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2009/10/07

Rue de Vin シャルドネの収穫ボランティア

長野県では毎年新しいワイナリーが生まれているような気がします。


今回おじゃました Rue de Vin(リュードヴァン) も そんな新興ワイナリー。

ワイン特区になった東御市にはまだまだ増えるような気がします。

上田駅からタクシーで20分。

玉村豊男さんのワイナリー ヴィラデスト の ご近所。

農業法人 永井農場 の ワインプロジェクトから始まったワイナリーです。

ワイナリーとは言っても醸造所はありません。
ヴィラデストの施設を借りて醸してる状態。
まだまだ、始まったばかりです。


ワタシも数年前から話しだけは聞いておりました。


ファーストリリースは2007年。
200本ちょっとの生産量だったこの年はリリースされたことすら知りませんでした。

2008年は1000本ちょっと生産されたのですが、時々、ネットでワインを購入する志村酒店さんで買い損ねてしまった為、未だ飲んだことがないワイナリーではあります。



その際の志村酒店さんのメールマガジンには


畑作業は農薬散布など殆ど行っていない「リュット・レゾネ」を実践していますが 
醸造家小山氏のスタンスとして、完全なる自然派ワインではありません。
醸造時 
及び瓶詰め時には若干のSo2も使用しています。



醸造方法云々は門外漢の机上論であり、出来上がったワインの完成度を見て貰えば、
彼の目指す頂(志向性)を感じ取ることが出来るはずです。

http://www.rakuten.co.jp/shimurasaketen/437782/1888234/ より抜粋)


他にも志村さんのメールマガジンに詳しくレポートされていたので想像は出来るのですが....。
気になったら行ってみなければ治まらない性格なもので....。





半袖短パンで新幹線あさま505に乗り、80分で着いた上田駅。
モヤで日差しがない駅前はゾクッとするほど寒くてビックリ。
13℃くらいの気温。慌てて長袖を着込みます。

タクシーの運転手さんが言うには「上田は朝はモヤがかかっているけど、モヤが晴れる10時頃からは暑くなる」そう。

実際、この日もモヤが晴れてから25℃くらいまで一気に上がり夏が帰ってきたよう。日差しがじりじりと肌を焼きました。




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作業が始まる前に畑に到着。
なるほど、まだワイナリーはありません。

畑は草生栽培で雑草や虫がたくさん。
とても健康な畑です。




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Rue de Vin 小山氏より簡単にレクチャーを受けてから収穫です。




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この日の収穫はシャルドネ。

斜面の下から上に、3枚の畑のぶどうを収穫します。



ワタシ的には昨年は小布施ワイナリーの収穫。

(参照:2008/11/04 収穫って楽しい!! 小布施ワイナリーでぶどうの収穫

一昨年は城戸ワイナリーの収穫。

(参照:2007/10/21 メルローの収穫 城戸ワイナリー 塩尻

3年続けての収穫体験です。

少しは作業に馴れて、my長靴にmy剪定鋏で参加です。




ただ、小布施さんや城戸さんの収穫体験会と違い、水一杯すら用意されていない本気の農作業。

車で来ていた皆さんは近くのお店にトイレを借りに行ったり冷たいものを買ってきたりと逃げ場がありますが、電車組みのワタシたちにはそんな逃げ場が無く、暑さでのぼせながらの作業です。

水筒を用意してなければ危なかった

その水筒の水もお昼には無くなってしまうのですが....。


最初の畑のぶどうは秋雨の影響からカビが発生。
このカビの粒を一粒一粒ハサミでつまんで取り除きます。




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Rue de Vin のシャルドネはまるでピノノアールみたいに粒がみっしりと密集した房になっています。
その為に密集の中心にある粒に風があたらずカビてしまうのでしょう。

前もって選果していたようですが、一番下の畑は地形的に元々風通しが悪いのか、カビが多くとても時間がかかってしまいました。




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この畑の収穫だけでお昼になってしまいました。


ここで一旦見切りがついたのでランチに。
500mくらい上にある畑の土手まで上がって休憩です。





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お隣の田んぼでははぜ掛けした米の脱穀中。




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その田んぼの先に上田平だか佐久平だかの盆地が広がります。


緩やかな山の斜面を歩いていくと、標高720mあたりから820mくらいの間に10枚くらいのぶどう畑があります。

既に収穫が終わっているソービニョンブラン。まだ収穫していないメルロー。







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そのメルローの畑でランチです。

ワタシは日向での作業に馴れていますが、お食事番長は一日中オフィスにいるインドアな人なので、トイレもない環境で疲れてしまい食欲がありません。




ムッシュソレイユの塩っぱいラスクにトマトペースト。
共働学舎のチーズ。
バゲット持ってこなくて良かった。
カリカリのラスクに酸の強いペーストで正解。
共働学舎のチーズはいつ食べても美味しいです。



隣でランチしてる方々は飯田の酒屋さんグループ。
いろいろ気になる情報を頂き楽しい一時。





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しかし、暑さに耐えかねたこともあって、午後の作業にいち早く戻りました。


作業再開。

この畑は下の畑よりカビが少なくペースが上がります。

途中でスタッフの方に気を利かせて頂き、お食事番長をトイレのある商店に送迎してもらいました。

やがて帰ってきた番長が冷たい水を持っていたので「助かった....」と。




二枚目の畑の収穫が終わる頃、収穫用12kg箱の空き箱が無くなってしまいました。

予定より収量が多かったのでしょうか?
でも、まだ2枚。
畑はもう1枚あるのです。

ヴィラデストさんから空いてる箱を借りることになり小休止。
この休憩が意外と効いたかも。
日も傾き少し涼しくなりましたし。

やがてヴィラデストさんの17kg箱が運び込まれ作業再開。




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少し高いところにある最後の畑は風通しが良く、選果後にカビが生えなかったよう。
作業のペースが上がります。



16時半頃、畑3枚のシャルドネを収穫し作業終了。





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この日の収穫は1450kg。
前日の収穫が950kgだったそうなので合わせて2400kg。

やり遂げた達成感でとても清々しい気分です。




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やがて、収穫を積んだ軽トラも帰路につきます。

この左手の看板の所にワイナリーが出来るそう。
来年の収穫の時には少し楽に収穫できそうです。


ワイナリーが出来たら、収穫してからすぐにこの場所で醸すそう。

樽で化粧したキレイなワインを造りたいそうです。
それはワタシの好きなタイプではなさそう。

まぁ、その時に飲んでみないとなんとも言えませんが。




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里山に日が落ちてワタシたちも帰路につきます。



オラホビールを飲みながらの東京への帰り道。iPodから流れてきた せぷてんばぁ (二階堂和美がカバーしたほう) にしびれました。

まぁ、オクトーバーなんですけどね。






Rue de Vin(リュードヴァン)     http://www.ruedevin.jp/

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コメント

Rue de Vinのシャルドネ、先日飲んでびっくりしました。畑も見てみたいと思ってたところだったので、レポート、興味深く拝見させていただきました。雰囲気が伝わってきて、勉強になりました。
なかなかきつい作業だったみたいですね。お疲れさまでした! 来年のワインも楽しみです。

投稿: inwine | 2009/10/13 10:08

inwineさん、Rue de Vin のワイン、ワタシは未だに飲めておりません。
いつかチャンスはあるような気はしてるんですけどね。
縁があればどこかで出会うと思っています。

投稿: bleu et rouge | 2009/10/13 15:29

相当過酷な作業だったようですね。でもうらやましい。私も日本のワインブドウに触れてみたいです。
bleu et rougeさんが携わったRue de vinのワインを、私も飲んでみたくなりました!

投稿: umeboshimikan | 2009/10/28 17:49

umeboshimikanさん、日本のワインも結構美味しいですよ。ぶどうをつまみ食いしながら作業すると愛着も湧いてきます。

ワタシは仕事の都合で長い休みが取れないので関東周辺のワイナリーを巡るのですが、マメにワイナリーに行くほうがたまに外国に行くよりも経験値は上がると思っています。

日本のワイナリーはAOCに縛られないのでぶどうのポテンシャルにまかせることが出来ます。
着地点が決まっていないのが日本ワインの良さだと思うんです。

投稿: bleu et rouge | 2009/10/29 08:52

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