『うずら屋』 京橋 大阪
大阪で最後に行ったのが京橋駅から10分程歩いたところにある『うずら屋』です。
何屋さんだかよく解らない状態で行きました。
たどり着いてみると外観がまんま居酒屋じゃないですか。
そーいえば居酒屋も何軒かピックアップしていたんです。まぁ居酒屋もイイかって思って入ってみました。
狭ーい!!
中に入ると驚く程狭い!! 聞いてみたら5坪だそうです。
カウンターに6席、4人掛けのテーブルが1つで10人座れます。
畳1枚分のキッチンで1人が炭火で焼き、もう1人がお酒を注いだり調理をアシストしたりします。
カウンターの両端に店の外に出る引戸があります。
炭火で焼いたものを奥の席のお客さんにだすためには、1度こっち側の引き戸から店の外に出て、今度は向こう側の引き戸から店内に入ってこなくてはなりません。
お客さんは1度カウンターに座ったらもう誰も動けません。
2階があるようです。梯子のような急な階段があります。
屋根裏があってそこにも10席あるそうです。
1階と2階合わせて10坪。20人が入れる? ホント?
凄いトコに来ちゃいました。
さらに驚くのがメニューです。
フランスシャロン産鴨胸肉、イベリコ豚スペアリブ、鳩、フランス産うずら半身焼き、白金豚のパンチェッタ、白金豚ソーセージ、比内地鶏、ホロホロ鳥などたくさんの種類があります。
居酒屋ではなく炭火焼の焼き鳥屋さんでした。
炭火で焼く為のスペースとカウンターは向かい合っていて、キッチンの半分を占めています。
片っ端から頼みたかったのですが東京へのAirの時間が迫っていたので、焼き物10品とサイドオーダー3品、焼酎5銘柄をそれぞれお湯割り。ここまででやめておきました。
アルバイトらしき女性に注文をしたらその女性が焼き場に入り鳥を焼き始めました。
「あら? バイトちゃんが焼いちゃうのかよ?」って思ったのですが、まあ食べてみることにしました。
「すっげー美味しいじゃん!!」
うずらの半身焼きに驚喜しました。
話しかけてみたら、このバイトちゃんと思った女性がなんとオーナーシェフでした。
あえてシェフと言います。真っ当な料理を出してきたからです。
知らなかったとはいえ、失礼しました。
帰京してから調べたらフレンチでシェフをやってたんですんねぇ。
どーりでねぇ....。業態は炭火の焼き鳥屋さんですが、出てくるものはヌーベル-キュイジーヌを感じるものでした。
次から次へと予約の電話がかかってきます。
私は飛び込んで入ってしまったのですが予約しないとまず入れないとの事。
ラッキー!!
ランチで『Le Pilier』に行ったことを話しました。
すると『Le Pilier』の女性シェフもココに来ると教えてくれました。
しかも、あそこも予約しないと週末はまず無理だとのこと。
飛び込んで行ったのがたまたま良かったようです。
知識が無いのが良い方に出ることってあるんですよねぇ。
私はワインには疎いのでよくわからないのですが、30種類ほどあるリストは主に仏産で、産地の特徴あるものをバランスよく置いているようです。
焼酎もたぶん60種類くらいあったと思います。
佐藤、なかむら、村尾など、ややブランドよりかな?
大海酒造は海があったな。東酒造は無かったようでした。
『○西』という芋があり、見た事なかったので飲んでみました。
ちょっと甘さが強いかな? 線が細い感じ。
すっきり感があって軽い飲み口で女性向きかな。
食べたものではツクネがとても美味しかった。
外がパン粉になってるんです。ジューシーで旨味があるツクネにサクサク感が加わり美味しかった。
大好物のセセリもおいしかったし、胸肉のたたきもおいしかった。
失敗したのは『天王寺かぶら』を頼まなかったこと。
次回への宿題ですね。
必ず再訪しようと心に誓いました。
手元に雑誌『pen』の12/1号がある方はp114&p115を見て下さい。
『いま注目の6人 女性シェフの店』という特集記事。
p114に『Le Pilier』が、p115に『うずら屋』が出ています。
つまり、大阪の地図買って、夜中に眠い目を擦りながらマーク付けて持って行ったりせずに、最初っから『pen』を持って行けば良かったってーことですよ。あーあ。
うずら屋
大阪府大阪市都島区都島中通3-5-24
06-6927-3535
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