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2009/06/11

湯川酒造店の会 『色々飲み比べ』

と、いうワケで....。


松本市美術館から向かったのは今町通り、いつもの gelee blanche です。


今回の訪松の目的である 湯川酒造店の会、『色々飲み比べ』に参加です。





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湯川酒造店からは尚子さんがいらっしゃいました。







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さっそく利き酒。




まず、生と火入れを楽しみます。



1. 十五代 九郎右衛門 純米吟醸 ひとつ火

2. 十五代 九郎右衛門 しぼったまんまの純米吟醸


1、2、共に美山錦。

火入れの1は1回だけ火入れしたものだそう。
時間も極めて短時間です。


1は火入れによって旨味の交通整理がされていてお行儀が良いです。
透明感を楽しめます。

2はワイルド。旨味があっちこっち向いています。
コハク酸を強く感じます。





次は酵母の違いを楽しみます。


3. 十五代 九郎右衛門 特別純米 9号酵母

4. 十五代 九郎右衛門 特別純米 長野酵母


3、4、共にひとごこち(新美山錦)

4が面白いですね。直線的な印象です。
何と言うかコアがしっかりした感じ。
でも柔らかいものに包まれているよう。

長野酵母はまだ若い酵母なのでどうしても過保護に醸してしまうそう。
以前のC酵母よりワタシは好きです。




次は熟成期間の違いを楽しみます。


5. 木曽路 特別純米 生原酒 20BY

6. 木曽路 特別純米 特別純米 18BY

18BYになると熟成香があります。
そもそも木曽路の特別純米が大好きなので、これはもう、どちらも甲乙付け難い美味しさ。
熟成に耐える逞しさを持っているのに、どこか少しユルく癒しを感じます。
出来たら燗が良いですね。




最後は木祖村産のヨネシロで造った酒です。


7. 燦水木(さんみずき)

この酒はワインラバーの皆さんに大好評。
譲ってほしいとの声が其処此処から上がりました。
ワタシ的には氷結させて飲んでみたいです。








geleeさんの肴。

さすがgeleeさん、酒飲みが好きな肴でいっぱいです。







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12時のインゲンとエゴマから時計回りで。


チーズはデンマーク産のマリボー。

リコッタチーズが3種類。
それぞれウニ、パプリカ、ふき味噌が乗っています。

干しホタルイカ

うるめ鰯

干しイカ

板粕

ワラビの味噌漬け

いぶりガッコ


中央の2品は

もろキューなめ味噌添え

粒ウニ


酒飲みの恋人みたいなプレート。クラクラします。







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更に、マグロとカマンベールチーズの煮込み。

なにげに美味しいのですが、マグロの鉄臭さが全くないのが素晴らしい。とても良く出来ているんです。
いろんな旨味成分があって、その旨味が酒の旨味を呼びます。
このblogを見て下さっている皆さんに食べさせたいです。





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やはりチーズの盛り合わせも。

12時から時計回りで。

白馬村産の山羊のチーズ。

カマンベールAOC。

タレッジョ。

グラナパダーノ。

楓の葉に包まれている青カビ、ヴァルデオン。


酒にチーズを合わせると酒を甘く感じますよね。
チーズの塩分が酒の甘みを補うような。お汁粉に塩みたいな効果です。
これがお互いの味わいを高めるのです。

あまり知られていませんが山羊のチーズは日本酒に良く合います。
塩分と酒の関係ではなく、山羊チーズの酸と酒の酸が対比するような感覚です。是非、お試しあれ。






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更にネギとゴマだれの冷やし麺。
酒飲みなら〆は麺です。






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別腹で甘いもの少々。

十五代 九郎右衛門 の塩と酒のボンボン。

外掛けに塩が乗り、中のガナッシュに十五代 九郎右衛門な練り込んであります。

このショコラも素晴らしい美味しさ。
ショコラと酒が見事に一体化していて何とも良いようがないマリアージュ。

これは市販して頂きたいですねー。




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木祖村の朴葉巻き。

米粉を捏ねた求肥のような餅で餡が包んである餅。

餡が甘くなく、むしろ外皮の求肥が甘いんです。

この求肥には朴葉の香りがあって何ともいえない美味しさ。
これは病み付きになりそうです。






実はお酒が苦手でワインしか飲めないと言われた方が複数名いらっしゃいましたが、飲んでみたら湯川の酒なら飲める事が確認されました。


前杜氏の鷲沢さんは「オレの酒はどんなに飲んでも頭が痛くなったり悪酔いしたりしない」と言われていましたが、その酒質の良さは20BYにもしっかり受け継がれています。

でも、苦手なものにチャレンジして受け入れちゃう姿勢は素晴らしいです。ワタシも見習いたいと思います。






この会には酒器販売を生業になさっている方が参加されていまして酒器に付いてのミニ講座も開かれました。

酒器と酒は切っても切れない間柄。

近々、geleeさんで酒器と酒の会が開催されるようです。







さて、とても盛り沢山の楽しい会でしたが、ワタシたちは帰りのあずさの時間になってしまいました。


後ろ髪引かれる気持ちで松本駅へ。

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6月30日に松本市民球場で開催されるベイスターズvsスワローズの看板を眺めながら次はいつ来れるかなーと思いました。





さてさて、この日はダブルヘッダー。

世田谷に帰ったらもう1つイベントが待っています。

急いで帰らねば!!

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コメント

ダブルヘッダー、お疲れさまでした!

ウチは松本で3次会まで顔を出してからの上京でした(笑)
さすがに、そこから経堂へ行く余力は無く…(苦笑)

投稿: kuni@92の扉 | 2009/06/12 23:11

3次会!!
さすが松本市民!! やっぱりはしご酒がスタンダードなんですね。

醇さんが営業したのは素晴らしいですね。
kuniさんがマスターなら絶対ムリですよね!?

投稿: bleu et rouge | 2009/06/13 08:35

詳細の説明ありがとうございました

コレで次の会に進めますワ

マグロ良かったでしょ?
隠れたヒット作です
是非お家でもド~ゾ

投稿: gelee | 2009/06/13 14:31

素敵すぎます!
マグロのカマンベール煮込みと、チョコレートボンボンが特に、仏在住者の心にうったえかけてきました。
チョコレートは、写真にちょこっと(だじゃれでなく)写っているのを見た時点で、「これはいったい誰の?」と興味を持った次第。
こんなに完成度の高いチョコレートボンボンが、日本でも普通に手に入るようになったんですね!
いや、決して「普通に」ではないですよね、これは特別な場所でないとお目にかかれない品でしょう。

塩と日本酒とチョコレート……
今、いろいろイメージしているところです。うまそー……

投稿: societe bonne すみの | 2009/06/13 21:35

お二人の行動力には頭が下がりますw(゚o゚)w

日本酒が苦手な私は裏方に回ったのですが・・・飲んでみると、この私のも違いが解り美味しいんですよね(^^ゞ

まだまだあれから盛り上がってましたよ!!

次回はゆっくりご一緒しましょう。
お待ちしていますね。。

投稿: yukari | 2009/06/14 01:05

geleeさん、マグロのカマンベール煮込みは生臭さが全くなくて、言われなければお肉だと思う味です。
真似は出来ないなぁ。
作り方を教わっても同じようには出来ないような気がします。
秘密の下ごしらえとかありそうですね。

投稿: bleu et rouge | 2009/06/14 07:07

societe bonne すみのさん、このボンボンは松本のショコラティエ中沢澄子さんのものです。
市内の大店和菓子店のチョコレート菓子は中沢さんが納めていたりします。
このボンボン、酒を効かすのではなく、酒から酸と旨味と風味を借りてクーベルチュールの酸や香りと合わせている感覚。言われなければ酒のガナッシュとは気づかないです。素晴らしいバランス感覚でちょっと驚きました。

サロンドショコラの影響もあって日本にも本格的なショコラが根付き始めています。
ワタシは近所の下高井戸ノリエットのショコラが好きです。最近、話題のショコラティエミキも近いので行ってみたいと思っているところです。
ショコラティエのレベルが上がったのって良いクーベルチュールが手に入るようになったからかもしれませんね。

本格的なお菓子には、キャラメリエなんて人も現れています。
名古屋のクノタカオキャラメルはメチャメチャ旨いです。少し日本的な優しさが良いです。

日本的な感覚でアレンジされたお菓子も美味しいものが出始めています。
ギモーブのマシュマロ亭は日本人向きにアレンジされた砂糖菓子だけどとっても美味しいです。

帰国される頃には温度的にキツいかも知れませんがいろいろ試してみて下さい。

ワタシのまわりのスィーツファンはもはやフランスからの輸入菓子だけをありがたがってはいません。そりゃルルーさんやエヴァンは美味しいです。でも、近所のお菓子も急成長しています。日本的な感覚って悪くないですよ。

投稿: bleu et rouge | 2009/06/14 07:47

yukariさん、ひねもすのblogでyukariさんのビーズ教室の模様を拝見しました。
予想を超えた参加希望の方が集まられたようですね。皆さん喜ばれていたようでイベントは大成功だったと聞いています
写真が少し小さいけど、子供たちの興味津々な様子が伝わってきます。

yukariさんは人を幸せな気持ちにさせるのが上手ですね。自然に出来るのがニクイです。
信州の女性は穏やかで優しくてたおやかだと思っています。

ワタシもビーズでブドウのストラップとか作ってみたいですね。徳利とか1升瓶とかも良いかな。バットとグローブなんてのもカッコイイかも。
でも、小さな穴に通すのが難しそうです。飲まないと手が震えるもので....。

投稿: bleu et rouge | 2009/06/14 08:26

「ワタシのまわりのスィーツファンはもはやフランスからの輸入菓子だけをありがたがってはいません。」
↑100%同意見です。
スイーツの日本のレベルは本当に高いと思います。
フランスブログを書いていながら、夢は、独立系の小さなお店が作っている、日本のおいしいものを並べたエピスリを開くこと。実現できるといいなあ。
そうそう、こちらのブログを拝見して、ゴールデンウィークにgeleeさんにお邪魔したんですよ。

投稿: societe bonne カトウ | 2009/06/15 07:47

societe bonne カトウさん、何だか楽しそうな夢ですね。最近、個人でお菓子作りをされている方がホントに多いのでタイムリーな気がします。
どこかの雑誌では素朴系女子と括っていましたっけ。
店舗を持っていないかたも多いのでそんな方に棚を提供するなんて業態も有りかも。DEAN & DELUCAが既にやってますけどね。

geleeさん、行かれたんですか!? 嬉しいな。
霜田さんとお話されましたか?
清水牧場へのピクニックなど楽しいイベントもあるので是非参加して下さいね。
ワタシも土日イベントには可能な限り出席するつもりです。

投稿: bleu et rouge | 2009/06/15 08:59

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 今日は午後から「木曽路」を醸す湯川酒造店さんの試飲会。 [続きを読む]

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