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2008/02/19

志ノ蔵でジビエみたいな名古屋コーチンの鍋 阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷 志ノ蔵。

ワタシの好きなblogの1つ、まき子の酒(休止中)。
このblogで記事を読み興味を持っていた店です。


いつか訪問する機会があるかな....と、思っていたら、突然その時がやってきました。

誘って下さったのはNさん。
荻窪 和庵で知り合った方で、志ノ蔵の田植え等のイベントにはほぼ皆勤賞という方です。


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17日の日曜日。Nさん、和庵さん、お食事番長にワタシの4人です。


メニューはコースのみ。
この日はNさんお薦めの土手鍋と牡蠣です。



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まず、和種のほうれん草豊葉とターツァイとヤーコンのオリーブオイル和え。
それと人参のポタージュスープ。

生ビールで乾杯です。


ほうれん草は縮みではないのに糖度が高く、ターツァイも今まで経験した中で最も甘いものでした。

ヤーコンのシャクシャクした歯ごたえが印象的です。

人参のポタージュは糖度も高いのですが、それより香りが強くて美味しかったです。



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続いて大三島の牡蠣。
瀬戸内なら旨さでは地御前だけど安心感ではコレか安芸津産が良いかも。
濃厚な地御前に比べると軽い美味しさの牡蠣です。


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この牡蠣を食べながら、堆肥だけで栽培した五百万石で造った 真穂人 上槽中汲 を冷やで。

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上槽中汲って軽そうだと思ったら大間違いでした。
コハク酸の旨味成分の強い酒。

牡蠣のコハク酸と相まって納得のマリアージュ。
和庵さんが思わず「セクシー」と表現。ホントに素晴らしかったです。




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焼き物は名古屋コーチンの足首のあたり。
付け合わせは芋と全粒粉の焼きまんじゅうみたいなもの。
鶏は野生を感じる旨味です。



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さてさて、いよいよ土手鍋です。南部鉄の鍋で楽しみます。


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この日、土手鍋などに使う野菜は真穂人の酒米の生産者、石井恒司氏が栽培したものだそう。



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名古屋の赤みそをみりんで溶いたものに名古屋コーチンからとったスープを加えます。


こんにゃくは無農薬のこんにゃく芋で作ったもの。
こんにゃく芋は成長に何年もかかり収穫までに病気になるリスクが高いので無農薬はとても珍しいと聞いたことがあります。


鶏は一瞬鴨かと思ってしまった名古屋コーチン。
この美味しさには驚きました。
筋肉質で野趣あふれる美味しさ。ジビエのようです。


この土手鍋、コッテリした甘みと旨味ですが、食材が良いからでしょう、クドさは皆無です。


その鍋に合わせた酒は、鯉川、竹鶴などなど。
マッチョでタフな酒を燗でガンガン。




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2回に分けて鶏で鍋を食べてから今度は牡蠣を入れて。
牡蠣はやはり大三島の優しい味の牡蠣。
この店なら濃厚な牡蠣を使いそうですけどね。意外です。



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最後はこの鍋に卵をといてフワフワに。それをゴハンにのせて頂きます。

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これは絶品。濃厚な味の鍋で作ったのにとても優しい味になりました。


最後に飲んでいたのは竹鶴の生もと。さすがにこの優しい味の土手鍋卵とじゴハンには重かったです。

正直、ガチッとした酒が続いたので、木曽路 特別純米が恋しくなりました。






ここでこの日のコースは終了です。

でも、何か少し物足りない気分。

なにか甘いワインがあると良いと思いました。
妙にモスカートパッシートが飲みたくなったんですよね。

薄味のワタシには少し旨味が濃厚すぎたからでしょうか。
飲み疲れと食べ疲れには甘いワインが1番です。


そーいえば、この志ノ蔵は酒以外に小布施ワインと金井醸造のワインをおいているので何か考えても良いかも。
小布施ワインはレチョートやオードヴィーなんか造っているから丁度良いと思うのですが。




『鍋物』と括るとワタシの引き出しはとても少ないです。

どうしても神楽坂の山さきと比べてしまいます。
ワタシのまわりの皆さんにもその方がわかりやすいかも。


厳選した食材へのアプローチは好対照で面白いと思います。
特にblogには書かなかったけど昨年の夏に山さきで食べたグジ鍋と今回の土手鍋は好対照。

例えるなら、あちらが丁寧にダシをとった塩拉麺なら、こちらは豪快にガラから旨味をとった豚骨ラーメンな感覚かな。


毎日通っても美味しく食べられる山さきに対し、季節ごと位が丁度良い志ノ蔵とも言えるかな。

酒に対しては、しっかり自己主張する食中酒がある志ノ蔵に対して、まだ自分の酒を見つけられない山さき。

店主がたった1人で切り盛りする志ノ蔵に対し、素晴らしいサービスをしてくれるスタッフが付きっきりな山さき。

まぁ、比較するのが適当ではない2店ですけどね。







この店は絶品の食材を惜しげもなく使い、旨味の洪水のような味を作ります。
そして、その味に負けない濃厚な旨味をもつ食中酒を楽しめます。

しかしながら、厳選食材のお陰で食後感は爽快。
もたれたりすることも無く楽しい気分のまま帰宅できましたよ。


たまに行くならこんな店も良いもんです。
料理と酒がよく合う店はなかなかありませんからね。

折角、いい店を紹介して頂いたので季節ごとに行ってみたいとおもいます。


大事な事を忘れていました。この志ノ蔵は店内禁煙です。

タバコに邪魔されず、酒と料理の良い香りを堪能できます。

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コメント

土手鍋デビューだったんですね!ナイスです~。
やっぱりコースで鍋は食べたいものです。
木村さんはとことん食材に拘ってて、
聞けば何でも教えてくれます。
こんな美味しい名古屋コーチンも、名古屋生まれの私は食べたことありませんでした!
そして、牡蠣も・・・鍋に入れても縮まないんですもんね~~。

投稿: まき子 | 2008/02/19 23:04

まき子さん、ハロゥです。
blogで見てから気になっていた志ノ蔵にやっと行けました。このコーチンにはヤラレました。鴨かと思っちゃいました。最後の雑炊のような卵とじごはんも驚いた。経験にない美味しさでした。
正直、ワタシには甘みが強い味付けですが、ここの酒に合わせるにはこの味なのだろうと思います。他のコースも試してみたいと思います。
ワタシの好きな小布施ワインと金井醸造のワインがあるので、店主の方はワインはわからないとおっしゃってましたが、それに合うメニューも有るはず。興味は尽きません。
上原浩信者ならココで食べてから吟雅で飲むと良いかも。ナゼか阿佐ヶ谷は濃い街です。

投稿: bleu et rouge | 2008/02/20 01:29

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