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2006/06/29

ワインを美味しくする塩チーズケーキ Laetitia 東京で2番目(?)に小さいパティスリー

先日、記事に書いたパティスリーミラベル

2度目に行った時にラジオで紹介されることになったと教えてくれました。

そのプログラムはJ-WAVEで午後から放送されてるRENDEZ-VOUSの14時台、フードライターの大滝美恵子さんが美味しいものを紹介するINNER SKETCHESというコーナーでした。

で、もちろん聞いてみましたよ。

「小さな小さなお菓子屋さん」という括りで、ホントに間口をメジャーで測って小さい店Best3を紹介するってものでした。

やっぱりミラベルは1番小さかった....。

その時紹介された3つの店の中から2番目に小さい店にも興味を持ってしまいました。

と、なったら行くしかないでしょ。


行きました。

小さな洋菓子店 Laetitia (レティシア)です。

場所は世田谷公園の近く、下馬1丁目交差点と蛇崩の信号の間くらい。

店内の床面積はミラベルの3倍は軽くあります。

Laetitia35
生菓子、焼き菓子、ショコラ。
たった1人で女性パティシエが全て作っているのだそう。
相当な働き者だと思いました。

Laetitia47
この日、目を奪われたのは塩チーズケーキです。

オーナーパティシェ自身がワインを飲む為に作ったんだそうです。
とっても美味しそうだったので迷わずゲット。

さっそくワインで試してみました。

Laetitia46
ワインは最近はまっている作り手 Frank Cornelissen(フランク・コーネリッセン)のSUSUCARU(ススカール)。

2004年のNero D'avola(ネロ・ダーヴォラ)100%で人為的なものを極力排除して作られたこの自然派ワインは第1アロマが漬け物の匂い!! 
味もワイルドでクレイジーな暴れん坊。手強い。

そのワインを飲みながら塩チーズケーキを食べてみました。

塩チーズケーキは適度な塩分の生地にイチジクが入り甘みを上手く取り込んでいます。今年食べたスィーツの中でも相当美味しいものです。

その塩チーズケーキを食べてから暴れん坊ワインを飲んでみたら漬け物の香りのワインが黒いベリーのようなワインに変化....。いや、ワタシの感じ方が変わったんです。

素晴らしいマリアージュです。ワインの感じ方が劇的に変化してしまった。

どーやらこの塩チーズケーキはワインから果実の持つ甘味と香りを引き出す力があるようです。

Frank Cornelissen(フランク・コーネリッセン)に勝ったLaetitia(レティシア)!!

次に狙うのは美味しそうだったプリンですねぇ。

東京都世田谷区下馬1-12-4 
 ワールドパレス祐天寺102
03-3424-1006
11:00〜19:00 
月曜定休

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2006/06/27

龍神酒造試飲会

いつかはそんな日がくると思ってました。
遂に恐れていたことが起こってしまいました。

Ryujin81
土曜日の24日はいつもの季織亭で館林の酒蔵『龍神酒造』のプライベート試飲会が開かれました。

龍神酒造からは若くて話のオモシロイ杜氏さんが来てくれました。

ちょっと遅れて行ったためいきなり聞き酒に入りました。

まずは仕込み水。
軟らかい飲み口、甘みがスッと喉にぬけます。
それからエッジが立っていることに気付きます。
軟水なのに意外なほど鋭く直線的な味です。
相対する2つの要素を持つ素晴らしい水です。

と、ここまでは良かったんですよ。

周りには気心の知れた愛すべき酔っぱらい達がいて、季織亭が美味しい肴を用意していて、美味しい酒があって、楽しい杜氏さんがいる訳です。

聞き酒するには上手く心をコントロールしないと集中できない状況です。

で....。心のコントロールに失敗。乾杯モードになってしまいました。

Ryujin94

播州山田錦の龍神(白ラベル)
阿波山田錦の龍神(黒ラベル)
赤磐雄町 純米吟醸 尾瀬の雪解け
特別純米 尾瀬の雪解け
びん囲い本生 尾瀬の雪解け


雄町のしみじみとした香りとほろ苦い旨さの赤磐雄町、香りと余韻がすっごく長いびん囲い本生、米の旨味が凝縮されている特別純米が個性的でワタシ的には気に入ったんですけど、具体的な記憶が....。

酵母や米についても質問したりしたことは断片的に覚えているんですけどblogにまとめるには心もとない。
いろいろ飲んで、いろいろ聞いて、いろいろ話したはずなのですが、何と言うことか、大切なところがすっかり抜けてしまってます。

どの酒も雑味の無い透き通った水と米の美味しさが共通しています。
度を超した酔っぱらいの脳裏に残っている龍神酒造の印象です。

そんなこんなで、今回の記事は酔っぱらいの戯言になってしまいました。

必ずまた飲んでちゃんとフォローするつもりなので今回は許してやって下さいな。

次回からは同じ失敗をしないように何か対策が必要ですねぇ。

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2006/06/23

磯松 飲んでも飲んでも飲み飽きない酒

最近、季織亭でずっと飲んでるお気に入りの酒があります。

Iso021
『無濾過生詰 磯松』

なんと小豆島の酒です。森國酒造という蔵がつくりました。


この酒には飲み飽きない仕掛けが幾重にも施されています。

まず麹米は山田錦なのですが掛米に雄町を選択。
山田錦の酒にありがちなリンゴ香に支配された酒にせず、ボケない輪郭を上手く作っています。

最初に飲んだ時は結構甘い酒だと感じていたのですが、どーも単純に甘いんじゃないんです。

お汁粉や甘酒に塩を少し入れると甘味が増したようにかんじますが、この酒には同じ効果が感じられます。

この酒は少し塩っぱいんです。
たぶん秘密は水にあるんだと思います。仕込み水に塩分があるんだと思います。

先日、御祖酒造の試飲会で杜氏の横道氏は「遊穂には微妙に塩分がある」と言っていたのですが、あちらは塩以外のミネラルを塩っぱいと感じてしまうような気がします。
仕込み水がヴィッテルを柔かくした感じだったので、そう思ってるだけなんですけどね。

磯松にはホントに塩を感じます。

この塩分がやや辛口のこの酒を甘くかんじさせているのだと思います。


磯松は料理に良く合います。
ホントはやや辛口というところがそうさせているのかも知れません。

Iso215
小豆島だからってワケではないんですけどオリーブオイルを、ソテーした女満別 吉田農場のホワイトアスパラに使って食べたら磯松と良く合って美味しかったぁ。

ちょっと苦みがあるイタリア産のホワイトアスパラならさらに美味しい気がします。

和食だけでなくイタリアンにも合いそうな希有な酒。

磯松はそんな酒だと思うんです。

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2006/06/19

パティスリー ミラベル 東京で1番小さな(?)ケーキ屋さん

セタガヤママからほど近い閑静な住宅街に、数件の商店が集まっている一角があります。

その中に長家のように同じ棟に中華料理店と隣あって入っているのが『パティスリーミラベル』です。

Ca330221
うっかり通り過ぎそうな小さな1間程の間口を入ると2畳程のスペースに生菓子のケースと焼き菓子の棚があります。

お客に残されたスペースは半畳ほど。
2人入ればもう誰も中には入れません。

そんな狭小パティスリー ミラベルですがお菓子はどれも美しくて美味しい。

Ca330005
オーボンヴュータンを経て渡仏し腕を磨いた若いオーナーパティシェの心意気が溢れんばかりです。


Ca330228
ここのエクレアは秀悦。
皮にはしっかり旨味が有りクリームはバニラビーンズが香ります。
味は2種類。
チョコとコーヒーがありどちらもとっても美味しい。



Ca330233

焼き菓子ではヴィジタンディーンヌというフィナンシェが気に入りました。
ザクっとしているけどしっとりしている歯応えがたまりません。
バターの濃厚な香りにほのかにアーモンドが香ります。


 

Ca330236
コンフィチュールも季節の果物を使って8種類くらい作っているようです。
ちょっとフェルベールさんのコンフィチュールを小さくしたような瓶に入っています。

最初に試したのはフランボアーズ。
必要最小限の甘みで酸味をちゃんと残しているのが良いと思います。

昨日食べたのはマンゴー&レモン。
これも香りが良く甘みと酸味がしっかりしていて美味しかった。

ケレン味の無い若いオーナーパティシェが誠実に作るお菓子は、また食べたいと思わせる魅力に満ちています。

それに、ちょっとはにかみながら接客してくれる奥さんにもまた会ってお菓子のことを聞いてみたいと思ってしまうんですよ。

小さいけど本道を追求する力を秘めた店。
パティスリーミラベルをちょっと応援し続けたいと思っています。


パティスリー ミラベル
世田谷区桜丘1-8-5
小田急線経堂駅から東京農大に向かい徒歩12分
定休日 火曜

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2006/06/16

人見知りっコ にはちとキツイ 自然食ランチ セタガヤママ

「ランチ 経堂 禁煙」で検索してたらヘンなとこにアタリました。

『セタガヤママ』

Setagaya19
周りは住宅ばかり。
そんな街の一角に、それも民家の隅っこにあるログハウスのお店(?)です。

お店って書いちゃったけどビミョーなんですよ。

入り口で靴を脱いで上がります。
なんだかオーナーのウチに遊びにきたみたいです。

Setagaya17
そこにあるのは自然食の販売スペース。

お客さんは皆お目当てがあるようで「アレ入ったぁ?」なんて言いながら次々にやってきます。

そこを抜けるとキッチンがあり、その更に奥に食事が出来るスペースがあります。
ぎっちり詰めても10席。それ以上はムリだと思います。


玄米ごはんにみそ汁におかず3品で1000円とメニューにあったので、その玄米定食を頼んでみました。

Setagaya18

カブを塩で揉んでゴマペーストで香りをつけたものが美味しかったなぁ。カブの香りと甘みが素晴らしい。

あと豆腐とオカラのしんじょう揚げも美味しい。

キャベツと高野豆腐の和え物はビールに合いそうなトマト味。

素材が良いのでみんな美味しい。

全体的に味付けは自然食を出す店にしては珍しくちょっと塩が強いパンチのある味。

もちろん店内は禁煙。

ここんちに遊びに行く感じなので、オーナーさんと上手くコミュニケーションが出来れば更に楽しいお店ですね。

いろいろ食材のことを聞いたりしたんですけど、営業時間と定休日を聞いてくるのを忘れてしまいました。

トホホ。


セタガヤママ
東京都世田谷区桜丘1-17-11

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2006/06/12

火曜日、白州お野菜天国 Bel Sole

最近、そのblogを見ると行かずにはいられないBel Soleです。

先週は堪らない記事があって2回行ってしまいました。


火曜日は白州お野菜天国。

二十日大根のサラダは先にBel Soleに着いていたあるスジの方に既に食べられていました。
少量残ったものを貪るように食べたらあまりのジューシーさに感嘆の声を出してしまいました。だって根菜なのにジュルジュルですよ!! おいしかったぁ。

 


Bel156
白州の野生の三つ葉をポレンタとゴルゴンゾーラでグラタンに。
野生の香りが爆発する三つ葉はゴルゴンゾーラに負けません。
ポレンタが舌触りと甘みを添えます。


Bel160
この日に飲んだのはFIANO DI AVELLINO(フィアーノ ディ アベリーノ)。
近年、D.O.C.からD.O.C.G.評価になった白ワインです。
カンパーニャ州の地ブドウ、フィアーノを使って作っています。
初めて飲んだのは2003年だったかな?
久しぶりに味わうグレープフルーツのような香りと苦みが懐かしい。

このワインがゴルゴンゾーラと異常なマリアージュ!!
苦みの強いフィアーノが甘くなるから不思議です。


Bel162
白州のシイタケとベーコンの香草パン粉焼き
ブリブリのシイタケをベーコンの塩気で食べます。
ママさん(ワタシよりずっと年下です)のお母様が送ってくれたシイタケ。もちろん軸の部分もおいしく頂きます。
香りが食欲を刺激しました。


Bel167
イベリコ豚のパン粉焼き
イベリコのトンカツです。
アブラがさらっとしていて甘みがあって美味しい。
ワインをゴクゴク飲みながらガツガツ食べる、最近のBel Soleの定番です。


Bel171
そしてロレーヌからのルバーブとイチゴのコンフィチュール。
Blogにいきさつが書いてあってあって興味あったんです。ご相伴にあずかっちゃいました。2つの酸味と香りが素晴らしかった。

この日、ワタシをBel Sole に向かわせた悪い記事はこちらです。

今週はどんな美味しい記事を書くのかと戦々恐々としています。
ナゼならいつも食べ過ぎで、帰ってから悶絶してしまうからです。
ワタシ自身がイベリコ状態、ホントに困ったもんです。

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2006/06/07

Decadence du Chocolat ショコラブームの先駆け 鉢山町

最近、なんだか意味もなく通っているのが Decadence du Chocolat (デカダンス ドゥ ショコラ)です。

鉢山町交番の近く。
ワタシの床屋からは歩いて5分。

でも、床屋のついでに寄る訳ではありません。
わざわざお茶に行ってます。


Sel40
店内はウットリしてしまう美しいショコラがたくさん有ります。
まるでショコラの玉手箱やぁ!! (© 彦麻呂)

ボンボンをつまみながらショコラドリンクを飲む。
至福の時なんですよ。

で、帰りにショコラを選んでお持ち帰り。

Sel45
最近気に入ったのがSel d'Okinawa(セル ド オキナワ)。
沖縄の海塩を使ったショコラです。

Sel47
キューブになってるこのショコラは見た目と違いとても柔らかい。
カカオに生クリームと有塩バターを加えてコクを出したところに塩を入れてあります。
塩バター生チョコって感じです。
コクがあるのにしつこさが無いのが素晴らしいと思います。

塩を使うお菓子は結構多いですが、なかなか美味しいのが無いんですよ。
アンリ・ルルーさんのC.B.S.は別格のおいしさで、その次に美味しいのはコレかな?と、思ってます。

Sel d'Okinawa(セル ド オキナワ)は8個入りが¥1,200、16個入りが¥2,500。

箱を開けたら最後、途中でやめられません。
区切りをつけやすい8個入り2箱が良いんです。




       

東京都渋谷区鉢山町10-13
03-5489-0170
10:00〜21:00 年中無休 
店内は禁煙

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2006/06/05

『季織亭2』1周年&『齋彌酒造』試飲会

いつもの季織亭で4日の日曜日に、昨年から2Fで営業している酒処『季織亭2』の1周年記念のお祝いがありました。

そして、この1周年記念に合わせて宮崎の芋焼酎『導師』と秋田の『齋彌酒造』の試飲会も開催されました。

まず15時から18時までが『導師』の試飲会。
続いて18時からエンドレスで『齋彌酒造』試飲会と2部構成での開催です。

ちょっと都合がつかず『導師』の試飲会は欠席。

齋彌酒造』の試飲会に30分ほど遅れて駆けつけました。

季織亭2階に階段を上っていくと床が抜けそうな位のスゴイ人集りが....。
和室の方にもスゴイ人数が集まってます。
お祝いの花を渡そうにもカウンターに近づけません。
仕方ないので厨房を抜けカウンターの中に陣取りました。

そして『齋彌酒造』の蔵元に促されつつ試飲開始です。

齋彌酒造』は清酒業界で初めて「酒類の有機表示基準」に基づく有機清酒認定を取得した蔵です。

ワタシ的には日本酒に目覚めるキッカケになった酒『美酒の設計』の蔵です。
それ以前は洋酒好きでした。

最近では『雪の茅舎』と『秋田』、2つの素晴らしい酒を作ってくれました。
このblogでも4月に『雪の茅舎』について書いてみたり、それ以前の3月には『秋田』について書いてみたりしていたので良かったら見てやって下さい

まず、仕込み水を飲んでみました。
芯がしっかりして輪郭がはっきりした味です。
中硬水とありますが軟水に近いと思います。
甘みをあまり感じない水です。
気のせいかもしれませんが微量の塩分を感じました。
ご存知の方、間違ってたらコメントで指摘して下さい。


Kinen40

『雪の茅舎 純米吟醸 限定蔵出』
酒こまちの50%精米。甘味が強く余韻にやや苦味がある。


Kinen41
『雪の茅舎 山廃純米』
65%精米。優しく穏やかな酒です。山廃って言われないとわからないと思います。
酸味がよど良く甘みとのバランスが絶妙です。

『雪の茅舎  愛山』
これはちょっと変わった米で作られた酒でした。
この米は『剣菱』さんが少しづつ増やして守ってきた酒米なのだそう。「ちょっと余ったからこれで作ってみたら?」ってことで『剣菱』さんに譲って頂き、作ってみたんだそうです。
甘みが強く余韻が長い気がしました。ちょっと飲んだ量が少なくてこれ以上は書けません。

ここまで飲んだところで空瓶になった酒が出てしまいました。
残念だったのですが飲めなかったものは仕方ない。諦めましょう。

とっても楽しかった試飲会&季織亭1周年記念。
どのくらい楽しかったかはあおひーさんのblogをご覧下さい。

あおひーさんは早くも3回にわたって記事を書いています。
1回目の記事2回目の記事はほぼライブですね。
3回目の記事でもまだ熱い感じが伝わってきますよ。

あれ?あおひーさん、〆の麦そばのことは....? と、振ってみる。

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2006/06/04

世田谷線にタヌキが....

今日はおいしい話しではありません。

でも、もしかしたらおいしいかも?

いや、やめましょう。

Tanuki1

世田谷線の松原駅と山下駅の間、蜂蜜のPoco a Pocoより松原に近いところにお不動さんがあります。

その近くの踏切です。

見ちゃった。

タヌキが....。

いつから住みついたんでしょうか?

この街で生まれ育って何十年のワタシですが、まさかこの街でタヌキを見るとは!?

野生じゃないはず....。

こんな街中には野生が生まれ育つ環境はありません。

どーしてココに住みつくことになったんでしょうか?

飼われていたのが逃げたか?飼っていた人が捨てたか?
そんなとこだと思うんです。

なんだかちょっとかわいそうに見えるタヌキ。
この先、どんな運命が待っているんでしょうか。


願わくばこのタヌキが住民と摩擦を起こさず、また、皆が近づきすぎずに見守ってあげたら良いと思うんですが....。

私もけっして食べようと思わず見守りますから....。

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