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2009/11/30

脇町 オデオン座 

今さっき、会社でなにげに見ておりました。

NHK、 鶴瓶の家族に乾杯 という番組です。



番組自体は岐阜羽島だったのですが....。

最後に美馬の オデオン座 が出て、大杉 漣さんがライブをやったなんてことを知りました。

ちょっとビックリ。

この町に行ったことを思い出しました。





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讃岐の 谷川米穀店 から峠を越えて徳島に入り、引田の かめびし醤油 に向かう途中で立ち寄った町。





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うだつを見た事。




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オデオン座に寄ったこと。




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思い出します。





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スーパーマーケットまで町並みに合わせた瓦葺きでスゴイと思ったことも。






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この時、脇町の製粉所で数種類の穀物の粉を購入したことも思い出しました。

西野商店という店でした。

我がホームである、手打小麦麺 季織亭 の影響で粉に興味があったのです。



最近、また粉に興味が湧いていたりするのでタイムリー。
なんだか興奮しちゃってます。

いろいろ、記憶が蘇ってきます。

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2009/11/27

舟遊び 2009

我がホーム、経堂 季織亭 の 2009年 第1回忘年会は今年も屋形船。(毎年忘年会を何回もやる店です)

例によって、勝どき駅から徒歩5分。黎明公園脇の朝潮桟橋に向かいます。

朝の雨から天気も回復。
午後から気温が上がり、風が爽やかな夜。

しかし、この日は25日。
案の定、幾つかの締め切りに追われたワタシ。出船時間の19時に大きく遅刻してしまいました。

この桟橋は他の屋形船と共有してる桟橋なので着けっぱなしというワケにはいきません。当然、出てしまうワケですが....。


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(写真は戻ってきた船)

な、な、なんと。一度出した船に戻ってきて貰い、30分遅れで乗船させて頂きましたよ。


一応、予測できた事態なので、前もってヤバいことは告げておきましたが。人様の遊びのジャマは本意ではありません。
ワタシは強制参加と言われていたので、参加以外に選択肢は無かったワケですが....、ホントに申し訳ないことになってしまいました。

肩身の狭い状況に、気持ちも小さくなっておりました。







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さて、船は遅れを取り戻そうと猛スピードで台場に向かいます。
いつもの倍くらい揺れながらもアッという間に到着。
フジテレビ前は外海から陰になるのでうねりが入らず、舟はほとんど揺れません。


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ここに着いて、やっと乾杯になるのです。


昨年は酒にまみれたワタシ。

今年はガス圧のある酒はなく安心です。

(参照:2008/11/20 季織亭の皆さんと屋形船 あみ幸 お台場





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今年はなんと、落語家の 三遊亭時松 さんという素晴らしいゲストを迎えての舟遊び。

時松さん、ワタシの遅刻の為に狭いところに30分余計に隠れてた。ホントに申し訳ありません。

ワタシの町には噺家さんが結構多く、そんなこともあってか街角寄席みたいなイベントが結構盛んだったりします。
三丁目のお寺ではもう100回以上 三遊亭栄楽師匠 が話してますし。二丁目のお寺でももう数十回、かつてこの街に住んでいた 春風亭柳好師匠 が話してたりするんです。
そんなこんなで結構落語には馴染みがあったりします。
ただ、噺家さんが来てくれるので寄席には行かない。人は楽をしたがるものです。



長ーい、まくら。

軽い感じで安心してたら、リアルすぎて少々気色悪い話し。
一同、ドン引き。

ヤバいと思ったら上手く笑いに持ってった。

やがて本編へ。





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この日の演題は『短命』。


「大店の旦那さんが三度死んだよ」とご隠居さんに話す八五郎。
「おかしな事言うもんじゃないよ」と、ご隠居さん。

美しい大店の娘。
その娘の婿養子が次々と死ぬ不思議。

察しの悪い八五郎。遠回しなご隠居。
脱線しながら少し艶っぽいほうへ。

いやいや、笑いました。


パートナーのお食事番長は「アナタ、短命だね」と、言いましたが。
イヤイヤ、もちろんワタシは長命です。




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なんとなく肩身が狭かったワタシを救ってくれたのは、差し入れた湯川酒造の十五代九郎右衛門 17BY 。

カセットコンロに鍋をかけて燗したら旨いのなんのって。
アッチッチ燗も皆さんに大好評。アッという間に呑み切って。
旨いねーなんてアチコチから声をかけて頂きました。
手ぶらで行かなくて良かった....。
なんとか面目を保つことが出来ました。




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食べて、飲んで、遊んで。

夜の舟遊び。

最高の一日になりました。





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あみ幸さんはお酒の持ち込みO.K.。

帰りにバスの送迎も有り。(毎回経堂まで送ってもらいます)

頼りになります。







屋形船 あみ幸

http://www.amikou.co.jp/   



三遊亭時松

http://tokimatsu.cocolog-nifty.com/blog/

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2009/11/26

チーロエスポージト と 国産モッツァレラについて

昨夜、21時からたった1時間で3000以上のアクセス。
いつもの同時間の100倍です。

チーロエスポージトでの検索が集まったようです。

何かあったのでしょうか?


左のカテゴリー、 Fromage(おいしいチーズ)から チーロエスポージト のエントリーへ進んで頂けると嬉しいです。




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しかし、エントリーに辿り着かず彷徨っているかたがいるようなので....。
このblogのチーロエスポージトに付いてのエントリーを以下にまとめてみました。



まず、チーロエスポージトと出会ったときのエントリー。

2009/04/01 日本の銘チーズ100選を楽しもう!

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/04/100-0a35.html



チーロエスポージトからモッツァレラを取り寄せてみて。

2009/04/12 おいしい国産のモッツァレラ 水牛 ジャージー ホルスタイン

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/04/post-cd0b.html



チーロエスポージトの注意点。

2009/05/27 モッツァレラは冷蔵庫に入れちゃダメ

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/05/post-4d60.html



実は下のエントリーもチーロエスポージト。

2009/06/04 自家製リコッタチーズと新井さんのワインゼリー

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2009/06/post-1e51.html


パートナーのお食事番長が保存液リコッタを作ってみたのです。
運良く入手できたなら是非作ってみて下さいね。
ホモゲナイズされていない牛乳を使うのがポイントです。


実は、他にも国産水牛モッツァレラはあります。
(松本のチーズ専門店 gelee blanche さんで得た情報です)
北海道の箱根牧場で検索して見て下さい。
ここでも水牛モッツァレラを作っています。


チーロエスポージトは素晴らしく美味しいけど、他にも美味しい国産モッツァレラはあります。
モッツァレラは職人の熟練度が味や食感に大きく関与すると言われるチーズです。
原料も重要ですが、職人の腕がもっと重要なのがモッツァレラだそうです。



イタリアで修行した、北海道 酪恵舎 のモッツァレラは牛乳ですがコクがあり食感は最高です。
(モッツァレラ職人井ノ口さんの11月18日の決意表明『チーズと向き合って』は読むと胸が熱くなります)

ワタシ的には新潟の胎内チーズ工房のモッツァレラも良いと思います。

是非、それらのモッツァレラも食べ比べてみて下さい。

素材が牛乳でも”おいしいモッツァレラ”はやっぱり美味しいこと、きっと感じると思います。


ワタシは職人の手の形が見たり感じたりできるのもモッツァレラの良さだと思っています。

手の形そのままの農産物って他にはないような気がするんです。


国産のチーズは目覚ましく進化をしています。
一度食べれば予想外の美味しさに驚かれることでしょう。
トレーサビリティの観点からも安全性の高いものが多いです。
ワタシたちで国産チーズを応援しましょう。




カゼイフィーチョ チーロエスポージト

http://www.caseificio.jp/



酪恵舎  http://rakukeisya.jp/

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2009/11/25

トップページが勝手に....

いつの間にか仕様変更って!?

スクロールしてなんぼのblogですし。

トップページ....、これはイヤです。

違和感アリアリでしょ。

今夜は屋形船。
明日にでも対応してみます。

と、言うワケで直しました。

今まで同様にスクロールして下さい。

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2009/11/23

喫茶カモシカ  オカズデザイン

オカズデザイン という人たちがいまして。
まぁ、何が本職なのかよくわからない人たちなんですけどね。

多摩川の河川敷で開催される もみじ市 にも毎回参加。
ナゼかレモネードだけを販売してたりするのです。


その オカズデザイン
ときどきリノベーションした昭和な民家で実験的なイベントをしています。



昨年、1度イベントに予約したのですが事情がありキャンセル。
参加できる機会を狙ってはいたのです。


今回は喫茶カモシカ。

何が何だかよくわかりませんが、もしかしたランチが出来るかと思いお昼に行ってみました。





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場所は甲州街道を杉並区側に渡って桜上水と上北沢の間くらい。
我が社から営業5号車(チャリ)で10分弱です。


建てつけの悪いガラス建具をギシギシいわせながら中に入ります。

お客は全て女子。男子はワタシ1名です。

「ランチってできますか?」


コロッケ定食とグラタン定食があるそう。

温かそうなグラタン定食をお願いしました。



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ブロッコリーのスープ。
おいしい....。素材の甘さに負けぬ塩味がgood。



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サラダ。




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グラタンはチキンと椎茸入り。
ベシャメル旨い!!
なにげにマカロニが良い歯応え。





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食後にホットレモネード。
中に入っているレモンは皮ごと食べられると。
かなり甘みが強いレモネード。
これはこれで完結してますね。


これはなかなかのランチ。
12時に会社を出て13時にちょうど戻れるし。
お昼に楽しみが出来たかも。

ホントは少しゆっくりしたい良い感じなのですが。
13時あたりには会社に戻らねばなりません。
雰囲気に浸っている暇は無いのです。






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しかし、美味しいスープとグラタンにグッときました。
これは期間中もう1回は行ってみないといけません。

このイベントは前半が終了。
後半は25日から28日まで。

営業時間は12時から19時までです。
(18時半ラストオーダーだそうです)





オカズデザイン  http://okaz-design.jugem.jp/

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2009/11/22

ぬちぐすい やさー 純石垣島産の黒砂糖は滋味深い

先週の日曜日にえんツコ堂製パンで見つけたスゴイものとは!?

(参照:2009/11/17 あしかホテル喫茶室---えんツコ堂製パン---東京女子大





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石垣島 ヤシ屋 の黒砂糖!!


懐かしいーっ!!

石垣島は米原の八重山ヤシの群生地で売ってる黒砂糖です。


実は石垣島で売ってる黒砂糖は輸入されたさとうきびを使用して作られているそうで....。
全量石垣島産のさとうきびだけで作っているのはたった2軒だそうなんです。(これは石垣島に行ったときにオーガニック果樹園の川平ファームで仕入れた情報です)

このヤシ屋は2軒のうちの1軒。純石垣島産の黒砂糖なんです。


パッケージが少し変わりましたね。


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以前はこんなでしたよ。



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アルミの型に流し込んだだけの素朴な黒砂糖は相変わらずです。
エグみが無く、滋味深い。そんな黒砂糖です。


思い出すなー。
2004年はお食事番長とあちこち出かけた年でした。

那覇、石垣島、西表島、竹富島の離島巡りから始まって、茨城に2回、大阪、広島、仙台、福島、新潟、鹿児島と。(マイレージが結構たまったりして)

最初に訪れた那覇で印象深い言葉と出会ったのです。


それは ”ぬちぐすい” 。

”ぬちぐすい”=命の薬。

沖縄第一ホテルという古いホテルに あしゃぎ というお食事処があります。。

永六輔氏が絶賛したと言う あしゃぎ の朝食はすべて薬膳。
島に自生している植物、オオタニワタリの新芽やハンダマや長命草なんかを素材に調理された小鉢が30品だったか運ばれる驚愕の朝ゴハンでした。

(8時の回、9時の回、10時の回とかで1時間1本勝負の入れ替え制。3回転もさせるので結構慌ただしかったりもするのですが....)

たった3粒だけどここのおばちゃんが作った3年物の酢大豆の滋味深さに心を奪われ....。その時に教わった言葉が”ぬちぐすい”でした。


”ぬちぐすい” 。

ドラッグストアで売ってる薬のことではなく、『生きる為の活力になるもの』という意味らしい。

『心に響く』ようなときにも使うよう。

『カラダの栄養』だけでなく、『心の栄養』もまた ”ぬちぐすい” なのでしょう。


更におばちゃんは....

『人間のカラダは食物で出来ている。だから食物は全て命の薬。美味しく食べることこそ ”ぬちぐすい” 。』みたいな事を語ったのでした。

この”ぬちぐすい”はワタシの中でズーッとテーマになっていたりします。

あしゃぎ のおばちゃんが言ったようにワタシたちのカラダは全て食物で出来ています。
その食物にはそれぞれ命があり、ワタシたちは他の命を頂きながら生きていることになるワケです。
命を頂くのですから祖末な味や物にはしたくありません。
美味しくして頂ければそれは嬉しいのですが。なにより命や生産者へのリスペクトは必要です。
命へのリスペクトが伝わってくる味に出会ったとき、カラダだけでなく心にも栄養、”ぬちぐすい” に触れる事ができるような気がします。

これは酒やワインでも同じです。
米やぶどうの生命力が溢れるような酒やワインに ”ぬちぐすい” を感じます。

ワタシは醸造家が米やぶどうに人為的な介入をしない酒やワインに生命力を感じます。

(人為的介入って、例えばワインなら農薬や除草剤などがあたるかも。新樽で香りを付けることも人為的な介入といえるかもしれません。)

また、フランスやイタリアの ”偉大なワイン” にありがちな、”固定化された個性”というゴール向けて、醸造技術を駆使しながら逆算するように造られたワインはどんなに美味しくても ”ぬちぐすい” を感じません。
ムートンやラフィットなんかの ”偉大なワイン” はビックリするほど美味しいけど、四恩醸造や金井醸造のワインのほうが、ワタシにとっては ”ぬちぐすい” を感じるワインです。

酒なら酵母が働きやすいように環境づくりをして、あとは酵母にムリをさせずに時間をかけて委ねる酒には ”ぬちぐすい” を感じます。
木曽の湯川酒造の酒にはそれを強く感じます。竹鶴の石川杜氏の酒にも。

ほかにも....。例えば、添加剤や防腐剤を使わずに果実の命を次の春まで延命させるクリスティーヌフェルベールさんのコンフィチュールの瑞々しさ。

カカオを自家焙煎して自前のクーベルチュールをつくるベルナシオンのショコラのテロワールとか。

農産物としての息吹がそのまま凝縮されたものに ”ぬちぐすい” を感じることが出来るのです。

お食事番長とワタシのお食事日記として始まったこのblog。
いまだに方向性が定まらずアチコチに興味が移りがち。
しかし、グルメ方向には決して行く事はありません。
シェフが....とか、ホスピタリティが....とか、どーでもいい。興味がないんです。

もしかしたら、このblogは ”ぬちぐすい” 日記....。


あぁ....。

ここまで書いたところで何だか急に気恥ずかしくなってきました。

思い込みが強過ぎますね。

ヤシ屋の黒砂糖から膨らませすぎ....ですよねー。

あぁ、もーいけません。
オチも無く、逃げるように終わります。

みっともないエントリーになってしまいました。
どーか、今回は慈悲を持って見逃してやって下さい。






ヤシ屋  http://www.yashiya.jp/

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2009/11/17

あしかホテル喫茶室---えんツコ堂製パン---東京女子大

何も予定がない日曜日って....9月27日以来。

その前は5月10日....。

イヤイヤイヤイヤ。我ながら良く動いています。


とりあえずランチしようってことになり。

フレンドリーな A-NE Cafe が良いかとも思いましたが。
丸ノ内線かぁ。2駅とはいえ地下鉄に乗る気分じゃありません。




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ってなワケで、徒歩で行ける あしかホテル喫茶室へ




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馴れ合わないカフェ。
微妙な距離感。
それでもイケるロシア風煮込み。

ランチ食べながらの話題は「晩ゴハンどーする?」

まぁ....、ね。ランチしながらする話しではありませんね。
でも、決めておけばグダグダできますし。

「ワイン飲まないと....」

そう、ウチの酒類置き場は飽和状態。安全な許容量の3倍近くになっています。飲んで減らさないと日常生活を営むうえで支障があるのです。

「じゃあ、パンとチーズで良いかぁ。」




そんなワケでパン屋へ。

チーズにはハード系のパンが良いんだよねー。



えんツコ堂製パン。

花屋の角を曲がったところ。




「この花屋で花買ったことあるよ。」と、ワタシ。

「へぇー、そーなんだ。」と、お食事番長。

アナタにですよ、番長さん。



渋谷から移転した クワランカカフェ があって、その隣が えんツコ堂 で、その奥が たべごと屋のらぼう 。


「濃いねー。この路地。」

西荻窪って個人オーナーの小さい店が多くって面白い。

荻窪はルミネとタウンセブンのショッピングモールとチェーン店ばかり。
吉祥寺は観光地だし。阿佐ヶ谷は中途半端。高円寺はちょっと若い。

西荻窪ってやっぱ良い街なんですよね。




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えんツコ堂、懐かしいパンと今っぽいパンが両方ある。
残念ながらバゲットは売り切れ。



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幾つかのパンを購入。


写真がないけど 揚げベーグル が美味しい。
きなことシナモン、どちらもお薦め。

片隅に大変なブツを発見!!
うー。長くなりそうなのでコレについては別エントリーにしましょう。




さて、もう少し歩こうってことになりテクテク歩いていくと....。




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なんと東京女子大の学園祭。




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なんとなくこじんまりした感じが良い。
古い学校って良いねー。

でも、すぐに気恥ずかしくなって出てきました。

ミスキャンパスとかってまだやってるんだね。




帰りがけに通りかかった児童公園。砂場のあたりで某ブロガー女史夫妻がお仲間と鍋を囲んでいました。(爆

ワタシたちの顔は割れていないので、見ないふりしてサッと立ち去りました。



ランチに出ただけだったのにすっかり夕方になっちゃったグダグダの1日。

西荻窪ってブラブラするだけで面白い街です。

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2009/11/16

自然なワインの新たなインポーター テラベール試飲会

先週のこと。

イタリアから3組の生産者を招いたワイン会が新宿のトラットリア Briccola で開かれました。



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そこは、さすが Briccola
今回の3組はもちろん自然派と言われるワインの生産者ばかり。
農産物としてのワインにこだわっている造り手たちです。

それぞれ6本から10本くらいづつ出品されていたでしょうか。
大変な数のワインが勢揃いです。


こんな会の時って、片っ端から飲んでいきたいのですが、そんなことってあり得ませんよね。ワタシだけの会ではないんですもん。

なんとなく他の参加者の方とおしゃべりしながらタイミングを見計らい、前が空いたらサーブの方が手に持っているものを頂くことになります。
ほとんどの場合、何の品種の何年なんてこともよくわからない。
これは試飲会が大きくなればなるほど宿命的にそうなります。
皆さんも同じでは?

そんなワケで、流れにまかせて入口に近いところからワインを頂きました。




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Cascina Roera からクラウディオ。

この造り手さんのワインは何度か飲んだ事があったりします。
バルベーラというぶどう品種で定評がある造り手。

ワタシもバルベーラ飲んだことがあるのですが白ワインは飲んだことありません。
そこでこの造り手の白を頂きます。

確か、シャルドネ50%にアルネイス25%。このワイン、シャルドネの酸とアルネイスの香りがなんとも良い感じ。アルネイスの奥にあるナッティな香りもたおやかに感じることが出来ます。


旨いなーなんて思っていたら、自然とクラウディオの手が空くのを待ちながら、ほとんどの時間をここで過ごすことになっちゃいました。



gar.net店番タケダの通訳でいろいろ話しているうちに日本のある生産者が栽培しているバルベーラの写真がiPhoneに入っていることを思い出したワタシ。

クラウディオに見て貰いました。




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ビオロジックで栽培されているバルベーラの写真。

この造り手さんの畑の写真を見たクラウディオは「素晴らしい」と一言。

日本にバルベーラがあるとは思いも寄らなかったよう。





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バルベーラって畑でつまみ喰いしたことありますか?
結構、大粒で水っぽい旨味の薄いぶどうだったりします。

でも、もしかしたらそれは日本だけでイタリアでは濃い味なのかも....? ワタシ、そんな疑問を持っていたのです。



ワタシからの質問。
「実が大きくて水っぽいバルベーラは素人目にも難しい品種と思うんだけど、どう栽培したら良いワインになる?」

クラウディオ 「この畑なら問題ない。素晴らしい出来だと思う。」

ワタシ 「ある程度の凝縮感は必要だと思うけど、どーしたら良いのか?」

クラウディオ 「収量を抑えることだ。1つの枝に1房。さらに8月に房の下を切り落とすこと。」

ワタシ 「この畑の収穫のタイミングは遅いと思うけど。」

クラウディオ 「遅摘みだよ、バルベーラは。リスクは多いけど遅摘みのほうが良いワインになる。この畑のバルベーラは間違っていない。良い畑だよ。但し、収量は制限しないと。」


タケダの通訳ですが、まぁこんな感じです。


人様の畑の写真で盛り上がってしまったワタシ。
申し訳ないので誰のバルベーラかは内緒です。
まぁ、日本ワインが好きなかたにはバレちゃいそうですが。
あくまでも内緒ってことでお願い致します。
その方には、冬の間に会いに行こうと思っているので、その時にこの話しを伝えたいと思います。



ワタシがクラウディオと話していた間にお食事番長は精力的に試飲をしていたよう。どのワインも素晴らしいと満足げ。

そろそろ会が終わる時間になってワタシも慌てて飲んでみました。




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キャンティの生産者Montesecondo。



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Montesecondoは塩味とキュートな香りが印象的。
こんなキャンティなら一晩中飲んでもいいと思います。







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ブルネッロ ディ モンタルチーノの生産者 Il Paradiso di Manfredi からジョイアとシルヴィアの美人姉妹。

このワインも何度か gar.net で飲んだ記憶があったりします。




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凝縮感がありながら少し緩さもあって、このワインは無口だけど少し微笑んでいるようなワイン。
裸のまま、すっぴんのまま。
飾り気のない美しい立ち姿。
目の前にいる美人姉妹そのまま。

次回、温泉宿に持って行くワインが決まった気がします。


今回の生産者たちはインポーター テラベール さんが確信を持って紹介してくれた生産者たち。

先日の ロエロ アルネイス の会 のワインや、新宿伊勢丹のイタリア展で気に入ったワインがこのインポーターのものだったこともあって、とても気になっていたインポーターだったのです。

農産物としてのワインを扱う優良インポーター。皆さんにお薦めできるインポーターが1つ増えました。


今回は儲け度外視の低価格でこの会を開催してくれた Briccola
この日の Briccola の料理は生産者の皆さんに大好評。





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マネージャーの原品氏の何気ないサービス。
北村シェフの何気なく美味しい料理。
普段着で楽しめるカジュアルなイタリアン。
ワインは全て農産物として健康なワインばかり。
少し仕事が落ち着いたら来たいと思いつつ、なかなか行けないでいます。
少し人数がいたほうが良いワインをたくさん飲めるので忘年会とかで来るのも良いかも。
あらためてこの店を楽しみたいと思っています。





テラヴェール  http://www.terravert.co.jp/

トラットリア ブリッコラ  http://www.briccola.net/

カッシーナ ロエラ http://www.cascinaroera.com/ 

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2009/11/11

指を使ってボケ対策 ピックアップ付きエレキウクレレ

唐突ですが....。

何でも良いのですが、楽器が出来たらな....って最近思うんです。

音楽的なことでなくボケ防止なんですけどね。
歳取ってから始めても身に付かないと思うんですよ。


そんなこんなでパシフィコ横浜の楽器フェア2009に行ってみました。
"自分の楽器"を探したくなったのです。



Instrument1320

やっぱりスタインウェイは美しい。


Instrument1322

コロコロとした音色も良いですね。



Instrument1321


ハモンドも良いなぁ。
横ノリなグルーブには欠かせない音。

しかし、鍵盤はデカイ。ウチには置く場所がありません。

購入する財力もありませんが....。






Instrument1336

美しさならブラスもかなり美しい。
キラキラしています。



Instrument1341

YAMAHAでは職人さんがブラスに彫刻を施していました。
ビックリな速さで美しい模様を刻みます。
宝石みたいです。

しかし、ウチでは音は出せません。
10代の終わり頃、駒沢公園でsaxを練習してみた時は「キミは向うでやって」と言われちゃいましたし。(爆!!
ひどい音だったのでしょう。少々トラウマになっています。



やはり今の住環境では音は出せません。

サイレント系しかないでしょう。



Instrument1327

面白かったのはKORGのWAVEDRUM。

これ1台で大抵のパーカッションの音がでます。

しかし、素晴らしいのはヘッドが張ってある打面中央部とリム側とで音色を変えられること。
中央とリムでピッチが変えられたりもします。
タブラやコンガなどの中央は緩い音で端に行くと張りのある音なんてメチャメチャリアルな音色の変化も再現出来ます。
しかも、ヘッドの音を拾うマイクが付いていて、スネアのブラシワークが完璧に出来るのです。
これは究極。良く出来ているパーカッションです。





Instrument1334

Rolandにもこんなドラムセットもあったりして心が躍ります。



しかし、ワタシが欲しいのはメロディ楽器。
打楽器ではありません。
ボケ防止には指を動かさねば。




やはり弦楽器ですかね。





Instrument1339


YAMAHAにはこんなものもありますし。



しかし、中央線の車内モニターで見るYAMAHAのCMがキライ。
大人の忘れ物ってCMです。

ワタシは忘れ物をしたワケではありません。
オジサンが頑張ってるみたいな感じもイヤ。
YAMAHAのCMには共感できません。

Barのカウンターでモルトなんかを呑みながらジャズやボッサを弾くなんてお教室なら迷わず行きますが。






Instrument1343


やっぱりココでしょうか?

T's Guiter さんです。




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エレキウクレレ

(写真はT'sさんのとこから無断で拝借しています)


このウクレレ、ボリュームが付いています。
ピックアップが付いているエレキウクレレなんです。

これならば夜中でも問題なく爪弾けそう。
アンプ通さなければ音は出ないのです。

値段も¥50,000-位からあるのでワタシの小遣いでも購入可能です。



ムムム。どーしょうかな....。


ぶっちゃけ来年の3月まで仕事がびっしり詰まっているので購入しても向き合う時間はなかなかつくれないでしょう。

しかし、なんともいえない愛嬌があるボディ。
これは物欲に抗えないほど魅力的です。





Instrument0758_2

松本の宿り木、gelee blancheのカウンターでご一緒させて頂く機会が多いT'sさん。

これはgeleeさんで相談に乗って頂かなくてはなりますまい。

迷う余地がないような気もしますが....。

次回、松本に行った時がその時かも。
帰り道、ウクレレケースを背負っている可能性大なワタシです。





T's Ukulele     http://www.ukes.jp/

2009楽器フェア  http://musicfair.jp/    

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2009/11/10

キノコとエゾシカ すっぴんな秋の味覚2つ

秋の味覚がいろいろ楽しくなってきました。

この日は中野坂上の酒店 藤小西 中二階の立ち飲みBarプチコニシ。

セップ(ポルチーニ)です。

以前、実家の近所の頑固フレンチシェフに『セップはポルチーニと違う』と、散々聞かされたことがあったりします。

きのこって環境で風味が変わるのでわかる気もします。





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セップのソテー。

メニューにはグリルと書いてありましたが「ソテーにしてみませんか?」とシェフ氏に薦められソテーに。

結果は大正解。

セップの香りと良質なバターの旨味。

石突きのあたりは繊維がしっかりしていて歯ごたえがフカヒレみたい。

なんとも言えない美味しさ。
食べ出したら止まらない、とびっきりの秋の味覚です。


しかし、このプチコニシのシェフ氏はホントに腕が良い。

立ち飲みのバーなので過度に手を入れたメニューは不釣り合いとは思うのですが、何と言うか「すっぴん」な美味しさ。ホントは手をかけているのでしょうがワタシたち客にはそれを感じさせません。

シェフ氏に熱いファンが多いのも納得です。

若くてイケメンということもありますが....。






翌日はいつものBel Sole。

こちらはイケメンというよりは人懐っこい素朴系シェフです。

最近、イメチェンを狙い白いシェフコートから黒いシェフコートに変えたらネオチャイニーズになってしまったと嘆いております。

3着購入したそうでしばらくは客としても我慢が必要。
カウンターに座ったら不用意に笑わないよう腹筋に力を込めて無関心を装うのです。


ジビエシーズンが始まりました。

阿寒湖畔のエゾシカ。




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今回の仕入れ先のものは2才から4才のものだそう。
ハンターが仕留めてすぐに現場で血抜きしたそうで、過度な獣臭さはありません。

そんなワケで香り付けをしないシンプルなソテー。






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ワインはラシーヌさんのDOMAINE LEJEUNE BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN 2007。

凝縮感はありませんが、『すっぴん』な美味しさ。


缶詰みかん。

キレイな姿勢で背筋が真っすぐ伸びるようなキレイな酸味。

ミネラルの塩味。

アフターにケーキの上にのってる砂糖漬けのチェリーのようなキュートな香りが戻ってきます。

低価格ですがシンプルなジビエにうってつけのワイン。




ワタシもお食事番長も残業が多く、ウチは平日どーしてもソトメシになるのです。

外食が続くと着飾ったようなよそ行きの調理や塩分の多い食事はカラダに負担になるので自然と避けるようになります。

『シンプルで美味しい』素材を楽しむ料理が一番です。

どちらのシェフも塩分少なめ。
過度に飾らない「すっぴん」な味なので毎日食べても飽きません。

中野坂上のイケメンシェフか、荻窪の素朴系シェフか。

いづれにしてもシンプルで飾らない『すっぴん』な味。
秋の味覚こそシンプルに頂きたいと思います。






スタンディングBar プチコニシ  http://www.fujikonishi.co.jp/petit/

南欧総菜 Bel Sole   http://r.gnavi.co.jp/b072900/ 

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2009/11/08

2009のワインは超弩級  金井醸造場

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かつぬま朝市の帰りに山梨市へ。

金井醸造場に行ってみました。





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金井さんの店の前。

いつもと少し趣きが違います。

収穫用のケースが山になっています。






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Caneyのサイン。

なんだかカワイイ。

奥様のセンスでしょうか。

好感度がグッと上がりました。




金井さんと少し話しながら試飲をさせて頂きました。

ちょうど前日にリリースされたデラウェア万力+2009。

昨年までもこのワインはとても美味しいワインだったのです。
甘いデラをしっかりアルコール発酵させて、料理にも合わせられるようなしっかりした味わい。

ワタシは数年前にこのワインを飲んで山梨のワインを再評価したのです。


今年はそれにも増して特別美味しい。

ことしのデラ万力+はしっかりした酸が骨格になり、奥行きや広がりのスケール感はかつて経験したどのデラよりも素晴らしい。なんとも堪らない美味しさです。

金井さんによると、雨が多くて果実に酸が入り、やがて日照続きで糖度が上がったと。

かつぬま朝市のワインセミナーでつよぽん氏も同じ事言ってましたよと言ったら「雨続きの頃はどーなるのか?心配だったんですけどね。剛士くんのところとウチのはホントに甘みと酸が良いぶどうになったんですよ。」

(参考:2009/11/06 四恩つよぽん登場 かつぬま朝市ワインセミナー #3


金井さんは生産量が少ない為にいつもは少しづつ購入するワタシたちなのですが、少し在庫量に余裕があると金井さんに仰って頂いたので今回はケースで購入させて頂きました。


良いワインがあると思うだけで帰宅の足が早くなります。
日々の暮らしが楽しくなるワインです。






金井醸造場  http://web.mac.com/caney/iWeb/caneywine/Welcome.html

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2009/11/07

住民が勝手にはじめちゃった...!?  かつぬま朝市

ワインセミナーのことは書きながら朝市をスルーってやっぱりヘンですね。

少しですが朝市についても記しておきましょう。





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この朝市は毎月第1日曜日に開催されています。

場所はシャトレーゼ裏の駐車場。
かつぬまぶどう郷駅からタクシーで5分くらい。
朝市といえば間違いなく連れていってくれます。
歩いても30分くらいです。

9amに花火の音がなり朝市が始まります。

いろいろなお店がでます。




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一升瓶ワインを販売しています。



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ジャムを売っています。農家さんかな。



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さしみこんにゃくは篠原さんたちあいあいクラブ。

食品を扱っているテントではほとんど試食できます。



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甘味噌がついて150円です。 


野菜も美味しそうなものがたくさんあります。





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お食事番長の琴線に触れたのはこのテント。

明野のタテノファーム。




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無農薬、無化学肥料。

このテントでお食事番長がはじけてしまい、エコバックが一杯になってしまいました。




この日はいろいろ寄り道して、結局、帰宅したのは19時。

お腹ペコペコ。

腹をすかしたワタシは冬眠前のクマっコくらい危険です。

お食事番長はとりあえずワタシにゴハンを食べさせることにしたよう。

朝市で仕入れたものを使って、ワタシが暴れるまでに晩ゴハンを作ってくれました。




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野菜たっぷりで破けちゃった平飼い烏骨鶏のオムレツ。
軽快な美味しさが烏骨鶏の良さです。

少々破けていますがワタシには見栄えなどはどうでもいいこと。

とにかく食物を胃に入れないと危険です。



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平飼いの烏骨鶏のタマゴ。

真ん中の2つは平飼いの鶏卵です。




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ほうれん草のミルクスープ。



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タテノファームのほうれん草は味が濃厚で旨味がスゴイです。





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さしみこんにゃく。
鎌倉のこ寿々のわらび餅みたいにプルプルで少しねっとりしています。






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デザートは篠原さん家のベリーAと甲州。
22から23度の糖度を舌に記憶させましょう。



とっても楽しかったかつぬま朝市。

フリーマーケットみたいでもあります。

また都合をつけて行ってみたいと思う楽しい朝市です。






住民が勝手にはじめちゃった朝市!  かつぬま朝市

http://haj.web.infoseek.co.jp/

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2009/11/06

四恩つよぽん登場 かつぬま朝市ワインセミナー #3

ワインセミナーの続きです。



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「赤とかどーでしょう?」と、篠原さん。

赤ワインの窓辺2008がグラスに注がれます。






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つよぽん氏、語ります。

ごはん食べたあとで、「今日のワインなんだっけ?美味しかったけどあんまり覚えてない。そんなワインが最高だと思ってるんです。」

食卓で語られる楽しい会話に割り込みたくないって感じなのかな?

そーいえば、四恩の赤ワインって造り手の自己顕示欲を感じないワイン。
緩い味わいで、いつの間にか染み込んでる感覚ですよね。



「赤ワインって濃ければそれでいいのか?って思ってまして。」と、つよぽん。

「最初の飲み口のインパクトは無いけど、飲んだ後に戻ってくる香りが良いワインが好きで、そんなスーっと飲めてしまうワインを造っていきたいと思っています。」

なんとなくわかる気がします。



「今の話しに反論の有る方?」

篠原さん、参加者を挑発。笑いがおきます。


「今日のワインをしっかり覚えてまた次に飲みたい気持ちもあるんですよね。欲が無さ過ぎると思います。」

そのワインをも話題にして楽しみたい気持ちもありますよね。

つよぽん氏は自身のワインの行く先を「ハウスワインに向かって行くのかな?」と思っているそう。

「ハウスワインって自分用のワインってことですよね。いつもあって安心する酒。おとーさんが毎日飲んでるいつもの酒。そんなワインを造ってみたいと思っています。ホントは欲もあるんですけどね。(爆!」

ワタシたちの日々の生活に自然にとけ込んでいるようなワインが造りたいんでしょうね。





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ここで篠原さん特製の甲州ぶどうの "ぶどう漬け" 。

江戸時代に甲州街道のお茶屋さんで食されていたお菓子だそう。
砂糖漬けにしたぶどうを塩漬けしたシソの葉でくるんだもの。
篠原さんがいろいろ調べて「こんな感じかな」と想像して作ったそうです。

砂糖漬けのぶどうを塩漬けのシソでくるんで....。

日持ちを良くするための工夫。先人の知恵に一同感心することしきり。





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最後のワインは酒精強化ワインの仄仄2008。

デラウェアを醸した甘口ワイン。

モルトウイスキーの樽香。
デラウェアのブランデーを使っている甘口ワイン。
デラウェア香を生かしてみたいと思って造ってみたそう。


「チョコレートに合いそう。」

「幸せだなー。」

「デラウェアとは思えない。驚いた。」

参加の方から声が上がります。


「皆さん、酒精強化ってジャンルのワイン、飲んでますか?」

甘いワインは寝る前に雑誌とか本とか読みながら飲むと最高なんですよね。
ワタシとお食事番長ももちろん甘いワイン好きなんです。
しかーし、スーパー残業が続く現状ではなかなか楽しむ余裕はありません。



「時間をゆっくり使いたいときにボクは飲むんですよ。いつの間にか眠くなっちゃうんですけどね。(笑」

ワタシも同じです。寝落ちするギリギリで歯を磨いて眠ると幸せです。



「このワインは亜硫酸塩を使っていません。少し梅酒のような酸化のニュアンスが出るかもしれません。」

その酸化のニュアンスがアクセントになっていてクセになりそうです。



ここで酸化防止剤についてのつよぽんの考え。

「亜硫酸塩は使う時は使います。でも不必要に加えるのは出費になるので。(笑」「誰も喜ばない使い方はしないです。」

お食事番長は亜硫酸塩にとても敏感で、感じると様々な形でサインが出る人です。でも、つよぽん氏のワインに身体が反応したことはありません。
瓶詰めの際に少し使ったとしても極々微量なのでしょう。お食事番長もほとんど感じないです。



「ブランデーもぶどうから作っています。天然の旨味だけ。そんな感じのワインです。」




「篠原さんのベリーAの果皮の薄さに驚きです。」

参加していた甲州市役所農林商工課ワイン担当の方から声が上がります。

(甲州市では姉妹都市であるフランスのボーヌのワイナリーに地元中学生を研修に行かせているそうですよ)



「今年のうちのベリーA、どうでしたか?」

この篠原さんのベリーA、糖度は22から23度の間だそう。
スゴイ糖度です。

「アルコール度数が上がっちゃうので、どーしようかと思ったくらいです。」

つよぽん氏、「今年のワイン、篠原さんの前だからではなく非常にクオリティが高いです。」「今年のぶどうは素晴らしいです。」



ここからつよぽん氏、一気に語ります。



「6月から7月の頭まで低温と雨で晴れた日を見た事が無いほどです。」

東京でもそーでした。ワタシの業務日誌にも雨マークが並んでいます。


「7月の第2週からは雨が全く降らなかった。台風が来たくらいです。」


「寒い時期を通っていたので酸があります。暑くなるとぶどうの中で酸は分解されてしまいます。けど、暑くならなかったので酸が保持されたんです。


「そして雨が降らなかったのでぶどうが大きくならなかったんですね。小さいまま旨味が凝縮しました。」


「今年のぶどうは糖度が高くて酸度が強い。」


「このあたりでワイン造りしてる人が経験したことがない未知数のぶどう。みんな楽しかったし怖かったと思います。やったことがないぶどうでしたから。」


「ワイン造り始めてから1ヶ月経ってみて、今まで自分たちが求めていたヴォリューム感が出てる。天候ってスゴイなと思いました。」



「雨が多くて真夏日が無かった。そんなこんなで、どーやらぶどうは良かったらしい。2009飲んだらそんな事思い出してほしいんです。朝市のワイン会で飲んだなとかも。」

朝市の真ん中のテントでまったりしながらも白熱の講演。
良い話しがたくさん聞けました。来た甲斐がありました。



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つよぽん氏の講演。〆の言葉は....

「それでは皆さん、たのしい食生活を....。」

って!?

ワインの宣伝じゃないんかい!!

不思議な可笑しみに人柄がにじみます。



そろそろ楽しい朝市ワインセミナーもお開きの時間になりました。


「11月3日は甲州ヌーボーの解禁日です。2009はどこのワイナリーさんでも素晴らしいワインが出来ました。また1年後2年後、ぶどうにとってどんな年になるのか。注目していくと面白いですよ。」





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「あちら(東側)の山の斜面には(行基伝説の)大善寺がある鳥居平。」

「向う側(南東)には(この日は霞んで見えなかったけど)(雨宮勘解由伝説の)城の平。」

「日川(にっかわ)の橋の向う側には(フランスに研修に行った土屋助次郎から醸造技術を受け継いだ宮崎光太郎が興した)宮光園。」

「(全てを一望できる)この場所でワインを飲むということには意味があるんです。





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「今日の出会いを皆さんのワイン記念日にして下さい。そしてワインの応援団になってほしいな、と、思います。」



素晴らしい!!

素晴らしい朝市のワイン会。

篠原さんの熱意が伝わってきてなんだか体温が上がったような感覚です。

この かつぬま朝市ワインセミナー 、次回の開催は4月だそう。

是非是非、再び参加したい。
篠原さんにまたお会いしたい。

ホントに素晴らしいワイン会。
ご尽力頂いた皆さんに『ありがとう』を贈ります。








かつぬま朝市      http://haj.web.infoseek.co.jp/

かつぬま朝市ワインセミナー
http://haj.web.infoseek.co.jp/asaiti/syuten/wine-seminar/wine-index.html

雪江おばちゃんのワインエッセイ
http://haj.web.infoseek.co.jp/asaiti/asaitikai/hitokoto/wine-expert/index.html

四恩醸造    http://www.4-wine.net/

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2009/11/05

四恩つよぽん登場 かつぬま朝市ワインセミナー #2

こんにゃくおばちゃんの講義はまだまだ続きます。

T型オープナー によるカッコイイ抜栓方法。T形で女性でも簡単に抜栓できる秘技『雑巾しぼり』の披露。


そして、いよいよ、テイスティングへと続きます。





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まず、勝沼醸造の甲州ヴィンテージ2006。

勝沼醸造甲州ヴィンテージ2006は透き通ったワイン。
色はほとんど感じないくらい薄いキレイなワイン。
ミカンやリンゴなどの香りに柑橘系の白い花の香り。


それから肴の説明。


「わたし、"こんにゃくおばちゃん"なので、こんにゃくから説明させて」と篠原さん。





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手作りおさしみこんにゃく。

「細かい話しで申し訳ないんですけど....」と、はにかみながら....

「3枚お刺身こんにゃくがあります。1枚は手作りの甘味噌で。1枚はブラックペッパー入りの岩塩で。3枚目は美味しかったほうで楽しんでみて下さい。」

篠原さんたち"あいあいクラブ"が朝市で販売しているこんにゃくは絶品。まるで鎌倉こ寿々わらび餅みたいなプルプルの食感。ヤバい旨さ。朝市では甘味噌付き150円で絶賛販売中です。

篠原さん手作りのカリフラワーのピクルス。
カリフラワーは頂き物。もちろん篠原さんの手作り。

「甲州種にカリフラワーのピクルスはとても合うんです。是非試してみて下さい。」と、篠原さん。確かに甲州種の柑橘の感じと少しの渋みがよく合います。

続いてはパンに付けるディップ2つ。これも篠原さんの手作りです。

1つはクリームチーズにタマネギとアンチョビのディップ。
もう1つはクリームチーズに何にかが入ったディップ。

「"何か"は内緒。今はハテナ印にしときましょう。当てて下さい。」と篠原さん。

このディップ2つは、この後に試飲する橙ワインのブーケ2008に良く合いました。やはりクリーミーなものには樽が合います。

ワタシは『ぶどうに人為的な介入』を加える"樽香"があまり好きではないのですが、クリーム系のものには"樽香"がよく合うのも事実です。食事に合わせるには"樽"もなかなか良いもんです。

マスカットベリーAは篠原さん家で栽培したぶどう。
四恩醸造に納めているそうです。


桃のコンポート。
この日参加の方のご母堂の作品。
やはり朝市で販売しているものだそうです。
ウチはちょっと見逃したかもしれません。


栗の渋皮煮。
やはり篠原さんの手作り。
栗は貰ったものだそう。


「桃のコンポートと栗の渋皮煮は最後のワインに合わせて頂きたいのでとっておいてくださいね。」と、篠原さん。


そーいえばこの会の会費は驚愕の500円。
この内容はもはや予算オーバー。間違いなく"持ち出し"ですよね。
ぶっちゃけ"ダータ"みたいなものです。
手弁当どころか食材や知恵を持ち寄って開催されています。
熱意が無いとなかなか出来ることではないです。



「皆さん、飲んだり食べたりしてる間に小林さんを紹介しましょう。」



ここで篠原さんの紹介で、四恩醸造"つよぽん"こと小林氏の登場です。



ここからは篠原さんと小林氏の漫才のような掛け合い。
お笑いのライブに来たような楽しい会になります。





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「若手の頑張っている醸造家。声を強めて言いますが、
非常に変わったワインを造っています。」と。

会場から笑いがおきます。


「ワインだけじゃありません。瓶、ラベルも....。」

つよぽん氏も笑っています。


「ワインは楽しいものなので勝沼醸造甲州をグイッと飲みながら食べながら楽しみましょう。」

こんにゃくを食べながら耳を傾けます。

「勝沼醸造甲州はハウスみかんの香りがパッときてスッと消えて、淡い感じが良いですよね。」

缶詰のみかんみたいな香りを感じます。

「こんにゃくに甘味噌を付けて食べると勝沼醸造甲州のみかんの香りが上に飛んできて食事が広がります。」と、つよぽん氏。

つよぽん氏、とても饒舌です。


ここで篠原さんから「今日は言いたいことが一杯あるんですよね。」と、挑発的な一言。

笑いが起ります。

ワインエキスパートやソムリエさんなど、(フランス産)ワインの文法を学んだ方には四恩醸造のワインには”受けいれられない”ことが多いのは想像に難くありません。





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試飲は四恩醸造のワインへと変わります。

ブーケ 2008 橙

赤ワインでも白ワインでもなく、つよぽんがワインと言っているものです。





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果皮ごと醸した甲州種のワイン。
四恩ファンにはお馴染みなのですが....。

でも赤でも白でもない橙色のスティルワインって理解できますか?

「ワインについてご意見を。」


お二人から声があり、参加の方から「色がキレイ」と声が上がります。

ワタシもガヤを入れてみました。

「皮ごと醸したのでは?」

もちろん四恩ファンにはよく知られたことなんですけどね。

「皮ごと醸したと声が上がりましたよ。」

篠原さんが素早くガヤを拾ってくれました。

つよぽんがガヤに解説を入れます。

「やや濁っていて褐色。そんなものをボクは橙(ダイダイ)と言ってるんです。朱色からオレンジの間くらいなんですけど....」

「こんな色の原因は"醸す"から。普通の白ワインはジュースを作ってから発酵させます。この橙の場合は皮も実も一緒に"醸して"います。この甲州種のワインは果皮の色や味わいを出したかったものでこんな方法を取りました。」

「どちらが良い悪いではなく、どんな時に良いかです。」


日本の家庭の食卓を意識したつよぽんのワイン。
果皮のニュアンスは日々の食事を楽しくさせる為に必要なのでしょう。



ここで篠原さんより2つ目のディップの種明かし。


「入っていたのは"ころ柿"です。干し柿をこの辺では"ころ柿"と言って特産品なんです。この"ころ柿"は昨年のものを大切に取っておいたものです。」
という説明。
干し柿とすぐにわかりましたが、2008ビンテージの干し柿とは思いませんでした。

「今年は柿が不作なので"ころ柿"は食べられないかも知れません。少しですが味わって下さい。」

更に続きます。

「ボトルがコルクじゃないですよね。そのへんの話しを聞いてみましょう」

話題はスクリューキャップとエチケットに移ります。

まずはスクリューキャップ。

「実はコルクが抜けないからワインを飲まないというかたが結構いらっしゃるんですよ。スクリューなら”開け方を知らない”とは言わせません。(笑」



アートラベルのエチケットは。

「一人暮らしなので食卓を彩ることってなかなか出来ないんですね。ボトルに描かれた模擬的な花を食卓に置く事によって食事に彩りが出来るかなと。」




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四恩醸造のエチケットは花の絵。
品種などの情報がありません。

「絵のラベルだとどれがどのワインだかわからない。よく言われるんです。わからなくって結構です。そのぶん、何本も飲んで頂ければと。(笑」

「それでもね。今飲んでいる品種が何か知りたいんですよね。」

「先入観や固定観念を持たずに飲んでほしい。だから情報を削除する方向でアートラベルにしています。異端な事しかやってなくってスミマセン。」

「ワインが楽しいのは多様性があること。基本がぶどうってことで、あとは何でもアリアリです。嗜好品ですから楽しく飲める環境さえ作れば良いのです。」


つよぽんの醸すワインの方向性が少し見えてきました。

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2009/11/04

四恩つよぽん登場 かつぬま朝市ワインセミナー #1

我が社は10月中旬から年末モード。
はやくもonとoffの区別がつかない毎日。
日曜日に休みを取ることすら難しくなっています。

そんな日々なのですが、この日だけはと日曜日を確保。
向かったのは勝沼です。

住民が勝手に始めちゃったというウワサの朝市がありまして。

そんな朝市だけでも興味津々なのですが、この朝市でとても魅力的なワインセミナーが開かれているようなのです。




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朝市はシャトレーゼさん裏の駐車場。
セミナー会場は朝市会場中央のテントです。




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講師さんは『こんんゃくおばちゃん』こと 篠原雪江 さん。

なんと61歳にして一念発起。フランス語のエチケットに四苦八苦しながらも見事にワインエキスパートを取得したそう。
60過ぎて新たなことにチャレンジするって素晴らしいと思いませんか?

ずーっと昔のことですが、勝沼醸造の先代の弟さんと仕事していたことがあったりするのです。彼は60歳からスキーを始めて、数年後に一緒に北海道に行ったときはキレイなパラレルターンで滑っていたんですよね。甲州の人はチャレンジ精神が衰えないのかもしれません。

blogを始めてからいつの間にか飲んだり食べたりってことよりもそこにいる人に興味が移っています。飲んだり食べたりってことだけなら東京にいたほうがたくさん出会えます。これはもう間違いありません。お金を払えば必ず手に入るし食べられます。

ワタシたちがあちこちに行ってみるのは美味しいものを食べるためではなく、こんな面白い人に出会う為だったりします。




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こんにゃくおばちゃんこと篠原さんって陽のエネルギーが溢れるようなかた。
ワタシ自身もどちらかと言えば陽でポジな方かと思いますが、篠原さんのようなハツラツ感は持っていません。
篠原さんのエネルギーを浴びていつも以上に元気になってしまうワタシとお食事番長です。

かつぬま朝市ワインセミナーは篠原さんの人柄もあって大人気。
とても人気があるので予約は必須です。



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セミナーはこの地でぶどう栽培が始まった起源。
甲州種のまつわる2つの伝説から始まりました。


今から1300年前の西暦718年のこと。
修行の僧 行基 が日川の岩の上で瞑想していたところ、21日目の満願の日に夢枕にぶどうを持った仏様がたったそう。行基は薬師如来を彫りその像を納めるため大善寺を建立。その大善寺周辺で薬としてぶどうが栽培され、それが甲州ぶどうの始まりという説。

2つ目は800年前の西暦1186年のこと。祝村に住んでいた雨宮勘解由が祭りの日に変わった山ぶどうを見つける。このぶどうは5年目に30房の実をつける。その30房のぶどうを村人に分けて育てる。それが甲州ぶどうの始まりとする説。

興味深い伝説2つ。
いずれにしても、西暦1615年には甲州ぶどうの棚栽培が始まっていたそうなので起源はかなり古い品種なのでしょう。


甲州種ワインを造り始めたのは明治になってから。
明治政府の殖産興業政策を受けて日本全国で葡萄酒を造ることが奨励されたそう。

江戸時代にはぶどうの名産地であったこと。生糸の交易で開港地横浜と関係が深かったこと。これらのこともあり山梨では早くからワイン造りが始まりました。
最初に造ったのは明治3年。
甲府の山田宥教氏と詫間憲久氏が造ったそう。
ただ暗中模索の製造で経営的にも上手くいかなかったそうです。

そんな時、祝村でも「どーでぇ、若いものでもフランスに行かせるじゃんけー」ってなことになり(おばちゃん談)2名の若者をフランスに派遣することになったそう。
この辺りの農家は、ぶどうと生糸で結構潤っていたと思われます。

明治10年に25歳だった高野正誠と19歳だった土屋助次郎(龍憲)はこうしてフランスに渡り、栽培法 醸造法 を学び、1年半後に帰国。村人に栽培法醸造法を伝え、またこの地に学びにきた研修生によって2人の持ち帰った技術は全国に広まったそうです。

帰国する際、フランスより欧州品種の苗を祝村に持ち帰るように言われていたのですが、それらの苗がフィロキセラにかかっていた為に失敗。白は甲州種。赤は高野正誠と土屋助次郎が渡仏した時に出資した高野積成が入手したアジロンダックでワイン造りを始めます。


この日の会場のシャトレーゼ駐車場から日川を挟んだところにある宮光園。
土屋助次郎はこの地で宮崎光太郎と甲斐産商会という酒造会社を起こすそうですが2年で解散。たぶんケンカ別れでは。
醸造法を引き継いだ宮崎光太郎は独立して醸造所を起こし、その醸造所が今のメルシャンワインに続くそうです。

戦前の日本人は甘い酒を好んでいたこともあり、酒よりも酸の強いワインはなかなか受け入れられず、営業的には成功しなかったようです。このために甘みを添加した人工甘味ワイン、赤玉ポートワインって昔有ったような気がしますが...、そんなワインのほうがつい最近まで支持されていたのでしょう。

いづれにしてもワイン造りは苦難の連続。昨今の成功は夢のようなことかもしれません。

こんにゃくおばちゃんのワインセミナーはテイスティングへと続きます。




Yukie0350








かつぬま朝市   http://haj.web.infoseek.co.jp/



かつぬま朝市ワインセミナー

http://haj.web.infoseek.co.jp/asaiti/syuten/wine-seminar/wine-index.html


雪江おばちゃんのワインエッセイ

http://haj.web.infoseek.co.jp/asaiti/asaitikai/hitokoto/wine-expert/index.html

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