« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009/12/31

年越し蕎麦 たま庵 下高井戸

まさか大晦日にこんな良い感じの年越し蕎麦が食せるとは。



まず旭菊を燗で。
青い稲のニュアンス。
旨いっス。






Tama1566

牡蠣のてんぷら。

地御前の牡蠣。
以前、渋谷のアンドラでも食したことがある地御前浜産。
生食用の海域ではないけどこの旨味はヤメられない。
天ぷらなら安心です。





鷹勇強力も燗で。

これは米そのもののニュアンス。
痺れるます。





Tama1567


鴨ざる。

二八の蕎麦は喉越しが良いですね。
蕎麦の香りは酒に負けてしまい感じにくいです。
旭菊も鷹勇もとびきり旨い酒だけど、蕎麦の勝ってしまうのはつらい。

とは言え、このレベルの蕎麦で年越しできるのは贅沢なことです。

とても幸せ。大満足です。


さぁ、今年最後、新年最初の地域活動に参りましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/30

コハダのツミレと奇跡のがんもどき おでん会 季織亭


Oden0182

経堂 季織亭 の年末の恒例。おでん会。

今年も参加できました。


ダシはアゴと昆布にカツオを少々。






Oden0197

経堂小学校前の豆腐店 埼玉屋 の がんもどき。
豆を凝縮した豆乳の甘み。
勿論、無添加、無化学調味料。
ご近所の奇跡のような味。






Oden0182_2

松陰神社駅前おがわ屋の野菜天。





Oden0200


コハダとアジのツミレは 魚真 が叩いたもの。


参加した皆さんとまったりした時間。




ことしもいろいろありがとうございました。

また来年も楽しみましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/27

さよなら ウェンディーズ

ウェンディーズが無くなります。

この年末に運営会社がウェンディーズ事業から撤退するのです。



忙しさに忘れかけていたその時。

最近、始めた twitter でフォロー中の aohie 氏がつぶやいてくれました。


ウェンディーズなう



そのつぶやきに『ハッ』と。

代官山の床屋からウェンディーズに急行しました。





Wendy0759



ウェンディーズに初めて行ったのは高校1年生の頃だったでしょうか?

ワタシの暮らす世田谷北部はモスバーガーが多く、ヤツらと夜中に集まるのも世田谷通り沿いのモス。ウェンディーズは馴染みがありませんでした。


たぶん自由が丘のウェンディーズ。

好きな女の子の家の近所です。

自転車に2人乗りして行った気がします。





Wendy0758


その子がケチャップを小さなカップに受けてビックリ。

「えー 知らないのー!?」

なーんて言われたこと、今、思い出しました。

それからオトナになっても、2人で良く行った気がします。



もしかしたら別の運営会社が出来て復活するかもしれません。


でも、さよなら。

ワタシはあの頃に想像してた以上に幸せで充実した毎日をおくってますよ。





Wendy's  http://www.nihon-wendies.co.jp/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/26

出会いは必然 gar.net 忘年会

今年、8月末に惜しまれつつ店を閉めたワインギャラリー gar.net 。

店は無くなりましたが人と人との交流は続いています。

なんと、忘年会まで開催。

閉店した店の忘年会。なかなか有りそうで無いですよ。





Kanae0057

大家族の食卓。


4ヶ月ぶりなのに失われた時間など無かったかのよう。

なんの前置きも挨拶も必要ありません。

会った瞬間にあの日に戻ります。





Kanae0073_2


当然、こんな事に....。





Kanae0115


箱が無くても gar.net は生きている。

どんな理不尽もこの関係を壊す事は出来なかったのです。





Kanae0155


オマエらと出会えたこと、無神論者なのに神様に感謝したいよ。


いつでも、どこでも、会えた瞬間が gar.net 。

ホントに幸せです。

ありがとう を 空に贈ります。



gar.net  http://blog.livedoor.jp/garnet1009/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/25

恒例 美味しいもの祭り Bel Soleのクリスマス

毎年恒例、荻窪のご近所イタリアン Bel Sole のクリスマス。


題して 美味しいもの祭り。

今年1年で出会った美味しいもの勢揃いです。





まずはアンティパスト。





Bel1552

冷前菜
水牛のモッツァレラトマト 透明なトマトのジュレ添え

夏と違い、トマトから旨味成分が半分しか採れなかったそうです。
水牛の旨味とトマトの酸の相性。
荻窪の片隅に現れた旨味同士の奇跡のマリアージュ。
見た目の素っ気なさからこの美味しさは想像できません。





Bel1553


温前菜
帆立とジャンボマッシュルームのソテー フォアグラソース

マッシュルームはプリプリ。
動物性のソースが植物性の旨味を補完します。






プリモピアットへ。





Bel1555

トリュフを練りこんだタリアテッレ パルミジャーノソース

ザクッとした歯応えが堪らないタリアテッレ。
濃厚なトリュフの香りもスゴイです。






Bel1554


モンサンミッシェル産ムール貝と野菜の白ワインソースのペンネ

モンサンミッシェルのムール貝は小ぶり。旨味が凝縮されていて所謂ムール貝とは一味違います。




セコンドピアット





Bel1557


岩手短角和牛のロースト ポルチーニソース

最近、やっと話題になり始めた短角牛
赤身の旨味が美味しいですね。
短角牛に馴れてしまうと脂の甘みで食べる黒毛和牛では物足りなくなってしまいます。

付け合わせの赤かぶなどの根菜には動物性の旨味が加えられています。




Bel1558


安曇野放牧豚のグリル

豚肉好きのワタシ。今まで食べた全ての豚で一番好きなのはこの安曇野放牧豚です。
肉の繊維をザクッと噛み切るアノ食感。思い出しただけでウットリしちゃいます。
官能的な豚です。




ドルチェは難しいので Bel Sole の blog よりコピペ。





Bel1562


アマレーナ・ファブリ(杏の種のシロップにイタリア産ワイルドチェリーを漬け込んだもの)を中に忍ばせ、チョコレートを入れたカタラーナ(生クリームと地卵、バニラビーンスの濃厚プリン)を焼きます。

ソースは『トスカーナの山深いアベトーネ村の野生の黒スグリのコンポート』にフランボワーズやカシスを加えて作りました。

トッピングに『殻付き焼きアーモンド』を添えて完成です。


そんなドルチェ。
見た目が地味ですが旨味は滋味
説明不能な美味しさでした。



近所の気心知れた店で過ごす時間ってとても良いものです。
お客同士も近所付き合いしてたりね。

どんな美味しさに出会ったとしても、その喜びを分かち合える人に囲まれていなければ幸せは半減してしまいます。

人と人との関わり合いに幸せを感じる。
ワタシたちのクリスマスはそんな喜びに浸る日です。




南欧総菜 Bel Sole   http://r.gnavi.co.jp/b072900/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/24

エヴァンとルルー クリスマスケーキを1つづつ

Merry クリスタルキング!! (古くてスミマセン)

クリスチャンでもないのにゴメンナサイ。

ケーキ2台食べちゃった。






Noel0017

エヴァンのビュッシュ buche feu 。



Noel0029

ほんのりとしたオレンジの香りのムースに柚子のジュレ。

爽やかで食べ飽きない。

今年のエヴァンは『当たり』です。






Noel0023


ルルーさんのビュッシュ。 Parfum de Noel 。




Noel0027


香りの洪水。
エピスが屋根の上に乗ってる粒胡椒と呼応します。

CBS(塩バターキャラメル)と底辺のサブレの塩味が味に厚みを与えます。

塩が甘みを強め、なんとなく素朴で懐かしい味。




お日様を『ありがたい』と拝むワタシ。

八百万の神も採用しているワタシです。


こんな時だけイエス様に便乗して申し訳ないっス。

幸せを確認する日がたくさんあるって良いことなんじゃないかと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/23

初冬のぶどう畑  城戸ワイナリー

デジカメのメモリーに残ってる写真を整理中。




Kido0928


そーいえば、13日に城戸ワイナリーに立ち寄りましたっけ。





Kido0910

メルローの畑。





Kido0918

シャルドネ。


今年もいろんなことを学ばせてもらいました。




初冬の畑には風しか吹いていません。

なにも無いのです。

なんだか清々しい気持ちになるのはナゼでしょうか。








Kiido0924

奈川の方を見ると山は雪のようです。


冬が寒くなることが春の生命力を弾ませます。



また来年。この畑に会いに来ます。





城戸ワイナリー   http://www6.plala.or.jp/kidowinery/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/22

昔ながらの食材を今風にアレンジ  カフェスロー(cafe slow)

多方面からの『一度行っとけ』との声におされて行ってきました。

カフェスロー(cafe slow)。


お食事番長の友人たちが何度かLiveをやったりしてるし....。

参加したいワークショップもあったのですが....。

残業や畑仕事のイベントと重なって断念したりしておりました。





Slow1531


国分寺南口から坂を下りたとこ。思ってたより近かったです。

倉庫のような、家具屋のショールームみたいな感じの建物。

ちょうどお昼どき。
少し混み合っているので軽くビールでも飲んで待とうかと....。




メニューに 醍醐のしずく を発見。

先日のもみじ市でスルーしちゃった寺田本家の酒です。

もちろん飲んでみます。



Slow1528


甘くて酸っぱーい。

乳酸発酵の途中なんでしょうか?

でも酒です。

菩提もと仕込み』という『生もと』の原型の仕込み方法だそうです。

ちょっとシャバいけど、これはこれで美味しいじゃないですか。

ワタシ密かに日本酒の販売量を増やすのはこんなユルい酒じゃないかと思っています。(純米酒はコア層を固定化しましたが販売に結びついているかは疑問です)





Slow1529


ランチに選んだのは季節の野菜のまるごとプレート。

ごぼうのフライはソースの替わりに味噌が添えられています。
これって有りそうで無いですね。

こーゆーのマクロビオティックって言うんでしょーか?
動物性のタンパク質がありません。

でも、味噌ってその物足りなさを補いますね。
良いアイデアだと思います。


マクロビ方面は宗教がかってて気味が悪いなんていう人もいますよね。
マクロビとかビーガンなんて言わずにこんな風に軽い感じで食べさせてくれると自然に受け入れることが出来ます。
でも、ワタシは菜食主義ではありませんよ。肉は魚も食べます。

日本人が昔から食べてた食卓を今っぽくしたらこんな感じになった、みたいな....。

初めてのカフェスロー。
なかなか良い感じのカフェ。
また来てみたいと思う興味深い場所が1つ増えました。





cafe slow   http://www.cafeslow.com/

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/12/21

素朴 手作り 無添加 美味しい.... ニチニチ日曜市

お食事番長のお供でニチニチ日曜市へ行ってみました。


ワタシとしては朝からワイン飲んで、昼には酒飲んで、夜はグダグダ、そんな日曜日にしたかったのですが....。

まぁ、酒ばかり飲んでても仕方ない。家庭内に波風が立つのは本意ではありません。バランスが大切なのです。




ニチニチ日曜市は国立の和洋食ニチニチという居酒屋で毎月1回開かれている朝市。

11時少し過ぎには既に行列が出来ていました。



Nichi1523


売られているのは手作りのスィーツやパンなど。幸せイメージものが所狭しと勢揃い。

厳選された材料。無添加。手作り。素朴。幸せ。
会場内はニットキャップ系の素朴女子たちのほんわかでいっぱいです。



男子としては少々気恥ずかしいのですが、おいしいものには抗えません。

もうニコニコ顔で並ぶしかないのです。





Nichi1538


ジャムの エバジャムさん。
http://blogs.dion.ne.jp/evajam/





Nichi1540


雑穀のクッキーは TAIYODO さん。
http://taiyodo.exblog.jp/






Nichi1524


ウチではお馴染み、マフィンの dans la nature さん。
http://dlnature.exblog.jp/





Nichi1525


お焼きパンは まあるいパン屋 さん。





Nichi1526


陶器は クマガイノゾミ さん。
http://members.jcom.home.ne.jp/mizono/






Nichi1535

シフォンケーキは ゆるひ さん。





Nichi1534


パウンドケーキは kwee buu さん。
http://d.hatena.ne.jp/kweebuu/




カレーパンは TOSAKANMURI FOODS さん。
http://www.tosakanmuri.com/index.html




銅版画のカレンダーは オバタクミ さん。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/k-s_factory/




国立を愛した作家山口瞳の古本は 泡山 さん。




なんとなく、男子としては『お店屋さん』みたいに『 さん 』を付けることが既に気恥ずかしいのです。

厳選された材料を使い、手間を惜しまず、素朴だけど実直な手仕事にこだわっているみなさん。

そんな出品者さんの食品や作品には確かに『温もり』を感じます。
呼び捨てに出来ないような気持ちになっちゃいますよ。





Nichi1527


もうアッという間に売り切れ。
お昼前には行列もなくなります。





Nichi1539



毎月第3日曜日はニチニチ日曜市。

来月は17日に開催だそうです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/12/19

参加受付け始まる  チョコレートの祭典 Salon du Chocolat 新宿伊勢丹

1月27日から2月1日まで新宿伊勢丹で開催される サロン ドゥ ショコラ 。


トークショー 及び デモンストレーションの受付けが開始されました。

各回先着50名。

伊勢丹のウェブショップから先着順です。



ワタシですか?

仕事がありますからね。

なかなか難しい。


土曜日は Vini Japon だし。

でも、今まで話しを聞いたことがない方のは参加したい。

仕事を早く上がって17時からの回に行くか、日曜日に集中するか....。

そんなこと書きながら幾つかのデモンストレーションに申し込んでしまいました。


熱い1週間がまたやってきますね。







サロン ドゥ ショコラ

http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/event/chocola/index.jsp

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009/12/17

ボロ市 世田谷の風物詩

Boro1506




世田谷では12月と1月の15日16日にボロ市が行われます。

400年以上続いている世田谷の風物詩です。


今年もそのボロ市がやってきました。

15日は人出が多かったそうですが、16日は寒かった為に割と人が少なく歩きやすいボロ市でした。


このボロ市、ワタシが子供の頃はホントにボロばかり売ってましたが、今はなかなか立派なものがほとんど。


なんでも数十年程前に一山幾らで売られてた古書の中から大変な価値の古書が出て来たそうで(2回あったそう)、ちょっとしたお宝が出た頃から少しづつ雰囲気が変わった気もします。



Boro1513

この臼の値段!?

(因に世田谷区では一般に貸し出せる臼や杵を複数もっています。イベントなどで必要な方は地域振興まで問い合わせてみてください。)





Boro1514


ミニ盆栽、カワイイですね。

数百円から数万円まで。(購入の際は要注意ですぞ)

大きな盆栽は信用金庫の隣の神社で売ってますよ。

ワタシ的には同級生たちが露店を出してたりするので要注意。

うっかり近づくと店番から片付け(搬出)まで手伝わせられます。

ホントに危険です。


1月は週末にあたるので混雑しそうですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/15

蔵祭れ !! 笑亀の酒はメチャ旨い

先週の土曜日、ご近所の忘年会から会社に戻り23時まで働いたワタシ。

金曜日からお食事番長は東北へ取材に行っていたので急いで帰る必要もなかったのです。

多少なりとも酔っぱらっていたのでグダグダ。
やっぱり飲んでから仕事ってムリですね。

それでも幾つかの宿題は終わらせたので日曜日は休めることになりました。



帰宅して、長湯して、ベッドでPowerbookを開きます。

いつも楽しみにしているtakeさんのblog 『TAKE on me ! by 四季酒の会』 を 開くと妙なタイトルが飛び込んできました。



笑亀蔵祭れ!なう。

なんスか? コレ。


目をこすりながら読むと、塩尻の笑亀酒造で 『蔵祭れ!2009冬の陣』 と題した蔵解放が行われているとあります。


ムムムムム。

蔵祭れ!! と 言われてしまっては仕方ありません。



翌朝、塩尻に行ってみました。

駅前の気温計は4℃。
けっこう寒いです。
徒歩で30分らしいのでタクります。



Shoki0886

蔵に着くと大歓迎です。





Shoki0889


松本 gelee blanche の常連さんと遭遇。
ワタシの乗ってきたタクシーに乗って帰っていきました。

さて、入口でお土産の酒を貰います。




Shoki0832

更に酒が振る舞われます。

少し乳白色に濁っているのわかるでしょうか?

そのまんまの酒だそう。

とっても旨い酒。度肝を抜かれました。




Shoki0894


試飲は自由。

何度も飲んじゃいます。





Shoki0899


蔵の中には自由に入れます




Shoki0854


質問も出来ます。




Shoki0847

造りが始まっているこのナイーブな時期。蔵に入れるってスゴイです。




Shoki0856

こんなところも見せてくれます。

発酵が始まる直前です。



Shoki0857

今、まさに酒が造られている蔵です。




Shoki0846


一粒の米もおろそかにするべからず

皆辛苦労作の汗なり


とても良い言葉。

しみます。

(ゴム手袋が乗ってるのは見ないでね)






ところで、この蔵には来月も訪れる予定なので社長さんにご挨拶しようかと。

社長さんを探します。




まさか....。


takeさんと gelee blanche さんに確認したところこの人で間違いないと....。





Shokiman



ショーキmanは子供たちのヒーローでした。








笑亀酒造    http://www.syoki.com/

TAKE on me! by 四季酒の会   http://ameblo.jp/take9243/

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/12/12

旬は人を惑わす 酒徒庵で牡蠣と酒

ちょっと思い立って四谷の 酒徒庵 に行ってみました。

Shuto1434

この店は蕨チョウゲン坊店長氏の新たな店。
(以前、忽那信太郎杜氏を迎えたアノ店です)

(参照:2009/04/18 忽那信太郎杜氏 備忘ログ#9


日本酒の品揃えの豊富さと知識に注目が集まっています。

9月にオープンして3ヶ月ちょっと。
既に
予約困難な人気店です。

前夜、ちょっと思い立ってメールしてみたら四人なら入れることがわかり、思わず翌日の予約しちゃったのですよ。

ワタシ的には店内が禁煙なのが嬉しい。タバコにジャマされることなく酒の香りと向き合えます。

今の時期、店のウリは牡蠣だそう。

1つの皿に5つの産地の牡蠣が盛り合わせてあるセットを頼みました。産地の違いを楽しみましょう。

F田くんは1人1セットを主張しましたがワタシが却下。こーいうものは少なめにして皆であーだこーだ言いながら選ぶほうが楽しいのです。

この日、ワタシの思い付きに付き合ってくれたのは 92の扉 の 92さん、麺打ち職人F田くん、お食事番長、ワタシ。

お食事番長は仕事の都合で大幅に遅れます。


Shuto1437

さて、さっそく生牡蠣が登場。

誰がどの産地のものを食すか、牡蠣ドラフト会議が開催されましたが、選択希望選手が競合しなかったのでクジ引きはありません。

3人で一つづつ食したので残りの牡蠣は2。

お食事番長がまだ到着してないので少しの躊躇はありましたが....。

ワタシからの提案。(うーん、言わされた感もあるのですが....)

「サッと食べてしまい、皿を片付けてもらって証拠隠滅しましょ。」

「番長が来たら、初めて頼むフリして焼き牡蠣でも頼みましょうよ。」

ワタシの急な招集に応じてくれた戦士たち。すこし戸惑ったようではありますが牡蠣の魅力には勝てません。

ワタシ?
もちろん招集に応じた戦士たちに敬意を払い、各々に食して頂きました。

ゲームセット。皿の上の牡蠣も、皿自体も、キレイに片付きました。

そうこうしてる間にお食事番長登場。

「やあ、やあ、やあ。」 なんてワタシ、白々しいこと言いながら迎えます。


「スペシャリテは牡蠣みたい。焼き牡蠣なんて良いんじゃない?」 なーんて、そしらぬ顔で誘導。

計画通り、焼き牡蠣の盛り合わせをたのむことに成功しました。

ここまで完璧です。





Shuto1442


やがて運ばれてきた焼き牡蠣。

「レディーファーストで」なんて言いながら、戦士たちが番長に牡蠣を選ぶよう促します。

レディー と呼ばれたこと自体にニコニコ顔の番長。

あれこれ迷いながらもご満悦。旬の味覚は人を幸せにします。

戦士たちはワタシにも 「牡蠣を選んで」 と ポーカーフェイス。悪人は小芝居が上手いです。

皿の上で視線を泳がせます。

「うーん。」

目移りしちゃいます。

大振りでもなく小さくもない宮城産にしましょうか?



「さっき、こっちにしたからコレにしよっと。」


「?」

「!?」

「!!!」

さっき?


「あっ!?」

「ああーっ!!」

「あー!!!」

「ばかだろ」




ワタシからふった証拠隠滅作戦。

ワタシ自身が墓穴を掘ってしまいました。




「ダメじゃん。」



「ビックリ。」



いやいや、笑いました。





Shuto1443



最後は牡蠣の土手鍋。

美味しい鍋できれいに着地。
とても楽しい夜になりました。


皆さんも酒徒庵で牡蠣と酒を楽しみませんか?

コツはたくさんオーダーしないこと。
少し足りないくらいがやっぱり楽しいと思いますよ。







酒徒庵   http://www.shutoan.com/

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009/12/11

サクサク フワフワ あなご天 手打蕎麦まるやま

いつも楽しみにしてるyukaさんのblog『つれづれ蕎麦 '09

何かに特化したblogってなんとなく、説教くさかったり、通ぶったり、しがち。

でも、yukaさんのblogにはそれがありません。
蕎麦と蕎麦屋への無償の愛で溢れています。



11月の終わりに 代田橋 まるやま のエントリーがアップされてて、久しぶりに行きたいなーと思ってたワタシ。

ちょうど、岡田周三氏の焼き穴子を思い出しちゃってたし....。

お食事番長の職場に”ノー残業day”が設置されたこともあって....。




そんなワケで代田橋の蕎麦まるやまへ。





村裕 紺瑠璃 を燗で。

甘みが強く、その甘みを酸がしっかり支えて、少し遅れてコハク酸がジュワっと上がって来る感じ。稲を感じる香りがまた良いな。


その日の気分に合う酒があったなら、もう最初から最後までひたすらに飲み続けるワタシ。

この日はひたすらに 村裕 紺瑠璃 だけ。5合? 6合?




Maruyama1429


焼き味噌って酒呑みの恋人。
ワタシだけじゃないはずです。





Maruyama1430

カモの陶板焼き。
酒とカモ、甘みの相乗効果。




Maruyama1431


穴子の天ぷら。
サクサクでフワフワ。
たまりません。
蕎麦屋の天ぷらのレベルではないのでは?
絶品。
熱いうちにササッと。




Maruyama1432


二色蕎麦は田舎とせいろ。
それぞれにツユも2つ、濃口と薄口が添えられます。
喉越しのせいろ、香りの田舎。
贅沢なメニュー。






Maruyama1433


ちょっとご主人に甘えて、メニューにない かき玉蕎麦 。

(この写真は2口食べた後です。)


2月に行われた蕎麦会以来、久しぶりに作ったそう。

(参照:2009/02/28 手打蕎麦まるやま 蕎麦と鴨鍋の会 代田橋




やっぱり美味しい。

卵の舌触りが絶妙です。
こちらの蕎麦つゆにはナゼか卵が良く合うんです。


今年は特に厳しい残業の日々だったお食事番長。

いつも帰りが遅い番長に21時まで営業してる手打蕎麦は貴重です。

ノー残業day に また来ましょう。





手打蕎麦 まるやま

杉並区和泉1-2-3
03-3321-1478

11:30 - 15:00
17:45 - 21:00
木曜定休

店内は禁煙です

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/10

あったか美味しいチーズフォンデュ

いつものフロマージェリー、神楽坂 Alpage のチーズカフェを訪れたワタシたち。
この日のお楽しみ企画はチーズフォンデュでした。




Fondue0823

チーズフォンデュに使うチーズ。
グリュイエールとエメンタールを1:1。
ウチも大概そんなふうになってます。
でも、それだけじゃなく、いろんなチーズを使っても良いんだそうです。


例えば、ジェラならコンテ。
サヴォアならヴォーフォール(贅沢!!)。

その地方の特産チーズが主になるんだそう。

これに近所でただ ”フロマージュ” として売られているチーズを合わせるんだそうです。

どの村にも、AOCを取得しないで大らかに作られてるチーズがたくさん有って、どのチーズをどれだけ使うかが各々の家庭の味なんだそう。

AlpageさんによるとAOCを取得して市場に出るチーズは少なく、更に日本に入ってくるとなると全体の2割くらい。
まだまだ知られていないチーズはたくさんあるそうです。




Fondue0820_2


このチーズカフェではスイスのハードチーズ、アッペンツェラーを使ったチーズフォンデュが提案されていて、味の深さが何とも言えない美味しさでした。


寒くなると食べたくなるチーズフォンデュ。
今シーズンはいろいろとチーズの組み合わせを楽しんでみたいですね。

清水牧場の山のチーズと若いコンテなんて美味しそう。
ゴルゴンゾーラを使うのも良さそうです。

串揚げのノリで『2度漬け厳禁やで!!』なんて言いながら楽しく食べちゃいましょう。






Alpage   http://www.alpage.co.jp/   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/09

家族で営むマイクロワイナリー フェルミエワイナリー

ワタシは意外と慎重な人で、blogにアップする店などは初めて行ったように書いてあっても実は3回目だったりします。
遠くは仕方ないので1回でもアップしちゃったりするのですが。

初めての時は単純に訪問。
2回目で『ヘンなヤツ』と思ってもらって。
3回目でやっと話しを聞く感じ。

相手方との良い距離感を作るにはそれなりの時間が必要。
少々まわりくどいけどワタシはそう信じています。

しかし、近いなら問題ないのですが遠いときは大変。それなりのモチベーションが必要です。

ただ、ここで言う”遠く”というのが曖昧で、例えば月1回行く松本は近いけど....馴染みが無い京急や京成、うっかりすると西武沿線も『遠いなー』なんて。かなり歪な距離感覚だったりします。



新潟はかつて”近い”場所でした。

ワタシは今は酒やワインを利くことが至福なのですが、10年前まではskiを利く人でした。
次のシーズンや2年後のシーズンに発売される板のテストキャンプに参加させてもらっていたのです。

こう書くと、ワタシが爆テクのskierと思われるかもしれませんが、いつまで経っても後傾グセが抜けないヘタっぴ。
仲のよろしくない指導者たちがキャンプ中に揉めぬよう緩衝剤として『人柄(?)』で参加させて貰っていたのです。

ただ、皆さんに迷惑をかけぬようそれなりに練習はしておりました。
良い指導者が多かった新潟県内、ぶっちゃけちゃうと浦佐駅周辺のスキー場には足繁く、何度か危うく仕事をクビになりかけたくらい通っておりました。

今は残念ながら遠い。

特にこの5年は病気やケガなどもあって滑走日数0です。
ホントに遠い場所になってしまいました。


そんなワタシが再び新潟を近く感じれそうな場所を見つけました。

新潟は越前浜という場所にあるフェルミエワイナリーです。

(長いフリでスミマセン)



2007年の暮れに大和田百合香さんにお願いした『酒とチーズで和もうかい』用の酒を探してるときに狛江の酒屋で平積みになってたワインと出会ってからズーッと気になっていたワイナリーです。

(参照:2007/12/11 年の瀬にsakeとcheeseで和もうかい ご報告





新潟から強風で徐行運転の越後線に揺られ越後曽根駅へ。
さらにタクって15分(約3000円)。




Fermier0798


その場所はカーブドッチというワイナリーの敷地内にありました。






Fermier0781


砂地に畑が広がっています。





Fermier0791


ワイナリーの先にある砂防林の向うは日本海です。





Fermier0783


木と木の間隔はおよそ120cm。




Fermier0788

垣根と垣根の間は230cm位かな。
ゆったりと作られています。

Fermier0786

どこがどうとは言えないのですが、何となく他所のワイナリーと仕立てが違って見えます。

予備枝も種枝と同じ長さで残して剪定しているようです。

なので、北方向に伸びる種枝にもう1本南に伸びる枝があり、種枝が2本あるようになっています。

なんとなく不思議な垣根です。

この日は電車が止まるくらいの猛烈な強風。
砂が目に飛び込んできます。
慌ててワイナリーに避難しました。


フェルミエワイナリーはピッツェリアを営んでいます。




Fermier0700


折角電車で来たのでワインを飲みつつピザを食します。





Fermier0701


このピザは味噌とナスのピザ。薄い生地のほう。
因に、ピザの生地がクリスピーな薄型かもっちりな厚い生地か選択できます。

なす田楽がピザ生地に乗ってるよう。
石釜で焼かれた香ばしいピザです。
これは美味しい。
味噌の甘みが生地と良く合います。




食後にオーナーの本多氏にワイナリー見学をお願いしたらお昼時の忙しい時間だったのにもかかわらず快く引き受けて下さいました。

ところが、本多氏と話したのはほとんどスポーツの話し。
お互いマニアなので話しが展開して面白い。
たぶん2時間くらい話せそう。
短い時間でしたがホントに面白かったです。

この場所は佐渡の陰になり降雨量が少ないそう。
また、一年中風が吹いているお陰でぶどうが病気にならないそう。

ただ、このワイナリーのぶどうはまだまだ若く自社畑のワインはまだ発売されていません。
ワインに使っているぶどうは北海道と新潟県内で栽培されているそうです。

ワインの方向としては日本人の食生活にあうワインを造りたいそうです。(そう思うと味噌とナスのピザにも説得力が出てきます)

今回はここまで。

また、来年訪れそうな予感で一杯です。


このフェルミエワイナリーはカーブドッチというワイナリーの敷地内にあるのですが来年はもう1軒この場所にワイナリーが出来るそうです。




Fermier0814

カーブドッチはなかなかの『やり手』
敷地内に温泉施設もあり観光にかなり力を入れています。

他にもソーセージとビールのレストラン、ガラス工房、石釜パンなどがこの敷地内の分譲地に出来ています。典型的な観光農園ですね。


越前浜が大産地になるのか、観光地になるのか、少し見ていきたいと思っています。

(一部加筆 12月16日)








Fermier Winery & Restaurant
   http://fermier.jp/

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2009/12/07

ノドグロに寒ブリ 訪問者を唸らせる旬の味

先週末、野暮用があり新潟へ行ってまいりました。

早朝に出社して段取りつけてから東京駅へ。いつものように慌ただしく移動です。

市内では夕方から冷たい雨。
寒さを忘れるくらい一日中動いて、最後に腹ぺこで辿り着いたのは古町のはずれの小さな寿司屋でした。





P1340775


新潟は海鮮系の寿司ばかりと思っておりました。

この店は江戸前。
時期も時期なので寒ブリやノドグロなどの地魚にどんな仕事がされるのでしょうか。興味津々です。


もっともマグロは築地から。ウニは北海道から。
この地で上がらないネタは高く買う築地や鮮度の高い産地から運ばれてくるのは自然です。
江戸前の寿司屋が新潟にあっても不思議ではない気もします。


L形のカウンターは8席。
小上がりのテーブルが4席。
程よい店です。

「酒を人肌で」と、言いながらネタケースを見ます。
種類は多くないけど丁寧に分けられたネタに期待が膨らみます。

お通しの煮こごりをつつきながら、酒を飲みながら、タイミングをはかります。


ところがなかなか声がかからない。

しばらく見ていると、小上がりのお客に集中的に握り、そのお客が終わるとワタシたち以外のカウンター席3組に集中的に握ります。

大将の手がちょっと落ち着いたところで「美味しいところを少し切ってもらえますか?」と言ったら、大将「ちょっとお待ち下さいね」と言ったきり。結局、ワタシたちは1時間ほど放置されることになりました。


握り始めたら終いまで一気に握りたいのでしょう。
しかし、とても不器用なやり方です。

ワタシが主ならお客が酒を注文したところで美味しいところを切る位はします。


お通しだけで酒2合。
何もつまむものが無くなっても手持ち無沙汰なので飲むしかありません。

このあと何もない状態でさらに3合飲むことになったワタシ。

しかも酒は八海山や〆張鶴などなど。時間がどこかで止まったかのよう。

正直、この店に来た事を後悔しかけましたが、この日この店に居合わせた他のお客さんが皆さん楽しい方々。
不器用な店で絶望的な時間を過ごしていたワタシたちですが、皆さんとのおしゃべりが楽しくとても救われました。



3組のお客が終わり、いよいよワタシたちの番になりました。

「美味しいところ切りましょうか?」と大将。

ワタシが1時間前に頼んでいたこと覚えていたようです。


「もう結構。握って下さい」

お通しの煮こごりだけで5合飲んだのです。
ワタシの気持ちを察して下さい。


「今日は旨いカニがあるんですよ。」

そう言われては頼まない訳にも行きますまい。

お人好しがワタシの取り柄。
ついでにお銚子をもう1本。


しかし、これはやはり余計でした。

テーブル席に入れ替わりで入ったお客さん。
このお客さんたちなど酒も飲まずに30分以上放置されていたのですが....、当然こちらのお客さんに握り初めます。
まぁ、ワタシたちには1杯のカニがありますが、更に30分以上待つ事になります。
2軒目の予定はキャンセルになりました。

この大将、なかなか饒舌で江戸前の鮨について浪々と講釈してくれます。人は悪くないのですが少々ご自分のアピールが過ぎます。



ワタシにとっての寿司屋の原点は代沢の小笹寿し。
生意気だった20代の頃に月1回ペースで通っていた事があります。
この店の主だった岡田周三氏も饒舌でした。
しかし、自身のアピールではなく小言が多かった。
無粋を見逃せない頑固な人だったんですよね。
オトナとしての作法を知らなかったワタシ。
行く度にお小言を貰い、中でも3度は厳しく叱られて、それでもビビりながらも道場に行くつもりで通っておりました。
(ワタシが連れていった女子がオヤジさんのストライクゾーンだったときは妙に優しくなったりもするのですが....)
カウンターの常連さんたちは馴れたもんで「オヤジ、またやってんな。」なんて感じ。
お客も『遊び』を通り過ぎた達人たちばかり。若いワタシの泣きそうな顔を見て静かに微笑んだりしておりました。
そんなオトナたちのすることを真似てみたり....。
いつも静かに愉しんでいた小沢昭一氏の所作に憧れたりして....。
小笹には生意気な小僧がオトナになる為に必要なことの全てがありました。
鮨屋のカウンターに座るとそんなことを思い出してしまうのです。



さて、いよいよ握りです。

大将の講釈にワタシたちが気を使って相づちを打ったりしながら、どんどん握られる寿司を頬張ります。

しまいには番長が食べている最中に次の握りが出てくる忙しなさ。
椀子ソバ状態であくせく。

人は悪くないのでしょうが、いささかエゴイスティックな大将。

それでも握られる寿司は旨いから困ります。

握り(おまかせ×2人前)。
毛ガニ×1杯。
ビール1本。
お銚子6合(700円×6)。

〆て2万5千円。
勘定も江戸前です。


因に、隣に座っていた同伴カップルは....

握り(同じおまかせ×2人前)
毛ガニ×2杯
お銚子3合+α。

ワタシたちより毛ガニが1杯多くて1万5千円!?

更にテーブル席に座った握りのみのお客さんの払いは(同じおまかせ×2人前)で数千円。

東京からの客は割り増し料金らしいです。



さて、この店行って良かったか?とアナタに問われたなら「それでも行って良かった」と答えます。

地のネタの良さは何よりも説得力があります。
皮を炙ったノドグロ、板昆布が乗せられた寒ブリ、とびっきり旨かったのです。
コレだけで充分。
納得の美味しさでした。

新潟の農水産物の説得力はスゴイ。
市中の寿司屋が少々乱暴に浪費してもまだ余り有るのです。
地の魚が枯渇しないかぎりこの地の飲食店は安泰です。

しかし、旅先では必ず良い人ぶるワタシ。
呆れながらも付き合ってくれるお食事番長はホントに器が大きいです。

ワタシが浪費しても余り有る番長の慈悲。
見放されないかぎりワタシも安泰な気がします。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2009/12/01

地場産小麦が香る 打ち立てうどん エン座

ワタシが注目しているblogには必ずと言っていいほど登場する武蔵野うどん エン座

このエン座。地場産の農林61号と練馬野菜にこだわっている地産地消の店と聞いていたので興味津々ではあったのです。



開店時間に遅れること5分。
もう少し遅かったら外で並ぶことになっていました。


この日は練馬大根を練り込んだ大根麺の日だそうで、地場産の農林61号に練馬大根の葉を練り込んであるそうです。

大根麺なんて経験したことありません。
どんなメニューで食べたら良いのか?
少し混乱。なかなか注文が決まりません。




Enza0699



どこかにヒントはないかと店内をキョロキョロ。

平日は 讃岐 木下製粉 と 農林61号全粒粉。
土日は 大泉 石神井 片山産 農林61号。

なんて書かれた張り紙が目に入ります。

讃岐の製粉所からも取り寄せているということは讃岐の夢2000かな?
(帰宅後にHPで ”讃岐すずらん” と知りました)




ワタシのホーム、経堂 季織亭は全粒粉の小麦をうどんのような技法で手麺にしている店です。

この季織亭の探究心のお陰で様々な小麦を味わう機会に恵まれてきました。

今まで味わった中では はるゆたか と 農林61号 に カナダ産オーガニック小麦がワタシのお気に入りだったりします。




うどんといえば讃岐だったりしますが、ワタシもご多分に漏れず、2001年と2005年にうどん店巡りをしたことがあります。

2001年は讃岐のうどん店の多くは農林61号を使っていたと記憶しています。ところが2005年に再び讃岐のうどん店巡りをした時は讃岐の夢2000が主流になっていました。

正直、讃岐の夢2000という小麦がわかりません。
讃岐の人が好きな食感....、”うどんは小麦の刺身”ってことには合ってると思うのですが。
関東人には農林61号やカナダ産オーガニックの少し芯がある食感と香りのほうが馴染めたりするもので....。



『一番おいしいうどんってどこ?』

讃岐うどんブームの頃にいろんな方によく聞かれました。

讃岐に行った方ならわかると思うのですがこの質問ってすごく難しい。
どの店も素晴らしく美味しく、どの店も個性があるから....。

『一番はどこ?』なんて胆略的に聞いてくる人って大抵そそっかしい人なので、そんな人に誤解されないように話すってことも大変です。

『全部おいしい』としか言いようがありませんよね。




『印象に残る店はどこ?』なんて聞いてくれたら自分勝手に言えるかな。

2001年は 谷川米穀店
女性的。(同じ日に山内にも行ったので余計にそう思った)
水の良さを感じるたおやかなうどん。
おばあちゃんの葉とうがらしの佃煮と黄色くなったスダチを合わせる食べかたが新鮮でした。

2005年は 宮武 。
どなたかの書いた本の影響でダシとゲソ天が注目されがち。
2005年のこの日はやや緑がかった麺にビックリ。
風味と食感が素晴らしく、麺そのものがパーフェクトな美味さでした。
(2009年6月。体力の限界から閉店したそう。惜しいですね。)



『今は?』と聞かれたら....

『広島の地粉うどん わだち草 。』と。

讃岐ではないんです。


芸備線の玖村という駅の近く(?)にある わだち草

農業を営んでいる母上が栽培したオーガニックの農林61号を息子さんであるこの店の主が手打している店です。

農林61号の香りと風味が素晴らしい。
なにより食感が関東人のワタシに合うんです。
讃岐に近い広島では微妙な気もしますが。

この店の為だけに広島に行っても良いかなと思うくらいホントに美味しい。
実際、ワタシは再訪問しています。

(参照:2006/12/12 小麦を育てる 自然派うどん わだち草 広島

しかも、2度目は岡山に用事があったのにわざわざ広島空港から入り、アノ空港の不便さを再度味わいましたし....。(広島空港と鹿児島空港はマイレージを3倍つけて下さい)

しかし、わだち草に行くためなら、遠くても、不便でも、早朝便に乗ることにも、躊躇はありません。

美味しい うどん は しばしばワタシを狂わせます。




話しをエン座に戻しましょう。

大根麺を生かす注文をしたいのですが、経験したことないので見当がつきません。

とりあえずカラダを温めようと。温かいうどんを注文することにしました。




Enza1402


きざみうどん

きざまれたネギと油揚げのうどん。
おろした練馬大根が添えられています。
微量のごま油と刻みショウガで風味の楽しい料理になっています。





Enza1403


温かけ
天かすと生姜が風味を膨らませています。
やはりおろした練馬大根が添えられています。

うどんの味をシンプルに楽しむならこちら。

麺に練り込まれた大根の葉の香りや風味は見た目ほどではなく、注意深く利かないと感じないかも。
ちゃんとした料理になっているかけうどんです。

うどん自体は谷川米穀店の食感よりややコシがあるかな。

京都の寺で精進としてうどんを修行した 経堂 花坊さんよりはもうずーっとコシが強い食感。

”小麦の刺身”が信条のうどんと比べると少しコシが強いです。

讃岐に関東の食感を与えた感じかな。


逆にタフなうどんに馴れている関東人、特に北関東の山間に近いうどんに馴れている方には少し驚く食感かもしれません。(母方がそちらなのでそう思います)






Enza1404


冷たいうどんならもう少し腰が出そう。
そんなワケでぶっかけおろしを追加でお願いしました。

やはりコシを楽しむならこちらです。

小麦の甘みがたまりません。
練馬大根のおろしも甘くて美味しい。
やはり、ごま油と生姜が少量使われています。

とても官能的なうどんです。

『お酢をかけても良いんですよ』と、案内があったので半分ほど食べたところでサッと一掛け。
冷やし中華的なニュアンスでもあるのですが、ワタシ的にはナゼか谷川米穀店の黄色いスダチを絞って葉とうがらしの佃煮を入れただけの素うどんを思い出しました。

どのうどんも1つ工夫があり、感じる人には料理に昇華していると感じさせてくれます。


でも、サンダル穿きで暖簾をくぐるような気さくな感じ。

どこか、ワタシのホーム 季織亭に似た雰囲気。

もっと早くくれば良かったと心底思ってしまいます。
それに少し通わないとこの店の骨頂はわからない気もします。


カウンター前の棚には悦凱陣の一升瓶が並んでいます。

なるほど、これで酒が飲めたら最高ですね。

凱陣は飾りかな?
飲めるかどーかはわからないけど、予約制という土曜日の夜にも来てみたい気分です。




エン座 
http://www1.ocn.ne.jp/~chiyomom/enzaHP/




文中に出てくる他店


わだち草
http://www.geocities.jp/wadachisou/

谷川米穀店

http://tanikawa-udon.jp/

http://blog.goo.ne.jp/sanuki_tanikawa

木下製粉
http://www.flour.co.jp/

季織亭
http://www.kyodo-suzuran.com/shop/7/25/index.html

| | コメント (10) | トラックバック (0)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »