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2008/12/16

敵に塩をおくる 塩はやがて飴に 飴せんべい 飯田屋 松本

永禄11年(1569)1月11日。
武田領であった信濃の国松本に、敵対していた上杉謙信より義塩が届きました。



信濃は天文22年(1553)に武田信玄によって平定され武田領になっていました。

永禄12年(1568)に武田氏が今川氏&北条氏と敵対関係になると武田領に太平洋側からの塩が供給されなくなります。

その武田方に日本海側の越後から届いたのが義塩。
敵に塩をおくるという言葉の由来になった話しです。


このことの後、糸魚川から小谷を抜け松本への道を通って日本海からの海産物が運ばれるようになったそう。

昔、五竜に滑りに行った時に、山のスキー場に塩嶺開発なんて社名を見てとても不思議に思ったのですが、この道が塩の道と呼ばれるようになったことに因んでいたんですね。



敵対する地域でもビジネスチャンスとあらば商売する上杉謙信の強かさをも感じたりもするのですが、素直に美談と受け止めるほうが良いような気もします。

実際、塩に困っていた人々にはとても嬉しいことだったのでしょうね。

その日から塩市という市が開かれるようになり、いつしか塩は飴に転じて飴市となります。

松本に飴の文化があるのはこんな理由からだそう。

今もあめ市は開かれ、来年の開催は1月10,11日です。



またまた前振りが長くなってしまいました。




市内には幾つか飴屋さんがあったりするのですが、観光客としてはなるべく素朴で情緒あふれる飴が欲しいワケです。

着色料や保存料など使ってる飴なんてどこの飴でも良いじゃないですか。近所のスーパーで良いんです。

素朴な飴があったらと思っていたらジュレさんの近くにありましたよ。


いや、ホントは夏にもここの飴を食べていたのですが、ウチに持って帰ってから室温で溶けちゃいましてね。blogには書かないでいたんです。




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飯田屋

キレイな店構え。
飴と飴をつかったお菓子だけしかありません。


前回訪れたとき、店に誰もいなくて何度か大声で呼んだんですよ。

そーしたら若い旦那さんが「飴を作っていて気付かなくって」と言いながら奥から出て来たんです。

飴はこの奥で作られてるらしいです。




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前回、美味しかった飴『あめせんべい』を購入。

原材料は、上中双糖、水飴、和三盆、沖縄黒糖、特赤糖、餅米、大麦。

着色料はないようです。




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サクサクとパリパリの中間のような歯ごたえ。

せんべいと言うほどパリパリではありません。


何度も熱い飴を延ばして空気を入れたのでしょう。

飴せんべいを形どる繊維状の飴の中は空洞になっていて、それが食感をサクッとさせています。

仙台には『霜柱ばしら』というフワフワサクサクの飴があるのですが、『霜ばしら』よりはしっかりした感じです。





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味はね....もう幸せな程よい甘さ。

麦芽のような風味を感じます。

いや、やっぱり和三盆ですね。

素朴な飴です。




お茶席で使われることも多いという飴せんべい。

お店の営業時間が短くてなかなか旅行者が買い辛いのが難点。

でも、今に霜ばしらみたいに入手困難になると思います。
スィーツ好きの方なら必食です。





1つだけ問題があるとすれば営業日がはっきりしないこと。
開いてたり休んでたりするんです。
日曜日は閉まっていることが多いのですがこの日は営業していました。
営業時間も短くって夕方には閉店しています。
電話でご確認下さいね。





飯田屋  http://www.iidaya.com/

長野県松本市大手2-4-2
0263-32-1983

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