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2009/04/06

カベルネ ソーヴィニョン の 植樹  安曇野ワイナリー

日曜の朝、松本駅に集合。


オトナたちが遠足の朝の子供のようにバスに乗り込み、お菓子を分け合いながら向かったのは安曇野ワイナリー。


ワタシは昨年の11月以来の訪問です。

(参照:2008/11/07 りんご畑の向こうにあるワイナリー 安曇野ワイナリー





今回の訪問の目的は植樹。

1500平米の土地にカベルネソーヴィニョンを植えるのです。



参加者は 松本 gelee blanche の常連さんたち と 佐久平のイタリアン ヒロッシーニ のスタッフさんたち。総勢50人(!!)です。




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植える間隔、位置、高さ、芽の方向、根の広がり。

エノロジストの戸川さんと加藤さんから植樹のポイントを教わります。






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とは言うものの、樹と樹の間隔=80cmと地表から接ぎ木部分までの高さは大まかではありますが予めキメて下さっていたんですけどね。





ワタシたちが気をつけるのは....

ツルが伸びたときにワイヤーに上手く固定出来るよう中心をキメる。

接ぎ木部分を地表から10cmの高さになるよう最終調整。

芽が南北方向に伸びるよう芽の方向をキメる。

根っこが重ならぬよう均等に広げる。

こんなところでしょうか。







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4人1組で1班。



まず1人が苗を持ち、ゲージを確認しながら大まかに位置と高さを決めます。





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支柱の側面にワイヤーは固定されています。支柱幅は4cmなのでワイヤーから2cm内側が中心です。



もう1人がワイヤー延長上の少し離れたところから見て2cm内側の中心に苗が来るように誘導します。



更に違う1人がワイヤーに沿って枝が伸びるよう南北方向に芽が向いていることと地表からの継ぎ木部分の高さをチェック。




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スコップを持った1人は根っこが重ならぬよう広げながらスコップでそっと土を入れるワケです。

あーだ こーだ と言いながら12本の苗を植えました。


と、思ったら、1本にダメが出てやり直し。


もう1度掘り返し、2cmほど苗を中心に入れて、再度植えてお終い。


最後に全体を整地して終了です。



こんな簡単な作業なのですが、大切なのは『子供騙し』と思わずに実際に手を汚してみることだったりします。

本や写真から得た知識が手と繋がってより生きた知識になる気がします。





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この地ではカベルネは難しいかも知れません。

そもそも良い実はつくのでしょうか?

病気にならずに健康に育つのでしょうか?

育ったとして、霜が降りる冬までに完熟するのでしょうか?

未知数なことが多いのです。

なんとか根を張って3年後に良い実をつけて欲しいと願っています。

額に汗して作業したこともあって自分の樹のような気持ちになっています。

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コメント

 植樹会お疲れさまでしたm(__)m
楽しい経験でしたね~!たまには様子見に行かないと!ですね♪

京都の可愛らしく美味しい桜ご馳走さまです!!
一足早いお花見気分です。本当に有難うございましたm(__)m

投稿: uko | 2009/04/07 15:53

ukoさん、お疲れさまでした。
ちょっとだけでも経験することは大切だと思います。とても楽しいオトナの遠足でしたね。

また、近々、そちらに伺います。縁も縁もない土地にこれほど通うことになるとは思いませんでした。

投稿: bleu et rouge | 2009/04/07 17:20

相変わらず細やかなレポートありがとうございます
ジュレのレポート必要ないかな

天気も丁度良くて良かったですね

お疲れ様でした

投稿: gelee | 2009/04/07 23:48

A草さんとKちゃんに畑の図面渡さないで帰ってきちゃいました。すまぬとお伝えくだされー。

投稿: bleu et rouge | 2009/04/08 08:28

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