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2008/06/24

つくしのこ 池尻大橋

近いのに、いや、近いからこそ、(いつでも行けると)なかなか行かない店があったりするもんです。


そんな店の1つに 池尻大橋 『つくしのこ』があります。



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この店は富久長の今田美穂杜氏に「必ず行きべき」と教わってからずーっと気になっていました。


今回のチャンスは 某出版社 I 編集長 と 楽天ラウンジの日本酒ショッピングソムリエ まりりんごさん にシツコク同行をお願いして無理矢理の実現です。

『強者が集まる店』

『お1人様はお断り』

『焼酎は置いてない』

『ビールも置いてない』

『たぶん店内禁煙』

92の扉のkuniさんからも『結構"濃い"店』と聞いていたので、久しぶりにビビりました。



この日は某出版社 I 編集長 & まりりんごさん & 某有名酒店店主様 & 現在発売中のdanchu(鹿児島の記事)と料理通信(インディペンデントな生産者たち 清水牧場編)の記事を書いている井川さん & お食事番長。ワタシを除いて、剛の者揃いです。

店に入るのも一番後ろから首根っこを引っ張られるように入りました。

壁一面の冷蔵庫と酒に圧倒されて少し緊張しましたけどね。



ところが始まったら楽しかった。


獺祭の発泡酒で乾杯してからはゲラゲラ笑ったことしか覚えてません。

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楽しいと酒や料理の事が抜けちゃうんですよね。


酒はたくさん。帰山、富久長、十九、後は全然覚えてません。


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いや、普通は覚えてないと言っても何かしか覚えてるものですよ。
でも、今回はキレイに記憶が飛んでます。


ところが誰と何を語ったかはほぼ完璧に覚えているんです。

余程、楽しかったんでしょうね。ワタシ....。




美味しくって楽しい酒。


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素朴で美味しい家庭料理。

それで充分なんですけどね。



これは再訪問せねばなりますまい。

I 編集長 と まりりんごさん に集合かけて頂かなければ。



今回はごあいさつ。

少し通ってホームにしたい店です。

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2008/06/23

流しそうめん

そーいえば、6月14日土曜日は朝から地域のイベントの手伝いがありましたっけ。



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耐震基準が満たせなかったため、建て替えていた校舎。
完成したばかり新校舎にリボンがかかっています。



この小学校には生涯学習センターなるものが存在していて、そこに登録しているサークルがセンター棟や体育館など学校の施設を使えたりします。


この日は登録サークルの発表会と防災訓練を同時開催。


イベントの準備中に東北で大きな地震が起きたのは驚きました。
地元消防団のデモンストレーションにも注目が集まります。


この日は、発電機など、幾つかの機材を世田谷区の防災倉庫から出して使っています。

たまに防災倉庫を開けるのは大切。備品の欠品が確認できます。

ワタシの気のせいでなければ防災倉庫にはガソリン1リットル缶が2つしかありませんでした。これは問題です。この学校の避難所運営委員としては見逃せません。



発電機は問題なく作動。送風機が作動してタコに空気が入りました。


ガソリン以の備品については問題なく備えてあるようです。


こんなイベントで使って、少しでも多くの人が機材を動かせるようになって頂きたいと思います。




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この日、ワタシが手伝ったのは流しそうめん。


参加料は無料ですが麺つゆが50円。




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麺つゆがいらなきゃ永遠に食べていて良いんです。
でも、つゆが無いと味気ない。

麺つゆが水っぽくなったら麺つゆのおかわり。更に50円だったりします。ワタシは100円払いました。

手伝って支払う。正しい地域活動です。



次は7月に校庭と体育館で行う子供キャンプと言う名の防災訓練です。

テントや食事などをキャンプとして楽しみながら、災害時に学校に避難した際の訓練になっています。

いろいろ忙しい夏は間もなくです。

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2008/06/22

大人の夜の食育講座 チーズをいっぱい食べよう

公私共に多忙でしばらく更新をサボりました。
すでに記憶が曖昧ですが、忘れてはいけない幾つかだけでも記録しときましょう。



松本での湯川酒造試飲会の前夜。だから6月14日ですか。(随分前の話しになってしまいました)

2回目の『大人の夜の食育講座』に出席しました。


この日のテーマは『チーズを食べよう』


講師は世田谷ものづくり学校等でチーズラボというワークショップを展開しているチーズプロフェッショナルでシュバリエの佐野加奈さんの講座です。

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チーズが好きな人にとってチーズと言えばナチュラルチーズです。
まぁ、酒といえば純米みたいなことです。

ただ、長いことチーズといえばプロセスチーズな時代が長かったのは事実。ワタシも学校給食でお世話になりました。


日本でのチーズの分類は....

1. ナチュラルチーズ
2. プロセスチーズ
3. チーズフード
4. 乳等を主原料にする食品

ナチュラルチーズは熟成で味わいや風味が増しますが、2.3.4.は変わりません。


プロセスチーズの利点は品質の安定と低カロリー。
佐野さんはプロセスチーズに敬意をはらいながら語ります。



ナチュラルチーズが51%含まれればプロセスチーズと認められます。

このことは少ない原料で多く生産しなければならない時代には必要なことでした。酒の世界の普通酒や三増酒みたいなことです。

今日、食育(ホントはこの言葉が嫌いです)として考えるなら、これらの利点こそが問題。

副原料を使って均一に生産された食品は農産物ではなく季節のない工業製品として扱われてしまいます。

これが食べ物が粗末に扱われる原因の1つだとワタシは思っています。



食べ物が粗末に扱われるもう1つの原因は『バチ』かな?

食べ物を粗末にするとバチがあたるなんて、昔から日本人が持っていた宗教観が崩壊したことに一因があると思ってます。

八百万もいたはずの神様は宮崎アニメでしか見れなく(神様は見えませんが)なってしまいました。


神がいなくなってしまった今。食べ物に『ありがたさ』を感じるのは容易ではありません。

神無き国で『ありがたさ』を感じるなら、農業や生産を見たり体験したりするしかないような気がします。


子供でも大人でも、作る人や環境を感じると多少なりとも敬意をはらえるようになるのでは?

ワタシはすでに産業化してしまった感がある『食育』よりも『食農』に魅力を感じています。


講座はナチュラルチーズの話しに。

フレッシュ、白カビ、青カビ、ハード、ウォッシュ、シェーブルなど、ナチュラルチーズの分類や造り方。


できたらワインと一緒にナチュラルチーズを愉しみたかった...。
そんな不埒なことと『食育』について考えた夜でした。

チーズ@ラボ   http://cheese-labo.cocolog-nifty.com/blog/

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2008/06/17

またまた湯川酒造試飲会 ジュレ・ブランシュ 松本

快晴の15日日曜日、またまた松本へ行ってきました。


今年は既に4回目、延べで7日目の長野県訪問です。
もしかしたら長野出身の方より長野県内に行ってるかも。



さて、今回の目的は『湯川酒造試飲会』
毎度毎度のジュレ・ブランシュでの開催です。


先日、経堂 季織亭で開催したばかりなんですけどね。
(参照:2008/05/20 湯川酒造試飲会大成功 皆さんに感謝です)

主催者側にいると飲んだり食べたりは出来ないものなんです。
で、季織亭で飲めなかった分を取り返そうというワケです。



テーマは『初夏の生熟』

熟成の進んだ酒を楽しもうということなのでしょう。酒には四季がありますもんね。



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飲んだ酒は

1 十五代九郎右衛門 しぼったまんまの純米吟醸
2 十五代九郎右衛門 D酵母 生原酒
3 十五代九郎右衛門 9号酵母 生原酒
4 木曽路 特別純米 生原酒
5 燦水木(木祖産の飯米ヨネシロと木祖の水だけの酒)
6 木曽路 特別純米 17BY
7 木曽路 三割麹 純米




ジュレさんと言えばもちろんチーズ!!


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この日の盛り合わせは.....

1 白カビ ブリー
2 青カビ ゴルゴンゾーラ・ピカンテ
3 セミハード 山のチーズ (清水牧場)
4 山羊 白馬村産(風の谷ファームかな?)
5 ウォッシュ 森のチーズ(清水牧場)



おいしい酒の肴も....

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パルミジャーノをかけてから焼いた焼き味噌(これはパクリたい)


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山芋の味噌チーズ焼き

酒盗のチーズ和え(既にパクった)



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魚の味噌漬け

チーズの味噌漬け

チーズを使ったショートパスタ

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煮イカ(松本の郷土料理) 等々



やっぱり湯川さんの酒は飲み飽きない。
一口飲むともう一口飲みたくなるイイ酒です。

奥のほうに僅かに感じる夏の稲を連想させる香りが素晴らしい。
とても儚い香りなんですけどね。
新鮮な野菜の香りが好きな方ならきっと気付いて頂けると思います。



どの酒も美味しいのですが、ワタシ的には木曽路特別純米17BYが好きかなぁ。
程よい甘さ。程よい酸味。程よい香り。程よい余韻。
この程よい味わいは他の酒にありそうでなかなか無いものです。


ギター職人の T's Guiters さんが鷲沢杜氏から直接聞いた話しでは「酵母に無理をさせないことが大切。その事には時間もコストも贅沢に使っている」と。
ゆえにどんなに飲んでも悪酔いしない、二日酔いが無い酒になるんだそうです。



ちょっとキビシかったのはD酵母。
キシキシした渋さが気になります。
アルプス酵母(C酵母)に替わって配布された新しい酵母は少し研究が必要な気がします。



チーズに合わせるとなると濃い味の青カビチーズ ゴルゴンゾーラ・ピカンテには旨味が負けない木曽路三割麹が良かったと思います。

旨味の強いチーズには旨味の強い酒が良く合いますよね。



日本酒と合わせるのが難しい山羊のチーズには、様々な旨味の酸がハツラツとしている燦水木が素晴らしくマリアージュ。

これは嬉しい驚きです。シェーブルに合う日本酒があるとは!?
しかも、その酒が湯川さん。嬉しい発見です。



燦水木と風の谷ファームの山羊チーズは長野県原産地呼称委員会かフロマージェリー霜田でセット販売したら面白いかも?


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〆はアイスクリームの甘酒がけ。
これは一品!! 湯川さんの米粒が残った甘酒はデザートに良いです。これはウチでパクると思います。




湯川酒造の酒は、今、評価されている酒とは少し違うかもしれません。
野暮ったいという人もいるかもしれませんが、ワタシはこの無防備な素朴さにハートを奪われています。


また、蕎麦に合わせるには最良の純米酒だと確信しています。


カラダに負担が無く、ハートにも細胞にもしみる。
木曽川源流の伏流水で仕込まれた酒だからかもしれません。




さて、今度松本を訪れるのはたぶん夏。

次回からはJRのあずさ回数券(6枚綴り)を利用することにします。
電車賃節約して、その分イイ酒をたくさん飲みたいですね。

松本の皆さん、また夏にイイ酒を飲みましょう。

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2008/06/12

銀座ミツバチプロジェクトのハチミツはホントにおいしい

ひょんなことから『銀座ミツバチプロジェクト』のハチミツを試食する機会を得ました。



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銀座ミツバチプロジェクト』とは、大都会 銀座で養蜂を行い、環境と生態系を感じようという取り組み。

テレビや雑誌で何度か見ていてちょっと気になってたんです。




最近は『密かにマンションのベランダで養蜂しちゃってる人もいるらしい』なんて情報もあったりして。

お食事番長と「ウチも養蜂しちゃう?」なんて話したこともありました。



近所にラベイユというハチミツ専門店があって、この店では扱っているほぼ全てハチミツの試食が出来たりもするのですが、普段からチーズにあうハチミツを探しに行ったりと、何かとハチミツには興味を持っていたんです。そんな人、教会通り周辺には結構多いと思います。


そのプロジェクトで採蜜されたハチミツと杉並区内某所でご対面です。(ラベイユさんではありません)




どこかで聞いた話しでは、ミツバチは咲いている花なんでもかんでも片っ端から蜜を集めるワケでなく、1種類づつ順番に集めるらしいんです。


そんなワケで、花の時期ごとに養蜂家が採蜜すれば単種の花のハチミツができるそうなんです。




今回試食したハチミツが何のハチミツかは不明ですが、経験的に樹木の花から採れたハチミツだと思います。

色はアカシアのハチミツのように薄いです。

香りが予想外にカラフル!! 正直驚きました。

幾つかの花のハチミツをブレンドしたように複雑です。
実際、何種類かの花の蜜が混じっていると思います。

白い花の香り、少しだけ紫の花の香り、なんて感じでしょうか。

お食事番長は桜の香りを感じたそうです。香りに関しては男性は女性にまず適いません。言われてみると確かにそんな香りを感じます。




『銀座ミツバチプロジェクト通信@blog』を読んでみたら何となく花の種類が見えてきました。

どーやら、街路樹のユリの木から採れたらしい。

そこに少しソメイヨシノの花の蜜が混じったような感じですかね。


銀座3丁目で飼われているミツバチが集めて来たハチミツはとっても美味しいハチミツでしたよ。





人が暮らす地域、まして国内有数の繁華街 銀座での養蜂には賛否両論あるようです。性格が穏やかなミツバチといえ街で行うのは危険という意見が多いようですね。

そーいえば少し前に栃木県庁でも街の街路樹からの採蜜プロジェクトを行っているとテレビで放送してました。
こちらでの説明によると街路樹の高い所に花はつくので人間の生活するところまでは蜂は降りてこないという事でしたよ。



ワタシ的には銀座で養蜂って良いアイデアだと思います。

環境とか地域とかいろいろ考えるきっかけになりそう。

何より食育というよりは食農的な発想に好感が持てますしね。


出来るだけ長く続けてほしいプロジェクト。

屋上に行って巣箱を見てみたいなぁ。そんなこと考えてます。

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2008/06/11

冷たいのに素晴らしい旨味 軍鶏白湯の冷やし麺 麺屋 臥龍 三軒茶屋

大人の夜の食育講座が終わってから、久しぶりに麺屋 臥龍に行きました。

(参照:大人の夜の食育講座 世田谷区)

山田さんの蕎麦を2枚食べた後だったので、結構お腹一杯だったんですけどね。


ちょっと飲みたいじゃないですか。




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いつものように焼酎を幾つか飲んで。

この日の〆は冷やし麺。
蕎麦食べた後でも飲んだら麺で〆です。






臥龍といえばもちろん軍鶏白湯です。


この店の奥久慈軍鶏は、店主のTかしま君が季織亭から独立したときに、季織亭が持っていた奥久慈軍鶏のワクをそっくりTかしま君に譲ったものです。季織亭は案外太っ腹な師匠です。




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その臥龍の冷やし麺はやっぱり軍鶏白湯の冷やし麺。


冷たいスープなのに食材の甘み(旨味)が強いです。


わさびを溶いているのがポイント。
ジビエのようなシャモの香りが苦手な人も美味しく食べられるはず。


たぶん他にも工夫があったのでしょうが、食べるワタシはそんなことを感じることなく自然に受け入れていました。



良く出来た冷やし麺だと思います。



この冷やし麺は1日10食限定。

運良く食べられたらラッキー。楽しんで食べて下さいね。

ワタシはお腹一杯だったのに一気に食べてしまいましたが....。

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2008/06/10

大人の夜の食育講座 世田谷区

三軒茶屋のキャロットタワー内 生活工房ワークショップAルームで開かれた大人の夜の食育講座に参加してきました。



この夜のテーマは蕎麦。


『そばに学ぶ』というタイトルで、芝公園の『蕎麦 案山子』のご主人 山田健人さんの出張そば会です。 




山田健人さんは『安曇野 翁』で修行を積み、この4月芝に 蕎麦 案山子 を出店したそうです。『翁 達磨 雪花山房』の高橋氏の孫弟子になるんですね。



いつも楽しみにしている江戸そばリエ しゅうちゃんのblog 新・飲み食いブログで『蕎麦 案山子』の記事を読んでから気になってましてね。


ホントはお店に行ってみたかったんですけどね。せっかく近所に来てくれるのですからこれは参加しないワケに行かなかったんですよ。




蕎麦屋で蕎麦打ちを目撃したことならモチロンありますけど、それはガラス越しに向こう側の打ち場を見る程度。


蕎麦粉がかかる至近距離。足もとが薄らと粉が付くところで見るのは初めてです。



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山田さんの蕎麦は二八。
蕎麦粉8割に対し、小麦粉2割。

ワタシは広島の『翁 達磨 雪花山房』に高橋氏の蕎麦を食べに行くまで正直二八に偏見を持っていました。

(参照:2006/12/15 翁 達磨 雪花山房 高橋邦弘氏の蕎麦 広島)


十割の方が言葉として本格感あるじゃないですか。

でも高橋氏の蕎麦を食べて、十割だけがホンモノと言うのは間違っていると知りました。それは妄想です。

打ち手次第なんですよ。打ち手の表現したい蕎麦次第。

打ち手にとっての美味しい蕎麦を表現する為の1つの要素。それ以上でも、それ以下でもありません。




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水回しという作業は鉢に蕎麦粉を入れそこに水を加え均一に馴染ませます。

水を数回に分けて少しづつ入れる職人が多いらしいのですが、山田さんは一気に水を入れます。

大胆迅速に、しかしながら力は加えず。

力づくでなく、800m走のランナーのように、呼吸とリズムをシンクロさせて、水と駆け引きしながら一気に駆け抜ける感じ。



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やがて水が全体に馴染むと自然と粉がまとまってきます。


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菊練りという捏ねる作業に入ります。


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やがて円錐状にしながら空気を抜きます。


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その蕎麦を丸く伸していきます。



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丸く伸したら対角線に伸し四角くして行きます。


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四角くなったら12枚にたたみます。
で、いよいよ蕎麦を切っていくワケです。



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腕のいい職人という意味合いで「蕎麦の角が立つ」という言いかたをすることがあるのですが、翁ではあえて角を立てないで切るそうです。


これは少し角が丸いほうが蕎麦つゆに絡みが良いからだそう。

本や雑誌やテレビなど、様々な情報から受けていた『良い蕎麦』の概念。それらが『絶対』ではなく、あくまでも表現方法の1つでしかなかったことを知り、正直驚きました。


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やがて蕎麦は完成。


手際の良さ、素早さ、美しさ。まったく無駄がありません。
所作の美しさに感動すら覚えます。

この人の蕎麦をまた食べてみたいと強く思いました。



この講座中、具体的な蕎麦の勘所やつゆのレシピなど、結構大胆に手のうちを惜しげもなく披露してくれた山田さん。

短い時間の中で、最大限に蕎麦のことを伝えたいという真摯な姿勢が素晴らしい。

もちろん、聞いたところで同じようには作れませんけどね。



大人の夜の食育講座。第1回 『そばに学ぶ』
食についての興味を喚起しようという目論みにパックリ喰いついてしまいました。




次回は週末の14日。『チーズを知る』というテーマで開催。
これも楽しみなテーマです。

参加費は1500円。世田谷区在住在勤のかたは是非。

申し込みは 世田谷保健所健康推進課 03-5432-2440 まで。


ワタシですか? 聞くだけ野暮ってもんですよ。



参考:

広報せたがや 2008年6月1日号7面
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/koho/koho/2008/080601/p07_001.html

蕎麦 案山子 http://sobakakashi.ikidane.com/ 

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2008/06/06

Kunotakao Caramel クノタカオ キャラメル  たぶん国内最初のキャラメリエ

お食事番長が大ヒットを飛ばしてくれました。

会議から直帰となったこの日、最近ワタシが気になっていたモノを入手してきたのです。


それは.....





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クノタカオ キャラメル。


クリスティーヌ・フェルベールさんが注目されてから、鎌倉のロミ・ユニ・コンフィチュールという流れがあったじゃないですか。


唯一無二のキャラメリエ (キャラメル職人)  アンリ・ルルーさんにインスパイアされ塩キャラメルを作ったパティシエも多いし。


必ず現れると思っていましたよ、日本人キャラメリエ。

たぶん国内初のキャラメル職人です。




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8個入り(4種類の味)のパッケージが2種類。



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とりあえず、カシス、フランボワーズ、抹茶、塩、以上4種類の入ったパックを食べてみました。



キャラメルはルルーさんのザックリした舌触りとは異なりキメの細かいものです。

やっぱりキャラメルの基準ってルルーさんになっちゃいますね。



ルルーさんの塩バターキャラメルは有塩バターが濃厚で糖分と塩分が強めなメリハリがある味。

対するクノタカオキャラメルは甘み控えめ。滑らかで優しい味です。



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クノタカオ恐るべし。
ホントに美味しいです。



ワタシ的にはルルーさんのザックリ感を持たせながらクノタカオの味がするとベストな気がします。



もう1つのパックも食べなきゃ。



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いずれにしても、もう少しクノタカオについて知りたいですね。

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2008/06/04

清水牧場でバーベキュー 奈川 松本

先日の湯川酒造試飲会。テーマの縦糸はモチロン湯川酒造の酒の水平&垂直テイスティングだったのですが、横糸として、同じ地域で造られた酒とチーズのマリアージュの提案をさせて頂きました。


そのチーズを作ったのは清水牧場。日本の農家製(フェルミエ)チーズの牽引者です。


その清水牧場へ、またまたまたまた行ってきました。




今回はなんと松本ジュレ・ブランシュ主催のバーベキュー大会。


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総勢40人で、羊の毛刈り作業の日に合わせて開催です。



この日の牧場は前日の雨がウソみたいな快晴。紫外線がビシビシ刺さります。


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ジュレさん一行はバスを借りての牧場入り。気合い充分です。


朝8時の集合時間に起きられないワタシたち(ホントはお食事番長。ワタシは若いおじいさんなので早起き)は後からレンタカーで合流させてもらいました。




牧場に着いたのはお昼ちょっと前。ちょうどチームジュレが山の牧場から下山してきたところでした。


顔なじみの皆さんから「遅いーっ」「牛たち牛舎に帰っちゃいましたよ」なんて声をかけられます。



ココの牛(ブラウンスイス牛)は放し飼い。
朝になると自分で牛舎を出て山の牧場に行くんです。
で、草を食んでお腹一杯になると自分で牛舎に帰ってきます。


実はワタシたちは山の牧場で牛たちに会ったことがありません。
何度も来てるんですけどね。今回も牛舎でしか会えなかった....。
また来なければならない理由が(半分計画的ですが)できました。








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小さかった仔羊も大きくなっています。



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やっぱり好奇心が強いですね。ネコ扱いしています。



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まずは羊の毛刈りを見せてもらいます。

搾乳中の羊と、仔羊以外は例外。
他の羊たちは一糸纏わぬあられもない姿になってしまいます。

作業を行うのは近隣の大学で畜産を学んでいる学生さんたち。
ほとんどの羊は写真のようにおとなしく刈られますが、たまに暴れるヤツもいます。そんな羊は関節技で膝をキメてから散髪です。




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やがてチーズを作る工房の裏手でバーベキューが始まりました。

さすがジュレさんのバーベキュー。肉や野菜の仕込みは完璧です。
ワタシは運転手なので飲めませんが、酒類も美味しそうなものばかりです。



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美味しそうなワイン、泡もの、信州の酒、大量のビール。


蕎麦倶楽部 佐々木 さんの肴が差し入れであったりして信州の酒たちにも万全の対応です。

飲めないのが少し恨めしくなりました。


清水牧場オーナー自らのチーズ料理も振る舞われスゴイことになりました。




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こちらは立食パーティー状態ですね。

いつの間にか松本にたくさんの飲み友が出来ました。


参加した皆さん、頭の皮膚まで日焼けしながらの楽しい時間。




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アッという間に下山の時間になってしまいました。



湯川酒造試飲会に間に合うようチーズを発送していただいたお礼ができるだけでも有意義だった清水牧場。バーベキューまで楽しめてラッキーでした。



次は夏ですかね。
牧場で牛に会うその日まで、しつこく訪れたいと思いますよ。

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2008/06/03

清水牧場 山のチーズをサクサクモチッと絶品ソテー DANLO 上諏訪

チーズプロフェッショナル Oさん夫妻お薦めの店。
上諏訪のイタリアン DANLO です。


たしか、Oさん夫妻もライターのIさんに薦められたとおしゃっていた気がします。



スケジュールが結構タイトで直前まで微妙だったのですが、17時半には松本から移動出来そうになったので16時に予約。



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松本からあずさに乗ってホームに足湯が有る上諏訪に移動しました。




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駅から3分くらい歩くとお店に到着。



入ってみるとテーブルが3つと小さなカウンターがありました。
突き当たりの仕切りの奥にもテーブル席があります。


電話して良かった...。満席です。


ご夫妻2人でやっているよう。

コースメニューがあるようですが要予約。
元々、どんなメニューがあるのか、見てから今宵のお食事を決めるつもりだったので問題はありません。



どーやら、スペシャリテは豚メニューのようです。
メニューから判断したワケではありません。店内に豚の置物がたくさんあったんです。イタいワタシにも解りやすい仕掛けです。



メニューを見るとチーズは出ていません。
でも、Oさんの薦める店にチーズが無いワケありませんよね。

聞いてみると「今日はメニューには無いけど、清水牧場の山のチーズのソテーが出来ますよ」って。

そいつぁ素晴らしいではないですか。迷わずお願いしました。





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ワインはLe VOLTE 2005。
スーパータスカン ORNELLAIA(オルネライア)のボトムレンジのワイン。小売価格の2倍は良心的です。




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まずアンティパストは飯田ハヤシファームの幻豚の肩ロースで作った自家製ロースハムのサラダ。



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幻豚ハムはしみじみ美味しいハム。脂が軽いのが良いですね。
淡白だけど旨味がしっかりしています。
こんな、しみじみした旨味に気付ける自分で良かったと思います。




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自家製のフォカッチャとパン、リエット付き。
パンも軽い美味しさ。フワフワ感が少しあってこの店のメニューには合いそうです。




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プリモピアットは清水牧場の山のチーズのソテー。

外側はサクッ(!!)と。中はモチッと。
風味爆発!! 絶品です。

こんなに大きいカットの山のチーズを食べるのは初めて。
なんて贅沢なんざんしょ。

ウチでは勇気が無いので出来ません。
勇気があってもフライパンにくっついて台無しになりそうです。

徒ならぬ美味しさにシビレちゃいました。





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キノコとハーブ鶏のパスタ。
正直、ハーブ鶏ってあの揚げ物チキンチェーンみたいなものと思っていたらビックリ。ホントに身に、何となくですがハーブの香りを感じるものでした。

いつも行く荻窪のBel Soleもそうですが、良いイタリアンのシェフって高級食材に頼らなくっても美味しいパスタを作ります。
食材からシンプルに旨味を取り出すのが上手ですよね。

しかし、あのチェーンのハーブ鶏って何なんでしょ?






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セコンドピアットはガッツリと骨付き幻豚のグリルです。

素材の美味しさに任せ、シンプルに調理したお皿。
これ見よがしなコッテリ豚ではなく、旨味そのものが楽しめるグリルになっています。

写真では解り辛いのですがメチャメチャデカイっス。
満腹王子と呼ばれたワタシでも大苦戦のフードファーター状態。
食べ過ぎで気絶しそうになりました。


大きな豚肉をガツガツ。ワインもガブガブ。

城戸ワインも有ったのですが、しっかりしたものがお薦めということで Le VOLTE 2005 にしました。

ワインはタニックながら果実味もあるもので、味自体は美味しかったのですが、普段飲んでいる自然派ワインと呼ばれているものとはロジックが違うようでちょっと悪酔い気味。やっぱり城戸ワインにすれば良かったと少し後悔しました。

(亜硫酸塩は自然に出来ることも解った上で書きますが)やっぱりSO2を添加し過ぎだと思います。



料理自体は1皿目からメインまで奇を衒わないシンプルな料理。
最初から最後まで素性の良い食材の透き通った旨味を感じます。

せっかく長野の良い食材を使った料理なので、ワインもそんなイメージのワインを少し置いたほうが良いような気がします。ガンベロッソやワインスペクテイターで評価されたワインでなくても長野には美味しいワインがあるじゃないですか。





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最後のドルチェは清水牧場のチーズと松の実のトルテ。
優しくってすっきりした絶妙な甘みのトルテ。
これまた絶品。


美味しいスィーツのおかげで完璧な〆。幸せです。
納得のお食事遠征になりました。



最近、地方の美味しいレストランが注目されています。(ライターIさんの記事がキッカケだったりします)

ワタシ的にもお食事番長が抜け駆けした弘前のオステリア・エノテカ・ダ・サッスィーノや和歌山のAIDAが気になっている今日この頃。

上諏訪にも良いレストランがありました。



日曜日が営業日なら松本からの帰りに寄り道できるんですけどね。
これが結構高いハードルなんですよね。

でも、清水牧場のチーズのソテーはクセになりそう。

再度の訪問確実な良い店でした。




尚、店内は禁煙のようです。
地方では禁煙レストランは貴重です。




DANLO
長野県諏訪市大手2-16-12
0266-53-0021 (予約したほうが良いですよ)
日曜日定休

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2008/06/02

たけしや ソース焼きそば専門!? 松本

またまた、ちょっとした所用で気温12℃の松本へ。
翌日から6月とは思えない寒さでした。


伊賀野カバ丸(別冊マーガレット)世代のワタシにとって、どーしても無視できない店が松本にあります。


いつだったか、ジュレ・ブランシュ から 洋酒店 醇 に向かう道すがら、 92さん に教えてもらってから気になって気になって仕方なかったんです。



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ソース焼きそば専門店たけしや。


メニューは全てソース焼きそば!!

結構衝撃です。


大分には焼きそばのチェーンがあるらしいので、地域によっては普通なんでしょうけど。

ワタシの近くでは焼きそば屋という業態は驚きです。


ついにその暖簾をくぐる日がやってきました。



土曜日の12時ちょっと前。
店内にお客はひとり。


これはすぐ出てくるだろうと高を括っていたらなかなか出てこない。

でも厨房からはジャッジャッといい感じで炒める音。

なんでかなー? って思ったら次々にお客がきてパックを受け取ります。
お持ち帰りの注文が何件も入っていたんですね。



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やがて私たちのオーダーが出てきたころには店内はほぼ満員。
店先の駐車スペースも満車になっていました。






ワタシたちが頼んだのは....



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肉野菜焼きそばに目玉焼



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野菜焼きそば 薄焼き卵焼き。


一人前の並盛りがこれ。どう見ても大盛りです。



焼きそば自体の色から濃い味付けを想像しましたが、意外なやさしい味。
ほんのりと甘みがあるソースは辛くないものです。


極太の麺は自家製麺だそう。やや柔らかめですが歯ごたえ充分です。

やっぱり少し量が多いような気がします。

テーブルの中央にお酢が2種類。普通のお酢とにんにく入りの酢が置いてあります。

ためしにお酢を焼きそばにかけたら、ソースの甘みが消えてさっぱりした味になりました。


そのまま食べるのも良いけど、お酢をかけるのも良いですね。
結構、満腹だったのに味の変化から箸が止まらなくなり完食。
大満足のランチになりました。



カバ丸の大好物はスーばーちゃんの焼きそば。
でも、読むたびに「焼きそば屋ってどこにあるんだよ?」って思ってたんです。

有るんですねぇ。焼きそば屋。

焼きそばだけで商売をするってスゴイことだと思います。



焼きそばとか餃子とかって結局ジャンクフードだと思うのですが、この焼きそばは愛すべきジャンクフード。誠意を持って料理してることを感じます。

実際、満腹になるまで食べたのに胃もたれ感は皆無。

化学調味料はソースに微量入ってる気がしますが全体的にはほとんど感じません。胸焼けもありませんでした。


近所の人はもちろん、車に乗って家族ぐるみでくる人もたくさん。
ホントに愛されています。

たかが焼きそば。されどおいしい焼きそば。

近所にあったら週2で通ってしまいそうな たけしや。

カバ丸にも食べさせたい。
楽しい焼きそば専門たけしやでした。

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