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2008/11/28

野性味あふれる野菜たち 話題のイタリアン Villa AiDA 和歌山

大阪は玉造のフレンチ Le pilier が閉店したと誰かから聞いたのはいつのことだったでしょうか? 

とても美味しくって安くって。(しかもスタッフは皆女性)
評判の女性シェフの料理はなかなかのものでした。

一度しか行かなかったワタシの記憶にも今も残る店です。

(2005/12/09 『Le pilier (ル・ピリエ)』 玉造 (閉店しました)










一昨年くらい前からでしょうか?
地方のイタリアンがちょっとしたブームです。

弘前の オステリア エノテカ ダ サッスィーノ や山形の アル ケッチァーノ などなど。TVや雑誌にもよく出ていますよね。



ウチでもお食事番長が昨年の夏にサッスィーノに抜け駆けたり、チーズスペシャリストの尾崎さん夫妻に紹介してもらった諏訪の DANLO に行ってみたりと注目しています。

(2008/06/03 清水牧場 山のチーズをサクサクモチッと絶品ソテー DANLO 上諏訪




このブームを作ったのはDancyuや料理通信の特集記事。

井川直子さんの書いた記事に間違いありません。




昨年、チーズスペシャリストの大和田百合香さんに紹介して頂いたのがこのライター井川直子さんと某出版社池本編集長と尾崎さん夫妻。

その後も何度かご一緒させて頂いたりして、ワタシは図々しくも勝手に皆さんを飲み仲間と思っていたりします。




その井川さんに薦められたのが和歌山のイタリアン Villa AiDA

自家菜園を持つ素晴らしい店と聞いて興味津々。

更に、その Villa AiDA のシェフ氏のお嫁さんが Le pilier の女性シェフさんと聞いてちょっと驚いたりしちゃいました。


そんなことも有って、いつかアイーダに行ってみたいなーなんて漠然と思ってました。




そんなこんなしてたら、いつだったかワタシの好きなインポーターヴィナイオータさんのblogで アイーダ夫妻 が紹介されていまして。

オータさんに聞いたら「ワイン、ウチのなんですよ」なんてね。


もう『行ってこい』と背中を押された気がしましたよ。 妄想ですが。







そして、この連休。
ちょっとした事情があって関西に。

その用件が済んでから和歌山に行っちゃいました。





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Villa AiDA は和歌山駅からJRとタクシーで20分。
大阪からならJR阪和線快速とタクシーで70分くらい。

遠いと言えば遠いけど、そんなに遠くないと言えばそんなに遠くない。
新宿から鎌倉のレストランに行く感じです。




玄関で出迎えてくれたマダムはあの名店 Le pilier の女性シェフさんでした。




結構広い店内は4人掛けのテーブルが5台。2人掛けが2台。

ワタシたちは一番奥の4人掛けに案内されました。


すぐ近くに小さな台がありレーヴィのグラッパたちが並んでいます。



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クロスが可愛らしいテーブルには小さな野の花とノンフィルターのオリーブオイル。

ワクワクします。


メニューは5000円と8000円のプリフックスのコースが2種類。

ワタシたちは野菜のコース(5250円)を選びました。




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まずは野菜のパーニャカウダ。

赤かぶ、ニンジン、ラディッシュ、フェンネルの茎。



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フェンネルの茎はフィノッキオと言うそう(gar.netタケダのblogで知りました)。
セロリの歯ごたえにフェンネルの香り。クセになりそう。

食感、味、香り、鮮度。素晴らしい野菜たち。

野菜の甘みと香りが強いので、アンチョビの旨味を合わせただけで美味しい逸品になってしまいます。





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ここまで泡ものをグラスで頂いてましたがワインを1本。

Longariva の Gramine 。


この後のメインが鴨とスズキだったので赤とも白ともとれるワインを選びました。



色でわかるように白ワインに使うピノ グリージョを赤ワインを醸すように果皮ごとピジャージュしたワイン。

もちろんインポーターはヴィナイオータ


オータさんのワインでワタシたちが飲んだ事がなかったものを薦めてもらったのでちょうど良かったです。


a-iuto! や、このワインのように果皮ごと醸す白ワインが好きです。
果皮の甘さと渋みが溶け出して、少し野暮ったい感じ。
洗練されたワインではないけどハートにしみる気がします。

個人的には日本の甲州もピジャージュしたら面白いのでは?と思っています。(今年の自家製ワインはその実験です)




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蕪のローストと牡蠣のタルタル

蕪の焼加減が良い感じ。歯ごたえと甘みがとても良かったです。

葉はさすがに食べられないと思ったらほうじ茶みたいな美味しい味。ちょっとした薬味みたいな効果がありました。

タルタルは牡蠣とサラミ(自家製)を合わせたもの。
蕪のピューレの上に乗せてありました。

牡蠣の旨味、サラミの甘みと香り、蕪の甘み。
海の美味しさと山の美味しさが絶妙です。





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野菜のココット

野菜スープの上に半熟に卵とクルトンがのっています。
優しい味わいの野菜スープと黄身の甘み。スプーンが止まらず一気喰いでした。





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ブロッコリーのオレキエッテ

不思議と甘味があるオレキエッテ。
粉の甘みを感じるオレキエッテってありそうでなかなかありません。

粉の香りも野菜の香りもとっても良い。
このパスタも優しい味付けでとても美味しいです。




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スズキのハーブ焼

自家栽培のハーブが美味しいお皿です。

焼加減が写真から伝わるでしょうか。

フワフワ、サクサク。シビレます。

ハーブが効いていますが味自体は優しい味です。
ワインと合うか心配でしたがなかなか上手くいきました。






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ゴボウと鴨のロースト

素晴らしい食感の鴨。

肉の繊維を噛むことが楽しいんです。
鴨肉の焼加減が絶妙です。

野菜の焼加減も絶妙。

圧倒的な根菜の土の匂い。

根菜の食感と香りが鴨と相まって素晴らしさ倍増。

コレを食べる為に和歌山に来たんだなと思うほど美味しかったです。

このお皿は絶品。

ワインとも良く合いました。
山のワインは土臭いものに合わせると美味しいですね。





そー言えば、先日参加した佐野加奈さんのチーズラボもイタリアの山のワインでした。偶然に山のワインを飲む機会が続きますね。少しこの地域のワインを探ってみましょうか。

(2008/10/27 チーズとワインの相性 原産地呼称制度を考えた








すっかり満足なワタシたちですが、甘いものを見過ごすワケにはいきません。




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みかんのソルベ。




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カカオのアイスに和栗のソース。




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富有柿とアイス。ソースはハチミツです。




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さらにリンゴのタルトに輪切りのサツマイモを乗せて。


みかん、栗、柿、りんご。
和歌山っぽい感じが旅行者にはたまりません。
果物の大産地ですもん。



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甘いワインも。




この店で使われている野菜は雑草を抜かずに競わせるように栽培されているそう。

その野性味あふれる野菜たちをそのまま楽しむことができる優しい味付けにが素晴らしいです。


『素材を生かす味付け』

既に慣用句になってしまった言葉ですが、ホントに素材を生かしている味の店ってそんなに多くないと思いませんか?


畑に恵まれていることがアイーダの強みですね。



大満足の和歌山 Villa AiDA。

産地の利点を生かした、力強い野菜たちが待ってます。


想像以上の素材と味に魅せられた楽しい夜になりました。



もちろん夜だけで終わるはずがありません。

翌日のランチも予約済み。

Villa AiDA 訪問記は #2 ランチ編に続きます。







Villa AiDA  http://www.ristorante-aida.com/

0736-63-2227
和歌山県岩出市川尻71-5

11:30-14:00
18:00-21:00
月曜日定休(月曜が祝日の場合は火曜日)

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2008/11/25

明日の神話

なんだか美術blogみたいになっているのでもう1つ。



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明日の神話。



破壊する赤。

絶望的な黒。

死の白。


負の巨大なエナジー。

しかし、ここにネガティブな虚無感はありません。

失われて行くことしか描かれていないのに再生へ転じる明日を感じます。





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渋谷の雑踏に有って、この存在感。

最初からここに収まる為に描かれたかのよう。



太郎、恐るべし。

美術に疎いワタシでさえ通り過ぎることができない迫力。


外国からのお客さんにも観てもらいたいものです。

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2008/11/24

いつかのどこか

ワタシのblog師匠 あおひー さんの個展『いつかのどこかへ』が始まりました。


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あおひーさんの写真は簡単に言うと曖昧さ。

被写体とレンズの歪な距離感は、写真と写真を見ているワタシの距離感をも曖昧にさせてしまいます。



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曖昧な風景。

曖昧なワタシ。



時間さえも曖昧です。




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テイストの違うものも。

今夜は羽田からオープニングパーティーに直行。


雨にもかかわらず大盛況。


会場内に居場所が見つからないほどでした。








gallery613 (cafe olimpico)  http://www.olimpico.jp/

東京都港区元麻布2-11-6

12:00-19:00

11月30日まで。



あおひー  http://blog.goo.ne.jp/aohie/

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2008/11/21

霜 世田谷 杉並

姉さん、霜ですよ。


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東京23区の西の端っこにも冬がやってきました。

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2008/11/20

季織亭の皆さんと屋形船 あみ幸 お台場

いやぁ、楽しかったぁ。屋形船!!


仕事に後ろ髪ひかれながらも無理無理行って大正解。
この一週間、悶々としてた気持ちが晴れました。



いつもの季織亭主催 第3回屋形船に参加しました。



会社を17:50分に出て約1時間、5分遅刻で大江戸線勝どき駅着。
既に怪しい皆さんが改札前に集まっていましたが主催者のチーム季織亭が来ていなかったのでセーフ。


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駅から5分ほど歩いた朝潮小型船桟橋から出航です。





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水門をくぐりお台場フジテレビ前に着く頃にはすっかり宴が始まっていました。

やや風が強かったのですがお台場のあたりの内海は穏やか。

ここなら乗り物に弱いかたも安心です。




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この日のお酒のラインナップ。
皆さんの持ち寄ったお酒です。
この舟は飲み放題ですが持ち込みました。


勝駒 大吟醸

農家の嫁 イモ焼酎

ソガ ペール エ フィス美山錦 J(9号系酵母)2007  
ソガ ペール エ フィス美山錦 J1(7号酵母)2007

作田 特別純米酒

龍神 亀の尾

十文字 純米活性生原酒(この夜の主役です)


ワタシたちは小布施ワイナリーが醸した酒を献上。
収量を抑えて栽培した美山錦はテロワールを感じるミネラル感たっぷりの酒。

その効果かはわかりませんが甘塩っぱくって美味しい純米酒です。(この酒とは関係ないのですが竹鶴の石川杜氏と米の収量制限について話したことがあったりします)





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この時点でもモヤモヤした気持ちがワタシを支配。
あまり楽しくなれないような感じ。
無理にいつものように振る舞っていましたが。




さて、問題の十文字です。

活性生原酒は噴く可能性大です。


季織亭ママからは再三再四「外で抜栓して!!」と声がかかっていました。
ワタシもヤバいとは思ってたので「外で開けよう」と何度か言ったんですけどね。

お食事番長も「女性の力では抑えられない」と警告。

確かにおっしゃる通りです。

しかしながらナゼか船内での抜栓が強行されることに。


ワタシ、被害を最小限にしようとダスターを用意して前にでました。

「ブシュッ!!」と噴いたところで抑えようと身構えました。

30%くらいの噴出かと思っていたんですけどね....。


『バシュッ!!!!!』

大噴火!! 

瓶内の酒が一滴残らず天井に噴いてしまいました。

100%の損失。もう酒浸しです。wave

いやぁ、凄いガス圧。
ワタシ的にも想像以上です。

ゆっくり抜きながら上から抑えて解放しないとね。
(この抜栓は、池尻大橋『つくしのこ』のとおるさんが上手いです)

ダスターで抑えるどころではありませんでした。

もう全身酒まみれ。
廻りの皆さんからは「言ったのにー」の大合唱。

何だかよくわからないのですが笑いが止まらなくなりました。



復旧作業が大変。
1.8lですもん。

廻りは皆酒まみれ。

屋形舟さんには大変なご迷惑をかけてしまいました。

しかし、さすが百戦錬磨の屋形船のスタッフの皆さん。
何事も無かったかのようにアッという間に復旧してしまいました。



シャンパンファイトならぬ酒ファイト。

結果は残念でしたが、これのおかげでモヤモヤ感から解放されたのは事実。
また、この日初めて会った方とも一気に親しくなれたりして。

いつものよう森羅万象を心から楽しむポジティブ思考のワタシになっていました。

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飲んで歌う麺打ち職人F田くん。





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船の屋根も気持ちいい。



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皆さんも子供のようにはしゃぎます。




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ナゼか抱擁するオトコ達(3名)。引いてるオトコ1名。




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分け前を頂こうと翼たちも集まってきます。

舟盛り。カニ盛り。揚げたて天ぷら。
食べ切れません。




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飲んで食べてゲラゲラ笑って、アッという間に船着き場に戻ってきました。



爆発事件も含めてホントに楽しい屋形船。
(ってか、コレくらいの事件が無いと吹っ切れなかったです)

屋形船の送迎バスで経堂に戻る一行を見送ってからワタシたちも帰宅。

帰り道もゲラゲラ笑いっぱなしでした。





やっぱり楽しい皆さんと楽しい時間を過ごすのは良いもんです。

おかげで今日は元気ハツラツ ファイターズ。

やる気がみなぎって顔がテカテカです。(天ぷら効果!?)


あまりにも楽しかったので会社のデスクから更新。

さて、仕事も頑張りますよ。




江戸川 屋形船 あみ幸   http://www.amikou.co.jp/

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2008/11/18

旨味がとけ合う 牡蠣出汁の塩ラーメン Cique 南阿佐ヶ谷

ワタシは意外と器用に切り替えが出来るタイプなのですが、最近ナゼか上手くいきません。



日経が底値をつけた10月の後半から業績が好転しつつあります。
底をうったことで一応の目処がたったのでしょうか。
それをキッカケにマインドが少し変わったのかなと想像しています。

現在、ワタシの能力以上の仕事が来ています。

1度に来たので絡まってしまいました。
コンセント周りのコードみたい。


それぞれタイミングが微妙に難しく思考停止状態です。


ワタシの机の上で全てが滞っていて焦ります。



結局、1つづつ片付けるしかないんですけどね....。



仕事の事で頭が一杯、デスクも混乱。
切り替えが出来ず全てがフリーズしちゃてます。


自分の為のblogさえ停滞中。
幾つかの記憶が風化してしまいました。

味覚や嗅覚も何だかイマイチです。






そんなこの頃。

この日もモヤモヤした気持ちで自転車で帰宅。




最近、ちょっとご無沙汰だった南阿佐ヶ谷のラーメンCiqueに寄ってみました。


面白いメニューが増えてました。




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牡蠣出汁塩ラーメン?(名前を失念しました)


牡蠣の旨味(=コハク酸)たっぷりです。




以前、『あるラーメン店』の試作した烏骨鶏スープのラーメンを試食したことがあったのですが、そのラーメンは『チキンラーメン』みたいな旨味成分が強くなってしまい狙った味にならなかったんです。高級食材で作ってもインスタントっぽい味になっちゃう事ってあるんですよね。

Ciqueのスープは様々な旨味が満載なのですが、塩味も醤油味にもその『チキンラーメン』みたいな旨味成分が立っています。ネガティブな味でなく美味しいんですけどね。
たぶん、旨味が多すぎのかな。少し整理が必要な気がします。



この牡蠣ラーメンも『その旨味成分』が少し気になります。
このラーメン、牡蠣からダシを摂ったスープとレギュラースープのブレンドなのでしょうか?


ところが、ラーメンに添えられているモミジおろしを溶いてやると不思議と『その旨味』が気にならなくなります。

まるで中和するみたい。

器の縁にあるのは『かんずり』かな。
コレを溶いてやると更に味が変わって面白いです。

モミジおろしとかんずりが触媒になって、海のもの、山のもの、魚介系、動物系の旨味が融合する感じ。

これってイノシン酸とグルタミン酸の相乗効果だけなのでしょうか?


牡蠣はボイルした状態で柔らかくって美味しい。
近所のごはん系居酒屋 和庵のメニューにある『牡蠣のオイル漬け』みたいなものでも良いかも。


三つ葉の清涼感も良いです。



ワタシのお薦めはそのままで一口食べてから、モミジおろしとかんずりを全部溶いてしまうこと。

旨味の変化が興味深いです。

兎にも角にも、このラーメン とっても良く出来た一品だと思います。



旨味と旨味が絡まって上手くほどけなかったCiqueのラーメン。

ワタシは少し旨味を整理した方が良いと思っていたのですが、モミジおろしで解決。

仕事は1つ1つ片付けてないと解けませんが、旨味はもう1つ加えても解決するものですね。




ワタシにも何かが足りないのでしょーね。

何なのでしょうか?

そいつのサプリメントを飲めばすぐに解決みたいにならないかな?


やっぱり.....アルコール.....。

いやいや....。


ゆくっり考える勇気とゆっくり飲む時間かな。

いづれにしても『ゆっくり』ってことな気がします。




(今回のエントリー、いつにも増して思い込みが強すぎますね。恥ずかしいので消しちゃうかも?)








RAMEN CiQUE
東京都杉並区阿佐谷南3-10-8
月曜日定休
11時から14時まで
17時半から22時まで

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2008/11/11

野村ユニソナイト 凄まじく美味しい19本のワイン gar.net 神楽坂

気になるインポーターの1つに 野村ユニソン があります。


パカレやオヴェルノワ、はたまたダリオプリンチッチやカーゼコリーニ等、フランスやイタリアの多様なタイプのワインを扱っているインポーターさんです。



その野村ユニソンの大試飲会が小さなgar.netで開催されたので軽い気持ちで行ってみました。



17本+2本。
案の定、軽い気持ちでは受け止めきれないボリューム。


どっしりしてたり軽やかだったり、カチッとしてたり癒し系だったり。
様々な『おいしい』が勢揃いです。



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1 Champagne Blanc de Blanc Brut NV Petit-Jean Pienne

2 Lard des Choix Blanc 2007 Les Champs Libres

3 Chablis 2006 Pattes Loups

4 Pouilly Fuisse Tradition 2005 Crouze

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5 Ageno 2005 La Stoppa

6 Jakot 2006 Dario Princic

7 Illusion B.B. (1500ml) 2005 Philippe Jambon

ここまで白ワイン。




以下、17番目まで赤ワインです。

8 Etna Rosso 2006 Graci

9 Pinot Noir "Sangiobbe" 2005  La Costa

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10 Il Frappato 2006 Occhipinti

11 "Siccagno" Nero d'Avola 2006 Occhipinti

12 Cote du Rhone Villages Rasteau 2004 Gourt de Mautens

13 Achille Brachetto 2006 Il Buonvicino

14 Barbera d'Asti "Barla" 2001 Case Corini

15 Barbera d'Asti "Bricco" 2003 Case Corini

16 Nebbiolo 2003 Case Corini

17 Pommard (1500ml) 2004 Philippe Pacalet




これに甘いワインが2本です。


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18 Serragghia Moscato (500ml) 2006 Giotto Bini

19 Passito di Pantelleria (375ml) 2004 Ferrandes




甘いワイン以外は小遣いで購入できる価格帯のワインばかり。
この機会にウチ飲み用にしたいワインを探さなくては。


全部、サーッと飲んでしまってから気になるものをもう一度飲む作戦だったのですが....。

あっけなく一巡目で撃沈。酔っぱらってしまい試飲どころではありません。同じ話しをループしてることに自分で気付いたくらいです。




そんなこんなで、ここから下は自分用の覚え書き。
薄れ行く意識の中で、なんとか覚えている記憶の断片です。







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2番目の豚のエチケットがカワイイ Lard des Choix 。

8月にblogに上げようと400字くらい書いたのですが、タイミングを逸して(事故った時です)上げなかったワインです。

やっぱりストレートで美味しいです。

blogにならなかった原稿には『ソリッドギターでオープンGを鳴らした感じ』と書いてありました。
Les Champs Libres=自由な行動という社名は言い得て妙だと思います。




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3番目のシャブリは発売中のdanchu12月号の25pでシャブリ大賞になっているワイン。

そーいえば、今号のdanchuは野村ユニソン、ヴィナイオータ、ヘレンベルガーホーフ、ヴァンクール、ラシーヌなど、ワタシの好きなインポーターが今までにないボリュームで掲載されています。

AOCやDOCにこだわらない愛すべきはみ出し者たちのワインを躊躇することなく紹介し続けたインポーターたち。これらのインポーターの勇気がいよいよ実を結び始めたのかも知れません。




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4番目のPouilly Fuisse Traditionは苦みが底辺を支え、その上にキレイな酸が軽くのってる感じ。とっても好きです。





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5番目のAgenoはとってもワタシ好み。マルヴァジアという少し渋みみたいな感覚がある大衆的なぶどう品種がワタシは大好きなんです。

このワインは赤ワインみたいに果皮ごと発酵させているのが特徴。マセラシオンというその発酵はなんと1ヶ月だそうです。

ウチの密造ワインは3週目。まだまだカワイイもんです。

長いマセラシオンは雑味が出るように思うのですが、ある一定期間を超えると「雑味は果皮に戻っていく」そう。良い話しを聞きました。

艶やかで華やかな香りながら味自体は乾いた感じがして面白いワインでした。




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6番目のダリオのJakot。

逆から読むとわかるようにトカイ品種のワイン。トカイという品種名をハンガリー以外では使えなくなってしまったためにイタリアの生産者の何人か(グルッポビーニヴェーリのメンバー)はJakotと言っています。

厚く奥行きのあるボディ、どこまでも広がる立体感。素晴らしいです。

(参照:2007/12/04 Gruppo Vini Veri (グルッポ ヴィーニ ヴェーリ)試飲会




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7番目のイリュージョンB.B.は非売品。B.B.はボジョレーブランの略だそう。ストレートでリンゴやハチミツの香り。小麦粉のお菓子みたいな香りが後から香るのが良いです。

この辺りからいつもの皆さんが集まってきました。

いよいよ店内が混み合い始め、エアコンが全く効かない灼熱gar.net。

ワタシは冷静さを装っていたつもりですが、いつしか興奮で汗びっしょりになっていました。






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10番 11番 の Occhipinti はまだ20代の女性醸造家。

Frappatoはジャスミンや醤油の香り。ミネラル感が良いです。

Siccagnoはもう一度のんでみたい個性的なワイン。
ぶどうか土か? アンコール必至です。

今月来日するそうで注目です。来日イベント行っちゃいますか。




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12番目のGourt de Mautensはヘビー級。この日のワインでは一番重く感じたワインでした。
でも香りは軽やかでキュート。
怖い目をした毛むくじゃらで筋骨隆々な大男が薄い頭にリボンを付けてる感じです。




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13番目のAchille Brachettoは赤ワインなのにマスカットっぽい香りを感じた面白いワイン。もう一度飲んでみたいです。



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14番目 15番目 16番目 のカーゼコリーニのワインは凄かった。
なんと言うか偉大なワインの風格を持ったワイン。
でも価格はワタシの小遣いで収まる程度。安心価格です。

とっても良く出来たバルベーラです。ここ一番に是非飲みたいと思います。

16番目のコリーニのネッビオーロは凄まじいの一言しかありません。




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17番目のパカレはコリーニの後だったので可哀想でした。
どうしても薄く平板で旨味がないように感じてしまいました。
赤の最初に飲んでいれば印象が違ったかも。





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18番目の銀イカ(エチケットがイカの形に見えるので皆さんイカと呼んでいます)のモスカートパッシートは、野外の土中に埋めたアンフォラという焼き物の壷で醸した甘いワイン。

旨くって死ぬかと思いました。



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19番目のFerrandesの甘いワインも素晴らしかった。もう何も考えられない無我の境地に達してしまいました。



19本の素晴らしいワインたち。
アンコールしたいワインがたくさん。

gar.netに行ったらまだ少し残ってるんでしょうか?
今夜あたり復習に行ってみましょうか。




価格でワインを格づける人なら間違いなく通り過ぎてしまう安心価格の極上ワインたち。
こんなワインたちに囲まれて幸せな時間でした。
年末年始のウチ飲み用に少し仕入れたいものです。



ワイン選びはインポーターで選ぶのも1つの手。

良い畑からワインを造る醸造家とインポーターが繋がっているなら、そのインポーターと繋がることでワタシはその醸造家と繋がることができます。畑と食卓が繋がるイメージ。


そんなインポーターに出会えるってラッキーだと思います。

素晴らしい機会を作ってくれたgar.netにまたまた感謝です。







野村ユニソン    http://unison-wine.com/

ワインギャラリー gar.net  http://blog.livedoor.jp/garnet1009/

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2008/11/10

普通がいちばん幸せ dans la natureの一日喫茶

先日、nooy の春夏コレクションからお食事番長が持ち帰ってワタシに好評だった dans la nature のお菓子。

(参照:2008/10/21 洋服と同じストライプのお菓子 dans la nature


その dans la nature さんが南阿佐ヶ谷で日曜日にイベントを行うと知り行ってみました。



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そこは オトノハ というカフェみたいな中華料理店。
この店が11時から14時まで、時間限定の喫茶室になります。



  dans la nature ”宅配おやつ” お披露目喫茶





店内に入ってみると既にお客さんが数組。
出足は好調みたいです。




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メニューは

クリスマスタルト
さつまいもスコーン
りんごソーダ
チャイ





最近、粉とバターとタマゴだけの力にこだわったホンモノのお菓子が多くなって、ワタシ的にはとっても嬉しかったりします。

ただ、粉の美味しさを際立たせるためか極端に甘み控えめなお菓子が多いような気がします。

もちろん、それは粉本来の美味しさがとても良かったりするんですけどね。



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dans la nature さんのお菓子はとっても素朴。

普通に甘くって、普通においしい。


作り手の個性が主張するお菓子ではありません。

それを囲むとみんなの会話が弾むような気がするお菓子です。




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お食事番長はクリスマスタルトを幼い甥っ子にプレゼントしたいそう。

香ばしくって甘くって、やんちゃな甥っ子が無口になってかじりつく、そんなこと想像しちゃう味のタルトです。





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さつまいもスコーンは粉粉してなくて優しい感じです。
コロコロと入っているさつまいもがホッコリしてて美味しい。

番長は田舎のお母さんと一緒に食べたいそうですよ。




毎日の暮らしの中にある『ちょっとした幸せ』みたいなお菓子。

dans la nature のお菓子は家族の風景にとけ込みそうです。




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このタルトはクリスマスにお届けの宅配があります。

今回のお披露目よりひと廻り大きい15cmになるそうです。

ワタシ、オーダーしちゃいそうです。






dans la nature  http://dlnature.exblog.jp/

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2008/11/09

秋の清水牧場 羊たちとご対面

安曇野ワイナリーを後に向かったのは清水牧場。


波田町を抜けて1時間。



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14時ちょっと前に到着。


いつも松本市内のイノウエデパートでクーラーバックを買ってから行ってます。

でも今回はキツかった。ワタシにミッフィちゃんは似合いません。
松本市内でミッフィちゃんじゃないクーラーバックを売ってるとこありませんか?







ワタシたちの好きなチーズ、山のチーズ、バッカス、プティニュアージュ。それとジュレブランシュのお使いで山のチーズを1ホール。





羊たちが牧場にいると聞いたので行ってみることに。


牧場の入り口に京都ナンバーのクルマ。
どなたかいらっしゃってるようです。




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しかし、お食事番長は熊をよけるため全力で歌います。

やがて牧場に。





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羊たちがいました。


いつもココに来ると既に牛も羊も小屋に帰って来てるので牧場で会うのは初めてです。





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羊たちとご対面。

先に来てた方たちに「ゆっくり近づくと寄って来ますよ」と教えていただきました。




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羊ちゃん。人懐っこいです。

しばし戯れます。





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お食事番長は以前別の牧場で「かわいい。かわいい。」って山羊をなでてるうちに、着ていた麻のコートの裾を食べられた過去があるので微妙に警戒しています。





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やがて羊たちが一斉に「メェェ」と鳴き始めます。
見ると清水さんの軽トラックが上がってきました。




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羊たちは軽トラックめがけて駆け下りていきました。

お父さんに駆け寄る子供みたいです。





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ワタシたちも羊を追って降りました。


清水さんから「もう一匹いませんでしたか?」と。

そして山を上っていった清水さん。
この後、生き物を飼う厳しさを知ることに....。





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いろいろと考えながら下山。

「かわいい」ってことだけではないですね。

ジュレにお使いのチーズを届けながらそんなことを話して....。




いろいろ盛り沢山だったお食事遠征。

あずさ回数券を2枚残し「年内はもう松本には来れないかも」なんて思いながら帰京しました。






清水牧場   http://www.avis.ne.jp/~svarasa/

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2008/11/07

りんご畑の向こうにあるワイナリー 安曇野ワイナリー

そんなこんなで、翌朝、常宿近くでレンタカーを借りて向かったのが安曇野ワイナリー


安曇野市なんて言われちゃうとドコなんだかわかりませんが、旧三郷村。



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秋の景色を見ながら松本からクルマで20分。

収穫の時期を迎えたリンゴ畑が広がる緩やかな斜面を抜けたところに安曇野ワイナリーはあります。





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このワイナリーは出来立てホヤホヤ。今年できたばかりの新しいワイナリーです。


以前、この地には安曇野ワインという会社があって、ワタシもスキー土産にした記憶がありますが、その安曇野ワインが無くなった後に入ったのが安曇野ワイナリーです。

安曇野ワインと安曇野ワイナリー、ちょっとややこしいけど全く別のワイナリーです。






販売所やイタリアンレストランのある主棟に入っていくと昨夜ジュレさんで出会った小林支配人がいらっしゃいました。


「昨夜はお騒がせしちゃって」なんて声をかけたら、醸造棟にいるエノロジスト戸川さんを呼んで下さいました。



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畑を見ながら戸川さんに見せて頂いたのは初めて醸した新酒。
ノンフィルターのものとフィルタリングしたもの。
クルマで来たため、飲めないのが残念です。





栽培家であり醸造家の戸川さんは元々キッコーマンの研究所で酵母の研究をされていたそう。

その後、キッコーマンのワインブランドであるマンズワイン信濃ワイン山辺ワイナリーと、醸造や栽培の責任者を長く続けてきたベテランエノロジスト。

この安曇野ワイナリーでもぶどうの栽培から醸造まで面倒見ています。





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主棟から下って醸造棟に。

貯蔵場を抜けた一番奥に醸造場があります。



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ここで頑張っているのが醸造技術者の加藤さん。

加藤さんがジュレブランシュでスゴイ飲み方をしてるのは何度か目撃しているのですが仕事をしてるとこを見るのは初めて。真面目で驚きました。

初めて醸造したワインをお食事番長が試飲。
ハツラツ感あふれる甘いワインに悶絶していました。




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ピカピカのタンクは安曇野ワインの遺産だそうで、ビール醸造に使っていたステンレスタンクです。

温度調整が容易でいろいろな種類の酸に適した温度で発酵させることが出来るそうです。

良いタンクなので廃棄せずに使うことにしたそうです。







醸造棟から出て畑を見に行きました。




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このワイナリーの畑に植えたのはシャルドネとメルロー。

草生栽培で育てるそうです。
この下草はかなり丈が高くなるものらしいです。



下に撒いてある白い色はダムの建設工事からでた花崗岩。

2つ目の太陽として下からも太陽光を反射させて照らす役割。

土があまり肥沃になり過ぎないための役割。

保温効果の高い石が急激な土の温度変化を防ぐ役割

そんな幾つかの効果が期待されています。






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主枝から垣根のワイヤーにツルが伸びて巻き付きます。

このツルと同じ数、房が実るそう。

ツルの数から鑑みて、およそ3000本のワインが造れるくらいのぶどうが収穫できるようです。

この畑のぶどうでワインが出来るのは3年くらい後になるのでしょうか。今から楽しみです。

ワイナリーはその間無収入。経営は大変でしょうね。
このガマンの時期を何とかやり繰りして超えなければ。

安曇野ワイナリーでは買い付けて来たぶどうから造ったワイン販売。安曇野産の牛乳で作ったヨーグルト。イタリアンレストランでの営業をしています。

ネゴシアンとして販売しているワインに使っているのは東欧のぶどう畑と長野県内産のぶどうのブレンドだそう。

東欧のぶどうは戸川さんがマンズワイン時代に一緒に仕事をしていた栽培家のぶどうだそうで、いわいるバルクとは一線を画しているものだそうです。

長野県内さんのぶどうは例のぶどう。ここでは伏せておきましょう。

自社ぶどうが成長するまではこのワインやヨーグルトやレストランで凌いでいくことになりそうです。





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さて、前夜の「うちにも来て」という一言を真に受けて、アポ無しで飛び込んだ安曇野ワイナリー。


新しいワイナリーにもかかわらず観光の皆さんが多数訪れています。

小林支配人と戸川さんは試飲カウンターで大忙しだったりします。

貴重な時間(しかも、お昼時!!)をワタシたちに割いて下さって感謝。


また、お邪魔することを約束して、次の目的地に移動です。






安曇野ワイナリー  http://www.ch-azumino.com/

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2008/11/06

生産者と消費者を繋ぐ人 ジュレ ブランシュ 松本

17時に小布施を後にして、19時に松本に到着。

いつものジュレブランシュへ。



奥のテーブル席に安曇野ワイナリーの醸造家 戸川氏がいらっしゃいました。


戸川氏は昨年まで松本市内の山辺ワイナリーでワイン造りをしていた醸造家。

今年から安曇野ワイナリーに移り、ぶどうの苗を植えるところからワイン造りを初めています。



ちょうど1年前。リンゴ酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、酢酸のそれぞれの水溶液を作って下さり、それぞれの『酸』の味を勉強をさせて頂いたのが戸川氏でした。

(参照:2007/11/16 コンテの会 パート2 ジュレ・ブランシュ 松本





戸川氏と一緒だったのは安曇野ワイナリー取締役の小林氏。ジュレブランシュの霜田さんに紹介して頂きました。




ジュレブランシュには日本酒やワインやシードル等々、様々な酒類の醸造家が集まってきます。

長野県の原産地呼称制度をそれとなく応援したり、地産地消をやんわりと推進しているからかも知れません。



ジュレさんは、生産地と消費者の間を繋ぐことが出来る希有な人だったりします。

ワタシは『生産地の門番』とも思ってますが....。



生産者と消費者が楽しく語らえるのがジュレブランシュの魅力です。




ワタシたちはいつものようにジュレさんのカウンターで楽しみます。

チーズのアレコレや信州の美味しい情報などを霜田さんに聞けるので、ジュレで一番良い席はカウンター席とも言えます。




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『チーズの盛り合わせ』と『小布施ルージュ』を合わせたり。



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『焼きカマンベール』はホッカホッカでトロトロです。

チーズフォンデュみたいに野菜なんかと一緒に食します




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『焼きカマンベール』に『木曽路 特別純米 大寒仕込 ひやおろし』 を合わせたり。




おいしいチーズ料理を食べながら常連さんや生産者の皆さんと楽しく語らいます。



やがて、戸川氏と小林氏に「安曇野ワイナリーに来てよ」と、言って頂きましたよ。


こんな風に誘って頂けたらコッチのもの。

翌朝、レンタカーを借りて安曇野ワイナリーに向かう事になるワケです。


見た目と違い、ワタシは結構素早いんです。






ジュレ ブランシュ  http://love.ap.teacup.com/geleeblanche/

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2008/11/05

お食事番長 カワイイぶどうを踏み潰す(!!)  小布施ワイナリー

カベルネ ソービニョンの収穫を楽しんだワタシたち。

畑で一旦解散してから、15時半にワイナリーに再集合です。



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地下の貯蔵庫を見てから1階の醸造所に入ります。




4月、醸造所見学に訪れた時にはタンクはカラでした。

(参照:2008/04/29 小布施ワイナリー 醸造所見学




今回、タンクは発酵の真っ最中。
興奮します。


因に、曽我さんのタンクはホーロー。
熱伝導が良く、温度のコントロールが容易だそうです。





赤ワインは除梗した後で、粒を潰して丸ごとタンクに入れます。


やがて発酵が始まるとどーいうワケか果実と液体が上下に分離します。
炭酸ガスが出て分離させてしまうらしいんです。


この上に浮いた果皮や果実を1日に1回か2回押し込んでやる必要があります。

これがピジャージュという作業で、ワタシが自宅で密造している自家製ワインも毎日1回か2回上から箸で沈めています。これをやらないとワインにならずに酢になっちゃうんです。




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このピジャージュをホンモノのタンクでやってみることになりました。





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まずは酵母を添加したタンク。

果実の層が堅くなかなか櫂を押し込むのが大変です。
かなりの重労働。ミシミシと重い櫂を全身で押し込みます。
馴れない作業に背中が軋みます。






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次は酵母を添加せず果皮に付いている天然酵母のみで発酵させているタンク。

発酵が緩やかなのか上の果実の層がユルいです。
櫂もグングン押し込めます。
ウチの密造ワインと似た感触です。
ムキになるとジュースがボチャっとはねるので注意です。





次に、手作業でワイン造りをしていた頃の方法を幾つか体験してみることになりました。



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まず、除梗機を使わずに手で除梗してみます。

粒を手で摘むのは楽しいです。
しかし、仕事と考えると効率が悪いですね。
収穫してきたぶどうが傷まないうちに行うには、昼間に収穫したぶどうから夜通し粒を取るしかないような気がします。


ぶどうは酸が強く手が荒れるのも悩ましいです。
翌日、ワタシの指はひび割れてました。





次にぶどうを潰すのですが....。


これも昔の方法ってことで。






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女性参加者が脚をアルコール消毒してから踏んで潰します。

もちろん番長もぶどうをシバキあげました。




「若い娘さんでなきゃダメ!!」と、番長を阻止したかったのですが....。

もっともワタシが踏んだワインなんて絶対飲みたくないので仕方ないです。


番長には責任とってこのワインを飲んで貰わなくてはなりませんね。
2年後に発売されるカベルネソービニョンは要注意です。





番長は「ぶどう踏みは冷える」と。

「若い娘(コ)にさせとけ!!」と。



ワタシが阻止するまでもなく、冷えに負けた番長。
2度とぶどうを踏む事はないでしょう。




9時半の収穫から16時のぶどう踏みまでホントに楽しい1日。
貴重な体験が出来ました。

小布施ワイナリーへのシンパシーは一段と強くなりましたよ。
(このblogにも小布施ワイナリーというカテゴリーを作りましょう)



1月、4月、11月と今年3回訪れることができた小布施ワイナリー。
また、機会をつくって小布施に来たいものです。





小布施ワイナリー  http://obusewinery.com/

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2008/11/04

収穫って楽しい!! 小布施ワイナリーでぶどうの収穫

ワイン用ぶどうの収穫で小布施ワイナリーへ行って来ました。



金曜日、何とか仕事を抜けて20時半の新幹線で長野に前泊。

早朝に通り雨があったので、「もしかしたら中止?」とちょっと心配しました。



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集合場所のムラサキ第1農場に着いた9時半にはスッキリ晴れ。
山からそよぐ風は奥志賀高原のゲレンデで感じる山の匂い。
気持ち良い収穫日和になりました。



今回の収穫はムラサキ第3農場全部とムラサキ第1農場に残されていた1部分のカベルネソービニョン。


朝露対策の新しい長靴をボコボコ言わせながらムラサキ第3農場まで移動です。




ぶどうの樹のオーナー制度』で『ワタシの樹』ということにさせて頂いてる樹が2本ある第3農場。


春の芽吹きの頃にも一度見に行ったその樹を収穫できるとお食事番長は興奮です。
(参照:2008/04/28 小布施ワイナリー 第3農場へ




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曽我さんのレクチャーを受けてからプラスチック製のケースを持ってその『樹』めがけてまっしぐら。




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そして収穫!!

楽しいぃぃぃ。





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カベルネソービニョンは房が大きくなると下半分が枯れて、甘い上半分だけを残す性質があるそう。

そんなワケで枯れた下半分をばっさり、他の枯れた部分も切り落とします。

甘くて美味しい粒だけを選果。
美味しいワインになりますように。




また、収穫しながら粒を食べて、果皮、果肉、種、熟成した房、未成熟な房(収穫はしません)などの味を確認。
マセラシオンの味や香りへの働きを想像します。
ワインに種がもたらす香りが少し掴めた気がします。



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第3農場が終わったら小休止。
近所の皆さんが作ってくれたおにぎりやお焼きを頂きながらワインです。




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曽我さんの同級生さんたちが早朝からリンゴの枝でスモークしてくれてたソーセージやチーズも頂きながらさらにワインが進みます。



他の参加者の皆さんたちと語らったりして楽しい時間。

無農薬、無化学肥料、無除草剤。ビオロジックで草生栽培の畑で食べるランチは最高です。

子供達も大勢参加。楽しそうに畑を走り回っていました。





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第1農場の残りのカベルネを収穫して終了。
日々のストレスが吹っ飛ぶ楽しいイベントでした。







この日、ワイナリーとムラサキ農場間を初めてお会いする参加者の方のクルマに乗せて頂いたのですが、この方が参加者と言うよりスタッフみたいな方で、いろいろ他も案内して頂いちゃったりしてラッキーでした。




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面白かったのは第4農場のバルベーラ。
収穫せずにそのまま枯らしてありました。



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このしわしわのバルベーラは狙い(?)通り凝縮された甘みと旨味。
面白いワインになりそうです。





また、町に帰る途中で、ワイン醸造に乗り出している建材メーカー(株)角藤の広大なぶどう畑を案内して頂きました。
(翌日、この畑のぶどうが県内某ワイナリーで商品化されていることを知るワケです)

こちらの会社は強力な資本と行政の後押しで急成長中。
案内して下さったかたの話しでは「このあたりの畑を全て接収して行くのでは?」と噂されているそう。
「地道に少しづつ作付け面積を増やしてきたけど、小布施ワイナリーには太刀打ち出来ない資本力。今後は難しいかも」ってことらしいです。




いろいろ興味深い情報を掴みつつ小布施の町に戻りました。

夕方からの醸造体験まで一旦解散。



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レンタサイクルでゆるーく町内散策。

虹も出てなかなかでした。








小布施ワイナリー http://obusewinery.com/

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