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2009/03/25

たてしな 藍 

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今回の拠点に選んだのは たてしな藍。





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お湯は加水循環だと思うけど、それでもお食事番長は皮膚が温泉に反応しちゃってプツプツが出てしまいました。

無色透明だったけど紛れも無い温泉です。

因に番長は温泉の他に化学調味料にも反応します。
リトマス試験紙みたいな人です。



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他に貸し切り露天風呂が2つ。

大露天風呂が2つ。



部屋は玄関が3畳、ドレッシングルーム2畳、洗面が2畳、トイレ、部屋は10畳、広縁が2畳、内風呂、露天風呂。

ワタシたちには少々広過ぎます。



ワタシは床の間の端の半畳ほどのスペースに終始いましたし、そのワタシを貧乏性と笑っていた番長もほとんどの時間を2畳ほどの広縁で過ごしました。

2人合わせて2.5畳。

部屋の真ん中に誰もいないので部屋が余計に広く見えました。

広いところは落ち着きません。
6畳あれば充分です。





食事は懐石。


部屋出し出来ると言われましたが朝も夜も個室になっているお食事処で頂きました。

その方が部屋に戻っていきなり布団にダイブできます。



ほぼ全てのメニューが1から自前で作ったものだそう。
しかも、作り置きはしていないそう。
最近、またこんな宿が増え始めてる気がします。

ワタシがあちこちに行くようになった20年位前には、既に旅館の食事の幾つかのメニューは仕出し屋さんが配達したものを切り分けて出すのが当たり前。煮こごりやゴマ豆腐ばっかりですよ。それからずーっと、何十年もそんな感じだったし、それが当たり前だと思っていました。

まぁ、宿ではなく日本料理店では今でも作り置きできるものがジャンジャンでる大店系の店は多いです。そんな店はお財布には優しいけど喜びもそれなり。このblogには書きませんが。




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1日目は三月の献立。




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小野酒造 夜明け前、宮坂酒造 辛口生一本、舞姫酒造 翠露、3蔵の純米吟醸の利き酒セット。

ちょっとづつですがそれでも運転手で飲めなかったワタシには嬉しいです。

夜明け前は牛の朴葉焼き、夜明け前はイワナの一夜干し、辛口生一本はお造りに、それぞれ良く合いましたよ。






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最初に出される紫蘇風味のスープ。

このスープでも使われている基本のダシが全ての中心。

ここから始まる料理たちの中心です。


たてしな藍の料理はまるでコントロールの良いピッチャーのよう。

 

インコースにきたと思ったらアウトコース。

高めにきたと思ったら低めにきたり。

ストライクとボールの境目をボール半分出し入れしたり。

ストライクゾーンを目一杯楽しませてくれます。





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信州牛の朴葉焼き

食べきれない量でしたが無理無理食べちゃった。





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山菜を盛り合わせている大皿は美味しかったですねー。





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最初から最後まで、基本のダシが縦糸になっている1つのストーリー。





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部屋に戻ると夜食の蕎麦の巻き寿司があって、それも食べちゃいました。






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それでも翌朝はスッキリ。お腹がすいて起きたほどです。



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朝ゴハンもスゴイことに....。







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2日目は牛乳鍋で信州牛のしゃぶしゃぶ。




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藍なべと言うそうです。





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これは持ち込んだバローロ アッコマッソで。

因にお食事処へのワインの持ち込み料は3000円。
グラスが切り子の小さなものだったのが残念ですが、それでもアッコマッソはしみじみ美味しいです。

いつもは夜遅くに通り過ぎるだけの茅野で降りてみた今回の旅。

少し時間に余裕があったらこんな旅が良いです。


とか、言いながらレンタカー借りて動き廻っちゃうんですけどね。

貧乏性なもので....。

たてしな 藍  http://www.tateshina-ai.co.jp/

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コメント

私も蓼科半々生活前に、藍にお泊りしたことがありますが、連泊とは豪勢ですね。
うらやましー!!
ちなみに私が泊まったのは十年も前です(涙)!
写真を撮った記憶はあれど…見た記憶が…昔、むかしのデジカメで撮ったのかな?
(MD保存してるのだが、見られない状況)

ふかふかの座布団と布団を思い出します。
ゆっくりできてよかったですね。

投稿: カンザワユミコ | 2009/03/30 23:09

カンザワさん、蓼科の良さを満喫できるのは別荘をお持ちの方だけだと思います。観光じゃダメですね。

先日発売のザガットサーベイ長野版では食事に関して1番の評価をされていました。評価はアテにはなりませんが確かに美味しくって作る人のプライドを感じる料理でした。食事だけの利用もアリかと思います。

投稿: bleu et rouge | 2009/03/31 09:00

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