(3名)。引いてるオトコ1名。




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分け前を頂こうと翼たちも集まってきます。

舟盛り。カニ盛り。揚げたて天ぷら。
食べ切れません。




Yakata0194



 

飲んで食べてゲラゲラ笑って、アッという間に船着き場に戻ってきました。



爆発事件も含めてホントに楽しい屋形船。
(ってか、コレくらいの事件が無いと吹っ切れなかったです)

屋形船の送迎バスで経堂に戻る一行を見送ってからワタシたちも帰宅。

帰り道もゲラゲラ笑いっぱなしでした。





やっぱり楽しい皆さんと楽しい時間を過ごすのは良いもんです。

おかげで今日は元気ハツラツ ファイターズ。

やる気がみなぎって顔がテカテカです。(天ぷら効果!?)


あまりにも楽しかったので会社のデスクから更新。

さて、仕事も頑張りますよ。




江戸川 屋形船 あみ幸   http://www.amikou.co.jp/

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2008/11/11

野村ユニソナイト 凄まじく美味しい19本のワイン gar.net 神楽坂

気になるインポーターの1つに 野村ユニソン があります。


パカレやオヴェルノワ、はたまたダリオプリンチッチやカーゼコリーニ等、フランスやイタリアの多様なタイプのワインを扱っているインポーターさんです。



その野村ユニソンの大試飲会が小さなgar.netで開催されたので軽い気持ちで行ってみました。



17本+2本。
案の定、軽い気持ちでは受け止めきれないボリューム。


どっしりしてたり軽やかだったり、カチッとしてたり癒し系だったり。
様々な『おいしい』が勢揃いです。



Unison0833

1 Champagne Blanc de Blanc Brut NV Petit-Jean Pienne

2 Lard des Choix Blanc 2007 Les Champs Libres

3 Chablis 2006 Pattes Loups

4 Pouilly Fuisse Tradition 2005 Crouze

Unison0834

5 Ageno 2005 La Stoppa

6 Jakot 2006 Dario Princic

7 Illusion B.B. (1500ml) 2005 Philippe Jambon

ここまで白ワイン。




以下、17番目まで赤ワインです。

8 Etna Rosso 2006 Graci

9 Pinot Noir "Sangiobbe" 2005  La Costa

Unison0835

10 Il Frappato 2006 Occhipinti

11 "Siccagno" Nero d'Avola 2006 Occhipinti

12 Cote du Rhone Villages Rasteau 2004 Gourt de Mautens

13 Achille Brachetto 2006 Il Buonvicino

14 Barbera d'Asti "Barla" 2001 Case Corini

15 Barbera d'Asti "Bricco" 2003 Case Corini

16 Nebbiolo 2003 Case Corini

17 Pommard (1500ml) 2004 Philippe Pacalet




これに甘いワインが2本です。


Unison0836

18 Serragghia Moscato (500ml) 2006 Giotto Bini

19 Passito di Pantelleria (375ml) 2004 Ferrandes




甘いワイン以外は小遣いで購入できる価格帯のワインばかり。
この機会にウチ飲み用にしたいワインを探さなくては。


全部、サーッと飲んでしまってから気になるものをもう一度飲む作戦だったのですが....。

あっけなく一巡目で撃沈。酔っぱらってしまい試飲どころではありません。同じ話しをループしてることに自分で気付いたくらいです。




そんなこんなで、ここから下は自分用の覚え書き。
薄れ行く意識の中で、なんとか覚えている記憶の断片です。







Unisonight002

2番目の豚のエチケットがカワイイ Lard des Choix 。

8月にblogに上げようと400字くらい書いたのですが、タイミングを逸して(事故った時です)上げなかったワインです。

やっぱりストレートで美味しいです。

blogにならなかった原稿には『ソリッドギターでオープンGを鳴らした感じ』と書いてありました。
Les Champs Libres=自由な行動という社名は言い得て妙だと思います。




Unisonight003

3番目のシャブリは発売中のdanchu12月号の25pでシャブリ大賞になっているワイン。

そーいえば、今号のdanchuは野村ユニソン、ヴィナイオータ、ヘレンベルガーホーフ、ヴァンクール、ラシーヌなど、ワタシの好きなインポーターが今までにないボリュームで掲載されています。

AOCやDOCにこだわらない愛すべきはみ出し者たちのワインを躊躇することなく紹介し続けたインポーターたち。これらのインポーターの勇気がいよいよ実を結び始めたのかも知れません。




Unisonight004

4番目のPouilly Fuisse Traditionは苦みが底辺を支え、その上にキレイな酸が軽くのってる感じ。とっても好きです。





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5番目のAgenoはとってもワタシ好み。マルヴァジアという少し渋みみたいな感覚がある大衆的なぶどう品種がワタシは大好きなんです。

このワインは赤ワインみたいに果皮ごと発酵させているのが特徴。マセラシオンというその発酵はなんと1ヶ月だそうです。

ウチの密造ワインは3週目。まだまだカワイイもんです。

長いマセラシオンは雑味が出るように思うのですが、ある一定期間を超えると「雑味は果皮に戻っていく」そう。良い話しを聞きました。

艶やかで華やかな香りながら味自体は乾いた感じがして面白いワインでした。




Unisonight006

6番目のダリオのJakot。

逆から読むとわかるようにトカイ品種のワイン。トカイという品種名をハンガリー以外では使えなくなってしまったためにイタリアの生産者の何人か(グルッポビーニヴェーリのメンバー)はJakotと言っています。

厚く奥行きのあるボディ、どこまでも広がる立体感。素晴らしいです。

(参照:2007/12/04 Gruppo Vini Veri (グルッポ ヴィーニ ヴェーリ)試飲会




Unisonight007

7番目のイリュージョンB.B.は非売品。B.B.はボジョレーブランの略だそう。ストレートでリンゴやハチミツの香り。小麦粉のお菓子みたいな香りが後から香るのが良いです。

この辺りからいつもの皆さんが集まってきました。

いよいよ店内が混み合い始め、エアコンが全く効かない灼熱gar.net。

ワタシは冷静さを装っていたつもりですが、いつしか興奮で汗びっしょりになっていました。






Unisonight011

10番 11番 の Occhipinti はまだ20代の女性醸造家。

Frappatoはジャスミンや醤油の香り。ミネラル感が良いです。

Siccagnoはもう一度のんでみたい個性的なワイン。
ぶどうか土か? アンコール必至です。

今月来日するそうで注目です。来日イベント行っちゃいますか。




Unisonight012

12番目のGourt de Mautensはヘビー級。この日のワインでは一番重く感じたワインでした。
でも香りは軽やかでキュート。
怖い目をした毛むくじゃらで筋骨隆々な大男が薄い頭にリボンを付けてる感じです。




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13番目のAchille Brachettoは赤ワインなのにマスカットっぽい香りを感じた面白いワイン。もう一度飲んでみたいです。



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14番目 15番目 16番目 のカーゼコリーニのワインは凄かった。
なんと言うか偉大なワインの風格を持ったワイン。
でも価格はワタシの小遣いで収まる程度。安心価格です。

とっても良く出来たバルベーラです。ここ一番に是非飲みたいと思います。

16番目のコリーニのネッビオーロは凄まじいの一言しかありません。




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17番目のパカレはコリーニの後だったので可哀想でした。
どうしても薄く平板で旨味がないように感じてしまいました。
赤の最初に飲んでいれば印象が違ったかも。





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18番目の銀イカ(エチケットがイカの形に見えるので皆さんイカと呼んでいます)のモスカートパッシートは、野外の土中に埋めたアンフォラという焼き物の壷で醸した甘いワイン。

旨くって死ぬかと思いました。



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19番目のFerrandesの甘いワインも素晴らしかった。もう何も考えられない無我の境地に達してしまいました。



19本の素晴らしいワインたち。
アンコールしたいワインがたくさん。

gar.netに行ったらまだ少し残ってるんでしょうか?
今夜あたり復習に行ってみましょうか。




価格でワインを格づける人なら間違いなく通り過ぎてしまう安心価格の極上ワインたち。
こんなワインたちに囲まれて幸せな時間でした。
年末年始のウチ飲み用に少し仕入れたいものです。



ワイン選びはインポーターで選ぶのも1つの手。

良い畑からワインを造る醸造家とインポーターが繋がっているなら、そのインポーターと繋がることでワタシはその醸造家と繋がることができます。畑と食卓が繋がるイメージ。


そんなインポーターに出会えるってラッキーだと思います。

素晴らしい機会を作ってくれたgar.netにまたまた感謝です。







野村ユニソン    http://unison-wine.com/

ワインギャラリー gar.net  http://blog.livedoor.jp/garnet1009/

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2008/09/09

イタリアワインの VinaiOta (ヴィナイオータ) さん 新社屋落成記念パーティー 筑波

日曜日、つくばエクスプレスに乗って筑波へ。


つくばEXP快速はメチャメチャ速いです。
秋葉原から北千住までは各停なのに総延長60kmが45分です。

いつだったか各駅のホームで電車を待ってた時に、目の前を快速が猛スピードで通り過ぎたんですけどね、やっぱり電車を待っていた人たちから「速エエ!!」とか「怖っ!!」なんて声が上がりましたよ。

乗っててもやっぱり速いです。スーパーあずさより速い気がします。



アッと言う間に着いた筑波でワタシたちを待っていたのは、イタリア自然派ワインのインポーター ヴィナイオータ さんの新社屋落成記念パーティでした。





駅前にたむろっている gar.net 軍団(約40名)に合流してヴィナイオータさんへ向かいました。



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稲穂が頭を垂れ始めている風景。そこから一段上がる小高い所にヴィナイオータ(オータ邸)さんはありました。


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受け付けしてからは建物探訪。




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ココに有った杉で建てた杉木造りの家。



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木と土と紙と石で出来た家はとても新鮮です。



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オータさんの挨拶。隣に Passo a Passo の有馬シェフが控えます。



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ここからひたすら飲み続けました。
ぶっちゃけ、何をどれだけ飲んだか覚えてません。

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表参道 Felicita の永島ソムリエのサービスでマグナム瓶がどんどん空いていきます。



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料理は....門前仲町 Passo a Passo の有馬シェフ、表参道 Felicita の岡谷シェフ、銀座 mezza notte の革島シェフ、新宿 Briccola の北村シェフ、青森(!!) Osteria Porcini の葛西シェフ。夢の競演です。


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もぉ何食べても美味しいよぉ。




行きのタクシーが一緒だった飯田橋 Meli-Melo の宗像シェフは、大きなバックいっぱいの差し入れ。その後は笑顔で飲み続けていました。



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こんなヤツも神様に感謝しながら美味しく頂きました。

誰がどこで飲んでるのかわからない混乱状態。



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庭で飲んでたり、事務所と母屋の渡り廊下で飲んでたり、母屋の居間で飲んでたり。


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地下セラーでロマーノ・レーヴィ専用棚を見ながら飲んでたり。



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アンジョリーノから贈られたというアンフォラを撫でながら飲んでたり。



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初めて会った方との会話も楽しかったなぁ。少し世間が広がった気がします。






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参加出来てラッキー。

いやいや、幸せな1日でした。

gar.net 店番タケダに感謝です。




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地下倉庫がワタシの好きなワインたちで一杯なのを確認。

これはたくさん飲んでも減らないなぁ。

ウチの在庫なんか小さい小さい。

もう小さいこと気にせず飲んじゃいましょ。


追記:飲んだワインはマグナム瓶ばかり50本強だったそう。(^-^;





VinaiOta (ヴィナイオータ) http://www.vinaiota.com/

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2008/08/30

竹鶴酒造 石川達也杜氏と語らう

8月最後の1週間は豪雨続き。
各地で被害が出ています。

ワタシの仕事にも地味に影響が出ていたりします。



でも、なにより通勤が大変です。

事故で自転車が潰れてしまってから電車バス利用のワタシ。
雷雨で電車のダイヤが乱れる為、なかなか帰れません。

昨夜などは雷で中央総武線が止まってしまい、神楽坂からの帰宅に1時間半もかかってしまいました。(なんで神楽坂からなのかは聞かないで下さい)


しかし、自転車に乗らなくなって2週間で体重激増。往復で12kmちょっとのチャリ通勤はメタボ対策に効果絶大だったようです。

まぁ電車通勤も楽しいことも有るんですけどね。

ママチャリに乗ってる柔道の金メダリスト上野選手を近所の某駅付近で見かけたり。意外と小さいなぁ、なんてね。


寄り道しなきゃ早く帰れたりもしますが....。
日々、愉しみを見つけてしまうもんで....。




今週、最大の寄り道は築地 やまだや 。


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某出版社I編集長に誘われて、竹鶴酒造の石川達也杜氏を囲む会に参加しました。

参加者は7人。
ライターのI川さん、F川さん、カメラマンさん、ワイン生産者と、ワタシ以外は皆さんプロフェッショナルばかり。
臆面も無く行ってしまうワタシはいったい何なのでしょうか。



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飲んだ酒は7本。

石川達也 大吟醸 無濾過 生原酒 18BY
竹鶴 にごり 純米 19BY
秘傳 16BY 八反錦
竹鶴 契約雄町 無濾過 生原酒 18BY
竹鶴 契約雄町 無濾過 生原酒 16BY (三位一体)
竹鶴 生もと 純米生 雄町65% 17BY
熟成 純米酒 八反60% 12BY

それぞれの酒の感想はご勘弁。只でさえ長文のblogが大変なことになっちゃいます。

ニュアンスの違いはありますが、どの酒もしっかり醸していて際立つクオリティです。

強い酒質ゆえ、温度計が振り切るまでの熱燗にしても美味しい。


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常温では厚みのある幾つもの酸と甘さを感じますが、温度を上げるとコハク酸を強く感じ、タフに引き締まった鋼のような酒になります。
そこから温度が下がると、何事も無かったかのように再び厚みのある幾つもの酸と甘さを感じます。

この機会にと、日頃から醸造について思っている幾つかの事、米に関することも含めて、聞いてみたり。偶然、語られたり。


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熟成過程で温度管理をしない話しが特に興味深かったです。





醗酵と腐敗は紙一重。低温で熟成保存が普通です。

ワタシの好きなラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレ氏が'07年に瓶詰した'99年のレチョートは酸化防止剤無添加。
しかも、'02年から5年間、ガレージの1番暑いところに放置。
熟成過程での温度管理は一切無かったそうです。

ワインは暑さを経験させると醗酵しづらくなる。と、醸造家ジャンピエロ・ベアからヒントをもらい実行したそう。

それでも5年間醗酵し続けたこのワイン、ガレージでも腐造せず完全に醗酵。
アルコール度数15%のレチョート・マンカート(甘みの無いレチョート)いう素晴らしいワインになりました。





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石川杜氏は「しっかり造れば温度管理する必要なんてない」と言っていました。やはり「腐敗も腐造もしない」と。


温度管理しない石川杜氏の酒もイヤな香りは皆無。
ボディが厚くマッチョな酒なのに繊細でもあります。

熱燗どころか煮てしまっても潰れないしっかりした骨格は驚愕。
なのに燗冷ましになるとまた繊細さを取り戻します。

しっかり造ったら温度はストレスにならない。
酒もワインも同じなんですね。
造りが良ければ温度管理の必要は無いということでしょう。

石川杜氏は「酒にとって最大のストレスは抜栓」と言ってました。
この意味は今のワタシには正直わかりません。
またこんな機会があったら嬉しいですね。
その時にでも聞いてみたいと思います。


あと、この日の大吟醸石川達也がそうだったように、竹鶴酒造の大吟醸は全て生もと造りになるそう。しかも、腐造させない自信があるから米は溶かしてしまうそうです。


この日、ワタシは早々と撃沈。
次の店に向かう皆さんを見送りつつ帰宅しました。
タクシーで9000円。
寄り道にしては少し遠かったかもしれませんね。

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2008/08/12

太陽酒造試飲会 角打ち石丸商店 大宮

皆さん、お盆休みを楽しんでますか?

ウチはお食事番長が帰省中。
残ったワタシは例年通り普通に仕事。宿題山積みです。



そんなワタシですが先週の土曜日に仕事を抜けて大宮へ。
角打ちの出来る酒屋 石丸商店 で開催された 太陽酒造試飲会 へ行ってきました。



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太陽酒造と言えば"四季酒の会"のtakeさんのblog "酒は生涯の友、友は生涯の宝"に悪辣な買収を仕掛けられたと書かれていたアノ蔵元です。


何だか人ごととは思えなかったワタシ。
(参照:2008/07/04 蔵元買収  善意? 悪意? 欺瞞の匂い)

明日は我が身とも言いますし、蔵元さんと直接会っていろいろ聞いてみようと思ったワケです。


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この日の試飲会は堅苦しいものではありません。

通常営業だけど、太陽酒造の酒がいつもより多い...てな感じです。
試飲会と知らず飲みにくる近所の酒Loverさんも普通に飲んでます。




ワタシたちが着いた時には立錐の余地もない状態。
しばらくは入口から動けませんでした。


やがて、DFラインから少しづつビルドアップ。
カウンター前にフリーなスペースが出来ると、そこを起点にシュートを放ち始めます。




まず、takeさんに促されるままに"たれくち"を飲んでみました。

「なんじゃぁ、こりゃぁ!!」

いきなり良いパンチをもらったよう。


ぶっちゃけ、"睡龍"を初めて飲んだ時以上のショック。

強い輪郭。濃厚。様々な酸。1度に飛び込んできます。



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酒は全て純米原酒。全量山田錦。

「なんちゅう酒を造っとるのか」と。


買収問題の事を聞きに来たのですが、いきなり方針転換。

「この酒を今日は飲む!!」

「もう行っちゃえ」と。


少し冷静さがないと利き酒が出来ないワタシ。
まぁいつも興奮しちゃうんですが...。




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ここからはもう飲む、飲む、飲む。
品切れになってしまった1つ意外は全て試飲。




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更に琴線に触れたものを次々と燗に。
燗酒、燗酒、燗冷まし。

角打ちを仕切る若いご主人がそれぞれに合った温度に仕上げてくれちゃいます。ナイスお燗番です。



無濾過。無加水。無添加。

ウワサではアルコール度数もホントは表示より高めらしい。



皆さんも興奮気味。
笑ったり、怒ったり、泣いたり。
酒と同じくらい濃い状態。

ワタシも初めて会った皆さんと興奮状態で語りましたよ。
ただ、何を語ったのか覚えていませんが......。



最初から最後まで熱く語り続けた杜氏。
曲がったことが嫌いなんでしょうね。

酒も徹底的にこだわっちゃうんでしょう。

「まぁ、そこそこ美味しい言うて貰える酒、造ってるんちゃうかな....そう思うてますわ。」

ちょっとイカす、偏屈なおっちゃんです。


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"和田美酒 ささにごり"が甘みと酸味が強く、更にコハク酸も強くって記憶に残りました。海産物にマリアージュ必至です。

"赤石 純米吟醸生原酒"の程よいバナナ香(感じないほど)も良かったです。焼き魚が良いんじゃないかな。

でも、やっぱり"太陽たれくち13BY"の燗かな。
入口に有った杜氏自ら干した明石のタコに合いそうでした。

やっぱり明石の海の酒は明石の海の物によく合います。

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どの酒も温度の変化で表情が変わり楽しい。

熱燗から冷やまでどんな温度でも美味しい。

全てかなり濃い原酒なので氷入れちゃっても美味しい。

マッチョでパワフルで濃厚。だけど繊細で香りもある。

偏屈だけどストレートな酒。

楽しい太陽酒造試飲会でした。




石丸酒店の角打ちも良かった。

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目の前の小皿に小銭を入れておけば、そこから勝手に代金を持ってってくれる新橋ガード下でお馴染みのスタイル。

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かなり時間が過ぎてから気付いたのですが楽しいから使わせてもらいました。気取りが無くってイイじゃないですか。





途中から敬愛する我修院達也氏みたいに所々記憶がないワタシ。



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お開きになってから、確か、takeさん達と一緒に店を出たはずなのですが....

駅で気付いた時には誰もいませんでした。

どーなってたんでしょうか? ワタシ。
聞かないほうが良いような気もしますが....。





太陽酒造 http://taiyousyuzou.web.fc2.com/

石丸酒店 http://www2.tba.t-com.ne.jp/sake-shouchuu/

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