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2008/11/07

りんご畑の向こうにあるワイナリー 安曇野ワイナリー

そんなこんなで、翌朝、常宿近くでレンタカーを借りて向かったのが安曇野ワイナリー


安曇野市なんて言われちゃうとドコなんだかわかりませんが、旧三郷村。



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秋の景色を見ながら松本からクルマで20分。

収穫の時期を迎えたリンゴ畑が広がる緩やかな斜面を抜けたところに安曇野ワイナリーはあります。





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このワイナリーは出来立てホヤホヤ。今年できたばかりの新しいワイナリーです。


以前、この地には安曇野ワインという会社があって、ワタシもスキー土産にした記憶がありますが、その安曇野ワインが無くなった後に入ったのが安曇野ワイナリーです。

安曇野ワインと安曇野ワイナリー、ちょっとややこしいけど全く別のワイナリーです。






販売所やイタリアンレストランのある主棟に入っていくと昨夜ジュレさんで出会った小林支配人がいらっしゃいました。


「昨夜はお騒がせしちゃって」なんて声をかけたら、醸造棟にいるエノロジスト戸川さんを呼んで下さいました。



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畑を見ながら戸川さんに見せて頂いたのは初めて醸した新酒。
ノンフィルターのものとフィルタリングしたもの。
クルマで来たため、飲めないのが残念です。





栽培家であり醸造家の戸川さんは元々キッコーマンの研究所で酵母の研究をされていたそう。

その後、キッコーマンのワインブランドであるマンズワイン信濃ワイン山辺ワイナリーと、醸造や栽培の責任者を長く続けてきたベテランエノロジスト。

この安曇野ワイナリーでもぶどうの栽培から醸造まで面倒見ています。





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主棟から下って醸造棟に。

貯蔵場を抜けた一番奥に醸造場があります。



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ここで頑張っているのが醸造技術者の加藤さん。

加藤さんがジュレブランシュでスゴイ飲み方をしてるのは何度か目撃しているのですが仕事をしてるとこを見るのは初めて。真面目で驚きました。

初めて醸造したワインをお食事番長が試飲。
ハツラツ感あふれる甘いワインに悶絶していました。




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ピカピカのタンクは安曇野ワインの遺産だそうで、ビール醸造に使っていたステンレスタンクです。

温度調整が容易でいろいろな種類の酸に適した温度で発酵させることが出来るそうです。

良いタンクなので廃棄せずに使うことにしたそうです。







醸造棟から出て畑を見に行きました。




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このワイナリーの畑に植えたのはシャルドネとメルロー。

草生栽培で育てるそうです。
この下草はかなり丈が高くなるものらしいです。



下に撒いてある白い色はダムの建設工事からでた花崗岩。

2つ目の太陽として下からも太陽光を反射させて照らす役割。

土があまり肥沃になり過ぎないための役割。

保温効果の高い石が急激な土の温度変化を防ぐ役割

そんな幾つかの効果が期待されています。






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主枝から垣根のワイヤーにツルが伸びて巻き付きます。

このツルと同じ数、房が実るそう。

ツルの数から鑑みて、およそ3000本のワインが造れるくらいのぶどうが収穫できるようです。

この畑のぶどうでワインが出来るのは3年くらい後になるのでしょうか。今から楽しみです。

ワイナリーはその間無収入。経営は大変でしょうね。
このガマンの時期を何とかやり繰りして超えなければ。

安曇野ワイナリーでは買い付けて来たぶどうから造ったワイン販売。安曇野産の牛乳で作ったヨーグルト。イタリアンレストランでの営業をしています。

ネゴシアンとして販売しているワインに使っているのは東欧のぶどう畑と長野県内産のぶどうのブレンドだそう。

東欧のぶどうは戸川さんがマンズワイン時代に一緒に仕事をしていた栽培家のぶどうだそうで、いわいるバルクとは一線を画しているものだそうです。

長野県内さんのぶどうは例のぶどう。ここでは伏せておきましょう。

自社ぶどうが成長するまではこのワインやヨーグルトやレストランで凌いでいくことになりそうです。





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さて、前夜の「うちにも来て」という一言を真に受けて、アポ無しで飛び込んだ安曇野ワイナリー。


新しいワイナリーにもかかわらず観光の皆さんが多数訪れています。

小林支配人と戸川さんは試飲カウンターで大忙しだったりします。

貴重な時間(しかも、お昼時!!)をワタシたちに割いて下さって感謝。


また、お邪魔することを約束して、次の目的地に移動です。






安曇野ワイナリー  http://www.ch-azumino.com/

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コメント

(o^-^o)安曇野ワイナリーはこれから楽しみですなwine安曇野には良く行くので今度訪問してみます。信州に良いワイナリーがドンドン増えてくれるとウレシイです。

投稿: さすらい庵 | 2008/11/10 11:43

さすらい庵さん、信州のみならず全国的にワイナリーは急増すると思います。
特に信州は異業種からの参入や3セクでたくさん出来ると思います。
差別化も進むでしょうね。
あるワイナリーさんとその事を話したのですが「天然酵母がキーワード」と、言っておられましたよ。

投稿: bleu et rouge | 2008/11/10 12:43

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