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2007/02/26

bleu et rouge株、暴落。 後編

さて、翌日早々に仕事を切り上げたお食事番長。
もちろん、タクシーでLaetitiaさんに急行です。



Laetitiaさんはひと廻り小さい、でも紛れもない前夜のケーキを用意してくれていました。

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ひと廻り小さいとはいえ1度に食べきるのは難しい大きさです。

自分の手に、いや、胃に余る量を手に入れた時、番長は気前がとっても良くなります。器のデッカイ大酒飲み。さすがです。

お許しを頂き、一緒に1ホールの半分を食べました。
やっぱりとても美味しいケーキでした。


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その後、ワタシは気持ちがホッとしたのか、お酒を飲み過ぎて気絶。





翌日、夕食が済んでから前夜に半分残したケーキを食べることになりました、

そこで信じられない光景が目に入りました。


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前夜、真っ二つに切ってあったはずのケーキに、真っ直ぐ切れてたはずのケーキに、角度が(!!)ついていました。
なんで? なんで? なんで?


どーやらアノ最後のひとくちを取り返したらしいんです。やられました。
でも、これで丸く収まったという事なのでしょう。渋々納得することにしました。



残りのケーキをまた半分づつ分けてモルトを飲みながら美味しく頂きました。


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このシングルモルトはバレンタインデーにお食事番長から頂いたものです。

頂いておいて言うのは心苦しいのですが、ほとんど番長が自分で飲んでいるんですよね。

フフフ....。この分を違う形で取り返さなくてはなりますまい。

こうして小さな争いは今日も明日も続くのです。

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2007/02/23

bleu et rouge株、暴落。 前編

bleu et rouge株が急落しています。


発端はLaetitiaさんのBirthdayパーティです。


Laetitiaさんは東京で2番目に小さいパティスリー。(参照:2006/06/29 ワインを美味しくする塩チーズケーキ Laetitia 東京で2番目(?)に小さいパティスリー)

たった1人で製造から販売までおこなっている凄腕女性パティシェです。



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パーティはワタシが年末年始にとってもお世話になったCucina Feliceさんで行われました。

参加者は、

10人程度の行列が常に絶えない人気拉麺店になった三軒茶屋の麺屋臥龍ファミリ一。
ワインエキスパートのW氏。
季織亭常連で食とスポーツに精通しているK氏。
セットメニュー好きなワタシ&発酵食品に目がないお食事番長。
会場となったイタリア帰りのフェリチェ夫妻。
先日の3店合同新年会のメンバーです。(参照:2007/01/12 縁は異なもの 3店合同新年会 いつもや)



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まずKさんがブラジルのワインの谷という産地で仕入れた泡もの(果実味がしっかりあり、ちょっと驚く美味しさ)での乾杯で始まりました。




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フェリチェさんはイタリアから持ち帰ったワインを惜しげも無く拔栓。

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時間と手間をかけて作った心づくしの美味しい料理に一同大満足。




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楽しい時間を過ごした最後に、Laetitiaさんが自ら制作したスッゴク美味しいバースデーケーキを皆で美味しく頂きました。


濃厚なチョコレートケーキは少しビターで大人の味。フランボワーズの甘酸っぱさが広がり少し遅れてヘーゼルナッツが香るという絶品ケーキでした。



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最後の1口を愛おしげに残しておいたお食事番長。
その最後の1口をワタシが横からパクッと....。


予定では番長が悲鳴をあげて、それを見たみんなが笑ってお開きになるだったんですよ。

しかし、思惑はハズれ女子ー同からの「ひどーい !!」「許せない !!」という非難の嵐。

特に主賓かつケーキ製作者のLaetitiaさんはカンカンです。「せっかくの最後の1口を食べた !!」「信じられない !!」とご立腹。

しまいには同じケーキを明日もう一度作ると興奮状態。


楽しかったBirthdayパーティは一気に修羅場と化しました....。

ワタシは嵐の中の小舟のように沈没寸前です。



後編に続く....

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2007/02/21

果実の命を延命する妖精 フェルベールさんのショコラ

最も愛するフェルベールさんです。


毎月1度、新宿 伊勢丹にはフェルベールさんのメゾンから15種類くらいの季節のコンフィチュールが届きます。

それが売り場に並ぶ朝、このコンフィチュールを求めてたくさんの方がB1に集まります。

もちろんワタシもその1人。

このコンフィチュールはアルザスの生命が詰まっている感覚なんです。

ワタシはかなりのドメ男ですがアルザスのフェルベールさんのブランジェリーには行ってみたいと心底思っています。



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そんなフェルベールさんの作ったショコラを国内で食べられる数少ないチャンスがSalon du Chocolatです。



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10個入りアソートはサインを頂いたものです。




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Manjari ガナッシュ66%。 
苦くて酸味がある。



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Pralin Feuillete Noisette 
ヘーゼルナッツをキャラメリゼしていてほんのりと苦みがあります。少量の細かく崩したクレープのサクサク感が楽しい。




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Cannelle ガナッシュ66% 
甘酸っぱくてシナモンがスパイシーです。
シナモンと何か1つ香ります。何ですかねぇ?



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Noisette 
ミルクチョコのガナッシュ。 完全にコンシャージュされたヘーゼルナッツがクリーミーで美味しいです。




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Framboise 
上がけはビター。中のキャラメルフランボワーズのガナッシュはすこし甘みが強い。香りと酸味が鮮烈です。




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Cassis 
やっぱり上がけはビタ一。キャラメルカシスのガナッシュの甘酸っぱさが良く合います。




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Vanilla 
甘みの強いガナッシュには苦みがやや強目の上がけを合わせます。
バニラがおだやかに香ります。




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Passion 
やはり甘酸っぱいです。香りが強めになっています。
さすがに果物を使うのは上手いですね。




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Poivre
70%ガナッシュです。胡椒がキュートに香り、ややスパイシーです。
そこはかとない香りです。





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Spain
蜂蜜 白い花から採れたような香りがするかも?
カモミールかなー?とか思っています。




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Cafe 
甘みが強い。




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Roses 
ガナッシュにはアールグレイが使われています。
アールグレイが強く香りバラは少し遠くでほのかに香ります。 


何を食べても美味しいフェルベールさんのショコラです。

ワタシのような悪人顔のオッサンが幸せ気分になってしまいます。

うっとりとショコラを食べるとこだけは見られたくないですねぇ。



関連:

2007/01/27 クリスティーヌ・フェルベールさんと鍋ツカミ

2006/11/02 フェルベールさんの青いトマトのコンフィチュール

2006/01/25 Salon du Chocolat(サロン ド ショコラ)が始まった。

2005/09/21 フェルベールのジャム

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2007/02/19

OBERWEISのトリュフアソート

Salon du Chocolatのショコラバーで試した20個ほどのボンボン。

そのなかで2つ、ワタシ好みの初めてのメゾンがあったんです。

その1つは先日blogに書いた渡辺美幸さんのラ・プティット・ローズ。(参照:2007/02/15 渡辺美幸さんのメゾン LA PETITE ROSE 時差と奥行きのショコラ)

もう1つ美味しかったメゾンはオーバーワイス(OBERWEIS)でした。



オーバーワイス(OBERWEIS)はルクセンブルグのパティスリーで、これまでたくさんの日本人パティシエが修行していたそう。




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とっても美しいパッケージです。


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今回はトリュフばかり6個入りのアソートを試してみました。



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この6個のトリュフ、それぞれの情報はほとんどありません。

もしかしたら誰かがblogに書いているかも?って思っていたんです。

でも、甘かった。

購入したこと、美味しかったこと、それ意外のことを書いているblogには出会しませんでした。



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こんな場合は箱裏の原材料名がヒントになる気がします。
間違っている気がしますが感じたままに書いてみます。



Oberweis155Oberweis156

白いトリュフ。 
リキュールを使っています。
何だろ? チェリーかオレンジ?
グランマルニエかな。 
甘み控えめで苦みが強いです。



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ラムとレーズンのトリュフ 
やはり甘み控えめ。
香りもいたずらに強調していません。




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バターのトリュフ???
ちょっと油っぽい。上がけはビター。
中のガナッシュはゴマ油を使っているかも?




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アーモンドのプラリネ。
上がけはバニラとミルクのチョコ。アーモンドの粒が入っています。
中はアーモンドのプラリネ。甘みは控えめ。




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バニラとミルクのトリュフ。
甘みが強くべルギーやスイスのチョコのよう。




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ブランデーとコーヒーのトリュフ。 
中のガナッシュはブランデーが強く香る。
上がけにはコーヒーの粒が入っていて良い香りです。
中と上がけが口の中でまじっておいしい。


ツッコミどころ満載の間違いだらけのレビューです。
わかる方が居られましたら、どーか指摘してやってください。


OBERWEISは甘さと香りが控えめで日本的なショコラでした。

答え合わせの意味でも、もう一度食べたいですねぇ。

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2007/02/18

清水牧場の絶品チーズを食べてみた

先日、雪の中、なんとかたどり着いた清水牧場のチーズを食べてみました。




いや、早く食べないといけないものもあったので毎日少しづつ食べていたと言うのが正しいんですけど。





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バッカス
6ヶ月以上熟成の硬質チーズ。
なんと1ホール8キロの大型チーズです。

塩分が少なく優しい味で食べやすいチーズです。
良質のミルクを感じることが出来ます。
しかし旨味はしっかりしていています。
クセは皆無。とっても食べやすいです。



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山のチーズ
3ヶ月以上熟成の半硬質チーズ。
凝縮したミルク感が印象的。酸味が程よい。
塩分は強目で若干にがりのようなエグミが僅かに有ります。 



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森のチーズ 
お食事番長が木の実のニュアンスを感じるというチーズ。皮を一緒に食べても美味しいが、皮を取ると凝縮されたミルク感をより強く感じます。これは美味しい。プニプニの食感が楽しいです。




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プティニュアージュはカッテージチーズかな?
オリーブオイルと塩&コショウで食べました。
ミルク感が強く優しいチーズ。
ホワホワでミルクの味をダイレクトに感じます。




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この写真の手前がバッカス、左上が山のチーズ、右上が森のチーズです。



清水牧場の美味しいチーズたち。そのままでワインとピッタリ合わせるのはなかなか難しいかも。何と言うかチーズが、いや、ミルクが勝ってしまう。
すこし調理したならきっと良く合うと思います。

このチーズたちに合わせたワインは5本。全て果実味の強いものだったんです。乳酸のニュアンスを持ったワインなら良かったかな....。ビールの方が良かった気もします。


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共働学舎のシントコやコバンのようなバターのような甘みを感じるチーズのほうがワタシのようなビギナーには容易なんですよね。



清水牧場のチーズは透き通ったミルクをギュッと凝縮させたチーズ。
きっと春には春の、夏には夏の、同じチーズでも牛の状態で違った味になるんでしょうね。

また、行ってみないとね。
雪の無い季節が良いなぁ。運転大変ですもん。



参照:2007/02/13 清水牧場チーズ工房へ 松本市奈川



清水牧場チーズ工房
長野県松本市奈川51
0263-79-2800
svarasa@avis.ne.jp

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2007/02/16

思わず まいうー!! 洋食 盛よし は やっぱり大盛り 松本

大盛りとセットメニューに目がないワタシ。
松本でスッゲー!!洋食屋を発見です。

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その名も 盛よし 。

前を通りかかったときにピンと来ちゃいました。

入ってみたら案の定....。




この日、ワタシがオーダーしたのは


盛よし風ヒレカツ鉄板焼き!?


何だか解るような解らないような....。


ヒレカツまでは問題ないですよね?
でもそれを鉄板焼き!?

これがとっても良く出来た絶品メニューでした。




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焼いた鉄板の上にフワフワのオムレツを敷き、その上にサクサクのヒレカツを並べて、更に上からエノキダケの餡をかけるというものでした。

何となくカツ丼が逆さまになったイメージ。

適度な餡はヒレカツからサクサク感を奪わない位に程よくのってます。


餡はサッパリとした和風テイスト。大盛のヒレカツが飽きることなくパクパク食べられるんです。

この日は店の窓の外はチラチラと雪が舞う気温。しかし、上にのってる餡と下にある焼けた鉄板のおかげで最後までアツアツでたべられましたよ。しかも、サクサクの食感が生きているんですよねぇ。


寒い日に食べるガッツリメニューとしては最強かも知れません。

いろんなアイデアがあるもんですねぇ。関心しちゃいましたよ。

因に店内は全席禁煙。ますます素晴らしいっス。

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2007/02/15

渡辺美幸さんのメゾン LA PETITE ROSE 時差と奥行きのショコラ

次から次へと美味しいものに出会ってしまうのでblogが全然追いつきません。モタモタしてるうちにどんどん風化していきます。


そんなワケで 伊勢丹 Salon du Chocolat で購入して食したショコラについても少し書かないといけません。

世間的にはもうチョコはウンザリってムードですけどね。
ショコラファンは気温が上がるまでが勝負。まだまだシーズンです。



ワタシはいたずらに香りを強調しないショコラが好みです。
香料を使っていても良いんですけどね、ワタシ的には低評価です。
何と言うか、遠くにちょっと香りがあったりする遠近感のような奥行きがあるボンボンが好きです。


今回のSalon du Chocolatでも例年のようにショコラバーで幾つか(たぶん20個位です)の気になるボンボンを試しました。その中から2つの良いメゾンを見つけたのでアソートを購入したんです。


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その1つがパリの8区でパティスリーをなさっている渡辺美幸さんのLA PETITE ROSEです。ワタシはお食事番長と違いドメ男なので8区と言われても何もイメージ出来ません。浅草6区ならちょっとはわかるんですけどね。

数日前にNHKでショコラティエの特集番組があり(どなたかVTR見せてもらえませんか?)、その番組で紹介されていたバラのボンボンはとても美味しかったんです。

詳しい情報が無い状態でアソートを一気に食べてみました。


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パッションの丸いボンボン。ほのかに香るパッションとミルクが甘く香るガナッシュ。香りは甘いが味の甘みは控えめ。パッションが香ってからミルクの香りがでるまでの時差が良いです。




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甘み抑えめのオランジェ。さりげない甘さ。何と言うか香りが良くちょっと気になる。もう一度食べたい。



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ビターガナッシュのボンボン。



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バラのボンボン。バラのホワイトチョコしートガナッシュと紅茶のガナッシュの二層になっている。ほのかにバラが香るのが堪らない。



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コーヒーガナッシュのボンボン。
酸味のあるミルクコーヒー。甘みが強く苦みがある。余韻が長い。




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ビターキャラメルのトリュフ。甘みと苦みが強い。柔らかい。




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へーゼルのプラリネ。崩した薄焼きクレープのサクサク感とカラメルのほのかな苦みが良い。



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へーゼルのプラリネ。サクサクした食感は同じ。上がけをミルクチョコに替えていて少し甘い。



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アーモンドミルクガナッシュ。キャラメリゼしたアーモンドのツブが入ってる。アーモンドの香ばしさと皮のちょっとした苦みが堪らない。



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ココナッツのプラリネ。キャラメリゼしたちょっとビターなココナッツとミルクの甘みが素晴らしい。




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アーモンドのプラリネ。キャラメリゼしたアーモンドのボンボン。なにか入ってる。ザラッとしている。洗糖かな?クレームダマンド? もう一度食べて確かめたい。





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へーゼルナッツのプラリネ。とにかく滑らかなプラリネ。キャラメリゼしたナッツのちょっとの苦み。




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苦いアーモンドのボンボン。
滑らかなアーモンドのガナッシュ。何かもう1つ香りがあるけどわからない。美味しいなぁ。




わかったよーなこと書いていますがショコラの基本がわかっていないのでツッコミどころ満載です。


さて、渡辺美幸さんのショコラは甘さが控えめで香りが幾重にも織り込まれています。

複雑な香りが1つづつ少し時差を持ちながら解けて行く感覚です。ちょっとエヴァンに近い感覚です。ジロットさんとは対極かもしれませんね。


東京のSalon du Chocolat 2007 では知名度の低さから人気はイマイチだったかもしれません。でも評価したショコラファンは多かったと思うので来年は人気になると思います。いろいろ確かめたいので来年も必ず出品して頂きたいと願っています。

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2007/02/14

ショコラの会 ジュレ・ブランシュ 松本

今回のお食事遠征の目的はズバリ、松本のジュレ・ブランシュで開催されるショコラの会に出席するためでした。



ジュレでは毎月と言っていいほどイベントがあるんです。でも、いつもは平日の夜の開催なので断念。松本までの3時間の壁は厚いです。

今回は前日が建国記念日、当日は振替休日と絶好の連休ですよ。コレはワタシのためのイベントだと勝手に判断。迷わず参加予約してしまったんです。



2月12日 14時からショコラの会は始まりました。

地元のショコラティエ 中沢澄子さんとクーベルチュールの販売会社El Rey JAPANから水野さんが出席してのレベルの高い試食会。




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まず El Rey Japanの紹介。

ベネズエラに本社を持つこの会社は元々カカオの販売を行っていたそうです。

今はチョコレート製造のベースになる原料のチョコレート、クーベルチュールの製造販売をしているのだそう。
カカオではなくクーベルチュールを販売することはポストハーベストを無くすメリットがあるそう。確かに船積みでカカオを運ぶためには防腐剤をたくさん使いそうですよね。


中沢澄子さんはノリの軽いキュートな女性。元々パティシエだったそう。お店を持たずに注文でケーキの卸しをしていたそうです。ところが気がついてみるとショコラを専門に作るショコラティエ状態だったそう。


このEl Reyのクーベルチュールを小さなタブレットにしたものと中沢さんのボンボンショコラを試食です。


おっと忘れちゃいけません。チーズともモチロン合わせます。プティ・ニュアージュ、クリームチーズ、スティルトン、ミモレットとのマリアージュを探ります。


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アルコールはシャンパン、ハイランドパーク(モルト)、リンクウッド(モルト)、ヴァン・ド・ナチュレ、レチョート、ペドロヒメネス、貴腐ワイン。





シャンパンってよくショコラに合うっていうけれど意外と選択が難しいよーです。この日のシャンパンは少し青い香り、下草の香りがするスル・デル・ラゴ70%タブレットが合った意外は単一のカカオのタブレットには厳しかったかな?


モルトには全部合っちゃいましたね。リオカリベ70%タブレットは香りは華やかだけど少し柔らかいニュアンスでちょっと収斂性が有るカカオ。これが特に良く合った気がします。


また、鞣した皮の香りと木のニュアンス、ちょっとスパイシーで遠くに宇須救命丸の香りがするカレネロ・シューペリオールの41%ミルクタブレットはプティニュアージュとクリームチーズに良く合いました。





ぶっちゃけ、この日用意されたチーズは全て完璧。さすがジュレ・ブランシュ。ショコラにもよく合うものばかりでした。



中沢さんにはちょっと謝らなくてはなりません。
せっかくのボンボンだったのにしっかりとテイスティングすることなく、パクパク食べてしまったからです。
いやぁ、美味しかったんですよ。もーとまらなかったもんね。





今回のショコラの会はチーズやショコラに合わせるものを持ってくるようにとお題が出ていました。

ワタシが用意したのは かめびしソイソルト(参照:かめびし 美味しい醤油蔵が伊勢丹に)、マルケ州のフィグログ(参照:食神降臨!! SKISTOS '04 とベジョータとフェルベール)、フェルベールさんのコンフィチュール。(参照:クリスティーヌ・フェルベールさんと鍋ツカミ)

コンフィチュールとフィグログはたぶん合うと思ってましたが、かめびしソイソルトはちょっと不安でした。

しかし、これが意外と良かった。色の濃い三年醸造のほうは何だか使えそうな気がしました。

もしかしたら来年のパリのSalon du Chocolatでどこかのショコラティエがソイソルトを使ったボンボンを発表するかもしれませんよ。


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ワタシは基本的なカカオについての疑問をクーベルチュール販売のEl Rey Japanの水野さんに聞けて楽しい良いイベントになりました。



さて、ジュレ・ブランシュの次のイベントは3月1日に開催される大型モンドールの会です。

さすがに平日は行けませんねぇ。松本に住んでいる皆さんがホントに羨ましいです。



とはいえ松本の某ホテルの会員になってしまったワタシ。これからもジュレ・ブランシュに通う気満々です。


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ありそうで東京には無い店 ジュレ・ブランシュ
次回は7月ごろかな? また必ず行きますよぉ。 

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2007/02/13

清水牧場チーズ工房へ 松本市奈川

お食事遠征、次の目的地は清水牧場。

ブラウンスイス牛の生乳から作られるチーズがメチャメチャ美味しいと評判のチーズ工房です。



以前から気になっていたんですけど、ジュレファンのsakenomiさんのblog、ジュレ・ブランシュ -風便り-で霜田さんが清水牧場を訪問している記事を見て、行かずにはいられなくなったんです。


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場所は野麦峠の近く、旧奈川村。
子供の頃、地元信用金庫主催の子供キャンプで来た事があります。

この日、松本駅周辺は時折、山からの風が黒い雲を運んでいました。が晴れベースのまずまずの天気。

レンタカーで野麦峠に向かうと曇りでした。
奈川ではいよいよ雪です。

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小ちゃなレンタカーのスタッドレスを左右に滑らせながらどんどん登っていきました。


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野麦峠オートキャンプ場から先は冬期通行止め。
そのゲートを構わず進んだ所、旧赤田沢牧場が目指す清水牧場です。

この清水牧場訪問に備え、お食事番長は納豆断ち。
以前、東京農大の微生物の学生さんから納豆菌の強さを聴かされていたからです。
チーズの発酵には納豆菌はいかんだろうと自主判断。さすが番長です。


Shimizu276

いろいろ清水牧場の奥さんに話しを聞いて楽しいひと時を過ごしました。


Shimizu277

肝心のチーズは明日食べる予定です。



やはり今回は報告まで。
感想は食べてからです。




清水牧場チーズ工房
長野県松本市奈川51
0263-79-2800
svarasa@avis.ne.jp



関連:2007/02/18 清水牧場の絶品チーズを食べてみた

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2007/02/12

城戸ワイン 塩尻の小さなワイナリー

この連休を利用して松本方面へお食事遠征してきました。


まず向かったのは塩尻です。
国産のワインで美味しいと思ったものの1つ、城戸ワインに行きました。

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城戸ワインはご夫妻でブドウ栽培から醸造まで行っている小さなワイナリーです。

初めて飲んだのは昨年の夏、松本のチーズとお酒の店 ジュレ ブランシュでした。
生食用品種のナイヤガラで造られたワインは甘い香りに反して辛口のワインでスゴく気に入ったんです。

昨年の秋、市内のワイナリーを無料バスで一回りしながら見学と試飲し放題という夢のようなイベント、塩尻ワイン祭りの時に城戸ワインを訪問する予定だったんですけどね。体調を崩して断念したんです。

11日の日曜日はご主人が若手醸造家の勉強会で東京出張だった為、見学は出来ませんでした。
普段なら1時間位かけていろいろ説明しながら見学させて頂けるとのこと。

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ちょっと残念でしたが今購入可能なワインのなかから数本のワインを入手しました。ファクシミリやメールでも購入できるんですけどね。ワタシは直接話しを聞いてから購入したかったんですよね。

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奥さんからワインの話しをいろいろ聞けました。

今度来る時は畑とか見てみたいです。

さて、ワインの感想は飲んでから。

楽しみです。ムフフ。

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2007/02/10

かとうあすか Apple Store 渋谷で見たライブ

またまたblogの更新が滞ってしまいました。
いつものように連日の夜の街のパトロールです。

昨夜はカルク 宇田川町。その前は野暮用 猿楽町。その前の前は新高円寺の割烹からワインバーに流れて、更に経堂 季織亭。しかも飲み過ぎ。さすがにキツかったです。

そんなワタシ。昨夜の渋谷はちょっとしたイベントに出動でした。

箱根駅伝を見ながらテレビの音を消して At Seventeen を聴いてたら涙腺にグッときちゃった かとうあすか さんのライブを見るためでした。(参照:2007/01/03 LUCCIOLAIO 1997 叙情詩のようなワイン)


Apple Store 渋谷でのインストアライブ。


もちろん かとうあすか さんをみるのは初めてです。

iTunes の音楽配信ではジャズ部門ランキングで1位2位を独占していたらしい。



20時になり、上のフロアから透明の階段を降りてキーボードの前に。

想像していたよりずっとたおやかで美しい。


セットリストはよく覚えてません。

It's Too Late

The Things What We Can

Now You're Not Here

Love Me, Please Love Me

ありがとう

At Seventeen

こんな感じだったかな?

配信されているものを聴くよりライブの方がずっと良い。
ピッチがド正確、ホントに上手い。

Now You're Not Here は特にiTunesより昨夜の方がずっと良かった。サビのちょっと裏声を使うとこにはグッときましたよ。少し抜いて抑えて唄うことがダイナミックスを際立たせている。セクシー!!

カバー曲はどの曲も出来が素晴らしかった。

ビブラートをほとんど使わずしっとり丁寧に歌ったのが良かったと思う。

オリジナル曲は少しコード進行がちょっと塩っぱくなってしまうかな。
歌いかた自体、装飾音が増えて少し重たくなる。声自体はかなり張って歌うからカバー曲のようなしっとり感とは違うかな。

スッゴク上手いんだから余計な装飾音はいらないと思う。

マイルスやコルトレーンみたいにメロディの美しさで勝負できるし。

語るように歌った時の表現力は希有だと思う。


鍵盤はちょっとがんばれ。

凄腕ほのぼのギターの増崎孝司さんに頼りぱなしになっちゃうね。



全国的な知名度は無いけどスゴイ実力をもったアーティストって結構いますよね。

iTunesって他の音楽配信と違ってリアルな実店舗にいるように、特に精度が低いからこそ素晴らしい JUST FOR YOU 機能、コイツのおかげで知る事ができるアーティストや楽曲って結構多いんですよ。

かとうあすか さんもそんな感じで見つけたアーティスト。

SUNDAY MORNING EP3 の配信が始まったばかりなのに次回作が楽しみ。




ライブが終わった後、しとしと雨の帰り道、余韻に浸って歩いていました。

真っ直ぐ帰る気分になれなかったのでクワランカ・カフェへ。




良い音楽に出会えて、なんだか気分が良い夜になりました。




追記:キャニオンさんの指摘からセットリストに間違いがあったことが判明しました。The Things What We Canはワタシの妄想。演奏されてなかったそうです。

どうして というオリジナル曲が3曲目に演奏されてましたね。忘れてました。

どちらの間違いも加齢によるものです。気にしないで下さい。

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2007/02/05

Domaine Sogga Chardonnay 2e cru 2005 ゴチです

先だって小布施ワイナリーを訪問したgentaさん(羨ましいぞ)。

お土産を頂いちゃいました。



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なんと'05のシャルドネ!!
相当美味しいとワイン雑誌や人の噂で聞いていたので興味津々。



でも小布施から持って帰ってくるの重かったでしょ?
なんだか申し訳ないけど、でもすっごく嬉しい。


しばらく眺めてから飲むつもりが、たった1日で好奇心に負けて飲んじゃった。


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プレミアム 辛口白ワイン 
Domaine Sogga Chardonnay 2e cru 2005



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初めは鞣した皮の匂いに黄色い花の香り。

飲んでみると柑橘の皮の香りとモモの甘み。
ローストしたナッツの、ヘーゼルナッツの香ばしい香り。

余韻が意外と長い。

やがてジャスミンの香り。


LUSHの石鹸、Norikoソープの香り。


更に時間が経つと蜂蜜と塩バターキャラメル(C.B.S.)の香り。

昨年、城戸ワインに出会ってから知った美味しい国産ワインたち。
金井醸造(Caney)、サドヤ、旭洋酒(ソレイユワイン)、ヴィラデストガーデン&ワイナリーに小布施ワイナリー(Domaine Sogga)はどれも個性的で美味しいワインたちでした。


まだまだ美味しい国産ワインはあるんでしょうねぇ?

ねぇ、gentaさん。

いや、催促ではありませんよ。

ホントです。ホント。

ただ、まだあるだろーって。

いやいや、催促ではありませんよ。

ホントですよ。ホント。

そんなねぇ。

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2007/02/03

フィリップ・ベルナシオン氏のセミナー 後編

前編からちょっと時間が開いてしまいました。すぐ後編をアップする予定だったんですけどね。
こーゆー時はまず間違いなく飲んでるか二日酔いかのどっちかです。見逃してやって下さい。






では、フィリップ・ベルナシオン氏のセミナー 後編です。




カカオのゴミ等の不純物を取り除く作業ところからベルナシオンのショコラ作りは始まります。木材のチップや石などが混じっているそうです。


チュアオで生産されているカカオはクリオロ種でも希少なモノです。
この種のカカオを中心に幾つかの豆をブレンドします。


そのカカオに経験をつんだ焙煎シェフが火を入れます。
焙煎は豆を焦がす事では無いそうです。あくまでも水分を飛ばすために行うそう。この事はとても重要です。


焙煎されたカカオから表皮を取り、粉砕します。


カカオバターと砂糖と皮ごとのバニラビーンズを混ぜて40時間(!!)コンシャージュ(精錬?)するそうです。(リンツは4時間らしい)。こうすることでパリッとするそうです。

こうして完成したクーベルチュールを使ってショコラを作ります。




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タブレット用のクーベルチュールは75%カカオ。Super Amerはその基本のタブレット。ベルナシオンで1番ビターなものです。パリッとした感覚とお茶のような芳香が印象的です。



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これにナッツ等を加え55%カカオにしたのがAmandine。香ばしさだけでなく味が深まり香りは広がります。優しく少し甘い食べやすいタブレットになります。



このAmandineを木の実で飾ったのが今回タブレットで1番人気、サロン初日に1時間で売り切れたMendiant。あまりにも美しいので食べられません。




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パレドールは手作り。1個1個すべて形が違います。柔らかい55%カカオのミルクガナッシュをパリッとした上がけで包み、あらかじめ金粉を散らしてあるバットに1つづつ置いていきます。そしてフォークで模様をつけて出来上がり。この作業を行うのが勤続35年のベテラン女性たちです。

ミルクガナッシュの柔らかさと上がけのパリッと感。
ミルクガナッシュの優しい甘さと上がけのほろ苦さ。対比が絶妙です。コレは20分で売り切れるのは納得ですねぇ。



今回のセミナー中、フィリップ君はナゼか終始浮かない表情。
講演の最後になってそのナゾが解けました。
せっかく来て貰ったのに商品が何も無い、そのことを彼は気にかけていたんです。セミナー会場にいた参加者に大きな身体を小さくして謝罪しました。

水曜日に2時間で売り切れてから木曜日、金曜日、土曜日と、何も商品が無いブースに彼は座っていたんです。さぞかし居心地が悪かったでしょうねぇ。ちょっと気の毒になりました。


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翌日の日曜日。パレドール、ボンボンアソート、タブレットが再入荷。
寝ていたお食事番長を尻目に朝8時前に地下鉄入り口に並び(カイロが配られた!!)整理券を入手。

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開店を待ち全て1つづつ購入しました。


その時、売り場にいたフィリップ君は、追加の商品が来てホッとしたんでしょう、満面の笑顔でした。
ちょっとキュートな老舗の3代目。フランス人って意外と素朴で素直なんですよね。




そーいえば前編で書き落としたんですけど、自家でクーベルチュールを作るフランスの3店の1つであるプラリュは20年ほど前にベルナシオンで修行(!!)してたんでそうです。
プラリュが産地にこだわるのはたぶんベルナシオンでの経験が原点なのかもしれませんねぇ。




BERNACHON
http://www.bernachon.com/

関連:フィリップ・ベルナシオン氏のセミナー 前編

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