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2006/12/15

翁 達磨 雪花山房 高橋邦弘氏の蕎麦 広島

高橋邦弘氏の蕎麦、一度は食さなければならないとずーっと思っていました。

何度か小淵沢の『翁』に行く機会は有ったんですけどね。
その度にナゼか都合が悪くなり行けなかったんです。

小淵沢なんて大した距離じゃないし、いつか行けるだろーと思っていたんです。そーしたら小淵沢の店をお弟子さんに任せて高橋邦弘氏は広島に....。

いよいよ高橋邦弘氏の蕎麦が遠くなってしまったんです。


2004年に広島に来た時もココに来たかったんですけど、その月は2日しか営業していなくって予定が合わずに諦めていました。


しかし、ついにその時が....。


2006年12月は第1週の土日、第2週の土日、第4週の土日と延べ6日間営業。
ちょうど、営業日にあたってラッキーでした。




広島市内を10時ちょっと前に出てからレンタカーで約1時間。



Daruma015
大丸峯山の麓、竹林の奥に高橋邦弘氏の蕎麦道場『達磨 雪花山房』はありました。

Daruma005

店内は満席。

しばらく待ってカウンター席に案内されました。



メニューはもりそばのみ。

とりあえず1枚頼んでみました。



Daruma002

最初の蕎麦。

美しい。

二八蕎麦。

新蕎麦です。



蕎麦つゆを少しつけて食べてみました。

これが高橋邦弘氏の蕎麦。美味しい。



蕎麦の香りを確かめたい。


蕎麦つゆをつけずに食べてみることにしました。

蕎麦の甘い香り。清廉な香りが脳をくすぐります。


北海道と茨城と長野の蕎麦をブレンドしているそうです。


そのまま蕎麦つゆをつけずに食べ続けます。


少し水分が飛んでいる気がします。
喉をすべらない。

蕎麦の素晴らしい香りは確かめられるけど水分が欲しいのでそばつゆを使います。

やっぱりこの方が良いのかも。





2枚目を頼みました。


今度はお弟子さんではなく高橋邦弘氏が運んできてくれました。

この2枚目は瑞々しい。モソモソ感が無い。

再度、そばつゆ無しで食べてみます。

やはり清廉な甘い香りが脳をくすぐります。
官能的。

今度はそばが喉をすべります。

蕎麦の甘い香りに溺れそうです。






Daruma004

3枚目を頼みました。



3枚目も2枚目と同じく瑞々しい。

今度は積極的に蕎麦つゆを使います。


蕎麦つゆは現代的なドライなもの。

甘さは控えめ。辛さも控えめ。軽い感覚。


鰹の香りも控えめ。蕎麦の香りを支配しない。

ただし余韻が恐ろしく長い。細く長い時間香る蕎麦つゆ。


薬味は柔らかい香りのもの。
ワサビの水分が多く爽やかな味で印象的。


この蕎麦つゆは蕎麦から甘みをぐんぐん引き出します。

どーしたらこの絶妙な蕎麦つゆを作れるんでしょうか?


蕎麦の香りを殺さず、蕎麦から甘みを引き出す。

蕎麦と蕎麦つゆだけで『1つの小宇宙』を成しているんです。

この感覚はずーっと昔、小笹寿司の先代である愛すべき頑固親父 岡田周蔵氏に叱られながら(行く度に無粋なことをしていつも叱られていました。でも叱ったあとで「待ってな。今、あなご焼いてやっから」といって絶品のあなごを丹念に焼いてくれました。優しいひとでした)口に寿司を放り込んで以来の感覚。






自分の中に蕎麦の基準ができました。

たぶん一生忘れない基準になるでしょう。


達磨 雪花山房に行ってホントに良かった。

もしも、再度訪れることが出来たなら、違う面から高橋邦弘氏の蕎麦の美味しさを見いだせる気がします。


その時点での自分のお食事スキルの成長度をはかる尺度になる気がするんです。

ドライだけど官能的。

2006年のワタシは高橋邦弘氏の蕎麦をそう感じました。





達磨 雪花山房
http://www.9638.net/daruma/

〒731-1713 
広島県山県郡北広島町長笹636-1
0826-83-1116

営業日はオフィシャルサイトで確認できます
酒は四季桜を置いています

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コメント

凄い行動力ですね。
私は旅行嫌いなので、長坂も未訪問です。
椎名町のお店も閉じてしまった今は、各地で行われているイベントが味わう唯一の機会です。
高橋氏の行動力も驚異的。
怠惰な私は、恥じ入るばかりです。

投稿: しゅうちゃん | 2006/12/20 00:09

ワタシの場合は行動力があるのではなくてセコイんです。今回のお食事遠征は年末にマイレージが流れてしまうので勿体ないから行きました。
高橋氏は週に4日位蕎麦行脚で移動してるんですよねぇ。凄いエネルギーですよねぇ。

投稿: bleu et rouge | 2006/12/20 12:51

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