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2009/11/22

ぬちぐすい やさー 純石垣島産の黒砂糖は滋味深い

先週の日曜日にえんツコ堂製パンで見つけたスゴイものとは!?

(参照:2009/11/17 あしかホテル喫茶室---えんツコ堂製パン---東京女子大





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石垣島 ヤシ屋 の黒砂糖!!


懐かしいーっ!!

石垣島は米原の八重山ヤシの群生地で売ってる黒砂糖です。


実は石垣島で売ってる黒砂糖は輸入されたさとうきびを使用して作られているそうで....。
全量石垣島産のさとうきびだけで作っているのはたった2軒だそうなんです。(これは石垣島に行ったときにオーガニック果樹園の川平ファームで仕入れた情報です)

このヤシ屋は2軒のうちの1軒。純石垣島産の黒砂糖なんです。


パッケージが少し変わりましたね。


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以前はこんなでしたよ。



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アルミの型に流し込んだだけの素朴な黒砂糖は相変わらずです。
エグみが無く、滋味深い。そんな黒砂糖です。


思い出すなー。
2004年はお食事番長とあちこち出かけた年でした。

那覇、石垣島、西表島、竹富島の離島巡りから始まって、茨城に2回、大阪、広島、仙台、福島、新潟、鹿児島と。(マイレージが結構たまったりして)

最初に訪れた那覇で印象深い言葉と出会ったのです。


それは ”ぬちぐすい” 。

”ぬちぐすい”=命の薬。

沖縄第一ホテルという古いホテルに あしゃぎ というお食事処があります。。

永六輔氏が絶賛したと言う あしゃぎ の朝食はすべて薬膳。
島に自生している植物、オオタニワタリの新芽やハンダマや長命草なんかを素材に調理された小鉢が30品だったか運ばれる驚愕の朝ゴハンでした。

(8時の回、9時の回、10時の回とかで1時間1本勝負の入れ替え制。3回転もさせるので結構慌ただしかったりもするのですが....)

たった3粒だけどここのおばちゃんが作った3年物の酢大豆の滋味深さに心を奪われ....。その時に教わった言葉が”ぬちぐすい”でした。


”ぬちぐすい” 。

ドラッグストアで売ってる薬のことではなく、『生きる為の活力になるもの』という意味らしい。

『心に響く』ようなときにも使うよう。

『カラダの栄養』だけでなく、『心の栄養』もまた ”ぬちぐすい” なのでしょう。


更におばちゃんは....

『人間のカラダは食物で出来ている。だから食物は全て命の薬。美味しく食べることこそ ”ぬちぐすい” 。』みたいな事を語ったのでした。

この”ぬちぐすい”はワタシの中でズーッとテーマになっていたりします。

あしゃぎ のおばちゃんが言ったようにワタシたちのカラダは全て食物で出来ています。
その食物にはそれぞれ命があり、ワタシたちは他の命を頂きながら生きていることになるワケです。
命を頂くのですから祖末な味や物にはしたくありません。
美味しくして頂ければそれは嬉しいのですが。なにより命や生産者へのリスペクトは必要です。
命へのリスペクトが伝わってくる味に出会ったとき、カラダだけでなく心にも栄養、”ぬちぐすい” に触れる事ができるような気がします。

これは酒やワインでも同じです。
米やぶどうの生命力が溢れるような酒やワインに ”ぬちぐすい” を感じます。

ワタシは醸造家が米やぶどうに人為的な介入をしない酒やワインに生命力を感じます。

(人為的介入って、例えばワインなら農薬や除草剤などがあたるかも。新樽で香りを付けることも人為的な介入といえるかもしれません。)

また、フランスやイタリアの ”偉大なワイン” にありがちな、”固定化された個性”というゴール向けて、醸造技術を駆使しながら逆算するように造られたワインはどんなに美味しくても ”ぬちぐすい” を感じません。
ムートンやラフィットなんかの ”偉大なワイン” はビックリするほど美味しいけど、四恩醸造や金井醸造のワインのほうが、ワタシにとっては ”ぬちぐすい” を感じるワインです。

酒なら酵母が働きやすいように環境づくりをして、あとは酵母にムリをさせずに時間をかけて委ねる酒には ”ぬちぐすい” を感じます。
木曽の湯川酒造の酒にはそれを強く感じます。竹鶴の石川杜氏の酒にも。

ほかにも....。例えば、添加剤や防腐剤を使わずに果実の命を次の春まで延命させるクリスティーヌフェルベールさんのコンフィチュールの瑞々しさ。

カカオを自家焙煎して自前のクーベルチュールをつくるベルナシオンのショコラのテロワールとか。

農産物としての息吹がそのまま凝縮されたものに ”ぬちぐすい” を感じることが出来るのです。

お食事番長とワタシのお食事日記として始まったこのblog。
いまだに方向性が定まらずアチコチに興味が移りがち。
しかし、グルメ方向には決して行く事はありません。
シェフが....とか、ホスピタリティが....とか、どーでもいい。興味がないんです。

もしかしたら、このblogは ”ぬちぐすい” 日記....。


あぁ....。

ここまで書いたところで何だか急に気恥ずかしくなってきました。

思い込みが強過ぎますね。

ヤシ屋の黒砂糖から膨らませすぎ....ですよねー。

あぁ、もーいけません。
オチも無く、逃げるように終わります。

みっともないエントリーになってしまいました。
どーか、今回は慈悲を持って見逃してやって下さい。






ヤシ屋  http://www.yashiya.jp/

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