cento luci ワイルドに野菜と闘うイタリアン 三軒茶屋
ちょっと野暮用があり小田急線で下北沢へ。
用事を済ませてから気分転換に茶沢通りを歩いて三軒茶屋まで行ってみる事にしました。
歩いてる途中で、茶沢通りから折れて三宿のほうに行ったところにイタリアンがあるという情報を思い出しました。
淡島通りを過ぎ、坂を下り、遊歩道を過ぎたあたりの信号を左に曲がり、太子堂商店街という道を歩いてみました。
結構歩いたところで道が少し広くなってるところがあります。
そこに小さなイタリアンが確かにありました。
白いペンキが古くなって少し枯れた感じの梁にcento luciと書いてあります。
グッジョブ!! ワタシの記憶力。
ランチタイムは14時まで。
13時半だったのでラストオーダーの時間を気にしながら入ってみました。
ランチタイムのメニューはスープにパスタのAセットと、それに温かいサラダが付くBセットの2通り。
A、B、いずれのセットもパスタは4種類の中から選べます。
佐賀産芝エビのパスタを選びました。
まずはスープ。
有機栽培のかぼちゃに山羊のチーズを使った冷たいスープ。
かぼちゃの糖度が高く甘味が強い。そこに山羊のチーズが効いてコクと野趣溢れる香りを加えます。クルトンが以外とたくさん入ってて食感に楽しさが加わります。
あまりの美味しさに一気に食べてしまいました。
タイミングを見ていたシェフが慌てて次のお皿の調理することになっちゃいましたよ。
いきなり美味しいスープが出たので期待値が上がります。
温かい野菜の盛り合せた皿はとびっきりワイルドな味のものでした。
見た目も衝撃的!! いつも行く店 Bel Sole よりある意味スゴイ!?
お皿には何種類の野菜があったのでしょうか。
基本的には塩&胡椒にオリーブオイルのシンプルな味です。
野菜は焼いてあるもの、茹でてあるもの、素揚げしてあるもの、天ぷらになったものと調理方法がそれぞれ違います。
これはワタシのような素人より料理をする人に食べてもらいたいと思います。
手間がスッゴクかかると思います。
甘いものは甘く、ほろ苦いものはほろ苦い。そのままの野菜たちです。
体にパワーが注入された気になりました。
佐賀産芝エビを使ったパスタです。
パスタは墨が練り込んであるタリアテッレです。
香りの洪水。ガッツリした美味しさ。
エビをオイルで一度調理してからパスタに使っています。
優しいのにパンチがあります。ワタシには少し塩分強いかな。
ドルチェはヘーゼルナッツのタルトと、サンブーカ リキュールとチョコレートのアイスです。各々の香りがお互いを引き寄せるようです。リキュールの力だなぁ。
正しい食材を上手く生かして優しいのにパンチがある料理を作る店ですねぇ。
しかし、このランチ、どーにもワインが欲しくなる味なんで我慢するのが大変でした。
これは必ず夜にこないとダメですねぇ。
オープンキッチンの中からシェフが話しかけてきたりして楽しいしね。
cento luci cucina di SUGA は味本位の楽しい店です。
お店もお皿も見栄えを気にしてないのが三軒茶屋っぽくて良いと思います。
店内は全席禁煙。野菜の香りが楽しめます。
cento luci (チャント ルーチ) -cucina di SUGA-
世田谷区太子堂2-4-11
03-5430-6129
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