« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008/02/26

Angiolino!! Angiolino!! Angiolino!! gar.net1周年 神楽坂

最近、ワタシは純米酒の世界にどっぷりと漬かっています。
もちろん自然派と言われるワインにもどっぷり漬かっていますけど。

アプローチの違いこそ有れ、今、酒とワインはとても距離が近いように思います。



純米酒の世界では、『生もと』と言われる恐ろしく手間とリスクの高い、酵母本来の生命力に全てを委ねる醸造の方法が注目されています。

自然派と言われるワインの世界では、純米酒とは真逆。ぶどうへの人為的な介入を極力減らすことで、酵母本来の生命力に全てを委ねる醸造法が増えています。


酵母の生命力に委ねる。

この原点回帰とも思えることが同じ時代に起こっているのです。







2月22日、神楽坂の片隅にひっそりと佇むワインギャラリー(ワインバーとは言いません) gar.netにて、ちょっと風変わりな試飲会が開かれました。






この店で確信犯的に行われるイベント vinight! ota (ヴィナイト オータ) です。

ワタシの好きなイタリア自然派ワインのインポーター ヴィナイ オータ さん。
リアルワインガイド17号で真っ当なインポーターと紹介されてたりします。
そのオータさんが取り扱っているワインだけを飲んじゃう夜です。


Vinight0106


第4回のこの夜は題してアンジョリーノ カーニバル!!
07年の1月にお会いすることができたベェネトの醸造家、アンジョリーノ・マウレ氏のワインをずらっと並べて楽しむスペチアーレな夜です。

(参照:2007/01/24 アンジョリーノ マウレさんを囲む会 LA BIANCARA試飲会)





ワタシが自然派と言われるワインに目覚めたキッカケは荻窪Bel Sole で出会ったサッサイアでした。

ボルドーやブルゴーニュなどの高価なワインが1番美味しいと擦り込まれていたワタシが、それとは違うロジック、何と言うか....カラダの細胞に染み込むような美味しさが有ると知った最初のワイン。






今回はアンジョリーノのワイン12種類と、彼のお弟子さんダニエーレ君のワイン2種類、計14種類の一気飲みです。


1. Bianco dei muni 2006 Daniele Piccinin
2. Pico 2006
3. Pico 2006 Faldeo
4. Pico 2006 Monte di Mezzo
5. Pico 2006 Taibane
6. Taibane 2000

7. Rosso dei muni 2006 Daniele Piccinin
8. Cana' 2005
9. Cana' 1999 Mag.
10. Tocai Rosso 2005
11. Merlot 2004
12. Melrot 2000 Mag.
13. Recioto di Gambellara 1999
14. Recioto Mancato 1998


Vinight0105

メモりながらテイスティングしようと思っていたのですが、やっぱりオータさんの目の前では気恥ずかしくって出来ませんでした。
でも、今になって後悔しています。
知ったかぶりしながら飲んだワインたちの詳しい味や香り、案の定忘れてしまいました。



1と7がダニエーレ君のワイン。最初のビンテージとは思えないレベルです。
使っているぶどうの種類は違うのにアンジョリーノ先生と似たニュアンス。
生産本数が少ないので一期一会になりそう。

2Pico 2006からは同じPicoというワインです。3から5までのPicoはそれぞれ違う畑で栽培されたガルガネーガというぶどうで造られたワインです。


2の Pico 2006 はSO2無添加。酸が全面に出ていて直線的な味になっています。3から5までの畑のぶどうをブレンドしています。

3の Pico 2006 Faldeo は少し線が細くおとなしい感じです。

4の Pico 2006 Monte di Mezzo は酸が少し奥まったところにあり甘みを感じました。
厚みもあるのでPICOのクリュ違いの中ではリッチな味わいです。

5の Pico 2006 Taibane はタイバーネと言う畑で栽培されたガルガネーガを使っています。

6は5と同じタイバーネ畑のぶどうですが、貴腐菌をつけたぶどうを遅摘みで収穫して造った甘いワインです。

遅摘み、早摘み、甘さこそ違いますが、何と言うか同じベクトル上にある感じ。
同じ畑のぶどうなのだから当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
やはり畑の持つ個性、テロワールがワインの大切な要素なのだと改めて確認できました。

同じ畑のぶどうの貴腐菌付きと貴腐菌無しの飲み比べなんて初めての経験なので興味深かったです。




Vinight0109Vinight0110

この夜、チェイサーはサッサイアのマグナムでした。
もう、とことん飲むしか有りません。



7からいよいよ赤になります。

が、残念ながらここから更に記憶が曖昧です。

10のトカイロッソは甘みが強かったなぁ。とか。

11のメルローはエレガントでリッチだったなぁ。とか。

まったくいい加減なことになってしまいました。

いつものgar.netに集う皆さんとのおしゃべりに夢中になっちゃった。
折角の機会なのにモッタイナイことになってしまいました。オータさんに申し訳ないです。

13のレチョートの美味しさにしびれたのは覚えていますが、どんな味わいだったかは.....。


14のレチョートマンカートは変わってたなぁ。
香りは甘いんですけど味は甘くない。ナゼか強く印象に残っています。

13のレチョートは醗酵の途中で甘みを残して造ったそうですが、14のマンカートは最後まで醗酵させたそう。

酵母が糖をアルコールに変えてしまい15度までアルコール度数が上がっているそうです。結果、甘くないレチョートが出来てしまったそうです。

しかも、2007年までSO2無添加の状態で樽熟成していたそう。
香りの素晴らしさとボディの厚さが印象に残りました。



このレチョートマンカートを飲みながら、なんとなくですが『生もとの酒』を連想しちゃったんです。

『もと』造りでの糖や酵母の関係は、自然派ワインを醸造しているタンクで起きている事と同じなんだなぁ、と。

アプローチは違いますが、『天然の酵母の生命力』に全てを委ねる。

もちろん、醸造技術の裏付けが有ってこそですが.....。大きな原点回帰の流れが出来ているように思います。


そんな今日だからこそ、基準に成り得るアンジョリーノのワインは重要です。



人為的な介入を極力減らし、自然の、酵母の力に全て委ねる。
また、そうすることで、むしろ造り手の個性が際立つ。
そんな事を教えてくれるアンジョリーノのワイン。
純米酒が好きな皆さんも一度飲んでみたらいかがでしょう。




Vinight0111

さて、小さなワインギャラリーgar.netは1週年。

たった1年だけど、いつの間にか大きな流れの中に揺らぐ事がない大切なmilestoneになってしまいました。


Vinight0140

きっとこんな感じの店がこれから増える気がします。
そーなった時、gar.netが今あることの素晴らしさを皆が認識するのかも。




でも、そんな理屈っぽい話しはどーでもイイや。



どこのお店が美味しいとか情報交換したり。
誰かとサッカーや野球の話ししながら各々の贔屓チームにケチつけ合ったり。
ここに集まる皆さんとの楽しい時間がある。
それが1番なのですよ。





gar.net店番タケダのblog  http://blog.livedoor.jp/garnet1009/

ヴィナイオータ       http://www.vinaiota.com/

La Biancara         http://www.biancaravini.it/

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/02/20

いよいよ最終日 大学はおいしい!! 新宿 高島屋

新宿 高島屋で開催中のイベント『大学はおいしい!!

いよいよ最終日になってしまいました。


もう一度行きたかったんですけどね。残念ながらちょっと無理です。



季織亭のママさんに話したら「そんなのO.B.とかが昔を懐かしんで行けば良いのよ」と、バッサリ。

そりゃそーかもしれないけど、祭りは参加してナンボじゃないですか。



なぜ再び行きたかったかと言うと、鹿児島大学のブースで販売していた芋焼酎が欲しかったんです。

試飲したときの印象は甘みが強くて香りが良かったんです。
なんと言うか『明るい農村』の『赤芋仕込』に似ているかな。余韻を更に長く、甘みをもっと強くした感じだったような気がします。もう一度飲んで確認したかったぁ。



まぁ、無理なものは仕方ない。




先日の戦利品を幾つか。

(参照:2008/02/17 大学は美味しい!! 24大学の美味しいもの集合 新宿 高島屋)




Univ088

東京農大のブースで入手したエミューの卵で作った生どら焼き。

Univ089

エミューの卵自体を食べたことが無いので何とも言いようが無いのですが、強いて言うならエミューの卵の味(!?)と言うか、鶏卵よりもコクが強かったような気がします。





Univ061

愛媛大学のブースで入手した安心米。

なんと酒米で使われる松山三井(まつやまみい)です。

これはまだ試食程度しか食べてないので何とも言えませんが、外が堅くて中が柔らかい酒造りに適した米の特徴そのものです。
酒にするとほんのり苦みがあることが多いのですが、焚いた米には苦みは感じません。冷やメシでも美味しい予感がします。




Univ051

北海道大学大学院のブースで職人さんが薄く漉いていたガゴメ昆布。

Univ066

これもまだ試食程度した食べていませんが、粘りがメチャメチャ強く、旨味が強い昆布です。
お吸い物なんかに一つまみ入れたら凄い美味しさになると確信しています。




Univ101

山梨大学のブースで入手したベリーAのワイン、山梨マスカットベリーA 遅摘み2005。

Univ100

これが結構美味しかった。

Univ106

蜂蜜の香り、ユリ科の小さい花を連想する香り、トーストの香り、 スミレの香り。
ミネラル感が強く、甘くて少し塩っぱい感じ。なかなか侮れない美味しさでした。




まだまだ気になるモノがたくさんあった『大学はおいしい!!』


今日18時までに新宿に行く時間があるなら行った方が良いと思います。

想像以上に美味しいものが有りますよ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/02/19

志ノ蔵でジビエみたいな名古屋コーチンの鍋 阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷 志ノ蔵。

ワタシの好きなblogの1つ、まき子の酒(休止中)。
このblogで記事を読み興味を持っていた店です。


いつか訪問する機会があるかな....と、思っていたら、突然その時がやってきました。

誘って下さったのはNさん。
荻窪 和庵で知り合った方で、志ノ蔵の田植え等のイベントにはほぼ皆勤賞という方です。


Shinokura069

17日の日曜日。Nさん、和庵さん、お食事番長にワタシの4人です。


メニューはコースのみ。
この日はNさんお薦めの土手鍋と牡蠣です。



Shinokura070

まず、和種のほうれん草豊葉とターツァイとヤーコンのオリーブオイル和え。
それと人参のポタージュスープ。

生ビールで乾杯です。


ほうれん草は縮みではないのに糖度が高く、ターツァイも今まで経験した中で最も甘いものでした。

ヤーコンのシャクシャクした歯ごたえが印象的です。

人参のポタージュは糖度も高いのですが、それより香りが強くて美味しかったです。



Shinokura071

続いて大三島の牡蠣。
瀬戸内なら旨さでは地御前だけど安心感ではコレか安芸津産が良いかも。
濃厚な地御前に比べると軽い美味しさの牡蠣です。


Shinokura074

この牡蠣を食べながら、堆肥だけで栽培した五百万石で造った 真穂人 上槽中汲 を冷やで。

Shinokura072

上槽中汲って軽そうだと思ったら大間違いでした。
コハク酸の旨味成分の強い酒。

牡蠣のコハク酸と相まって納得のマリアージュ。
和庵さんが思わず「セクシー」と表現。ホントに素晴らしかったです。




Shinokura075

焼き物は名古屋コーチンの足首のあたり。
付け合わせは芋と全粒粉の焼きまんじゅうみたいなもの。
鶏は野生を感じる旨味です。



Shinokura076

さてさて、いよいよ土手鍋です。南部鉄の鍋で楽しみます。


Shinokura073

この日、土手鍋などに使う野菜は真穂人の酒米の生産者、石井恒司氏が栽培したものだそう。



Shinokura078

名古屋の赤みそをみりんで溶いたものに名古屋コーチンからとったスープを加えます。


こんにゃくは無農薬のこんにゃく芋で作ったもの。
こんにゃく芋は成長に何年もかかり収穫までに病気になるリスクが高いので無農薬はとても珍しいと聞いたことがあります。


鶏は一瞬鴨かと思ってしまった名古屋コーチン。
この美味しさには驚きました。
筋肉質で野趣あふれる美味しさ。ジビエのようです。


この土手鍋、コッテリした甘みと旨味ですが、食材が良いからでしょう、クドさは皆無です。


その鍋に合わせた酒は、鯉川、竹鶴などなど。
マッチョでタフな酒を燗でガンガン。




Shinokura081

2回に分けて鶏で鍋を食べてから今度は牡蠣を入れて。
牡蠣はやはり大三島の優しい味の牡蠣。
この店なら濃厚な牡蠣を使いそうですけどね。意外です。



Shinokura083

最後はこの鍋に卵をといてフワフワに。それをゴハンにのせて頂きます。

Shinokura084

これは絶品。濃厚な味の鍋で作ったのにとても優しい味になりました。


最後に飲んでいたのは竹鶴の生もと。さすがにこの優しい味の土手鍋卵とじゴハンには重かったです。

正直、ガチッとした酒が続いたので、木曽路 特別純米が恋しくなりました。






ここでこの日のコースは終了です。

でも、何か少し物足りない気分。

なにか甘いワインがあると良いと思いました。
妙にモスカートパッシートが飲みたくなったんですよね。

薄味のワタシには少し旨味が濃厚すぎたからでしょうか。
飲み疲れと食べ疲れには甘いワインが1番です。


そーいえば、この志ノ蔵は酒以外に小布施ワインと金井醸造のワインをおいているので何か考えても良いかも。
小布施ワインはレチョートやオードヴィーなんか造っているから丁度良いと思うのですが。




『鍋物』と括るとワタシの引き出しはとても少ないです。

どうしても神楽坂の山さきと比べてしまいます。
ワタシのまわりの皆さんにもその方がわかりやすいかも。


厳選した食材へのアプローチは好対照で面白いと思います。
特にblogには書かなかったけど昨年の夏に山さきで食べたグジ鍋と今回の土手鍋は好対照。

例えるなら、あちらが丁寧にダシをとった塩拉麺なら、こちらは豪快にガラから旨味をとった豚骨ラーメンな感覚かな。


毎日通っても美味しく食べられる山さきに対し、季節ごと位が丁度良い志ノ蔵とも言えるかな。

酒に対しては、しっかり自己主張する食中酒がある志ノ蔵に対して、まだ自分の酒を見つけられない山さき。

店主がたった1人で切り盛りする志ノ蔵に対し、素晴らしいサービスをしてくれるスタッフが付きっきりな山さき。

まぁ、比較するのが適当ではない2店ですけどね。







この店は絶品の食材を惜しげもなく使い、旨味の洪水のような味を作ります。
そして、その味に負けない濃厚な旨味をもつ食中酒を楽しめます。

しかしながら、厳選食材のお陰で食後感は爽快。
もたれたりすることも無く楽しい気分のまま帰宅できましたよ。


たまに行くならこんな店も良いもんです。
料理と酒がよく合う店はなかなかありませんからね。

折角、いい店を紹介して頂いたので季節ごとに行ってみたいとおもいます。


大事な事を忘れていました。この志ノ蔵は店内禁煙です。

タバコに邪魔されず、酒と料理の良い香りを堪能できます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/17

大学は美味しい!! 24大学の美味しいもの集合 新宿 高島屋

雑誌DIMEと24大学のコラボ企画。
(詳細:DIGITAL DIME http://www.digital-dime.com/daigaku/)


それぞれの大学が開発した美味しいものが高島屋の11階催事場に集合。
パートナーのお食事番長と潜入です。

まず、鹿児島大学のブースでびわ茶のペットボトルをポンと渡されます。さすが鹿児島、豪気で気前がイイ。




Dime0045

佐賀大学のブースには最近話題の野菜 パラフ。

Dime0060

表面で光るツブツブはミネラル分の水が入ったツブ。
塩っぱいツブツブになんとなくリンゴっぽい香り。
これはクセになるかも。


富山大学のブースでは昆布シメのブリしゃぶと黒ビールが試食できます。


東京農大のブースには緑色のエイリアンの卵、いや、エミューの卵。
この卵で作った生どら焼きとプリン。



Dime0050

札幌の藤女子大学のブースで石狩バーガー。

Dime0055

パティの上にサーモンとタコブツ(!?)が乗っている食物栄養学科がレシピを作ったハンバーガー。

Dime0056

タコブツとパティって意外と合うよ!! 見た目以上に美味しい。


まだまだ、いろいろ。


どのブースも試食が豊富。

楽しいですよぉ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/16

純米酒の最右翼 マルセウ本間商店の酒しかない 純米酒 吟雅 阿佐ヶ谷 一番街

仕事を早めに切り上げて、またしても阿佐ヶ谷の純米酒 吟雅へ。


ここは純米酒にこだわる店の中でもおそらく最右翼。
なにせ、マルセウ本間商店の酒以外置かない徹底ぶりです。


マルセウ本間商店といえば、店主自ら蔵に出向き、しっかりティスティングしてからタンクまでをも指定して買い付けるというウワサの酒屋です。他店と同じ銘柄でも中身はひと味違うそう。


つい最近、本間商店店主自ら吟雅に。自分の納めた酒がどんな風に扱われているかチェックしに来たそうです。徹底しています。





Ginga009

糀風味の塩辛をつまみながら『悦凱陣 オオセト』

やはり本間商店の酒に合わせるには肴も旨味を強くしないと負けてしまいます。糀の甘みが塩辛にもう1つ旨味を加えます。





『るみ子の酒 袋搾り』を飲みながら鮪の盛り合わせ。



Ginga010

鮪は築地の仲卸 内藤から仕入れてるそう。

下の赤い方が大間産の鮪。
上のヅケは赤身なのに下の大間産よりも仕入れ値が高かった紀州産。
酒に負けないよう強めに漬けてあるそう。「邪道ですが」と、言いながら、酒に良く合いました。



お酒のメニュー、左側には火入れの酒を別枠でのせています。
そこから諏訪泉の火入れを。

「純米の酒が好きな人は火入れの酒を軽視する傾向が強いけど、火入れも正当に評価してお客様に提案していきたい」と、店主。





肴3品と酒3合で4000円行くか行かないか。

入り辛いドアだけど、勇気を出して入ってしまえばマッチョな酒が気楽に楽しめます。ちょこっとづつ丁寧に頂ける濃厚な旨味の肴も良いですよ。



鮨屋か蕎麦屋にでも行った帰り、何かちょっと物足りない気分の時に寄るには良いかも。



正直、ワタシは薄味なので本間商店の酒たちは毎日飲みたい酒ではありません。お食事番長の手料理にはちょっと強過ぎるんですよね。


ウチでは『木曽路の特別純米』と『あら玉 改良信交』なんかの優しい酒か、少しミネラリーな『雪の茅舎』と『富久長』があれば良いです。

あとはヴィナイ オータさんのワインと、小布施さん、金井さん、城戸さんなどの日本の自然派ワインが有れば最高。

っと、やっぱり『侍士の門』か『五番隊』あたりのスパイシーな芋焼酎も欲しいか。


でも、たまに旨味の強い酒って欲しくなったりします。
少しで良いんですけどね。

そんな時には迷わず行きそうな予感の阿佐ヶ谷一番街 『純米酒 吟雅』

話すと意外なほど気さくな店主が丁寧にもてなしてくれますよ。


まだまだ、人に知られていない秘密の店です。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/14

美しい缶が素敵 MazetのAmandasとMirabos  2種類入りウインター缶

2月14日。バレンタインデーですね。

我が国では女子から男子にチョコレート贈るという素晴らしいイベントが仕組まれています。



ワタシ?

自分で買っています!!
サロン ドゥ ショコラでハジケましたもん。

ショコラ売り場にはショコラマニアの男子が結構多いんです。




さて、今年も凄い金額(書けません)購入してしまったショコラですが、実はまだほとんど食べていません。

パートナーのお食事番長が連日残業で深夜の帰宅&泊まりの出張。食べる時間が無いんです。

そろそろ賞味期限が過ぎてしまったものが出始めています。

良質なショコラは保存料など使っていません。
風味が無くなるのが早く、後悔しそうな展開です。


勝手に食べると激しく叱責されるのは必至。

差し障りが無く、手軽に食べられるものから食べましょう。



Mazet258

と、なると、マゼ(Mazet)のお菓子が良いんです。


マゼはプラズリン(Praslines)というお菓子が有名。


Mazet261

カリッとしたアーモンドを香ばしくキャラメリゼしていて、歯ごたえが良いお菓子。どちらかと言えば砂糖菓子かな?

とても美しい缶にぎっしり入っています。





今回のサロン ドゥ ショコラにはプラズリン以外にウィンター缶が登場。

2種類入りと3種類入り。それぞれ絵柄が違います。


Mazet251

ワタシたちは番長が缶の絵柄を気に入った2種類入りを入手。

アマンダ(Amandas)とミラボー(Mirabos)の2種類が美しい缶の中に半分づつ入っていました。

あまりにも美味しかったのでアッと言う間に食べてしまいました。

でも、無くなると相当寂しいんですよ。

あー、なんで無くなっちゃうのかなぁ。
もうちょっと食べたかったよ。

そんなワケで、もう一度売り場に行っちゃいました。


サロン ドゥ ショコラが終わった新宿伊勢丹ではB1でバレンタインステーションが開催中。しかし、ここはプラズリンのみの販売。

そこで、別の伊勢丹に行ってみたら、箱入りのアマンダとミラボーを発見。

思わずオトナ買い。 しかし、我ながら執念深い....。




Mazet253

で、早速ウチに帰って半分づつウィンター缶に入れて再現。ホッとしました。


実はネットで販売しているサイトがあるんですけどね。




アマンダは、細かいアーモンドと水飴とバターで作ったヌガティーヌをブラックチョコで上掛けしたお菓子。形もアーモンドの形になっています。



ミラボーはオレンジの香りのヌガーに細かく砕いたヘーゼルナッツを混ぜて座布団型に。ミルクチョコを上掛けしたチョコレート菓子。



これが幾つ食べても食べ飽きない。




サロン ドゥ ショコラではタブレット(板チョコ)とボンボンに重心を置いてしまうのでお菓子は二の次になりがち。

でも、このアマンダとミラボー以外にも美味しいお菓子があるんですよね。ルルーさんのヨックモック製のお菓子とかホントに美味しいです。

そー言えば、マゼは大催事場でプラズリンの実演をしていましたが、アンリ・ルルーさんが何か聞きに行っていましたね。




たぶん追加したアマンダとミラボーは番長が会社ですべて食べてしまうはず。脳へのストレスにショコラは効くらしいです。



さて、自分で購入したバレンタインのショコラたち。

今夜はバリバリ食べちゃいます。

ホワイトデーの心配がありませんからね。
ハハハ....。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/12

絵理花で08シーズン野球会議 日暮里

ワタシは見た目に合わずお肉類があまり得意ではありません。

さっぱり味に調理された鶏や豚は美味しく頂きますが、牛はほとんど食べないんです。

だから焼き肉にはまず行かない。

油っぽいものは苦手なんですよ。



そんなワタシが年に1度か2度食べに行く焼き肉があります。

日暮里の絵理花です。


Erika096


1階にはエリカというちょっとセピア色した喫茶店があり、その2階。

今日の目的地、焼き肉絵理花はそこにあります。




まぁ、なんてことない下町の焼き肉屋なんですけどね。

ただ、この店、ある種の人たちには特別な店。


遥々、北海道からこの店を訪れる方も少なくありません。




Erika095_3


そう、この絵理花はファイターズの1番打者、森本稀哲選手の実家なんです。



入口から入るといきなり2階に上がる急な階段。その階段は厨房まで真っすぐ伸びる廊下になっています。

その廊下の右側、一段上がったところが細長くお座敷になっています。4人がけのガス直火式無煙ロースターが7台くらい縦に並んでいます。

入口の真上だけ横に2台並んで広くなっています。ワタシたちはそこに陣取りました。



この日、ご一緒したのは常に外野席で声を出し続けるO夫妻、常にワタシたちをリードしてくれるK嬢、ワタシ、お食事番長。


2008年シーズン開幕前の野球会議です。


この店、1番奥の厨房に近いテーブルは森本家の席。
この日も父上が道新スポーツを読んでいました。




Erika14

カルビ、ロース、タン塩。

焼き肉クリーンアップを焼きながら下らないことばかり話します。



K嬢 「わたし、お風呂はちょっと熱いけどガマンして44度なんだ」

一同 「なんで!?」

K嬢 「上田だから!! 背番号44だから!!」

一同 「....(絶句!!)」

K嬢は中日に移籍した上田佳範選手の大ファンだっだんです。
だからって44度にしなくても....。

O旦那 「それならウチは稲葉ですね (背番号41)」

O旦那 「夏には1度下がって金子洋 (背番号40)です」

すごく、クダラナーイ!!



こんな話ししている間にどんどん夜は更けて....。



次回の会議はサッポロで、という事になり閉会。

楽しい時間はアッという間に過ぎてしまうものですね。


年に1度か2度の貴重な焼き肉。

ゲラゲラ笑った楽しい時間になりました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/02/10

純米酒 吟雅 上原浩氏へのオマージュ 阿佐ヶ谷

いつも楽しみにしているblog 橋本健二の居酒屋考現学


最近の記事で気になっていた店、阿佐ヶ谷の『吟雅』に行ってみました。



この日は夜から雪が降るという予報だったので18時に退社。
一心不乱にチャリを漕いで阿佐ヶ谷一番街へ。



Ginga1227

元々はスナックか何かだったような感じ。
ちょっと入りにくい店構えです。



入ってみるとカウンター7席の程よい感じ。



お酒のメニューには鶴齢、義狭、竹鶴、悦凱陣、るみ子の酒、十旭日、隆、諏訪泉など。

やはり本間商店ですね。



肴のメニューには和風メニューの表面と洋風メニューの裏面。


この日はウチめしだとパートナーのお食事番長に言われていたので軽めにしなくては。

カリカリじゃことトマトのサラダ。
莫久来。
塩辛。
チーズ盛り合せ等。



酒は....。

鶴齢。
秋鹿のにごり。
悦凱陣。
十旭日。



先客の方たちや店主との中央線沿線の酒が旨い店のことなんか話します。


やがて蕎麦屋、鮨屋となって...。

いつしか、下北沢の小笹すし、先代の岡田周三氏の話に。

この店の店主も岡田さんにいろいろ教わったそう。

ワタシも行く度に叱られたっけ。

でも、そのお陰でオトナの作法のようなものを身につけられた気がします。

店主は岡田さんの晩年に最初から終いまでじっくり握ってもらったことがあるそうです。羨ましい。



もう少しゆっくり飲みたかったのですが時間になりました。後ろ髪を引かれながら帰宅です。



先客が2人いたのですが2人共タバコを吸わない方達だったのでラッキー。酒を堪能できました。



でも、旨い酒をとことん飲ませたいなら、旨く飲める様な環境を用意するべき。居酒屋という業態にシンパシーを感じないのはこのためなんです。



Ginga1228

店から出ると外は雪景色。


振り返ると入り口の看板には、酒は純米 燗ならなお良し、と。



Ginga1223

上原浩氏と古川修氏の信奉者には堪らない店になりそうです。


ワタシですか?

ワタシの身上は、言ってしまえば、酒は純米 燗でも冷やでも。


旨いものは旨いと認めます。
でも、それだけを鵜呑みにするのはイヤです。


ワタシ自身の味覚(かなりの薄味。昭和の味、下町の味も甘くてイヤです)に合う酒を大切にしたいと思います。



でも、たまにこんな店でこんなマッチョな酒を飲むのも楽しいもんです。






純米酒 吟雅

杉並区阿佐ヶ谷南2-20-2
03-3312-9813
18時から1:30位まで 祝祭日は少し早く終わるそう
日曜定休

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/08

花粉 08シーズン開幕

来てますよぉ。

いよいよ、本格的な花粉シーズンになりました。



1月の早い時期からボチボチ感じていたので、むしろ少し遅かったと思います。


今年は『花粉番』や『フォレスト』などのサプリメントを使ってのナンチャッテ減感作療法をしていなかったので不安です。


ちょっと遅くなってしまいましたが、アナキラフィシーショックに注意しながら今からでも始めるしかないと思っています。



始まったばかり。

長い試練の季節です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/02/06

Miyamanishiki J 2006 ワイナリーの醸す土の酒

小布施ワイナリーが醸す日本酒 Sogga pere et fils Miyamanishiki J 2006 。


Miyamanishiki086

先日、小布施ワイナリーに行った時に入手した日本酒です。

松本ジュレ・ブランシュ関東ファンフェスで飲んで頂きました。

この酒、かなりボディが厚い酒です。

なにしろ酔右衛門が霞んでしまったくらいですから。




『現代的な高精米でなく、米の旨味を生かして醸した』と、裏のエチケットに書いてありました。

『日本酒はテロワールを語る時代』とも。



無濾過。無除酸。無炭素剤。

長野県産美山錦 59%精白

日本酒度 +3


この酒を飲んで感じるのは『土』です。
ミネラル感を強く感じます。


普通、酒米を選ぶとき、品種や等級での選択はするけど、どう育てたかは選択出来ないそう。

聞くところによるとこの米は良いワインの為のぶどうのように収穫量を抑えて栽培したそう。



酸は非常に強いです。

旨味に厚みがあるので酸だけを強く感じることは無いはずですが、それでも強く酸を感じます。


僅かにバナナ香を感じます。


しかし、とにかくマッチョでタフな美山錦の酒です。

恵みから最大限に引き出したのがよくわかります。



マグナム瓶に入ってるからって甘く見ちゃダメです。

至極真っ当な『土』の酒です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/05

第2回 松本ジュレ・ブランシュ関東ファンの集い

いよいよ、第2回松本ジュレ・ブランシュ関東ファンの集い。


冷たい雪が降るなか、東京、横浜、松本から10人のジュレファンが季織亭に集合です。



季織亭はワインがメニューにないので、ワインLoverの皆さんにはかなりキツイ。
そんなワケで予め季織亭亭主に持ち込みの許可を取ってありましたが、さすがに気が引けるので少しだけ。

ソレイユ(旭洋酒) クラシック白。

Caney(金井醸造) Chino甲州。

ソレイユ(旭洋酒) クラシック赤。

霜田さんのお土産の小布施ワイン赤。


あとは先日の蔵元見学会でしみじみ美味しかった 木曽路 特別純米 長野県原産地呼称認定。

ワタシが小布施ワイナリーに行った時に入手、ワイナリーが造った日本酒、美山錦 J 2006。

ショコラに合わせるため用意した 酔右衛門 吟ぎんが18BY。



ハートランドで乾杯してからガヤガヤと話します。



Fan082

ナゼ、松本にはあんなにモルトバーが多いのか?

ナゼ、中島酒店はあんなにワインの在庫が豊富なのか?

ナゼ、鷲沢杜氏はあんなに格好イイのか?

ナゼ、ジュレは閉めようとするとグループ客が来るのか?

そもそも、ナゼ、ジュレと出会ったのか?



浅間温泉と美ヶ原温泉の違い、とか。

美ヶ原温泉の大西荘で宴会しちゃおうか、とか。

御御渡りが出来ていた、とか。

シルバースターズの飲み会は酒量がスゴイ、とか。

シーガルズが好きだ。とか。

松本あたりで滑るならどのゲレンデか、とか。

やぶはら高原で滑って、湯川酒造に寄って、おぎのやで蕎麦食べたら完璧だ、とか。

松本の蕎麦はどこが美味しいか、とか。

諏訪の酒はどーだ、とか。

岡谷の町はどーなのか、とか。

湯川酒造の尚子さんは真っすぐだ、とか。

城戸さんは旅行に行ってるらしい、とか。

松本はアーユルベーダが安い、とか。

信州の雑誌KURAが好きだ、とか。

横浜のホテルはどこが使えるか、とか。

横浜には見せたい場所がないんですと横浜の人が言うな、とか。

松本空港は使えない、とか。

冬に乗るあずさとかいじは暑過ぎる、とか。

石垣島の離島桟橋を抜けて公設市場も抜けるとペンギンの辣油香がする(4名同意)、とか。

博多の居酒屋さきとは良かった(やはり4名同意)、とか。

阿佐ヶ谷で餃子はどこか(わたしは潮州派、他にスター派、なかよし派)とか。



Fan083

楽しく食べて、楽しく飲んで、楽しく語らって。


先日の湯川酒造見学会に行けなかった皆さんにも木曽路 特別純米は大好評。

大げさに旨味をアピールしない酒。
押し付けがましさがない旨味。
次の一杯が飲みたくて仕方ない酒。

これは東京で試飲会をやって貰わねばと思ってしまいました。



季織亭の拉麺を〆に。

塩、醤油、味噌、つけ麺、お茶漬け風セット。
こんな風変わりな業態の店があることを知って頂くと共に、手打ち無化調オーガニック拉麺の醍醐味を堪能して頂きました。




で、最後に酔右衛門 吟ぎんがの18BYをショコラに合わせてみました。


Fan090

写真を撮る手はいつも楽しみにしているblog 92の扉の92さんです。


ショコラは松本のショコラティエ中澤澄子さんの唇のボンボンとJPHのショコラ。


その前に飲んだ小布施ワインの醸した日本酒があまりにもボディが厚かったので酔右衛門が厚みのない酒に感じてしまったのには驚きました。

酔右衛門ってボディが厚い酒なんですよ。

小布施蔵美山錦J2006、恐るべし!!

18BYの酔右衛門は熟成されて丸い感覚。狙い通りショコラには良く合いました。



まさか都内ではなく、松本の店の皆さんとこんな風におつき合いするようになるなんて。

ちょっと前のワタシならありえません。


人の辿る道には時々想像出来ないことが起きるものですねぇ。ホントに。


今後、どんな事があっても松本の街とは縁が切れない気がします。



出会った皆さんと楽しく語らう時。これこそ『おいしい時間』

今後ともワタシとお食事番長をよろしくお願いしたい。

皆さん、お願いしますよ!!

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2008/02/04

マルセウ本間商店で気がついた

偶然、鉢合わせたジュレさんと一旦別れ、笹塚のマルセウ本間商店へ。


この酒屋は純米酒の販売で有名。

酒が好きな人ならこの店で扱っている銘柄には偏った傾向がある事に気づくでしょう。

今回のお目当ては宗玄。

『深夜のショコラとモスカート』にコメントをくれたhirorinさんに「宗玄ならショコラに合うかも」とコメント書きながら「それ良いなぁ」なんて思っちゃいまして....。ワタシがショコラに合わせてみたくなりました。


ところが宗玄はこの2年ほど杜氏の体調不良で造っていないそう。

昨年の秋にここで入手したのは在庫分だったそうです。

無いなら仕方ないので、相談しながら他の酒を選ぶことにしました。



ここで大きな発見。

ショコラにアルコールを合わせるには酸が邪魔になるのですが、ワタシが合うと思っていた宗玄は結構酸が強い酒でした。

ワタシの味覚のには酸が弱く感じたんですけどね。

で、いろいろ試飲させて貰いながら気づきました。

日本酒の場合、ボディの厚い酒を熟成させると実際の酸度より酸を感じなくなるんですね。

ボディの厚みっていうのがポイントです。


これはまた1つ、おりこうさんになっちゃいました。



で、酔右衛門 吟ぎんが の18BYを選びました。

これを持って雪降るなか季織亭へ移動です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/03

松本ジュレ・ブランシュ 関東ファンの集いの朝

2月3日。松本のチーズのお姉さん、ジュレ・ブランシュの霜田さんがチーズセミナーに出席するため東京に。


この機会にとジュレ・ブランシュの関東在住ファンたちが集まることになりました。



で、その前にちょっと仕入れをと思いまして新宿伊勢丹へ。



この日は6階催事場で2月恒例の大北海道展。
このイベントには共働学舎のチーズが出るんです。


で、お目当てのチーズを購入。



ほくそ笑みながら、次は笹塚の酒屋に行こうと都営新宿線の新宿三丁目の駅に。



するとワタシの前を横切る人が。

アレレ?

見覚えのあるひとです。


なんと夜に会うはずの霜田さん!!


なんという偶然。



新宿駅ならまだしも、新宿三丁目とは!? 
しかも丸ノ内線でなく都営新宿線のほうですよ。

ビックリしましたよ。


ここで夜の宴にと差し入れを受け取ってしまったのですが、それがなんと共働学舎のチーズ!! もう偶然を超えています。


「では、また後ほど」と、かなりビビった状態で別れました。


で、この後、いつもの季織亭で宴が開かれるワケですよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/02

あら玉 特別純米 改良信交

居酒屋で燗酒でも飲んでると思って下さい。

それも純米酒がたくさんある店ですよ。


お銚子が空になったころ、「次は何にしますか?」なんて店の人に言われますよね。


で、「今、○○だったから、次は××にしよーかな」なんて答えるじゃあないですか。




でも、何で違う銘柄の酒にするんでしょ....?



味の変化を楽しむ?

飲んだ事がない酒があったから?

肴とのマリアージュを探る?

それとも、同じ酒だと飽きちゃうから?


まぁ、ワタシも次々と違う酒に換える人なんですけどね。




最近、最初から最後までずーっと飲んでいたい酒に出会いました。

先日、蔵見学に行った湯川酒造の 木曽路 特別純米 しぼりたて中汲み です。
(参照:2008/01/22 湯川酒造 鷲澤捨男杜氏を囲んで おぎのや 木祖)



木曽路 特別純米 は飲み飽きない酒。

この酒さえあれば他の酒が無くても何時間でも楽しく飲めます。


1時間飲んだら1時間飲んだ時の旨さを感じ、2時間飲んだら2時間飲んだ時の旨さを感じる酒です。


自己主張はしないけど、でも、たおやかな酒。




こんな酒はもう他に無いと思ってたんですけどね。



程なく、いつもの季織亭で出会っちゃった。






Aratama1194

あら玉 特別純米 改良信交

山形の和田酒造という蔵の酒です。




Aratama1195

改良信交という米は4代遡ると亀の尾に辿り着く酒米。
その米を山形酵母で醸しています。




このあら玉も全く飲み飽きない酒。

押し付けがましさはありません。


なんというか、1杯飲むともう1杯飲みたくなります。

で、2杯目を飲むと3杯目が飲みたくなります。

そして、飲むごとに新しい顔を見せてくれます。



ほんのりした甘さ。

柔らかい酸。

そこはかとない旨味。

控えめだけど芯の強い、だけど、あくまでも優しい酒。

3合目を飲む頃から少しずつ稲の香りを感じ始めます。


この酒だけを飲み続けたい欲求に抗えず、他の酒を頼む気にはなりません。


旨味がこれでもかと主張することも無く、香りが全てを支配することも無く、程よいおいしさ。



ワタシの味覚には添加物は米アルも含めて全く感じませんでした。

水と米だけで造っていると言って良いと思います。


こんな酒たちに次々と出会うとは思っていませんでした。


誰かの本に書いてあったワケで無く....。
雑誌とかのメディアで紹介されていたワケでも無く....。


上質な酒に出会えるようになった自分が少し誇らしい気分です。

いつの間にかワタシの日本酒感が大きく変わっていたのかも知れませんね。



でも、人には押し付けないようにしないとね。
『おいしい』の基準は人それぞれですもん。

ほんのり甘くて控えめに香る。
そんな品格ある酒飲み(って、どんな?)になりたいと思っていますよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »