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2008/01/18

山々と木々に囲まれた小さな酒蔵 湯川酒造 木祖

さて、今回のお食事遠征のメーンイベント。

ジュレ・ブランシュ主催  湯川酒造 見学会。



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記憶に残る良い見学会になりました。



湯川酒造は木曽路という酒を造っている蔵。

ワタシは後にも先にも、昨年の8月にジュレ・ブランシュで飲んだ初呑切りの酒 十五代九郎右衛門 以外に湯川酒造の酒を飲んだことがありません。

正直、ちょっと地味な印象なんですよね。

もちろん、酒本来の造りの良さは飲めばすぐに解ります。



松本から中央西線で50分。(うち20分が時間調整ですが!?)

山と山の狭間の小さな集落に湯川酒造はありました。


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お約束の杉玉が吊るしてある構えが良いですね。
中に入るとしっかりした柱に太い梁と囲炉裏の煤で黒くなった土壁に圧倒されます。



この母屋の奥に造りを行う蔵があります。

タンクが置いてある古い棟に新しい2階建て棟が増設された形になっています。



蔵の2階に上がると甑が湯気を吹き上げていました。

甑での最後の15分間には高圧蒸気を送ります。
そして外はしっかり、中は柔らかく、米を仕上げます。



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釜屋さんが何かのバルブを締めました。

ちょうど掛け米が蒸し上がったところです。


この掛け米をそれぞれの場所に移します。



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釜屋さんがカゴに米を入れると、蔵人はそのカゴを肩に担ぎ、脱兎のごとく駆け下りていきます。


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1階に運ばれた米は薄く広げて冷まします。

偶然にもイイところが見れました。





廉価な酒に関しては蒸し上がった米をエアシューターで麹室に直接入れてしまいます。

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その麹室では、裸になった杜氏が入って作業中です


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米は『ひとごこち』 60%精米。

この米、蒸し上がりをそのまま食べてもスゴク美味しい。



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きれいな味と香りにうっとりします。




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別棟のタンクを見に行きます。

蔵にあるタンクは大体直径1.8m×高さ1.8mって感じかな?



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スターターとなる麹が出番を待っています。

飲んでみるとジュラール・シュレールのワインを連想させる酸味。
厚みがありながら、たおやかな味でした。
かなり酸味が強かったのですが糖度が17度くらいと聞いて納得しました。



先週、何本かのタンクの絞りが終わり、次の仕込が始まったところ。

造りの最盛期に作業や蔵の中を見せて頂けたことに感激です。


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ここ住んでいるであろう蔵付き酵母に敬意をはらいつつ、杜氏を囲んでの語らいの場へ移動です。

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