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2007/11/25

『年の瀬にSakeとCheeseで和もうかい』募集締め切りです

11月12日に イベントのご案内 でお知らせした

Bon Bon! Fromage 番外編 出張チーズ会 


『年の瀬にSakeとCheeseで和もうかい』

定員に達しましたので参加の募集を閉め切らせて頂きました。


今回、年末ということもあり、都合がつかず断念された方もおられたようですね。

一週間早かったら...と、いう声を多数頂きました。大変申し訳ありませんでした。


残念な事になってしまったかた、是非、大和田さんのHP Bon Bon! Fromage をご注目下さいね。

チーズサロンというイベントに参加すると大和田さんがチーズを訪ねて欧州を歩いた時の興味深いお話しが聞けますよ。もちろんワタシも参加します。




今回、参加予定のみなさん、お申し込みありがとうございました。みなさんに愉しんで頂けるよう準備を進めています。


大和田さんの選んだ素晴らしいチーズたちをお楽しみに。
なにやら入手困難なものも出ちゃう可能性が有るようですよ。
ワタシもメチャメチャ楽しみです。

お酒も1つの指向に偏らず、バラエティーを持たせていくつもりです。

それと、2時間お酒だけというのも面白くないので、最近注目されている日本の自然派ワインもお出ししたいと思っています。

忘年会気分で楽しみましょう!!

当日お会い出来る事を楽しみにしております。

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2007/11/24

カフェ東京

Cafe0741

この本知ってます?


東京のカフェを紹介した本。


韓国で出版された本なんです。



moiのマスターに見せてもらいました。


書いたのは韓国から1年間のワーキングホリデーで日本に、いや、moiにやって来た女の子。


そのあたりの経緯は moi のblogを読むとグッときますよ。
http://moicafe.blog61.fc2.com/blog-entry-400.html

韓国に帰ったら東京のカフェ文化を本にするのが夢と言っていたそう。




それから数ヶ月....。

ホントに作ってしまったそうです。



中を見せられないのが残念ですが紙の質感と写真が良いんです。
なんだかやさしい感じがします。

このまま端っこが日に焼けて赤くなっても良い感じ。


いろんなカフェが数ページづつ、綺麗な写真と紹介文でできています。

内容は....ハングルなので何て書いてあるのかわかりません。


moi、Cura2、9chair、Mame-Hico、ROBA ROBA Cafe とか。

他にも紹介されていましたが忘れちゃいました。

Cafe好きの方なら表紙の写真でわかるかも知れませんね。



是非、手に取って見て頂きたい。



先日、moi工事現場の前を通ったんですけどね。

間もなく吉祥寺のmoiさんが完成しそうでしたよ。

開店したら見せてもらって下さいね。




予定より早く開店したりしないかな。

楽しみなんですよ。

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2007/11/22

小麦そば懐石試食会 季織亭 経堂

この10年、Appleばかり4台使ったワタシ。
今日、始めてテキストが飛んじゃいました。
書き直しって大変ですねぇ。ビックリしましたよ。

では、気を取り直して。






20日火曜日の夕方、仕事を途中で切り上げいつもの季織亭へ。
いつもとちょっと違うのは火曜日だったこと。


季織亭は火曜日が定休日。
その定休日に小さな試食会が開かれました。



2階に上がると既に皆さん集まっておられました。



集まったのは季織亭ママのお茶のお弟子さんでもあるセレブO社長。


料理の鉄人という番組で和の鉄人との卵対決に見事勝利したル・グラン・コントワーのムッシュ菅沼シェフ。


いつもはサービスする側のF田クン。


ワタシbleu et rouge。


昨年、ワタシが体調不良で食事が出来なかったときにお世話になった京うどん花坊さん夫妻は急用のため残念ながら欠席。



カウンターには品書きがあり、小麦そば懐石と書いてありました。


なにやら厳かな空気が満ちています。

全粒粉小麦粉つけ麺
合鴨農法鴨 胸肉ソテー
温野菜盛り合わせ
オーガニック小麦粉つけ麺
ベジョータチャーシュー
とろとろ卵
八寸
吟醸麺





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ムッシュの差し入れてくれたシャンパーニュで乾杯。
試食会の始まりです。




まずは全粒粉小麦粉つけ麺


Flour453

風呂敷に包まれた器を頂きます。
それを広げて膳の代わりにしちゃいます。


Flour455

蓋を開けると青い九条ねぎが中蓋に。


Flour456

その中蓋の下の器に麺が入っています。



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ほぼ同時に2品目の合鴨農法鴨 胸肉ソテーが白い九条の焼きねぎを添えて出てきます。

これは別々に食べても良いし、中に入れて具にしても良いとのこと。


麺は全粒粉の少し黒い麺。
しっかりしたタフでマッチョな手打ちの太麺です。

スープは醤油味の鴨のスープ。
鴨の旨味と甘みが良く出ています。




Flour460

3品目は温野菜盛り合わせ。
青森のファーム山の上の有機栽培の野菜たちです。

時間をかけて柔らかくなるまで火を入れているのに土の香りが失われていません。
味噌の甘みが野菜から甘みを引き出します。



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4品目はオーガニック小麦粉つけ麺。
ザルから1玉の麺を頂きます。
この麺は少し細めに打ったそうです。


Flour462

スープは野菜系、魚介系などのスープをブレンドした複雑系。
旨味の強い雪塩を使っている塩味スープです。


Flour465

一緒に5品目のイベリコ、しかもベジョータで作ったチャーシューが出てきました。

これも別に食べても良いのですが、やはりスープに入れた方が美味しい。

ベジョータの甘い脂が塩味のスープに溶けスゴイ旨味です。

付け合わせの野菜には名前が無いそうです。

青森の新しい野菜ということでした。
アブラナ科の変種でしょうか?
どこかで似た菜っ葉を食べた気がします。
青い香りが強く厚みのあるしっかりした葉が印象的です。


Flour467

6品目はとろとろ卵。

EM農法で生産されたとろとろの卵です。
やはり麺に入れても美味しい具になります。

ワタシは最後の晩餐には卵かけゴハン食べると決めている卵好き。
この流れた卵を拭うパンが欲しかった。
この際イヌと言われても皿を舐めてしまえば良かった...。ちょっと後悔しています。



Flour470

7品目は八寸。
ブルーチーズに柿 と 牡蠣のしぐれ煮。
ダジャレです。

やはりムッシュの差し入れのヌーボーを飲みながら素材のこととか家庭で美味しく鴨を焼く方法などを楽しく話しました。




Flour473

最後の8品目は吟醸麺。
垂れ口などの搾らずに造る酒の柔らかい酒粕をアルコールを飛ばして使っています。酒粕がコクと深みをスープに加えます。
旨味の塊のような麺料理です。



厳選したオーガニック小麦を自分で手打ちする。
自分で打つからこそその麺に調和するスープが次々と作れる。

季織亭の奥深さが垣間みれた試食会になりました。


この日、試食した麺料理はワタシたちが知っている既存のラーメンではありません。もちろん蕎麦でもうどんでもパスタでもありません。

もしかしたらこの日ワタシの中のラーメンというメニューの概念は崩壊したのかもしれません。



そして新しい麺料理の、新しい業態が生まれる予感がします。


手打ち小麦麺を発展させ、独自の麺料理屋に変貌しつつある季織亭。

これからどーなっていくのか?
しばらく目が離せなくなりましたね。

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2007/11/19

Vin Nouveau Blanc Thierry Puzelat

ボージョレヌーボー解禁の話題をフッておきながら今回のワインはロワールのヌーボーです。

 

しかも、ソービニョンブラン。白の新酒です。

 

ワタシ、へそ曲がりってよく言われるんですよ。

 

でもね、ティエリーのワインは理屈抜きで美味しいんです。



Blanc0825

 

 

 

野生酵母で発酵、SO2を使用せずに醸造、ノンフィルター、ノンコラージュで瓶詰め。と、ティエリーならではの造りです。

 

澱で白濁したにごりワインです。



自然派ワイン好きの皆さんはご存知のことと思いますが Thierry Puzelat 名義のワインはネゴシアン物。近所の生産者が栽培したぶどうです。



しかし、買い付けてきたぶどうと侮ってはいけません。
03年からはビオデナミで栽培されたぶどうで造られています。





このソービニョンブランの新酒はある種の揮発酸の香りが少しあります。しかも、ピーマンのような青い香りもあるし、なによりリンゴ酸を感じる味だったりします。

 

こう書くと未成熟なワインとネガティブにとられちゃいそう。



透き通った味。
果実味の強い甘酸っぱい美味しさ。

 

でも単調ではなく、幾つもの酸がバランス良く厚みを付けています。

 

エグ味や雑味は皆無。

 

カラダにスッと滲みていきます。



食事に合わせるには少し甘酸っぱ過ぎるかな。
日曜日の午後に飲むにはしっかりし過ぎてるかも。
夕食前にちょっと飲むとイイかもしれません。

 

 

瑞々しい果実を口一杯に頬張ったかのような素晴らしいワインです。

 

生産数が少ないのが残念。

 

どこかにまだ残ってませんか?
見つけたら迷わず買っちゃいますよ。

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2007/11/18

遅ればせながら.... ヌーボーです

先週はワタシもお食事番長も毎日遅くまで仕事。

理不尽という荒波が次々と押し寄せ、小さなボートはなかなか港に戻れませんでした。



土曜日無事に休めた番長、やっとヌーボーを受け取る事が出来ました。よ。





ヌーボーに対してネガティブな意見が多いのは知っています。



「値段の半分が航空運賃だよ」とかね。

ユーロ高もあって値段はホントに高いと思いますよ。



「あんなのいいかげんな造りのワインだよ」

確かに美味しくないものが多いと思います。

煮出して調味料と香料で仕上げたみたいな、ね。

これは消費者が善良な造り手のワインを選べば良いだけのこと。



他にもネガった意見が多数....。



でもさ、酒飲みには関係ないじゃん。

飲む理由になれば何でもイイんですよ。




ワタシたちに届いた今年のヌーボー第1便。



Nouveau0812


全て善良な造り手たちのヌーボーです。


どれから飲もうか迷います。



残念なのはワタシの鼻カゼが治らないこと。

香りが全くわかりません。

治るまで待つか....。

ムリムリ。

深く考えず楽しく飲んじゃえ!!

毎日1本づつ開けますよ。

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2007/11/17

コンテの会 パート3 ジュレ・ブランシュ 松本

さてさて、松本ジュレ・ブランシュコンテの会の続きです。


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会は山辺ワイナリーのワインとサードワールドの赤ワインを飲みながら霜田さんのチーズ料理を頂く楽しい時間になりました。


Comte0772

コンテのグラタンは野菜がたっぷり。
ベシャメルソースを使わずにチーズだけで作ってあったよーな...。
信州サーモンはコッテリした味なので赤でもイケます。



Comte0774

コンテと信州サーモンのカルパッチョ。
これは信州サーモンの美味しさが良くわかるメニュー。
ブルブルと肉厚の信州サーモン。メチャメチャ美味しいぃ。



この信州サーモン、ニジマスの染色体2組とブラウントラウト染色体1組をもつようバイオ技術で掛け合わせた三倍体(?)なのだそう。

なんのこっちゃ? よくわからんがホントに美味しかったっス。


詳しくは長野県水産試験場のページを見てくださいな。
http://www.pref.nagano.jp/xnousei/suishi/s_salmon/salmon.htm




霜田さんが作った料理は美味しいなぁ。
綺麗なお姉さんの手料理はハートに滲みる美味しさです。


Comte0775

中でもワタシが唸った料理は豆のサラダ。

赤インゲン、白インゲン、レンズ豆、ひよこ豆。
それらの豆と同じ大きさに切ったコンテチーズ。

豆は茹で加減を変えて豆を違う堅さにしてあります。
堅めになってる赤インゲンがアクセントになっています。

こんな手間が掛かるメニューはウチではでません。
タッパに入れて持って帰りたかったなぁ。



Comte0776

コンテのスープは小さなキューブに切られたコンテを入れた器にコンソメスープを注いだもの。コンテとベーコンとトマトが旨味になっています。
これはお食事番長がパクってウチで作ってくれました。




さて、会はまだ続きますが、翌日の月曜に重要なことがあった為、ここでワタシたちは無念の早退。

あずさ松本発新宿行きは18:30の後は20時、それから3時間かかるんですよ。



Comte0777

お土産は松本のプリン専門店 春夏秋冬 さんとジュレ・ブランシュのコラボ、コンテチーズプリン!!


22時に帰宅して早速いただきました。


経験にない旨味凝縮のこのプリン。
これはカラメルソースがいらないコッテリした旨さでした。



いまや日本チーズの一大生産地になりつつある長野。

その地にあって美味しいことを発信しつづけるジュレ・ブランシュ。

そんなジュレさんならではの楽しく美味しいイベントでした。




さて、ジュレさん。なんとこのイベントの翌日に、12月に発売されるHanakoの取材でフェルミエの本間るみ子さんと清水牧場に行ったそうです。

忙しかっただろうに....。

でも、メチャメチャ元気な霜ちゃん。

これからもお願いしますよぉ。
もちろんワタシたちもついていきますよ。

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2007/11/16

コンテの会 パート2 ジュレ・ブランシュ 松本

この日のイベントにはワインの講師として山辺ワイナリーの醸造責任者の戸川さんと加藤さんがいらっしゃいました。


ワインを造る過程で生まれる様々な『酸』。


この『酸』によってワインの味は決まると言っても過言ではないそうです。


中でもリンゴ酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、酢酸の6種類の酸は最も重要なものだそうです。



今回、これらの6種類の『酸』の500ppm水溶液を用意して頂きました。

これらの『酸』を1つづつ飲み比べ、味を覚えようというワケです。



これはなかなか経験出来ないアカデミックな展開!!
興味津々で味比べをさせていただきました。



ブドウ果汁は酵母によりアルコールと炭酸ガスに変化させます。これが1次発酵。

やがてこの初期のワインの中にあるリンゴ酸は乳酸菌によって乳酸と炭酸ガスに分離されます。これが2次発酵。

この2次発酵によってワイルドなワインが優しい味に変化します。

それはリンゴ酸が乳酸に替わり、クエン酸やコハク酸が旨味になるという事なのだそうです。





で、味見です。


もちろん、リンゴ酸、乳酸、クエン酸、酢酸の味は予想通りのものでした。



問題はコハク酸。この酸は旨味成分なのだそう。


なるほど確かに旨味を感じます。

でも渋みもある。

何となくシジミ汁のような味です。


うーん。この味は最近神社の総代会で飲んだ日本酒の味にも入ってたなぁ。

わかったぞ、天然のコハク酸は必要な旨味。
それが無いと美味しくない

でも添加物として足したコハク酸はエグいんだ。

テレビでCMやってる酒で感じるあのエグみですよ。

もーわかっちゃったもんね。


今後、添加物で味付けした酒の正体は見抜けそう。


ワインの事を学ぶと日本酒がわかったりしちゃうもんですよね。





山辺ワイナリー http://www.yamabewinery.co.jp/

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2007/11/15

コンテチーズの会 パート1 ジュレ・ブランシュ 松本

仕事がたまって大ピンチです。
blog書いてる場合じゃない。マジで。

そんな今日この頃ではありますが、書かないと記憶に残らないのも確か。
ワタシの頭の性能ではそんな長い時間の記憶は困難ですもん。




11日の日曜日にコンテチーズと赤ワインの会に出席するため松本ジュレ・ブランシュさんに行きました。もちろん日帰りで....。


イベント開始の16時ギリギリに着いたら店内は既に満員でした。



ジュレ・ブランシュオーナーの霜田さんより「コンテはフランスで最も愛されているチーズ」との説明から会は始まりました。




コンテはモンベリアール種かフレンチ・シメンタール種の牛のミルクによってジュラ山脈一帯で作られています。


ワタシ的にはジュラと言えばヴァン・ジョーヌ。白いブドウから造った甘いワインを思い浮かべます。



たぶん気候が厳しいんでしょうね。チーズもワインも保存性の高いものに特化してる気がします。



牛を育てる土壌や与える飼料などから人工的なものを排除。
生産段階でも一切の添加物を禁止。
厳しい規格を満たしているものだけがコンテになります。
特に優秀なものには緑のコンテベルのラベルが貼られます。



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今回のコンテは24ヶ月、16ヶ月、12ヶ月のもの。
時間と共に熟成が進み、旨味成分の結晶が小さなツブツブになります。



すこし木の実のようなホッコリした香りがするコンテ。



ここから美味しい話しを一気に書きたいのですが、会はちょっとしたお勉強の時間になりました。





コンテ・チーズ生産者協会日本語ウェブサイト http://www.comte.jp/

日本ヴァン・ジョーヌ協会  http://www.japanwineclub.com/jaune/

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2007/11/12

イベントのご案内

ちょっとした偶然が重なり、小さなお食事イベントを開催する事になりました。


テーマは、チーズとお酒のマリアージュ。



チーズには興味が有るんだけれど何だか良くわからない....。

ましてやワインに合わせるなんて言われると大混乱。
カタカナの名前ばっかりでちっとも楽しくなくなっちゃう。


心配ご無用!!

発酵食品であるチーズは実はお酒と良く合っちゃうんです。

ワインアドバイザーでシュヴァリエ(フランスフロマージュ鑑評騎士)で地元東京農大出身の大和田百合香さんが経堂凱旋。

楽しくチーズを食べる方法を教えちゃいますよ。





Bon Bon! Fromage 番外編 出張チーズ会


『年の瀬にSakeとCheeseで和もうかい』

講師 大和田百合香さん(チーズサロン Bon Bon! Fromage 主宰)

日時 12月9日 日曜日 15時より17時まで

場所 季織亭 (小田急線経堂駅より徒歩5分) http://www.kyodo-suzuran.com/shop/7/25/index.html
 住所 東京都世田谷区経堂2−5−14 
 電話 03-5477-2029

会費 4000円

定員 12名様(先着順)です。

主催 bleu et rouge(表向き)、お食事番長(黒幕)

協力 経堂 季織亭


申込み、問い合わせはメールでこちらまで。

bleu et rouge  bleu.et.rouge@mbe.nifty.com


ご興味のあるかたは是非お早めにお申し込みください。

詳しくは Bon Bon! Fromage http://www.bonbonfromage.com/

ヨロシクお願いいたします。


追記:にゃにゃにゃんと、松本からチーズのおねーさまがやってくるかも!? 
ビックゲスト登場の可能性に主催者大興奮デス!! 


追記:11月21日現在、ほぼ定員に達しました。あと2・3名様くらいまでなら何とか参加できるかもしれません。メールしてみて下さい。

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2007/11/07

イタリアもりって何? 黒森庵 永福町

先週末からガツガツと仕事をこなし、今週始めのスケジュールを調整。

火曜日の昼に時間をつくりました。


で、行っちゃいましたよ。

ひ・る・ざ・け。


Kuromori0428

行ったのは永福町。黒森庵。

住宅街にポツンと佇む蕎麦屋です。


ここから2ブロック離れたところにちょっとした思い入れがある場所があったりします。



自分へのご褒美に行くとっても大切な店。


日曜日から木曜日まで。金曜と土曜に祝日は休み。
11:30から15時までの営業。


専業主婦かご隠居さんじゃないとなかなか行けないでしょ?

この店にいつもの季織亭亭主とF田クンを誘って行っちゃった。




まずはお酒。

初呑み切りの 四季桜 黄ぶな 。


初めて 四季桜 を知ったのは高橋邦弘氏が広島の山中で営む 翁 達磨 雪花山房 でした。
(参照:2006/12/15 翁 達磨 雪花山房 高橋邦弘氏の蕎麦 広島)


その時はドライバーだったので飲めず、帰京してから飲んだんですけどね。もっと美味しい酒があるのになぁ、なーんて。




達人がその酒を選ぶワケ....。

蕎麦と同じ程度の、しかし蕎麦を邪魔しない香り。

蕎麦より少し甘いけど、出しゃばらない甘み。

四季桜は蕎麦を見事に引き立てます。

それに気づくまでに少し時間がかかりました。




黄ぶな は 四季桜 の造る酒の中では甘みと香りが強いものだと思います。

ここではぬる燗を焼き物の100ccグラスで頂いちゃうことにしました。




Kuromori0744

少し緑がかった焼き海苔をつまみながら。

Kuromori0745

木箱(たぶん桐ですね)の底には炭が入っています。
パリッと炙った焼き海苔が湿気らないような気遣いが良いです。



他にも面白い肴を頂いたのですが、それはまた次回。




この後、さらに酒を飲みながら来月のイベントについて話し合い。
だらだらと午後の時間を過ごしました。




蕎麦は今回は変わりものを頼みました。



Kuromori0746

イタリアの盛り

これはもりそばに辛み大根とパルミジャーノが添えてある蕎麦です。

まず蕎麦を少し蕎麦猪口に取り、辛み大根を少し乗せ、上からパルミジャーノをふりかけ、さらに蕎麦つゆを少しかけて、蕎麦猪口の中でぐるっと合えてから頂きます。

これがなんとも美味しい。


パルミジャーノは旨味成分の固まりのようなチーズ。

味噌に合うのは知っていたが蕎麦つゆに合うとは!!

辛み大根がチーズとつゆを繋いでる感じがします。





勢いが付いてしまったのでもう1つ。


Kuromori0747

ワタシが好きなあつ盛り。



これは温かいそばにつゆを絡めた状態で出てきます。

蕎麦の甘みを楽しめるメニューです。

最後に卵黄を入れるとより甘みを感じます。



黒森庵の蕎麦はとても繊細な細い蕎麦。

角が奇麗に立ち、喉越しが楽しい蕎麦です。

甘み、香り、共に申し分ありません。

そばつゆは優しくキレる現代的なものです。


Kuromori0427

さいごに、ポタージュタイプと通常の2種類の蕎麦湯と豆の甘煮がでます。

それを楽しみながら今日も満足。



調理場から「今月、新蕎麦が2種類入りますよ」と声をかけてくれました。

また、自分にご褒美をあげなければならなようです。




店内は禁煙。

蕎麦の香りが楽しめるお店です。

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2007/11/05

累計10万アクセスになんとか辿り着きました

おっとっと。


先週末、アクセス累計が99000だったんですよ。

まだ、100000まではまだチョット有るって思っていたんですけどね。


今見たら100100。

いつの間にか10万超えちゃいました。



一昨年の9月に始めたこのblog。

26ヶ月かかって10万に辿り着きました。


書いたのは355回。ワタシ的には満足してます。

そー言えば1年目はほとんどアクセスが有りませんでしたね。

最近は1日に240アクセス頂けるようになりました。


ポツンとどこかの片隅に佇んでいるよーな素朴な店や人のことばかり。

このblogにとって10万アクセスは軽くないって思っています。

結構、感慨深いもんですよ。

アクセスしてくれる皆さん、ワタシと遊んでくれてホントにありがとです。



更新が滞る日が増えそうですが今後ともおつき合い下さいな。

ヨロシクです。

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2007/11/01

台風と塩チーズケーキとホイリゲと Laetitia 下馬

台風が駆け足でやって来た先週の土曜日。

お食事番長お気に入りのデザインユニット nooy の08シーズンの春夏物展示会に行くことに....。



女子の買い物のつきあうのは正直苦手。

あっちでもない、こっちでもない、なーんてジタバタ動き回っているのを見ていると目が回っちゃいます。


行きたくないんですけどね....。


ワタシの目が遠くを見た瞬間、お食事番長が「Laetitiaさんに塩チーズケーキ予約してあるよ」と。

思わず「付いて行きますっ!!」



で、祐天寺で途中下車。ルンルンでLaetitiaさんに。



Laetitia0692

この日のLaetitiaさんは台風の為に少ししか作らなかったそう。


塩チーズケーキといくつかのケーキ&プリンetc.....を買ってもらっちゃった。

ルンルンで nooy の展示会に行きました。




雨と風が強くなった17時にビショビショ状態(傘の骨が折れました)で帰宅。
でも、全然問題ないっ!!



シャワーして晩ゴハンを食べてから....お待ちかねのLaetitiaさんのケーキです。




Laetitia0699

小布施ワイナリーのホイリゲを飲みながら塩チーズケーキ。




Laetitia0694

ホイリゲはまだ発酵途中の甘いブドウソーダのようなワインです。

アルコール度も低いのでゴクゴク飲んじゃいましょう。

酸化防止剤を使っていないので還元香がややあります。
むしろその香りが農産物としての主張に感じます。





Laetitia0697

塩チーズケーキはLaetitiaさんがワインのアテにする為に作っているケーキ。

やわらかい塩とチーズの香りとイチジクの甘みがホイリゲと良く合います。

うーん、たまらん。






ホイリゲを飲み終わった後、さらにデザート。




Laetitia0707

プリンが2つ。
このプリン、実は右と左でタマゴが違います。

どっちが良いのかとお試し企画。


右はプリンのミルク感を強く感じるタマゴ。
すーっとした雑味が無い美味しさ。

左は黄身の香りが強いタマゴ。
しかも生産者の人柄が良いんだとか。


どっちも美味しいからなぁ....やっぱり人柄の良いひとの方がつきあいやすいし。

メールでタマゴの黄身が香る左のプリンを推しましょう。




Laetitiaさんに初めて行った日のblogは...

http://shuffle.air-nifty.com/bleu/2006/06/laetitia_e7b2.html


今では大切なワイン友達です。



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